夢 (映画)

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監督 黒澤明
製作 黒澤久雄
井上芳男
脚本 黒澤明
出演者 寺尾聰
倍賞美津子
原田美枝子
根岸季衣
音楽 池辺晋一郎
撮影 斎藤孝雄
上田正治
編集 黒澤明
配給 ワーナー・ブラザース
公開 1990年 日本の旗
上映時間 119分
製作国 日本
アメリカ合衆国
言語 日本語
制作費 $12,000,000
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キネマ旬報
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』(ゆめ、英題:Dreams)は、1990年に公開された黒澤明による映画作品である。日本アメリカの合作。黒澤は当初、合成場面は従来通り、すべて光学合成で行うつもりであったが、フランシス・コッポラの助言によりハイビジョン(デジタル)合成を本作で初めて導入している(鴉)。また特殊効果にはデンフィルム・エフェクトの中野稔やILMも参加協力した(日照り雨、赤冨士)。

「日照り雨」「桃畑」「雪あらし」「トンネル」「鴉」「赤冨士」「鬼哭」「水車のある村」の8話からなるオムニバス形式。黒澤明自身が見たを元にしている。各エピソードの前に、こんな夢を見たという文字が表示されるが、これは夏目漱石の『夢十夜』における各挿話の書き出しと同じである。

本作は現在入手可能なDVDでは、オープングおよびクロージングのクレジットタイトルは英文字表記となっているが、日本の劇場公開時は当然、日本語表記であった。 なお日本語版にはスティーヴン・スピルバーグ提供とクレジットされているが、英語版にはない。

目次

[編集] あらすじ

[編集] 日照り雨

突然の日照り雨。少年の私は母から「外へ出ていってはいけない。こんな日には狐の嫁入りがある。見たりすると怖いことになる。」と言われるが…。

[編集] 桃畑

姉の雛祭りに遊びに来た友人にお団子を運ぶ。友人は5人来たのに部屋には4人しかいない。姉は間違いだというが戸口に1人の少女が立っている。逃げる少女を追って桃畑に辿りつく…。

[編集] 雪あらし

雪山で遭難した。3人の山仲間と共に3日間歩き続けたあげく幻覚に襲われる。朦朧とした意識の中で雪女が現れた…。

[編集] トンネル

戦地から戻り人気のない山道を歩いているとトンネルに差し掛かる。そのトンネルから犬が出てきて威嚇してきた。犬に怯えながらも無事にトンネルを出られたが…。

[編集]

ゴッホはどこにいるのか。ゴッホの絵画を見ているとその絵の中でゴッホを探していた。彼は「カラスのいる麦畑」にいた…。

この章では、ショパン「雨だれの前奏曲」が使用されている。

[編集] 赤冨士

大勢の人々が逃げ惑っている。何があったのかわからない。目の前では赤く染まった富士山が大噴火を起こしている。原子力発電所が爆発したのだ…。

[編集] 鬼哭

霧が立ち込める荒野を歩いていると後ろから誰かがついてくる。鬼である。1本角を持つその鬼は昔人間だったという…。

[編集] 水車のある村

撮影に使われた大王わさび園水車小屋

旅先で、静かな川が流れる水車の村に着く。壊れた水車を直している老人に出会い、この村人たちが近代技術を拒み自然を大切にしていると説かれ、興味を惹かれる。

老人の初恋の人であった老婆の葬式が行われた。村人は嘆き悲しむ代わりに、良い人生を最後まで送ったことを喜び祝い行進するのであった。

この章は長野県大王わさび農場で撮影された。

[編集] キャスト

括弧内は登場する話数

[編集] エピソード

最後の田舎の風景は探すのに苦労したという。なお、実際に回ってる風車は数台しかなく、他は人が動かしている。宮崎駿はこの風車の美術をやりたかったと対談で語っている。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月18日 (水) 16:38 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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