大平山元I遺跡
大平山元I遺跡の最新ニュースをまとめて検索!
大平山元I遺跡(おおだいやまもといちいせき)とは、青森県外ヶ浜町にある、縄文時代遺跡である。
この遺跡から発掘された縄文土器に付着した炭化物のAMS法による放射性炭素年代測定法[1]の算定で16,500年前(暦年較正年代法による)とされ、世界最古の縄文土器とも言われている。
外ヶ浜町山元地区にはI〜IV遺跡、墓地公園遺跡などいくつもの縄文遺跡が発見されているが、このうち太平山元I遺跡が縄文時代草創期の遺跡である。 これらから出土した石器や土器は、大山小学校の跡の大山ふるさと資料館に保存されて自由に見学ができるようになっている。
太平山元I遺跡は、現在は民家と民家の間に挟まれた狭い空き地にある。田の近くにあるため、縄文時代には湿地帯のすぐ近くの小高い場所だったと思われる。
太平山元I遺跡からは石斧や石核、石鏃などの石器も発掘されている。ほとんどの石器の材料は地元の川から採れる頁岩からできているが、中には青森県鰺ヶ沢町から持ってきた黒曜石からできている石器もある。
1975年とその翌年には青森県郷土館が、1998年に蟹田町教育委員会により発掘されている。
土器はすべて小破片で形の分かるものはないが、文様はなく平らで角張った底の土器である。土器の内側には炭化物がついており、食料の煮炊きに使ったものであることがここから分かる。
また、石鏃も日本でもっとも古いもので、これは日本で最も古い弓矢の使用を示す。
1998年の民家の建て替え工事に伴い、蟹田町教育委員会が行った発掘調査によって、世界で最も古いともいわれる土器が発掘されることになった。
[編集] 脚注
- ^ 名古屋大学中村俊男教授の測定。サンゴの年輪中のC14(放射性炭素)濃度の変動をもとに、実際のC14年代測定値を補正した値である。
[編集] 関連項目
最終更新 2009年8月12日 (水) 06:53 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【大平山元I遺跡】変更履歴


