大久保清

大久保清の最新ニュースをまとめて検索!

大久保 清(おおくぼ きよし、1935年1月17日 - 1976年1月22日)は群馬県碓氷郡八幡村(現高崎市)生まれの元死刑囚窃盗強姦恐喝等の前歴あり。ペンネーム、谷川伊凡。1976年1月22日、死刑が執行された。

目次

殺人

  • 1971年3月31日、群馬県多野郡で17歳の女子高生を殺害
  • 同年4月6日、同県高崎市で17歳のウェイトレスを殺害
  • 同年同月17日、同県前橋市で19歳の県庁臨時職員女性を殺害
  • 同年同月18日、同県伊勢崎市で17歳の女子高生を殺害
  • 同年同月27日、同県前橋市で16歳の女子高生を殺害
  • 同年5月3日、同県伊勢崎市で18歳の電電公社職員女性を殺害
  • 同年同月9日、同県藤岡市で21歳の会社員女性を殺害
  • 同年同月10日、同県前橋市で21歳の無職女性を殺害

犯罪歴

  • 1946年、小学校6年生のときに幼女を麦畑に連れ込み、性器に石を詰め込む。
  • 1952年4月、東京都板橋区の電気店に住み込みで勤めるが、銭湯の女風呂を覗き現行犯逮捕され、店を解雇される。
  • 1953年4月、実家に戻り電気店を開業するも、同業者から部品を万引き示談となり不起訴処分に。
  • 1955年7月12日、伊勢崎市の17歳の女子高生を強姦懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の判決を受ける。
  • 同年12月26日、再び強姦事件を起こすが、被害者の抵抗で未遂に終わる。3年6ヶ月の実刑となり刑務所へ。
  • 1959年12月15日、模範囚として刑期を6ヶ月残し出所。
  • 1960年4月16日、前橋市の20歳の女子大生を自宅に連れ込み襲い掛かったが、被害者が大声をあげて両親に見つかったため未遂に終わる。示談となり不起訴処分。
  • 1965年6月3日、牛乳ビン2本を盗もうとした少年の兄を恐喝し、恐喝および恐喝未遂罪で懲役1年、執行猶予3年の刑を受ける。なお、1962年5月には結婚しこの年に第2子が誕生していた。
  • 1966年12月23日、高崎市の16歳の女子高生を自動車に乗せ、車内で強姦。
  • 1967年2月24日、前橋市の20歳の女子短大生を自動車に乗せ、車内で強姦。その後逮捕され懲役3年6ヶ月の判決を受け、更に恐喝事件の執行猶予が取り消されて懲役4年6ヶ月の刑となる。

生い立ち

  • 末っ子に生まれた大久保は、ロシア人の血を引く母親に溺愛され、成人してからも「ボクちゃん」と呼ばれ子ども扱いされていた。
  • 1962年、結婚。一男一女をもうける。
  • 1963年、谷川伊凡のペンネームで詩集『頌歌』を自費出版。
  • 1971年3月2日強姦致傷(大久保本人によれば合意)で服役していた府中刑務所を出所した後、逮捕されるまでの間、親に仕事で必要だからとねだって買ってもらった当時の最新型スポーツカー、「マツダ・ファミリアロータリークーペ」に乗り、約1000人以上の女性に声を掛け、150人ほど車に乗せ、10数人と肉体関係を持ち、肉体関係を強く拒否した8名を容赦なく殺害、死体を造成地等に埋めて遺棄した。被害届けを出さなかった女性も数知れず、その被害実態は未だに明らかでない。
  • ベレー帽を被ってルパシカを着てスポーツカーに乗りながら、画家を自称し「絵のモデルになってくれませんか?」と片っ端から女性に声をかけていたことから、逮捕当時、ルパシカを着た色魔とマスコミで表現された。ロシアの血を引く甘いマスクと巧みな話術、物腰柔らかな態度、女性達は大久保の魅力に引き寄せられるように車に乗り込んだ。
  • 1971年5月14日群馬県警藤岡警察署逮捕。逮捕後しばらくは暴れ馬のように興奮して、取調室で茶碗を投げつけるなどしていたが、いっぱしの芸術論を披露したりして刑事に誉められていくうちに、「死刑になってもかまわないからすべて自供する」と言って自供。「裁判でも自供は変えない」と断言した[1]
  • 1973年2月22日、前橋地裁で死刑判決。控訴せず判決が確定。
  • 1976年1月22日東京拘置所で死刑執行。死刑執行に対し恐れおののく姿が関連の書籍によって克明に紹介された。執行前からマスコミが拘置所に押しかけ、窓際にたたずむ大久保清をカメラで撮影したり、死刑執行情報をキャッチしたりして、茶の間にいち早く大久保の状況を報道していた。

映画・ドラマ

脚注

  1. ^ 別冊宝島333 隣りの殺人者たち-彼や彼女はなぜ、人を殺したのか(1997年発行)P.172より

関連文献

  • 連続殺人鬼大久保清の犯罪-(筑波昭著、2002年出版、新潮社)

最終更新 2009年10月10日 (土) 14:05 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【大久保清】変更履歴

ご利用上の注意

もっと調べる!