太地町

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太地町
たいじちょう
日本
地方 近畿地方
都道府県 和歌山県
東牟婁郡
団体コード 30422-1
面積 5.96km²
総人口 3,301
推計人口、2009年10月1日)
人口密度 554人/km²
隣接自治体 那智勝浦町
町の木 ハマセンダン
町の花 ハマユウ
町の鳥 イソヒヨドリ
太地町役場
町長 三軒一高
所在地 〒649-5171 和歌山県
東牟婁郡太地町大字太地3767番地1
電話番号 0735-59-2335
外部リンク 太地町

太地町位置図(和歌山県)

:市 / :町・村
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太地町(たいじちょう)は和歌山県東牟婁郡である。

昔から捕鯨で全国的に知られた町であり、日本の古式捕鯨発祥の地といわれている。この町は周辺の町村が合併を繰り返す中、1889年明治22年)に太地村と森浦村が合併した当時のまま残っているため面積が和歌山県で一番小さく、その全域が海と那智勝浦町に囲まれている。そのため、「南紀の小さな漁村」といった雰囲気がある。

目次

[編集] 地理

太地町は熊野灘に突き出た二股の崎に位置しており海岸線はリアス式、森浦湾と太地湾のため森浦・太地と2つの良港に恵まれた。太地湾の奥には太地町の主集落太地があり漁港の町として大規模な集落が発展している。森浦湾の奥にも森浦集落があるがこちらは至って小規模なものである。紀伊半島の南西部の南方に位置しており気候は温暖である。なお当町の北方にして那智勝浦町の南部、JR湯川駅附近の海岸に当たる場所には当町の大字太地に属する小字夏山(なつさ)が飛び地として存在している。

[編集] 人口

太地町と全国の年齢別人口分布 太地町の年齢・男女別人口分布
紫色 ― 太地町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
1980年 4,539人
1985年 4,314人
1990年 4,098人
1995年 3,907人
2000年 3,777人
2005年 3,506人
総務省統計局 / 国勢調査2005年

[編集] 歴史

太地の歴史は鯨なしには語れない。

太地の捕鯨は和田家一族の和田頼元というものが外来の漁師などと共に原始的な捕鯨技術の開発を行い太地浦を拠点として捕鯨を行ったのが始まりで、和田一族を中心として5つの刺手組という捕鯨団体のようなものが形成されていた。その後1675年延宝3年)に太地の和田頼治という者が鯨を網に追い込んでとる網捕法という方法を発明すると今度は和田一族統制の下太地村一村で大きな鯨方を形成するに至り、これが200年近く続いたがついに1878年(明治11年)に捕鯨中の事故により百名以上の死者を出すという惨事が起こったためこの鯨方も崩壊してしまった。

太地が再び捕鯨の町となるのは日露戦争後のことで近代的な大資本による遠洋捕鯨の基地として多くの船で賑わい、鯨体の処理場や鯨を缶詰にする工場もできたため太地は再び捕鯨に依存するようになった。しかし近年とみに日本の捕鯨に対する風当たりが強くなりつつあり(捕鯨問題)、1988年昭和63年)には国際捕鯨委員会の取り決めに従いついに太地でも商業捕鯨が中断されるに至った。

昭和40年代には太地町立くじらの博物館などの建設も進み、商業捕鯨こそ中断されてはいるもののこの町は今でも「くじらの町」を称しまた鯨を目玉とした観光の振興への取り組みが見られる。

太地町には全国でも珍しく漁業協同組合直営のスーパーマーケットがある。

  • 1878年(明治11年)7月22日 - 郡区町村編制法の施行により和歌山県東牟婁郡太地村・東牟婁郡森浦村が誕生。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制により太地村と森浦村が合併し太地村となる。
  • 1925年(大正14年)4月1日 - 太地村が単独で町制施行し現在の太地町が誕生する。

[編集] 自治

  • 太地町長:三軒一高(2004年平成16年)8月8日就任 2期目)
  • 太地町議会
    • 議長:三原勝利

[編集] 経済

平成12年の国勢調査によると、

  • 第1次産業就業者数は198名
  • 第2次産業就業者数は286名
  • 第3次産業就業者数は1066名

である。

[編集] 産業

くじらの町である。古来から捕鯨が盛んな地域であり、現在でもゴンドウクジラなどを対象にした沿岸捕鯨が続けられている。そのため町のマークもイルカである。

[編集] 姉妹都市・提携年都市

2009年(平成21年)8月22日、ブルーム市議会はイルカ漁問題で太地町との姉妹都市関係停止を全会一致で議決している。米国人が同町のイルカ漁を隠し撮りしたドキュメンタリー映画『入り江』(原題:The Cove)が公開されたことを機に、イルカ漁に反対してきた反捕鯨団体「シー・シェパード」が市や市民に姉妹提携の破棄を迫っていた[1]

[編集] 教育

[編集] 小・中学校

  • 太地町立太地中学校
  • 太地町立太地小学校

[編集] 隣接する自治体

[編集] 交通

[編集] 鉄道

太地駅
太地町町営じゅんかんバス

町内には西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)が走っている。代表駅は太地で、太地町にある唯一の駅である。普通電車と一部の特急列車が停車する。太地駅は森浦集落のはずれに位置し、太地の中心部へは太地町町営のバス(太地町町営じゅんかんバス)が出ている。小字夏山地区には紀勢本線は通るが駅はない(最寄り駅は湯川駅)。

西日本旅客鉄道
紀勢本線
那智勝浦町) - 太地駅 - (那智勝浦町

[編集] 道路

町内を走る主要な道は以下のとおり。

[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

[編集] 観光

Dolphin Base、2006年5月撮影
  • くじら浜公園
  • ワールド・ドルフィンリゾート
  • ドルフィン・ベェイス
  • 落合博満野球記念館
  • 燈明崎 - 古式捕鯨で総指揮所の役割を果たした燈明崎山見台が1992年(平成4年)に復元された。
  • 梶取崎
  • 平見台園地・継子投
  • グリーンピア南紀(現在は閉館)
  • 和田頼元墓 - 太地捕鯨の創始者の墓である。和歌山県の史跡に指定されている。附近には和田一族の墓が並んでいる。
  • 鯨方漂流人記念碑
  • 飛鳥神社
  • 東明寺
  • 順心寺
  • 太地港

[編集] 温泉

  • 太地温泉
  • 夏山温泉 - 当町の飛び地夏山にある温泉である。

[編集] お祭り

くじら踊り
毎年8月15日に行われるもので、和歌山県の無形民俗文化財に指定されている。1670年寛文10年)ころから鯨方の出初式に行われていた踊りである。

[編集] 太地町出身の有名人

[編集] 脚注

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ
『古式捕鯨蒔絵』、太地

最終更新 2009年10月14日 (水) 11:25 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【太地町】変更履歴

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