大和路快速
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| 大和路快速 | |
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大阪環状線を走行する大和路快速
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| 運行鉄道事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
| 列車種別 | 快速列車 |
| 運転区間 | 大阪環状線 - 加茂駅・五条駅 |
| 経由線区 | 大阪環状線・関西本線(大和路線) |
| 使用車両 (所属区所) |
221系電車 |
| 運転開始日 | 1989年4月10日 |
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この表について
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大和路快速(やまとじかいそく、Yamatoji Rapid Service)とは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が大阪環状線 - 奈良駅・加茂駅・五条駅間を関西本線(大和路線)および和歌山線経由で運転している列車種別・快速列車の愛称である。
「大和路快速」というのは列車の愛称であると思われがちだが、正確には「紀州路快速」・「みやこ路快速」・「丹波路快速」などと同じく列車種別の一つとして取り扱われているといえる。時刻表や駅での案内もこれらの名称で統一されており、差別化が図られている。
目次 |
[編集] 概要
大阪環状線と大和路線とを直通して運行される列車のうち、大阪環状線内でも快速運転を行うものを「大和路快速」と称している。大阪環状線内各駅に停車する列車は「区間快速」として区別されている。
元々、大阪環状線は東半分(京橋・鶴橋方面)の輸送量が圧倒的に多かったこともあり、西半分(西九条・弁天町方面)の活性化とサービスアップを目的として、大阪環状線内でも快速運転を行うこととなった。関西本線が電化されたこともあり、関西本線と大阪環状線を直通する快速列車を、主に休日昼間に113系を使って運転を開始し、写真にある車両先頭部に「大阪(環状線)〜奈良直通快速」のヘッドマークをつけて運転していた。この列車が好評を得て、後に平日の日中にも拡大されることになった。これが大和路快速の前身である。
民営化された後も113系の運用が続いたが、近鉄奈良線に対抗するためスピードアップとさらなるサービスアップを目的として、1989年に、それまでの113系に代えて221系を関西本線直通の快速列車に投入し、併せて「大和路快速」と名づけられた。転換クロスシートを備えた車両の投入によるグレードアップと、最高速度を120km/hに引き上げ運転時分の短縮を図った結果、所要時間面や料金面では優勢となったが、依然輸送量では近鉄の方が上である。また、今では利用目的によって(難波・阪神なんば線経由で三宮へ行くなら近鉄、天王寺・梅田へ行くならJR)シェアを分け合っている状態である。
なお、環状線直通運転ではあるものの、奈良方面からの乗客の多くが天王寺駅で乗降していること、また天王寺からは運賃の高い地下鉄御堂筋線の利用を避けるために天王寺駅 - 大阪駅(梅田駅)間の乗車に大和路快速を利用している乗客も少なくなく、天王寺駅での乗客の流動が激しい列車でもある。このため、乗降に時間がかかり列車の遅延を引き起こすことも少なくない。
また、久宝寺駅 → 天王寺駅間も、普通電車と久宝寺駅で接続することなどから、1日中混雑している。
加茂駅 - 天王寺駅間と天王寺駅 - 大阪駅 - 天王寺駅間で列車番号が異なり、前者は3000番台+K、後者はKが取れて3000番台となる。
[編集] 運行形態
平日・土休日ともに昼間時間帯は大阪環状線 - 加茂駅間に1時間あたり3本運転されている。また、土休日ダイヤでは朝夕にも運転されているほか、夕方には王寺駅で分割を行い和歌山線に直通する五条行・高田行が併結されている列車も2本設定されている。和歌山線から大阪環状線に直通する列車は設定されていない。
春と秋の行楽期には加茂行の8両編成のうち後ろ2両を奈良で分割して、「山の辺の道レジャー号」として天理駅・桜井駅経由で高田駅まで延長運転されている。
[編集] 停車駅
- 天王寺駅(環状線ホーム) - (鶴橋駅・京橋駅を経由して各駅に停車) - 大阪駅 - 西九条駅 - 弁天町駅 - 新今宮駅 - 天王寺駅(大和路線ホーム) - 久宝寺駅 - 王寺駅 -(この間は各駅に停車)- 加茂駅/五条駅
- 新今宮と大和路快速が停車しない今宮駅は大和路線・大阪環状線共に乗り入れているが、新今宮駅で大和路線 - 大阪環状線に乗り入れ、今宮は環状線ホームを通過する。
- 大阪環状線・大和路線内で大幅なダイヤ乱れが発生した場合は、JR難波発着となる場合がある。
[編集] 使用車種
- 221系で6両または8両編成での運転。
[編集] 旅客案内
大和路快速の下り列車(大阪方面)の行き先は「大阪行き」であるが、大阪駅に到着すると、そのまま京橋駅・鶴橋駅経由天王寺行きとなって大阪環状線を一周する。このため、車両の行き先表示は「大阪環状線」となっている。ただし、車内では「大阪(方面)行き」と放送されており、大阪到着前に「大阪から環状線外回り、京橋・鶴橋方面天王寺行きとなります」と放送されている。
大和路快速上り列車(奈良・加茂方面)の行き先は、始発である天王寺駅の環状線ホームのみ「普通 環状」と表示されており、寺田町駅からは「大和路快速 奈良方面加茂」と表示が変わる。
| 運転方向 | 区間 | 駅の表示 | 車両の表示 |
|---|---|---|---|
| 下り 環状方面 |
加茂駅 - 天王寺駅 | 大和路快速 大阪 | 大和路快速 大阪環状線 |
| 新今宮駅・弁天町駅・西九条駅 | 大和路快速 大阪方面 | 大和路快速 大阪環状線 | |
| 大阪駅 - 寺田町駅 | 大和路快速 天王寺 | 大和路快速 天王寺 | |
| 上り 加茂方面 |
天王寺駅(環状線ホーム) | 普通 環状 | 普通 大阪環状線 |
| 寺田町駅 - 郡山駅 | 大和路快速 奈良方面加茂* | 大和路快速 奈良方面加茂** | |
| 奈良以遠 | 大和路快速 加茂 | 大和路快速 加茂 |
- *印は、和歌山線へ直通する列車を併結する場合は「大和路快速 奈良・高田」もしくは「大和路快速 奈良・五条」、山の辺の道レジャー号として奈良から桜井線に直通する列車を併結する場合は、「大和路快速 加茂・高田」と表示する。
- **印は、和歌山線または桜井線に直通する列車を併結する場合は、それぞれの車両の行先が表示される。
- 和歌山線へ直通する列車は王寺から快速、桜井線へ直通する山の辺の道レジャー号は奈良からレジャーとなる。
運行開始直後は純粋に「大和路快速 加茂」行きの表示であったが、JR神戸線・JR京都線の新快速などと同様、1997年から「奈良方面」という表示が加えられ、運転開始から2002年ごろまでは寺田町駅 - (鶴橋駅・京橋駅) - 大阪駅間も「大和路快速 奈良方面加茂」、始発の天王寺駅環状線ホームでは「大和路快速 大阪環状線」の表示であった。それ以降、天王寺駅 → 京橋駅 → 大阪駅間は、列車の表示は「普通 奈良方面加茂」、駅や車内では「大阪まで普通、大阪から大和路快速の加茂行」と表示するようになっていた。これは、始発の天王寺で大阪環状線経由と知らずに乗車した人からの抗議が後を絶たなかったため、苦肉の策としてこのような表示となっていた。駅で掲示・配布されている時刻表も同様の表示に改められていた。当時、京橋駅 - 大阪駅間の途中駅を通過していた関空快速・紀州路快速との区別という意味合いもあった。なお、奈良方面から大阪行きの大和路快速に関しては、1990年ごろより加茂駅・奈良駅 → 大阪駅間が「大和路快速 大阪環状線」で運転し、大阪駅からは「普通 天王寺」の表示にするというスタイルが定着していた。
しかし、寺田町駅 - 天満駅間の各駅から福島駅・野田駅・大正駅・芦原橋駅・今宮駅の大和路快速が通過する駅に行く旅客には紛らわしいという面もあった。特に区間快速も環状線東部区間では「普通 奈良方面加茂行き」で運転されるためなおさらであった。2008年3月15日のダイヤ改正からは、関空・紀州路快速の環状線内停車駅が大和路快速と共通化されたこともあり、始発の天王寺駅環状線ホームを除き、「大和路快速」の方向幕を表示する運行開始当初のパターンに戻っている。また、環状線外回りとなる大阪駅 → 京橋駅 → 天王寺駅間でも、「大和路快速 天王寺」の表示になった。なお、ダイヤ改正にあわせて「大和路快速」の種別幕の下部に大和路線のラインカラーである緑色のラインが追加されている。
[編集] 沿革
- 1973年(昭和48年)10月1日、関西本線湊町駅(現・JR難波駅) - 奈良駅間が電化。これにより大和路快速の原型となる大阪環状線直通快速が、休日の昼間時間帯のみ運転開始。
- 1974年(昭和49年)7月20日、大阪環状線直通快速の運転を平日昼間にも拡大。
- 1989年(平成元年)3月13日、ラッシュ時、夜間に大阪環状線直通の区間快速(大阪環状線内各駅に停車)が運転開始。
- 4月10日、大和路快速の名称がつけられる。
- 1997年(平成9年)3月8日、昼間は基本的に加茂駅までの運転になる。ラッシュ時を中心に環状線直通の区間快速が増発され、221系も同種別の運用に入る。
- 2001年(平成13年)3月28日、久宝寺駅が停車駅に追加される。
- 2008年(平成20年)3月15日、方向幕にラインカラーが追加される。
[編集] 関連項目
最終更新 2009年12月7日 (月) 05:37 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【大和路快速】変更履歴





