大相撲中継

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大相撲中継』(おおずもうちゅうけい)は、大相撲取組の模様を中継するテレビラジオの番組である。

2009年7月現在、生放送で中継しているのは日本のメディアではNHKのみで、民放については録画放送かダイジェストの放送、または主催しているトーナメント大会や有名力士の断髪式の中継にとどまっている。

目次

[編集] NHKにおける大相撲中継

[編集] 概説

  • 毎年、奇数月(1357911月)に開催される大相撲取組の模様を連日、開催会場から中継している。
  • 放送開始時間により放送する番付格が異なっている。最も長く放送するBS 2では1-12日目及び14日目、千秋楽三段目上位、13日目は同中位から、総合テレビでは十両から放送するが、ラジオ第1は幕内のみ。
    • 以前は総合テレビでは幕下上位5番、13、14日目のBS2では序二段上位の取組が放送される場合も多かった。2004年1月の関取増員により十両以上の取組が増えたため、それ以降はこれらの取組が放送されるのは取組進行が大幅に遅延した場合に限られている。
  • BS 2デジタル放送では2006年11月場所より16:9のサイズで放送されるようになった。BS 1デジタルで振り替え放送される場合も同様。
  • 以前総合テレビでは中継開始時に取組が行われていた場合はオープニングを省略し、右下に「大相撲○○場所○日目」のテロップを表示して取組の模様を流し、終了後にオープニング映像を流していた。2006年3月場所からはオープニング映像がリニューアルされ、必ず中継開始と同時にオープニングが流されるようになった。中継開始が遅い場合はテロップ表示のみでオープニングは流されない。
    • BS 2ではこれに伴い、総合テレビの中継開始と重なった取組は千秋楽を除き、取組中であっても強制的にオープニングが挿入され、途中で中断されるようになった。リニューアル当初は取組をVTRで流すこともなかったが、現在はVTRを流している。しかしその後も時間一杯の仕切りで両者が塩に分かれたところで総合テレビの中継開始となり、オープニング映像の後でも十分立合いに間に合うタイミングであったにもかかわらず土俵上の一番を無視して前日の両横綱の取組の映像を流すなど、依然衛星放送の視聴者を軽視する傾向が続いている。近年は立ち合い前にカメラを切り替えることが多い。2009年5月場所13日目では総合テレビの中継開始と取組が重なったがオープニングは挿入されず、そのまま取組が中継された。
  • BSでは国会中継や特別番組等により頻繁に放送が短縮、あるいは中断するため、通常通り放送されるケースのほうが少ない場所もある。

[編集] 放送場所と担当局

[編集] 波別の原則放送時間

2009年7月現在。すべて日本時間表記。

総合テレビ
  • 平日
  • 土曜日日曜日祝日 15:06-18:00(初日にこの時間通りに放送されるのは稀)
    • いずれも本来はニュースの後15:05~(しかし、祝日の場合はその日の番組構成によって異なる)
ラジオ第1
  • 千秋楽以外 16:05-18:00
  • 千秋楽 15:30-18:00
BS 2
  • 土曜日 13:28-18:00
  • 土曜日以外 13:00-18:00
NHKワールド・プレミアム
JST16時台から。千秋楽のみ15:30から。
なお、JST5時台に1時間ダイジェスト版の時差放送あり。
NHKワールド・ラジオ日本
JST16時台から(平日は16:05、土日は16:15、千秋楽は15:30。)
以前はJST17時台からの放送だったが、ラジオ第1同時放送枠拡大により現在の形態となっている。なお国会中継や選抜高校野球中継などラジオ第1放送の編成状況により、JST17時台からの放送となる場合がある。また取組の途中であっても、時報1分前(16:59)に日本語放送の周波数案内が流れる(18時前の案内は放送されない)。

[編集] 放送時間の特例

  • 国会、その他のスポーツイベントの中継、その他特別番組などのため時間帯が短縮される場合があるが、総合テレビでは17時台は必ず放送される。総合テレビで放送できなかった幕内の取組がある場合はVTRを流す。
  • 取組の進行状況によって18時の時点で結びの一番が終わっていないか、およそその前30秒以内に終わった場合(千秋楽は表彰式が始まらない場合)は、全ての取組が終わるまで(千秋楽は表彰式の優勝インタビューまで)1分単位で延長。その際、18時台の番組の開始時刻が変更されるが(大幅な延長時間があった場合は予定していた収録番組を後日振り替え放送されることがある)、『ニュース7』の始まる19:00以降は通常編成に戻る。
  • 放送局によっては予告の時間より遅く放送開始される場合がある。
  • やむを得ずに放送できない場合は、それぞれ次のように振り替えることもある。
    • 総合テレビ→教育テレビ
    • ラジオ第1→FM(音声はモノラル)
    • なお、BS 2は通常通り。但し、国会中継がある場合はBS 1で15:15から放送(ただし、十両・幕内の取り組みにおけるリアルタイム字幕放送は行われない)、BS 2では国会中継終了後からの放送となる。その場合は15:25から15:55までL字画面で東京マーケット情報が、16時台の中入りの休憩時間にNHK BSニュースが挿入される。
過去に教育テレビ・FMで放送した主な事例
この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています
  • 1991年1月場所=湾岸戦争報道のため(当時、教育テレビのステレオ放送は関東・東海・近畿地方のみ実施でほかの地域はモノラル放送だった)。
  • 1995年1月場所=阪神・淡路大震災報道のため。近畿地方は震災報道(安否情報を放送)のため、BS2でしか視聴できなかった。
  • 2000年9月場所=シドニーオリンピック開会式のため。
  • 2002年9月場所=日朝首脳会談のため。この時には、小泉首相訪朝の日時はわかっており推移にかかわらず訪朝特番は確実だったにもかかわらず新聞のテレビ欄には「総合テレビで相撲中継」と記載されていた、
  • 2003年3月場所=イラク戦争報道のため。
  • 2007年1月場所七日目=北西太平洋を震源とする地震で津波警報・津波注意報発令による緊急報道のため。
BS 2に関する事項
NHKワールドに関する事項
  • 総合テレビと同様、中断ニュースがある。
  • 津波関連などの緊急報道がある場合は休止されることがある(プレミアムTVでは状況により中断ニュースのみでノンスクランブル放送を行う場合がある)。
  • プレミアムTVでは、JST16時台は総合テレビやBS 2で国会中継が行われる場合でもBS 1で放送されるため、部分休止になることは全く無い。
  • NHKワールド・ラジオ日本ではラジオ第1放送がJST16時台に国会中継が組まれている場合はラジオ放送の中継自体行われないため、16時台のみFM放送や地上デジタルラジオ実用化試験放送番組の時差放送に差し替える。

[編集] かつての放送

  • BS hiでは、2007年3月場所まで16:00-18:00の枠を使って中継が行われていた。
  • 過去にBS 2を使って1989年7月場所から1991年11月場所までの間、夕方17時台(通常の平日は14時台)にハイビジョン伝送実験として大相撲中継が公開された。1992年1月場所以後2000年11月場所までは、旧ハイビジョン推進協会主催のBS-9chで生中継された。

[編集] テレビ中継の概要

テレビの中継放送では幕下、十両、幕内の3部構成であり、実況アナウンサー、解説者はその都度入れ替わる。但し、2007年11月場所初日では岩佐英治が幕下から十両までを担当した。 ラジオは幕内のみの中継であるためアナウンサー、解説者は交代しない。但し、平日の一部日程では、アナウンサーの交代を行う場合があるが実況とリポーターを半々で務める形で担当する。

[編集] 幕下

BS 2の中継開始から十両土俵入り前まで(三段目上位と幕下中位までの取組)を担当する。

正面に実況アナウンサーと解説者、向正面にリポーターとしてNHKのアナウンサーが座る。解説は概ね若手の年寄が担当するが、八角親方(元横綱北勝海)、友綱親方(元関脇魁輝)、佐渡ヶ嶽親方(元関脇琴ノ若)など幕内の取り組みで解説経験のある親方も座る事がある。

その他稀に向正面にゲストが招かれることや若者頭が解説を務めることがある。

2009年1月場所より、序ノ口からの取組結果紹介時に非技や珍手の場合を除き決まり手が発表されなくなった。理由は不明。

[編集] 十両

十両土俵入りと幕下上位、十両の取組を担当する。

正面に実況アナウンサーと解説者(年寄)、向正面にリポーターとしてNHKのアナウンサーという構成は同じで、十両土俵入り前にアナウンサーの交代時間を利用して、過去の場所の思い出の取組などが放送される。千秋楽は総合テレビの中継開始と同時に幕内担当と交代する場合もある。

[編集] 幕内

幕内土俵入りから結びの一番までを担当する。

正面に実況アナウンサーと解説者、向正面にも解説者が座り、リポーターにNHKのアナウンサーが東西に配置される。なお、1980年代前半ごろまでは、向こう正面にも解説者のほか実況アナウンサーが座っていた。(メインの実況は正面放送席のアナウンサー)

解説には、年寄のほかにNHK専属の解説者(協会を退職した元力士・年寄)も加わる。ここ数年は、初日と千秋楽は解説が専属解説の北の富士勝昭舞の海秀平、実況が藤井康生アナウンサー、刈屋富士雄アナウンサー、吉田賢アナウンサーのいずれかが務めるという形が恒例である。

中日(8日目)や祝日には、好角家の著名人がゲストに招かれることが多い。ゲストが招かれた場合は向正面には解説者は入らず、アナウンサーが座る。

2006年1月場所までは千秋楽(15日目)の最後にはその場所のエンディングとして1分30秒のダイジェストを流していた。1分30秒が基本であるが、名力士の引退などがあると2分を超える場合もある。平成15年1月場所の横綱貴乃花の引退時には2分30秒であった。エンディングに使われる曲はNHKがこのために作ったオリジナルのものである(一部グスターヴ・ホルストのJupiterを使った例もある)。ダイジェストの傾向としては、その場所の活躍力士、好取組を中心とし、最後は優勝力士が賜杯を受け取るシーンで終わる。現在はフルバージョンは使用されておらず、2006年3月場所、5月場所は優勝決定戦のためダイジェストなし、同年7月場所以降は優勝が決まった取組の映像に30秒以内の短縮バージョンを流すのみとなり、時間が充分あるにもかかわらずダイジェスト自体が放送されない場合もある。

以前は「連続リプレイ」として幕内の取組をBGMに乗せて連続で再生していたが、BGMは開始後数日でなくなり、後に「連続リプレイ」の名称も使用されなくなった。現在では放送頻度が減っており、BSで総合テレビの5時のニュースの間に流す程度で、総合テレビでは国会中継などのため放送できなかった取組が多い場合や、注目の取組数番を再生する場合などに限られている。

一時期、放送時間が17:59までとなり、18:00までの1分間は番組のお知らせを放送していた時期があったが、不評だったためか、現在は時間が余っても原則として18:00まで放送している。ただし告知等により17:59までの放送となる場合もある。

総合テレビ・BS 2では、いずれもデジタル・アナログともにリアルタイム字幕放送を実施。当初は一部の日程のみで実施されていたが、現在は総合テレビの中継開始時に実施されている。なお、放送画面に字幕を起こす場合、会場の歓声や拍手などの雑音が入ってしまうことから、NHK放送センターのスタジオで改めて別のアナウンサー(字幕担当キャスターは主に以前大相撲中継に携わっていたアナウンサーが担当。日本語センター所属、嘱託のアナウンサーの担当が多い)が4名1組でその内容を改めてアナウンスした上で字幕に起こす。これは大相撲以外のスポーツ中継や、NHK紅白歌合戦などのステージイベントの中継でも同様に行われている。なお、総合テレビで平日17:00過ぎの中断ニュースでもリアルタイム字幕放送を実施している。この間、BS 2ではそのまま大相撲中継は続けられ、リアルタイム字幕放送もそのまま続けるが、中断される場合もある。リアルタイム字幕放送では本編内容の字幕のほか、独自に字幕キャスター担当者4人の紹介と「生字幕放送をお伝えします」「生字幕のため誤字を生じることがあります。ご了承ください。」、最後には「大相撲(初・春・夏・名古屋・秋・九州)場所をお伝えしました。」が文字多重放送により表示される。ちなみに2008年の北京オリンピックでは5名1組で行い、やはり、開始冒頭で独自に字幕キャスター担当者5人の紹介と「生字幕のため誤字を生じることがあります。ご了承ください。」が文字多重放送により表示される。

総合テレビ(デジタル・アナログともに)では16時台(17時台のみ放送の場合は17時台)の取組の合間に、放送地域(都道府県別)の幕下以下の出身力士の「今日の勝敗」が画面下の字幕テロップで伝えられる地域がある(実施局:札幌など)。

2009年頃から審判交代時間の合間に今日の注目の一番のVTRを流すようになった。

[編集] 副音声

BS 2アナログ、デジタル総合(2004年9月場所から)、BS 2デジタル(2006年11月場所から)、NHKワールド・プレミアムで16:00から2か国語放送(英語による実況)を実施している。国会中継の関係でBS 1で代行放送する場合も同様となる。なお総合・BS 2(BS 1での代行放送を含む)のデジタルはステレオ2音声での放送である。かつて相撲を放送していたBS hiでもデジタルBS開局後から行われていた。

2か国語放送では、前・東関親方(元関脇高見山)、振分親方(元横綱武蔵丸)や好角家の外国人がゲストに招かれることがある。収録は毎場所東京のスタジオで行われている為、地方場所では親方がゲストとして招かれる事は無い。

「2か国語」の表示テロップはNHK全番組では唯一、現在使用中のテロップに加えて1994年度から2002年度まで(1994年4月~2003年3月末)まで使用されていた旧式の「二ヶ国語」テロップも使用されている。

英語実況の担当者は三原ロス(ロス・ミハラ。普段は英語ニュースを担当。2008年8月には「News Today Asia」で貴島通夫キャスターの夏休み休暇に伴うキャスター代行を務めた)、森田博士(ヒロ・モリタ、普段は英語ニュースでスポーツコーナーを担当)、マレー・ジョンソンの3名が交代で務める。

[編集] 地方局・デジタル総合テレビの放送

  • 北海道では以前、日曜日における総合テレビの放送のみ他地域よりも開始時刻が遅く始まる飛び乗りのかたちで放送することがあった。これは、『北海道スペシャル』放送の関係で時差放送となっている「あなたも挑戦!ことばゲーム」などを放送するためであった(現在は終了)。
  • また、デジタル総合テレビでも日曜日昼の時間帯が別のスポーツ中継の編成があるときは『大河ドラマ』の先行放送をアナログ総合テレビの大相撲中継の時間帯の一部を割いて放送するために、北海道と同様飛び乗りのかたちで放送されることがあった。現在は先行放送の番組がないため行われなくなった。
  • 一部地域では高校野球地方大会の中継のため飛び乗りとなる場合がある。

[編集] ラジオ放送の概要

  • 途中17時台冒頭に2-3分程度ニュースが挟まれる。
  • 基本的に解説者は2時間通しで1人のみが出演し、実況アナウンサーはテレビとは異なり幕内前半戦と後半戦とで交代となる日もある。

[編集] 出演者一覧

原則として五十音順とする。解説者及びアナウンサーは場所によっては登場しない事もある。

[編集] NHK専属解説者

過去のNHK専属解説者

[編集] 日本相撲協会評議員

幕内・正面放送席
幕内・向正面放送席
以下十両取組解説兼任
幕下のみ
ラジオのみ

上記以外の十両解説及び幕下の解説は審判部に所属していない年寄が務める(具体名は省略する)

[編集] NHK中継担当アナウンサー

☆マークは「大相撲・幕内の全取組」のナレーター(案内役)も担当する。「字幕」は現在大相撲中継でのリアルタイム字幕放送の字幕キャスター担当者。

現役
勤務局と担当番付は2009年7月場所時点。
氏名 勤務局 担当番付 備考
幕内 十両 幕下
岩佐英治 東京アナウンス室
大坂敏久 大阪放送局
太田雅英 東京アナウンス室
刈屋富士雄 G-Media出向
厚井大樹 高知放送局
沢田石和樹 釧路放送局
佐藤洋之 東京アナウンス室
三瓶宏志 福岡放送局 九州場所統括・福岡県ローカル取材担当
白崎義彦 高松放送局副部長 高松局転勤後は東京開催のみの担当
高橋康輔 秋田放送局
藤井康生 名古屋放送局 名古屋場所統括担当
船岡久嗣 名古屋ローカル『ほっとイブニング』相撲担当
山口達也 G-Media出向
吉田賢 京都放送局副部長 春場所統括担当
過去に中継を担当していたNHKの現役アナウンサー
2009年7月1日時点。
氏名 勤務局 字幕 備考   氏名 勤務局 字幕 備考
青沼郁夫 日本語センター出向 現在は職員研修担当。 中尾晃一郎 東京アナウンス室 (現・NHK BSニュース平日深夜帯レギュラーキャスター)
上原康樹 盛岡放送局 永松隆太朗 岡山放送局
内美登志 ラジオセンター 福田光男 北見放送局
小原茂 福岡放送局担当部長 藤本憲司 ラジオセンター
久保田茂 室蘭放送局 別井敬之 静岡放送局
柴田拓 山口放送局 政野光伯 ラジオセンター
田代賢 日本語センター出向 山田賢治 東京アナウンス室
田中秀喜 高松放送局 山田重光 福岡放送局
千野秀和 ラジオセンター 和田政宗 大阪放送局 他競技へのシフトにより離脱。
(現在はスポーツそのものからも外れている)
過去に中継を担当していたNHKの元アナウンサー
2009年元日時点。●は故人。


このほか、大相撲中継の担当には携わっていないが、大相撲中継でのリアルタイム字幕放送の字幕キャスター担当者(現役)
  • 大谷元子
  • 門脇昌子
  • 川口望
  • 田仲清司(日本語センター専属)
  • 花田和明(日本語センター出向)


[編集] 民間放送における大相撲中継

[編集] 本場所中継

民間放送開設初期の1950年代から1960年代までにかけて、民放テレビ・ラジオ共に競って大相撲の生中継を行っていたが、1970年頃までにほぼ撤退した。

テレビ放送は一時在京4局が同時間帯で生放送を行い、世間の顰蹙を買った。日本教育テレビ(NET、現在のテレビ朝日)は一場所限りで撤退し、深夜帯の『大相撲ダイジェスト』に切り替えた。次にフジテレビが撤退。TBSテレビ日本テレビの順に撤退した。最後まで中継した日本テレビは、分解写真(いわゆるスローモーション技術の原点とも言える装置)を導入するなど意欲的だったが、肝心のスポンサーが付かなくなったため打ち切らざるを得なくなった。当時の解説者に東富士欽壹輝昇勝彦らがいる。

以降、生中継がNHKの独占状態になった後も残っていたテレビ朝日の『大相撲ダイジェスト』も、相撲人気が落ち込んだ2003年で遂に打ち切られた。現在はCS放送J Sports ESPNが、『劇戦!大相撲』のタイトルで当日の夜に同様のダイジェスト版を放送している。

ラジオ放送は、ラジオ東京(現在のTBSラジオ)と新日本放送(現在の毎日放送)の共同制作で開始され、これに文化放送朝日放送と組んで追従した。のち相撲中継は日本相撲協会の意向で某代理店に一任され、保全経済会がスポンサーに付いたため、ラジオ東京は撤退。文化放送が新日本放送と組んで放送を継続した。保全経済会事件の発生でこの契約が無くなると、再びラジオ東京が朝日放送と組んで放送を再開。以降、ラジオ東京系は中部日本放送九州朝日放送と、文化放送系は東海ラジオ放送、九州朝日放送(二重製作の裏送り)とそれぞれ共同制作を行ったが、1960年代半ばには聴取率が落ち込み、両系列とも撤退した。

1973年から1984年頃まで、中入り後十番に絞り込んだ『大相撲熱戦十番』を文化放送とラジオ大阪が共同制作し、初めて支度部屋からのインタビューを中継するなど、独自の番組作りで好角家の支持を集めた。

ハワイ出身力士が特に活躍していた19801990年代には、在日米軍のFEN(現在のAFN)も独自の英語実況中継(初日・中日・千秋楽)を行っていた。

1992年3月~2000年1月の間、TBSラジオがAMステレオ放送普及目的で生中継(初日・中日・千秋楽)を復活。夜間にはJRNネットでダイジェスト番組を放送していた。低聴取率で一旦撤退したものの、2008年1月13日からの平成20年1月場所で、8年振りに大相撲実況中継を再開した。詳細は『待ったなし大相撲』の項を参照。

[編集] 本場所以外の大相撲中継

現在放送しているものを挙げる。相撲協会での主催部門は巡業部。

[編集] かつて行われていたもの

[編集] テレビ中継の歴代高視聴率

視聴率(%)はビデオリサーチ関東地区調べ(出典:引田惣弥『全記録 テレビ視聴率50年戦争―そのとき一億人が感動した』講談社、2004年、154頁。ISBN 4062122227)。

順位 場所 放送日 視聴率 備考
1 1981年1月場所・千秋楽 1981年1月25日 52.2% 千代の富士、初優勝
2 1975年3月場所・千秋楽 1975年3月23日 50.6% 貴ノ花、初優勝
3 1978年11月場所・千秋楽 1978年11月26日 42.1% 2代目若乃花、全勝優勝
4 1982年9月場所・初日 1982年9月12日 42.0% 北の湖、全休明け。黒星スタート
5 1983年1月場所・千秋楽 1983年1月23日 41.0% 琴風、2度目の優勝
6 1992年11月場所・初日 1992年11月8日 40.9% 貴花田、この場所大関を狙うも黒星スタート
7 1992年1月場所・千秋楽 1992年1月26日 40.3% 貴花田、史上最年少の初優勝
名古屋地区では視聴率51.1%
8 1979年1月場所・9日目 1979年1月15日 39.1% 2代目若乃花、24連勝
9 1991年9月場所・初日 1991年9月8日 39.0% 貴花田、史上最年少の関脇昇進。白星スタート
10 1984年11月場所・13日目 1984年11月23日 38.9% 千代の富士、10回目の優勝

[編集] 雑誌『大相撲中継』

  • 大相撲中継』(おおずもうちゅうけい)は、NHKサービスセンターが発行する雑誌『NHK大相撲中継』の通称でもある。『NHKウィークリーステラ』の別冊版として隔月刊行されている。発売は番付発表前であることが多いにもかかわらず三役昇進力士、幕内昇進力士の的中率が非常に高い。
  • 1979年12月発売号までは「大相撲録音」と題したソノシートが付録で付いていた。内容はA面がラジオの実況録音を中心とした本場所のダイジェスト、B面がインタビューなどの企画ものであった。

[編集] 歴史

大相撲中継は、昭和3年(1928年)1月12日からNHKのラジオ放送によりはじまった。またこのとき、放送時間内に勝負を納めるため幕内10分、十両7分の制限時間設定とともに土俵に仕切り線を設けた。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

執筆の途中です この「大相撲中継」は、相撲に関連した書きかけ項目です。記事を加筆・訂正してくださる協力者を求めていますPJ相撲)。

最終更新 2009年11月9日 (月) 12:30 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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