大正製薬

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大正製薬株式会社
Taisho Pharmaceutical Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 4535
略称 大正製薬
本社所在地 日本
〒170-8633
東京都豊島区高田三丁目24番1号
電話番号 03-3985-1111(本社代表)
設立 1928年5月5日
業種 医薬品
事業内容 大衆薬、医薬部外品
代表者 代表取締役社長 上原明
資本金 298億400万円
売上高 連結:2,496億5,500万円(2008年3月)
総資産 連結:6,319億(2007年3月)
従業員数 連結:5,327名
単体:3,478名(両方とも2008年3月)
決算期 3月
主要株主 上原記念生命科学財団 13.4%
上原昭二 11.4%
関係する人物 石井絹治郎(創業者・初代社長)
外部リンク www.taisho.co.jp/
  
大正製薬本社(東京都豊島区

大正製薬株式会社(たいしょうせいやく Taisho Pharmaceutical Co.,Ltd.) は、石井絹治郎が設立した東京都豊島区高田に本社を置く製薬会社である。栄養ドリンクのロングセラー「リポビタンD」の製造発売元として、その名を広く知られている。

目次

[編集] 概要

1912年大正元年)に石井絹治郎が設立した大正製薬所を前身とし、1928年に株式会社大正製薬に改組された。

ワシのマーク」の社章で広く知られ、一般の薬局ドラッグストアで市販される大衆薬ではトップシェアを誇る。創業者の時代より無借金経営で知られる(連結ベースでは子会社に短期借入金があるが、長期借入金は連結ベースでも全くない)。

2001年9月に田辺製薬(現・田辺三菱製薬)との経営統合が発表されたが、同年12月に白紙撤回を発表。2002年10月に富山化学工業の第三者割り当て引き受けを実施。子会社とし、両社の医療用医薬品の営業販売部門を折半出資した大正富山医薬品へ移行した。同社のマークは 山の上にワシが飛んでいる物である。

初代社長の死去により、2代目社長に息子、石井輝司 が就任し、その後に上原正吉が第3代目社長として就任した。上原正吉が社長に就任する際、株で半ば強引に乗っ取り、その後、当時多数勤務していた創業者一族である石井家と、その親族(石井絹治郎の妻ムメ方の豊島家一族など)を大幅に解雇するなど、創業者一族である石井家とその親戚筋とは確執がある。


養命酒製造は大正製薬の持分法適用会社である。

なお、同じ製薬会社の大正薬品工業大正薬化工業とは資本・人材面を含めて一切の関係はない。

[編集] 沿革

  • 1912年10月 - 泰山堂薬局を経営していた石井絹治郎が「大正製薬所」を創業
  • 1927年 - 咳止め薬「パブロン」発売
  • 1928年5月 - 「株式会社大正製薬所」設立
  • 1946年 - 上原正吉が社長に就任
  • 1948年5月 - 社名を「大正製薬株式会社」に改称
  • 1953年6月 - 皮膚病薬「ダマリン」発売
  • 1955年7月 - 「ワシのマーク」を採用
  • 1957年9月 - 目薬「アイリス」発売
  • 1960年10月 - 鎮痛剤「ナロン」発売
  • 1962年3月 - 「リポビタンD」発売
  • 1962年12月 - 初めての無臭性エアゾル殺虫剤「ワイパアエースゾル」発売(76年「大正殺虫ゾル」に名称変更)
  • 1963年6月 - 一社提供番組『大正テレビ寄席』(NET→テレビ朝日)放送開始
  • 1963年9月 - 東京証券取引所第2部上場
  • 1965年2月 - アンプル入り風邪薬の死亡事故続発により「強力パブロン」販売中止
  • 1966年8月 - 東京証券取引所第1部上場
  • 1972年4月 - 住友グループと業務提携開始
  • 1974年7月 - 総合研究所 竣工
  • 1974年10月 - 温感鎮痛プラスター剤「カプシプラスト」発売
  • 1976年3月 - 「ワシのマークの大正のゴキブリゾロゾロ・ローキャッチ」発売。長いネーミングと、滝口順平の独特のナレーションによるTV-CMが話題に。
  • 1977年4月 - 「ワシのマーク」の正章と略章を廃止し、肉太に修正した「統一章」を制定し使用開始
  • 1977年4月 - 本社新社屋竣工
  • 1978年 - 長年使用してきた殺虫剤ブランド「ワイパア」を「大正」ブランドに変更。これを皮切りに「ダマリン(皮膚病薬)」「パレン(胃腸薬)」なども、「大正」ブランドにスイッチ(以降1980年後半まで、新商品名に「大正」を冠けることが多くなる)。
  • 1978年6月 - 一社提供番組『大正テレビ寄席』放送終了
  • 1978年8月 - 「大正漢方胃腸薬」「大正胃腸薬」発売
  • 1978年10月 - 一社提供番組『演歌の花道』(テレビ東京)放送開始
  • 1983年3月12日 - 上原正吉名誉会長死去
  • 1987年9月 - スイッチOTCかぜ薬「パブロンS錠」(基準外成分2種配合)発売
  • 1987年11月 - 痔疾治療薬「プリザS」(静止型坐剤)発売
  • 1988年1月 - スイッチOTC水虫薬「ダマリン液」「ダマリン」発売
  • 1989年3月 - ゴキブリ用誘引駆除剤「コンバット」発売
  • 1990年10月 - スイッチOTC解熱鎮痛薬「ナロンエース」発売
  • 1991年6月 - 抗生物質「クラリス錠200」発売
  • 1997年 - P&Gグループ(日・米)から便秘薬「コーラック」の日本国内の製造販売権を譲受
  • 1999年4月 - 規制緩和に伴いコンビニエンスストアなどでリポビタンD(医薬部外品)の販売開始
  • 1999年6月 - 日本初の壮年性脱毛症における発毛剤「リアップ」発売(アップジョン社が開発し、海外の販売名はロゲイン
  • 1999年9月 - 殺虫剤部門を2000年3月で終息し、「ワイパア」ブランドの商標使用権を製造権と販売権に分割貸与する、と発表。2000年1月、製造に関する商標使用権はこれまで製造をしていた5社に貸与し、実質的に事業撤収した。販売に関する商標使用権は白元に。
  • 2000年9月 - 一社提供番組『演歌の花道』放送終了
  • 2002年5月 - P&Gグループ(日・米)からヘルスケア製品ブランド「ヴイックス」の日本国内の販売権を譲受
  • 2002年8月 - 富山化学工業株式会社と資本及び業務提携を発表
  • 2002年10月 - 「大正富山医薬品株式会社」設立
  • 2005年7月 - 養命酒製造との業務提携を発表
  • 2008年2月 - ビオフェルミン製薬の株式公開買い付け(TOB)による子会社化を発表
  • 2008年2月 - 富山化学工業ならびに富士フイルムホールディングスとの戦略的資本・業務提携を発表。富山化学工業が行う第三者割当増資を引き受け、最終的に富山化学工業を富士フイルムHDとの合弁会社とする方針。

[編集] 発売品一覧(大衆薬医薬部外品など)

[編集] 宣伝活動

[編集] 歴代キャッチコピー

  • ワシのマークの大正製薬
  • 技術は人にあたたかい Medical Frontire(メディカル・フロンティア)」1990年代中期~
  • いつも、そばにいるよ。あなたのメディカルパートナー」 2000年代中期~
  • Self-Medication(セルフ・メディケーション) 健康から未来を考える」 現行

[編集] 主なCM出演者

現在過去問わなく
  • 大正漢方胃腸薬
小林桂樹宇津井健田中邦衛中村雅俊渡辺徹長塚京三
上記の他にCBCテレビノブナガ』とのコラボレーション企画として小泉エリが主役を務めたCMが中京ローカル限定で放送された。
  • リポビタンD
宮本敏雄王貞治宝田明高橋英樹勝野洋宮内淳真田広之渡辺裕之野村宏伸前園真聖ケイン・コスギ宍戸開山口達也
  • パブロン
乙羽信子武原英子長山藍子中田喜子川谷拓三愛川欽也榊原郁恵近江俊郎坂上二郎三田佳子後藤久美子小田茜末永遥西秋愛菜小林沙弥杉本友莉亜瑠川あつこ竹下景子 
  • パブロンエースAX 
水野真紀仲村トオル
  • ナロンエースR
ユースケ・サンタマリア
  • ナロンエース
風吹ジュン夏川結衣
  • メンフラハップ
江川卓
  • ダマリン・プリザエース
筧利夫
  • ダマリングランテ
モグランテ
  • コーラック
飯島直子→コーラッコ
  • ゼナ
所ジョージ高橋克典→真田広之→岸谷五朗
  • リアップ
中村雅俊→椎名桔平
  • アルフェ
木村佳乃京野ことみ小西真奈美
  • カプシプラスト
前川清
  • メンフラ
角川博あのねのね船越英二

[編集] スポンサー番組

※一部一社提供あり

[編集] テレビ

現在
過去

[編集] ラジオ

[編集] その他

[編集] 「ワシのマーク」由来

1955年から社章として用いられている「ワシのマーク」だが、これは当時社長であった上原正吉が、自身の出身地である杉戸町埼玉県北葛飾郡)の形を模したと言われている。

[編集] 商品の譲渡・譲受

「コーラック」「ヴィックス」ブランドの譲受
P&G(厳密には日本法人のプロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インク、リチャードソン・ヴイックス(日本法人はヴィックス譲渡時に解散)と、日本法人であるマックスファクター(株))から、コーラック(便秘薬。国内シェアトップ)と、ヴィックス・メディケイテッド ドロップ(口腔咽喉薬)/ヴェポラッブ(鼻づまり改善薬)の日本における販売権を取得。クレアラシル(ニキビ治療薬)は譲受せず。
なお、日本以外の事業(kaz社製のVICKS加湿器の国内発売を除く)については米P&Gグループが引き続きブランドを保有し、事業展開している。
ゴキブリ用「コンバット」のライセンス契約を解消
1989年にゴキブリ用誘引殺虫剤の「コンバット」をクロラックス社から導入し事業展開していたが、同社との契約解消により1997年4月に同事業から撤退(後に大正が有する「ワイパア」ブランドで名称と処方を変更して発売)。
なお「コンバット」シリーズは同年より、家庭衛生用剤事業でクロラックス社と提携関係にある、金鳥ブランドの大日本除蟲菊から発売されている。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月19日 (木) 03:04 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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