大井川鐵道DB1形ディーゼル機関車
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| 大井川鐵道DB1形ディーゼル機関車 | |
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大井川鉄道DB1 川根両国車両区にて
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| 編成 | 1 |
| 設計最高速度 | 20km/h |
| 全長 | 4980mm |
| 全幅 | 1829mm |
| 全高 | 2438mm |
| 車両質量 | 8.3t |
| 軌間 | 1067mm |
| 編成出力 | 85PS×1 |
| 歯車比 | 6.8:1 |
| ブレーキ方式 | 自動空気ブレーキ |
| 製造メーカー | 加藤製作所 |
| 備考 | 燃料タンク容量:400l(1個搭載) |
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この表について
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大井川鐵道DB1形ディーゼル機関車(おおいがわてつどうDB1がたディーゼルきかんしゃ)は、大井川鐵道が井川線で用いている機械式ディーゼル機関車。
目次 |
[編集] 概説
[編集] 専用鉄道時代
井川線が大井川電力(当時)の専用鉄道であった時代に、市代 - 千頭 - 崎平間の運材輸送を行なうために製造されたガソリン機関車である。
その設計はプリムス製産業用内燃機関車を範とする、当時の加藤製作所製産業用機関車の標準設計に従うもので、ボルトで組み立てられた鋳鋼製の台枠を特徴とする。
大井川電力専用線を762mmから1067mmに改軌した1936年に6両が製造され、1938年にはさらに1両が増備された。7両ともエンジンはブダ製ガソリンエンジン (64PS) を搭載し、機械式変速機とチェーンによる2軸駆動であった。連結器はピン・リンク式連結器(朝顔型連結器)を装備していた。
日本が戦時体制に入った1940年には、全車両が代用燃料化されたが、この時には代用燃料装置を搭載した台車を別に連結して対処した[1]。第二次世界大戦が終わった後もしばらくは代用燃料での運行が続いたが、1950年頃にはガソリンの供給が安定したことから、代用燃料の使用を終了している。また、1953年には全車両のエンジンを東日本重工業製DB5Lディーゼルエンジン (85PS/1,200rpm) に換装している。
専用鉄道が井川まで延長された翌年の1955年10月には2両が増備されたが、これは新造車ではなく、中部電力東上田発電所の建設に使用されていたものであった。この2両はエンジンが当初よりディーゼルエンジンで、日野DA55 (85PS) [2]が搭載されており、連結器も通常の並形自動連結器であった[3]が、他の7両も含めた井川線の全車両が、同年12月に小型の自動連結器[4]に交換された。
[編集] 地方鉄道へ転換後
1959年に井川線が専用鉄道から地方鉄道に転換されると、主に旅客列車の牽引に使用されるようになり、客車への通電用ジャンパ連結器も装備した。当時の井川線旅客列車の所要時間は全線で2時間前後であり、本来は入換・工事用の機関車である本形式[5]での運用は無理があったというが、千頭・井川の両駅に転車台を設置し、長時間のバック運転を解消するなどの対策が行われていたという。多客時には本線で重連運転を行うこともあった。
1962年にはDB4が中部電力の高根水力発電所建設現場に転出、1969年にはDB6も同所へ転出し、7両体制となったが、1982年にDD20形が登場すると、旅客列車の牽引もDD20形で行なうことになり、同年にDB1・2が廃車となった。1984年にはDB3・5・7の3両も廃車となり、後から転入してきたDB8・9だけが残った。
2007年10月現在、地方鉄道の車籍を有する機関車では最後となる機械式ディーゼル機関車であり、イベント時に千頭駅 - 川根両国駅間などで客車を牽引することがあったが、井川線で2009年3月29日より自動列車停止装置(ATS)が使用開始されることにより、ATS装置の取り付けが車体構造上不可能な当機は本線走行ができなくなることから、同年3月28日に行われたさよなら運転をもって本線運用から離脱した。その後は川根両国車両区での入換動車として使用されている。
[編集] 脚注
- ^ ネコ・パブリッシング『RM LIBRARY 96 大井川鐵道井川線』によれば、代用燃料装置を別車体にした上、沿線に製炭所があったことから、代用燃料バスより成績は良好であったという。なお、この時に使用された代用燃料装置が、2007年現在でも千頭駅と川根両国車両区に残っているという。
- ^ その後日野DB31C (85PS/1,200rpm) に換装されている。ネコ・パブリッシング「RM LIBRARY 96 大井川鐵道井川線」によれば、このエンジンは、1968年に廃止となった千頭森林鉄道の機関車の中から、状態のよいものを選んだという。
- ^ ただし、その後の井川線車両の標準の連結器高さ(レール面から640mm)ではなく、普通鉄道と同様の高さ(レール面から880mm)となっていた。現在でも、連結器取付座が残っている。
- ^ 井川線用の小型連結器で、同社では「4分の3自動連結器」と呼称している。
- ^ 工事用の機関車が地方鉄道の車両として車籍登録された例は、日本においては極めて少ない。
[編集] 参考文献
- 保育社「私鉄の車両14 大井川鉄道」
- ネコ・パブリッシング「RM LIBRARY 96 大井川鐵道井川線」
最終更新 2009年11月29日 (日) 17:43 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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