太陽にほえろ!
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| カテゴリ | |
| テレビドラマ ラジオドラマ |
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| 太陽にほえろ! | |
|---|---|
| ジャンル | テレビドラマ |
| 放送国 | |
| 制作局 | 日本テレビ系列 |
| 監督 | 竹林進、山本迪夫ほか |
| 原作 | 魔久平 |
| 脚本 | 小川英、長野洋ほか |
| プロデューサー | 津田昭、岡田晋吉ほか |
| 出演者 | 石原裕次郎ほか |
| 太陽にほえろ! | |
| 放送時間 | 金曜日午後8時(54分) |
| 放送期間 | 1972年7月21日 - 1986年11月14日(718回) |
| オープニング | 太陽にほえろ!メインテーマ 太陽にほえろ!メインテーマ'79 太陽にほえろ!メインテーマ'86 |
| 太陽にほえろ! PART2 | |
| 放送時間 | 金曜日午後8時(54分) |
| 放送期間 | 1986年11月28日 - 1987年2月20日(12回) |
| オープニング | 太陽にほえろ!メインテーマ'86 |
『太陽にほえろ!』(たいようにほえろ)は、東宝テレビ部が制作した刑事ドラマ。
1972年7月21日から1986年11月14日まで、全718回。日本テレビ系列で金曜日20時から1時間枠で放送された。
続いて続編にあたる『太陽にほえろ!PART2』が1986年11月28日から[1]1987年2月20日まで、全12回放送。この項ではPART2についてもあわせて述べる。
目次 |
[編集] 内容
藤堂係長(石原裕次郎)以下、ニックネームで呼び合う警視庁七曲署(東京・新宿)・捜査一係の刑事たちの活躍を描いた番組。日本の刑事ドラマを代表する作品である。
PART2は係長を篁(奈良岡朋子)に変えて描く。
[編集] 概要
それまでの刑事ドラマは事件と犯人が中心で描かれており、レギュラーの刑事達(主に本庁の捜査一課)は狂言回しに過ぎなかった。しかし本作は、所轄署の捜査一係に勤務する刑事の一人一人にフルネームと個性を与え、「青春アクションドラマ」と銘打って刑事を主役にした物語を展開した。「走る」刑事ドラマとしても有名で、勝野洋、宮内淳が走った延距離は地球半周分とも言われる。
サツ、デカ、ホシ、タレコミといった警察用語を世に広めたが、実際の警察とは異なる描写も多い。
当初の構想では、主人公・マカロニ刑事こと早見淳の成長物語として展開していく予定であった。しかし、早見役の萩原健一が降板を希望、「劇中で死にたい」という萩原本人の申し出を製作側が受け入れ、早見は通り魔強盗に刺し殺されるという形で姿を消す。だが主役級の降板という事態にも関わらず番組を終了させることはなく、無名に近い松田優作を萩原の後任に起用してさらなる成功を収めた。これに端を発し、新人や無名に近い俳優を主演の新人刑事として出演させてその人間的に成長する姿を描き、やがて彼らが殉職することで番組を卒業していくというパターンが定着。勝野洋、渡辺徹などといったスターが生み出された。やがて、番組の路線が安定してくると沖雅也、三田村邦彦、世良公則など芸能界で実績のある俳優が起用されるケースも出てきた。また露口茂、竜雷太、小野寺昭、下川辰平らベテランおよび中堅のメンバーにも主演作が用意されるようになり、新人刑事の青春物語から群像劇としての魅力を加えていった。
本作はレギュラー出演者のスケジュール調整には大変注意が払われていた。実在の刑事は「非番」という形で交代シフト的に休みを取っており、番組1年目は萩原(40話、42話、44話)・小野寺(5話、10話、11話、14話、36話、37話、45話)・下川(10話、18話、31話〜33話、36話、48話、49話)の欠場があった。番組の2年目以降、七曲署一係の刑事は一部の例外(81年の石原裕次郎・沖雅也病欠など)を除いて毎回必ず登場(岡田晋吉プロデューサー曰く「関根恵子はセミレギュラー扱いだった」)している。石原は86年にも再入院し代役として渡哲也が配されたが、最終回で復帰。番組のテーマともいえる「生命の尊さ」を訴え、シリーズ通しての主役として物語をしめくくった。
[編集] 登場人物
人物名、()に読みとニックネーム、出演者の順に表記。●は殉職した刑事
[編集] 七曲署の刑事たち
- 藤堂俊介(とうどう しゅんすけ/ボス)
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- 石原裕次郎(1話〜458話、489話〜699話、718話)
- 捜査第一係長。警部。威厳と包容力を併せ持った、理想的な上司。本庁で指揮を執れるほどの実力がありながら、捜査に妥協を許さない性格からエリートコースを外され、所轄の一係長に留まる。独身で分譲マンションに1人で暮らしており、一係の部下らを家族のように大事にしている。1981年に入院、心臓に関わる大手術を経て同年クリスマスに復帰。だが5年後に再び入院…。
- ●山村精一(やまむら せいいち/山さん)
-
- 露口茂(1話〜691話、715話回想)
- 通称「落としの山さん」。警部補。初期は勤務中に賭け麻雀に興じるアウトロー的なキャラクターだったが、次第にボスを補佐する司令塔的なポジションにシフトする。長い人生経験により、相手の心の襞までも読み取る洞察力を持つ。その並外れた推理能力、取調べ時の巧みな技術は数多くの難事件を解決へと導いた。若手刑事たちからの信頼も篤く、藤堂不在時には代理をしっかり勤め上げた。妻の高子とは死別し、高子の遠縁の子である隆を養子として育てていたが、刑事である自らの身上を考慮し、実の父親が海外出張から帰国したことを機に返すことを決意。拳銃密輸事件を解決し、千代田署捜査一係長への栄転が決まった直後、報復に出た暴力団員に夜道で撃たれ絶命。
- ●石塚誠(いしづか まこと/ゴリさん)
-
- 竜雷太(1話〜525話、617話回想)
- 豪快な九州男児で、食欲旺盛。射撃の腕は警視庁刑事の中でも3本の指に入るほどの実力。緊迫した状況でのライフル銃での狙撃もたびたび任されている。しかし、できるだけ人を傷つけたくないという思いから、普段は拳銃に弾丸を装填していない。新人刑事の教育係でもある。あだ名の由来は、その押しの強いキャラクターから「ごり押しのゴリさん」だが、新人刑事にゴリラと誤解されて激昂する場面もよく見られた。後にろう者の麻生晴子(水沢アキ)と出会い婚約するが、戸川組の覚醒剤密造工場摘発の応援要請で藤堂に連絡しようとした最中、覚醒剤中毒者の銃弾に倒れてしまう。
- ●島公之(しま きみゆき/殿下)
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- 小野寺昭(1話〜414話、425話回想)
- 優しく、甘いマスクの貴公子然とした刑事。女性によくもてるが、恋愛運は悪く常に不幸な結末をたどる。初期は捜査をさぼってゴルフの練習に興じたり、夜の女性たちへの聞き込みを専門にするなど遊び人的キャラクターであったが、その刑事としては優しすぎる人柄がクローズアップされ、良心的なキャラへと変化していった。アメリカから帰国する婚約者の三好恵子(香野百合子)を車で迎えに行く途中、暴走するトラックを避けようとして崖から転落、爆発炎上した。
- 野崎太郎(のざき たろう/長さん)
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- 下川辰平(1話〜520話、562話、665話、PART2全12話)
- 巡査部長。交番勤務からたたき上げた苦労人で、警察官歴は藤堂よりも長い。あだ名の由来はその階級から。妻と一女一男の4人で団地に暮らし、一係メンバーの中では家庭でのエピソードが最も多い。その面倒見のいい人柄ゆえの人情味あふれる捜査が身上。学生時代はラグビー部に所属していたため、犯人との格闘ではタックルを見舞うこともしばしば。岩城創の殉職に際し、彼のような優秀な刑事を一人でも多く育てたいという思いから、志願して警察学校の教官に転属した。PART2では再び一係の現場に復帰している。
- ●早見淳(はやみ じゅん/マカロニ)
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- 萩原健一(1話〜39話、41話、43話、45話〜52話、65話と116話回想)
- 長髪にノーネクタイ、当時流行のファッションに身を固めた風貌に銃を提げた姿が「マカロニ・ウェスタン風」と島にからかわれ、そのままニックネームに。家族はなく、タバコ屋の二階に下宿している。警察官としての正義よりも、やむにやまれぬ思いを抱えて犯罪に走ってしまう若者たちのほうに共感してしまう性格で、その暴走ぶりは先輩刑事たちの頭を悩ませた。負傷した石塚の見舞いの帰り、立ち小便の最中に小銭狙いの通り魔に刺されて死亡。
- 内田伸子(うちだ のぶこ/シンコ)
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- 関根恵子(1話〜111話のうち、不定期に51回登場)
- 初登場時は少年課婦警。第38話で署長の意向で一係に配属となった。藤堂の同僚だった元刑事の父・宗吉(ハナ肇)は娘が刑事になることに大反対したが、次第に認めていく。勤務がない時は父親が営む小料理屋の手伝いもしている。そのためか「おしんこ」とからかわれることがある。第111話で柴田と結婚するため退職。
- ●柴田純(しばた じゅん/ジーパン)
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- 松田優作(53話〜111話、116話回想)
- 殉職した早見の後任。看護婦の母と実家で暮らしている。配属当日に無銭飲食で捕まり、留置場から初出勤した。空手有段者で、それを武器に一張羅のジーパン姿で暴れまわるアクション型の刑事。父は派出所勤務の制服警察官だったが、銃撃され殉職したため拳銃嫌いになった。一係配属当初も拳銃携帯を拒否していたが、ある事件の捜査中に傍にいた伸子が銃撃され負傷を負ったことを機に、殺傷能力の低い拳銃を選択し携帯するようになった。後に内田伸子と恋仲になり婚約したが、自分が身を挺して守った男に撃たれ殉職。
- ●三上順(みかみ じゅん/テキサス)
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- 勝野洋(112話〜216話、220話新録で声の出演)
- 殉職した柴田の後任として、矢追町派出所から転属。九州出身。犯人をおびき出すため、目立つようにテンガロンハットをかぶった姿がニックネームの由来。一本気な性格で、正義感の強さは誰にも負けない。拳銃は左利きで柔道四段。空手を心得た殺し屋や凶悪犯と単身対決することも多かった。その功績が認められて本庁に栄転が決まっていたが、正義感ゆえの焦りから単身で拳銃密造グループとの銃撃戦の末、ライフル銃の銃弾を浴び殉職。
- ●田口良(たぐち りょう/ボン)
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- 宮内淳(168話〜363話、364話新撮で回想)
- 大阪府生まれの「ぼんぼん」。お人好しでそそっかしく慌てん坊だが、面倒見がよく若者の心を理解することに長ける、優しい刑事。赴任当初は三上や滝の甘ったれで憎めない後輩という印象が強かったが、岩城創の赴任後は頼もしい先輩刑事に成長した。またこの頃、荒んだ生活を送っていた五代がヤクザに絡まれていたのを助け、新品のスニーカーを送っている。事件の関係者である女性を庇い被弾、一係への電話連絡中、藤堂の声を聞きながら絶命。
- ●滝隆一(たき りゅういち/スコッチ)
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- 沖雅也(217話〜244話、274話、300話、399話〜456話、463話〜476話、491話〜493話)
- 殉職した三上の後任。スーツ、飲み物(紅茶でありコーヒーではない)、タバコなど、何でもイギリス製を通すダンディな刑事。あまりの気障ぶりに石塚が思わず発した「スコッチ野郎」がそのままニックネームに。寡黙でチームワークを嫌い、上役の命令を無視して単独行動をとる。射撃の腕は石塚も認めるほどの腕。またサボテン好きで自宅でたくさんの鉢植えを育てている。かつての恋人(夏純子)の死を経て人としての温かみを取り戻し、山田署に転勤するも、3年後沖縄での独断捜査がきっかけで七曲署一係に復帰。その頃には非情な面が残るものの、藤堂を尊敬し若手刑事のリーダー格として成長した彼の姿があった。病をおして現場に復帰したが、かつて射殺した犯人の弟から拳銃密造ルートを聞き出した後に喀血、搬送先の病院で死亡する。
- ●岩城創(いわき はじめ/ロッキー)
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- 木之元亮(256話〜519話、520話回想)
- ロッキー山脈登頂を夢見る山男。レスキュー隊員時代の経験を活かしたロッククライミングアクションが得意。当初は野宿していたが、ある事件をきっかけに田口のアパートで一緒に暮らすことになる。自然と動物を愛する優しい心の持ち主。ある事件で、克服したはずの拳銃恐怖症が再発するが、山田署から支援に来ていた滝との共同捜査を経て完全に克服する。交通課の婦警だった早瀬令子と2年にわたる交際の末結婚、双子の父親になる。刑事としてひとつの壁を乗り越え、念願のロッキー登山に旅立つが、偶然にも容疑者を追ってカナダ入りした一係の捜査に参加のため断念、大追跡の末ロッキー山脈で容疑者を追い詰めるも、動植物を庇ったところを撃たれて殉職。令子の希望で彼の遺骨はロッキー山脈に風葬された。
- 五代潤(ごだい じゅん/スニーカー)
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- 山下真司(364話〜476話、489話)
- 沖縄県出身。上京して間もない頃、自暴自棄になっていたところを田口に助けられ、彼に憧れて刑事に。その際にもらったスニーカーをずっと愛用していた。一係との初対面は、尊敬する田口の仇を討つために休暇を取って他管轄の単独捜査をしたため揉めてしまう。熱意に絆され一係の捜査に加わり、事件解決後に正式に配属。ことあるごとに失敗を犯しては刑事の仕事に対する自信を失いかけていた。バスジャック事件で妹が巻き添えとなり射殺され、彼女の「沖縄に海の牧場を作りたい」という遺志を実現させる為退職、帰郷する。
- 西條昭(さいじょう あきら/ドック)
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- 神田正輝(415話〜最終話、PART2全12話)
- 事故死した島の後任。医大を中退後、たまたま「警察官募集」のポスターを見て警官になった変り種。拳銃は回転式ではなく半自動式を携帯し、足を使わず車に乗って捜査に臨む合理的主義者。自ら「ドックって呼んでくれよ」とニックネームを名乗ったり、捜査会議中にダジャレを連発するなど軽いキャラクターで、猛者ぞろいの一係に新風を吹き込んだ。スキーはプロ並みの上級者で、テニスも上手くスポーツ万能。新世代の旗頭として一係のムードメーカー的な役割を担っていたが、相次ぐ先輩刑事との別れや後輩刑事たちの加入から次第に彼らの兄貴分に成長していく。「ドッグ」と間違えられることも多かった。
- ●竹本淳二(たけもと じゅんじ/ラガー)
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- 渡辺徹(476話〜658話)
- 退職した五代の後任。父親も刑事で野崎の同僚だったが殉職している。ラグビーをやっていたということがニックネームの由来だが、西條からは「ラッキョ」と呼ばれることも。事件があった時、すぐ署に駆けつけられるようにと、七曲署近くのアパートを借りて一人暮らししている。やんちゃで明るい性格だが、正義感は人一倍強く頑固でもある。刑事を続けていくうちになぜか体重が増えてしまい、他の刑事たちにからかわれていた。1985年、骨肉腫に侵され入院を余儀なくされるも持ち前のガッツで回復する。が、つくば万博行きバスジャック事件の捜査中に再発。バスを狙撃し、ある事件の証人を他の乗客もろとも抹殺しようとした犯人と相打ちになり殉職。
- 原昌之(はら まさゆき/ジプシー)
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- 三田村邦彦(494話〜539話、593話)
- 病死した滝の後任。一匹狼的な性格のために行く先々で疎まれ、所轄署を渡り歩くことからジプシーに。右胸心という特異体質と、発砲音で使用銃を特定する特技の持ち主。そのクールさの裏には、幼い頃の悲しい思い出を心の奥底にしまい、これ以上の凶悪犯罪が起こらぬようにという願いが隠されていた。七曲署での活躍が次第に認められ、その辣腕ぶりを見込んだ西多摩署への転属を内示され悩んだ末に晴れて栄転した。春日部とは、警察学校40期の同期生。
- ●春日部一(かすかべ はじめ/ボギー)
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- 世良公則(521話〜597話、598話回想)
- 殉職した岩城の後任。 ハンフリー・ボガートに心酔し、自らボギーと呼んでほしいと頼み込むが、藤堂からはゴルフのボギーの方だと釘をさされ、西條からは「イチ」または「いっちゃん」と呼ばれていた。猪突猛進の熱血漢だが情にもろい一面も。いざという時の為に警察無線を傍受出来るようにしてある自家用車ルノーで捜査活動を行う。広島県出身で広島カープの大ファン。巨人ファンの西條とは野球談義で口論に至る時もある。ある事件で、警察の枠では捌けない悪を滅ぼしたいという正義感から退職するが(しかし辞表が藤堂預かりのままだったので厳密には退職にはなっていない)、志叶わずその相手に刺殺されてしまう。
- 井川利三(いがわ としぞう/トシさん)
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- 地井武男(526話〜最終話、PART2全12話)
- 殉職した石塚の後任。巡査部長。食らいついたら離さない「スッポンのトシさん」の異名を持つ。上戸で「うわばみのトシさん」とも。団地に妻・一女一男の4人で共に暮らしていたが、ある事件に長男を巻き込んだことが原因で妻とのすれ違いが続き、家族と別居の末に離婚。山村殉職後は一係のナンバーツーとして捜査を取り仕切り、藤堂を支える。藤堂の病気休暇〜橘警部着任までは事実上係長代理として捜査を指揮した。
- 岩城(旧姓:早瀬)令子(いわき れいこ/マミー)
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- 長谷直美(275話〜520話まで交通課巡査としてセミレギュラー)(546話〜最終話、PART2全12話)
- 登場初期は正義感の強いじゃじゃ馬な交通課婦警として一係の捜査に関わっていたが、次第に田口や岩城創との息の合った連携捜査が描かれるようになった。第420話で創と結婚、双子をもうける。転勤した原の後任であった女性刑事が2日で辞職したため、代わって一係に配属された。女性ならではの優しさや心配りと厳しさを併せ持つ。車の運転技術に長けており、A級ライセンスを保持する。一係転属後は若手刑事の姉御的キャラクターとなる。
- 澤村誠(さわむら まこと/ブルース)
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- 又野誠治(562話〜最終話、PART2全12話)
- 退職した直子と入れ替わりに配属。父がピアニストだった影響からブルースをこよなく愛する刑事で、着任前に学生結婚していた既婚者。西條からは「パイナップル頭」、「ブル」とも呼ばれており、彼と組む時は「ブルドックコンビ」とも。警察学校へ転任した野崎の教え子である。かつての柴田を思わせる野性味ある風貌とシャープな肉体が身上でボクシングを得意とする。面識はないが自分と同じ名前を持つ石塚を尊敬してやまない一面も覗かせた。後期になると饒舌になり、無精髭まで生やすように。700話で長男・望が誕生。
- 水木悠(みずき ゆう/マイコン)
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- 石原良純(618話、623話〜最終話、PART2全12話)
- 一係に三菱製パソコン(愛称“ホームズ3世”)を導入、その知識を生かす。当時のパソコンはマイコンとも呼ばれたことからニックネームが決定。登場時はコンピューター至上主義の堅物で、やや冷ややかなインテリ刑事であったが、次第に人間味を漂わせるようになる。澤村とコンビを組むことが多い。
- 島津公一(しまづ こういち/デューク)
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- 金田賢一(660話〜715話)
- 殉職した竹本の後任。幼い頃の体験により、“人は概ね己の利益の為に生きる、その為に起こる凶悪事件も当然ありうる”というポリシーを持つに至った孤高かつ優秀な刑事。ニックネームは本名の「公」から公爵 (Duke) の連想。クールな性格で馴れ合いを嫌い、同僚をニックネームで呼ぶことはついになかった。警視庁の海外研修生に選ばれ、山村の遺した未解決事件を解決後、本庁に転勤する形で旅立っていった。
- 太宰準(だざい じゅん/DJ)
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- 西山浩司(706話〜最終話、PART2全12話)
- 香川県出身。身の軽さにおいては歴代刑事の中でピカ一だがその分血の気の多さもピカ一。それゆえの問題行動が多く、いつ刑事をクビになってもいいようにとアルバイト情報誌を携帯している。イニシャルがそのままあだ名になっている(転勤前の所轄でも呼ばれていた)が、西條からは「ダサい準のDJ」とも言われている。
- 橘兵庫(たちばな ひょうご/警部)
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- 渡哲也(706話〜最終話)
- 警視庁捜査第一課の警部。藤堂の城北署時代の後輩。病気休暇中の藤堂が復帰するまでの間、係長代理として臨時に着任。一係室にこもることなく積極的に現場に出る姿が初期の藤堂を思わせた。彼もまた部下をニックネームで呼ぶことがなかったが、最終回、瀕死の危機に陥った澤村に「ブルース!」と呼びかけた。
- 篁朝子(たかむら あさこ/係長)
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- 奈良岡朋子(PART2全12話)
- 本庁に異動した藤堂の後任係長。夫と息子がいたが家庭よりも仕事を優先したことが理由で離婚・別居、皮肉にもある事件で息子と再会することになる。奈良岡の起用は、石原裕次郎が当時もっとも尊敬する女優であったからだという。
- 喜多収(きた おさむ/オサムさん)
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- 寺尾聰(PART2全12話)
- 飄々とした個人主義者。上司である篁を陰で「おばさん」と呼ぶなど奔放な性格。強引な捜査手法から一時期澤村と対立するが、良きパートナーとなる。
[編集] 一係の事務員
- 永井久美(ながい くみ/クミ)
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- 青木英美(53話〜114話)
- 柴田と同じ日に一係に初出勤。推理小説を愛読し、ファッションなどにも敏感な現代っ子。捜査会議にもそれとなく参加し意見をつぶやき、藤堂から「あんまり首を突っ込むなよ」と釘をさされるが、そのつぶやきをきっかけに山村がひらめいたこともある(第57話「蒸発」など)。石塚や島をからかうような親しさがあり、捜査に参加し柴田とともにアルバイトの大学生を演じたこともあった。(第64話「子供の宝・大人の夢」)
- 長山久子(ながやま ひさこ/チャコ)
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- 浅野ゆう子(118話〜130話)
- 明るくオープンな性格で、捜査について話してる中でも割って入ってくる快活さで一係を和ませた。
- 矢島明子(やじま あきこ/アッコ)
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- 木村理恵(173話〜322話)
- 明るく生真面目で心配性の3代目事務員。一係ひとりひとりの刑事たちに思い入れが大きい。三上の本庁への転勤を反対したり、昼食を食べに戻らず事件に巻き込まれたと思われる、石塚のカレーライスを持って帰ろうとした出前持ちに「そのままにしておいてくれ」と訴えたりする面でそれが伺える。捜査に関わることは多くないが、事件に関わってしまった場合に自分を必要以上に責めてしまう傾向がある。第206話「刑事の妻が死んだ日」で、山村の奥さんの高子を看取ったのも彼女であり、高子の死後、やっと病院に現れた山村を責めると同時に自分の非力も責めていたようだ。東京の実家で両親と暮らしていたが、伯母が松山で営む旅館を母親が継ぐことになり、それを手伝うため退職。
- 松原直子(まつばら なおこ/ナーコ)
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- 友直子(325話〜527話、561話)
- 退職した明子の後任として配属。もともと刑事志望で芯の強さと正義感の強さを兼ね備え、且つズバリ、訊き難いことを訊ねる度胸も持っている。母が倒れ、その介護のために退職。明子と違ってサバサバしており、石塚が後で飲もうと取っておいたそば汁を早々に片付けてしまい、それに怒った石塚に謝る気配も無かった。
[編集] セミレギュラー
「太陽にほえろ!のセミレギュラー一覧」を参照
[編集] スタッフ
- 製作・著作:東宝株式会社
- 制作:日本テレビ(PART2にてクレジットが初めて入る)
- プロデューサー(日本テレビ):津田昭、岡田晋吉、清水欣也、山口剛、川口晴年、中村良男、酒井浩至、服部比佐夫
- プロデューサー(東宝):梅浦洋一、梶山仗佑、新野悟
- 企画・原作:魔久平(共同ペンネーム)
- 原案:小川英
- 企画協力:ジャックプロダクション
- 編集:神島帰美
- 音楽:大野克夫
- 演奏:井上尭之バンド、フリーウェイズ、大野克夫バンド
- 選曲:小林和夫
- 音響効果:沢田一郎(沢田効果)
- 擬斗:宇仁貫三
- 現像:東洋現像所
- 製作協力:国際放映
- 予告ナレーター:小林恭治
- 脚本:小川英、長野洋、永原秀一、田波靖男、鴨井達比古、市川森一、峯尾基三、四十物光男、鎌田敏夫、杉村のぼる、桃井章、中村勝行、畑嶺明、塩田千種、柏原寛司、尾西兼一、古内一成、奥村俊雄、大川俊道、金子裕、蔵元三四郎、渡辺由自、大山のぶ代・他
- 監督:竹林進、山本迪夫、高瀬昌弘、児玉進、木下亮、澤田幸弘、小沢啓一、斉藤光正、手銭弘喜、土屋統吾郎、鈴木一平、櫻井一孝・他
- 演出部
- 東宝テレビ部の竹林進、金谷稔を筆頭に、日活出身の澤田幸弘、小澤啓一、手銭弘喜らで開始。その後、東宝テレビ部の山本迪夫、児玉進、高瀬昌弘らに加え、東宝出身の木下亮(『俺たちは天使だ!』のメイン監督)、新東宝出身の土屋統吾郎(その後『傷だらけの天使』『俺たちは天使だ!』などを担当)、日活出身の斉藤光正(映画『戦国自衛隊』監督)らも参加。
- 日活出身の監督も参加したが、東宝の製作であるため、大半を東宝テレビ部の監督が務めた。竹林、山本両監督は岡本喜八監督の助監督出身で、児玉監督は山本嘉次郎監督、高瀬監督は稲垣浩監督の助監督出身。映画斜陽期に映画監督として活躍の場が与えられず、テレビ監督に転じた人がほとんどだったが、本作以外にも多くのテレビドラマを担当した。
- 竹林監督は本作と並行して『GOGOチアガール』の監督も務める多忙ぶりだった。猛スピードで撮影を消化することから、現場に欠かせない存在だったことが伺える。1983年に病気で倒れてから現場を外れた。体力が回復し、さよならパーティに参加していた。竹本淳二の役名は竹林・山本両監督からの由来である。
- 斉藤監督は特異な演出が特色である。署内で乱闘した「蒸発」や島を銃撃する「島刑事よ安らかに」がその典型。
- 中期から後期に活躍した櫻井一孝監督や鈴木一平監督は、番組開始当時から助監督を努め、その後監督に昇進した。また、『誇りの報酬』でデビューした村田忍監督は本作B班の助監督だった。他の助監督OBに『あぶない刑事』の成田祐介監督、原隆仁監督らがいる。
- 撮影部
[編集] ネット局
時差ネット局、週遅れ放送局、一部ロケで制作協力に参加した局あり。☆印を付した局は、PART2も放送。
- 関東広域圏:NTV 日本テレビ☆
- 北海道:STV 札幌テレビ☆
- 青森県:RAB 青森放送☆
- 岩手県:TVI テレビ岩手☆
- 宮城県:MTB⇒mm34⇒MMT ミヤギテレビ☆
- 秋田県:ABS 秋田放送☆
- 山形県:YBC 山形放送☆
- 福島県:FCT 福島中央テレビ☆
- 山梨県:YBS 山梨放送☆
- 長野県:SBC 信越放送(〜1984年3月)→TSB テレビ信州(1984年4月〜)☆
- 新潟県:NST 新潟総合テレビ(〜1981年3月27日)→TNN(現:TeNY) テレビ新潟(1981年4月3日~)☆
- 静岡県:SBS 静岡放送(〜1979年6月)→SDT 静岡第一テレビ(1979年7月〜)☆
- 中京広域圏:NBN 名古屋テレビ(メ~テレ)(~1973年3月)→CTV 中京テレビ(1973年4月~)☆
- 富山県:KNB 北日本放送☆
- 石川県:MRO 北陸放送☆
- 福井県:FBC 福井放送☆
- 近畿広域圏:YTV(現・ytv) 読売テレビ☆
- 鳥取県・島根県:NKT 日本海テレビ☆
- 岡山県・香川県:RNC 西日本放送☆
- 徳島県:JR⇒JRT 四国放送☆
- 愛媛県:RNB 南海放送☆
- 高知県:RKC 高知放送☆
- 広島県:HTV 広島テレビ☆
- 山口県:KRY 山口放送☆
- 福岡県・佐賀県:FBS 福岡放送☆
- 長崎県:NBC 長崎放送(〜1984年3月)→KTN テレビ長崎(1984年4月〜)☆
- 熊本県:RKK 熊本放送(〜1982年3月)→KKT くまもと県民テレビ(1982年4月〜)☆
- 大分県:TOS テレビ大分☆
- 宮崎県:MRT 宮崎放送(〜1981年3月)→UMK テレビ宮崎(1981年4月〜)☆
- 鹿児島県:MBC 南日本放送(〜1981年3月)→KTS 鹿児島テレビ(1981年4月〜)☆
- 沖縄県:RBC 琉球放送(〜1981年3月)→OTV 沖縄テレビ(1981年4月~)☆
番組終了後も、ネット局やそのネット局の地域内の他系列局(ネットしたことがない局)、衛星放送や日テレプラス&サイエンス(現・日テレプラス)、ファミリー劇場などでも再放送がたびたび行われている。
一部地域のネット局では、時差ネット若しくは週遅れ放送だったため、基本的にはスポンサードネットながら、CMは最新のものに差し替えて放送していた。
また、JNN系列のネット局では、1980年前後の裏番組であった「3年B組金八先生」をこの番組の都合により遅れネットしたケースもあった。
[編集] シリーズの展開
[編集] 黎明期(1972〜1974年)
七曲署捜査一係に早見淳(マカロニ)が着任するところからこのドラマは始まった。第1話に新任刑事が配属されるというパターンは、後発の作品では珍しくなくなっているが、当時は斬新なものであった。一係は藤堂係長(ボス)以下、山村(山さん)・石塚(ゴリさん)・島(殿下)・野崎(長さん)らのメンバーで、第38話より少年課から内田(シンコ)も加入する。第1話の犯人役には、当時新進俳優として頭角を現してきた水谷豊(後に萩原とは『傷だらけの天使』で共演)が出演。山東昭子も新聞記者役としてセミレギュラーだった。その後も浜美枝、沖雅也(久保刑事役)、藤竜也、近藤正臣、宍戸錠などゲストが多数出演。特に沢田研二がゲスト出演した第20話「そして愛は終った」は、萩原と沢田のGSスターの共演で話題となり、当時のスタッフの証言によれば撮影所にファンが殺到したと伝えられる。番組開始当初は裏番組の『天下御免』『赤ひげ』(NHK総合)に押され、視聴率にかなりムラがあったものの、徐々に安定した人気を獲得するようになっていく。マカロニが退場するまでの一年間、本作の視聴率は前半の26本が平均16.8%、後半の26本が平均18.4%であった(ビデオリサーチ関東地区調べ)。
後述のように、当初は実験的・反体制的なストーリーも多かったが、萩原が「リアルな犯罪を描くというのなら、性犯罪を取り上げないのはおかしい」と番組の方向性に疑問を投げかけたのに対して、制作サイドは金曜8時という放送時間や、それでなくても過激すぎるという声が多かったことから、萩原の提案を拒否。結局、萩原は降板を申し出ることとなった(萩原が構想していた、よりリアルな犯罪ドラマは、後日『傷だらけの天使』にて表現された)。萩原の降板の申し出から岡田チーフプロデューサーは、文学座研究生・松田優作に目をつけてテスト出演させ、松田を次期新人刑事に採用した。マカロニの犬死という衝撃的な展開が話題をまいた後、柴田純(ジーパン)が着任しドラマは新たなスタートを切った。松田の野性的な風貌と長身をフルに生かしたアクションで、第61話「別れは白いハンカチで」から常時20%以上をキープする人気番組に成長。ジーパンだけでなく個性的なベテラン刑事達の活躍も話題を集め、第87話「島刑事、その恋人の死」で28.4%を記録。第94話「裏切り」ではついに30%を突破した。
[編集] 絶頂期(1974〜1979年)
柴田の死後、三代目新人として三上順(テキサス)が配属。番組の人気が上がったので、児童層への影響を考えて従来の破天荒で型破りな刑事ではなく、短髪で生真面目なスポーツマン刑事として設定された。結果、テキサス刑事の人気は急騰し、当初は従来どおり1年目での殉職が予定されていたがあまりの人気のため延期され、交代劇がままならないまま田口良(ボン)が欠員補充という形で配属された。この時代は高視聴率が安定し、新人刑事の成長物語から刑事らの群像劇へと番組の姿勢がシフトしていったほか、ストーリーもそれまでの若者の葛藤や青春を描いた話だけでなく、家族問題やコメディものまで娯楽性が強まった。
これによって一係の扱う事件も殺人・放火事件専従から総合的なものにシフトした。
三上の殉職後、滝隆一(スコッチ)が配属。滝は先輩刑事を目の前で殺害された経緯から、姑息な手段を使う犯人には独断発砲も辞さない非情な刑事になった設定で、チームワークを身上とする藤堂班に波紋を起こすキャラクターとして投入された。田口も性格の異なる滝との対比で存在感を増すことにもなった。
滝は半年後に転属し、短期の「ボン単独編」となった。この時期は麻薬Gメン房江のゲスト編や、誤って容疑者を死亡させて辞表を出すなど田口の成長に重点が置かれる。その後、岩城創(ロッキー)が欠員補充として配属し、以降は「ボン・ロッキー時代」としてタイトルバックも二年間不動のロングラン・シリーズとなった。宮内淳の人気急上昇で田口の殉職劇が延期を重ねた結果、次期新人候補の山下真司は半年以上浪人させられ、北海道ロケにカメオ出演した。
1979年7月20日の放送で、ビデオリサーチ・関東地区調べにおける最高視聴率40.0%を記録する。
[編集] 激動期(1979〜1982年)
田口が殉職し、待機していた山下が五代潤(スニーカー)として登場。同時にオープニングテーマもアレンジを大きく変更した新バージョンに改められ、ドラマの方向性も転換を計った。これまでの新人刑事中心から群像劇へとシフトさせ、爽快なアクションばかりではなく重厚な人間ドラマも増えて幅広い作劇が模索された。しかしこの結果、主役的存在である五代の人気がのびず、作劇上も地味な印象を持たれることになった。また、1979年10月からスタートしたTBS『3年B組金八先生』の大ヒットで、太陽にほえろ!の視聴率は急激に低下していった。様々なテコ入れ策が検討され、その1つとして1980年4月、山田署に転勤していた滝(スコッチ)を七曲署に復帰させたが、その復帰回は金八先生の最終回に視聴率で惨敗を喫する。
初期から出演していた島刑事役の小野寺昭が降板を表明。島の後任として西條昭(ドック)が登場する。西條役の神田正輝自らの提案で、今までの濃厚刑事ドラマにカジュアルな要素を注入した。神田のシリアスからコミカルまで幅広く演じるイメージとも相まって、作品のバリエーションはさらに拡大。娯楽性も増したことが時代とマッチングし人気を取り戻すことに成功したが、10月に金八先生の第2シリーズがスタートし再び視聴率が低迷する。
さらに1981年に入り、滝役の沖が交通事故で入院し一時欠場、さらに藤堂役の石原が病に倒れ、長期離脱する。またテレビ朝日の新日本プロレス中継番組『ワールドプロレスリング』に初代タイガーマスクが登場して大ブームを巻き起こし、視聴率を伸ばし始める。9月に五代は辞職して故郷に帰るという形で降板(藤堂不在時の殉職を避ける形をとり、藤堂復帰の際に山下はゲスト出演)。後任として竹本淳二(ラガー)が登場する。演じる渡辺徹は当時19歳と史上最年少の新人刑事であり、たのきんトリオに象徴される当時のアイドルブームと相まって女性人気の回復に貢献した。ところが、直後に沖が健康不調から再び番組を欠場。藤堂は全快して復帰するが、滝は古傷が悪化した設定で病死という形で降板する。
[編集] 第二の絶頂期(1982〜1984年)
原昌之(ジプシー)が登場する。原役の三田村は「必殺シリーズ」と掛け持ちだったため出番があまり多くできなかったが、神田・渡辺を含めた3人をアイドル刑事チーム・「ミワカントリオ」と呼ばれて番組の人気向上に貢献した。10周年記念のカナダロケで岩城は殉職し、野崎は警察学校への栄転で番組を去った。さらに石塚も殉職で降板が決定していた。制作サイドは急激なメンバーチェンジによるファン離れを恐れ、テーマ曲を元の音源に戻して「原点回帰」を行った。後任として春日部一(ボギー)が登場。春日部は初代・早見淳を意識したキャラクターで、登場編も1話のリメイク的な作りとなった。世良の加入から「カワセミ時代」と呼ばれる黄金期を迎え、テレビ情報誌・芸能誌のグラビアを飾った。これ以降若手メンバーを軸に置いた路線へとシフトする。
石塚殉職後、井川利三(トシさん)が着任し、その後は中堅としてチームを支えた。三田村はNHK大阪制作の水曜時代劇「壬生の恋歌」への主演と「必殺仕事人III」(ABC)への続投が決定したため、太陽を降板せざるを得なくなる(当初は「新・必殺仕事人」最終回をもって必殺シリーズを卒業し、太陽には長期出演となる予定だった)。その翌週は、原の後任として配属された女性刑事がすぐに辞職してしまうというストーリーであったが、その話のラストで亡き岩城の妻である令子(マミー)が交通課婦警から一係に転属することになり、シンコ以来10年ぶりの女性レギュラー刑事となった。
春日部の殉職後の後任として新たな新人刑事役・又野誠治が用意されたが、人気のあった春日部の半年延命が決まり、庶務担当の松原直子(ナーコ)と入れ代わる形で澤村誠(ブルース)が登場する。春日部がマカロニを意識したキャラクターであったのに対し、澤村はジーパンを彷彿とさせるアクション型のキャラクターであった(春日部の殉職後はそのキャラクターの一部を受け継ぎ、コメディリリーフ的な役割も演じるようになる)。
[編集] 終盤〜PART2(1984〜1987年)
春日部の殉職後は欠員補充はなかったが、約半年後石原良純演じる水木悠(マイコン)が七曲署に赴任することになる。水木は一度、本庁の情報処理担当として一係に協力するという設定でゲスト出演しており、その後レギュラー入りした。捜査にパソコン(当時の呼び方で“マイコン”)を駆使する現代っ子として、猛者ぞろいの一係に新風を吹き込んだ。パソコンがまだ一般に普及する前の、時代を先取りする演出ではあったが、まだまだ情報処理に対する知識が浸透していなかったためか、現在の目から見ると珍妙な使い方をしている話も多い。
竹本の殉職後、後任として島津公一(デューク)が配属された。島津は「行方不明の父親を探している」という縦軸のストーリーが新たに加えられたが、効果的に盛り上がることのないまま父と再会する。
番組終了半年前には、第1話から14年間出演し続けていた山村も殉職で姿を消す。石原裕次郎も再入院から番組を休演。助っ人として橘兵庫(警部)が係長代理として着任、新人刑事太宰準(DJ)も加わる。メインテーマもアレンジされ、15年目の新たなスタートを切ったのだが、裕次郎の良好な体調での復帰が絶望的とのスタッフの判断から、番組の打ち切りが決定する。
最終回直前には、島津が山村刑事がやり残した事件を解決して、海外研修へ旅立った。最終回で藤堂が復帰し、有終の美を飾った。この最終回で、藤堂が取調室で部下への思いを語るセリフはアドリブであり、石原裕次郎のこの番組に対する思い入れを表わした言葉として語り草になっている。最終回の犯人役は遠藤憲一であった。
翌々週からはPART2の放送が開始。係長・篁朝子と喜多収(オサム)が登場し、野崎が現場復帰した。石原裕次郎復帰断念による急な最終回を迎えたため、後番組『ジャングル』製作準備の間、未映像化脚本の消化のために1クール12回だけ放送された。新レギュラーの奈良岡も、舞台出演の予定から、当初から1クールの出演契約だったとされる。奈良岡の起用に関しては、石原裕次郎がもっとも尊敬していた女優だったことからと言われる。放送回数が少ないため、しばしば、打ち切りと誤解されることがあるが、前述のような理由による物で、実際の視聴率はかなり好調だった。延長の話もあったのだが、奈良岡が固辞したことや、石原プロが難色を示したことなどから、当初の予定通りの終了となった。
シナリオ草稿「野崎刑事復帰」では野崎が現場に復帰するエピソードが準備されたが、初回から復帰した設定となった。
[編集] 企画等
[編集] 太陽にほえろ! 誕生まで
『太陽にほえろ!』の企画は、日本プロレスのクーデターで打ち切りとなった『日本プロレス中継』の代替案として立案された。かねてから編成の核となる看板番組の制作を目指していた岡田プロデューサーは、刑事を主役とした「青春アクションドラマ」の構想を抱いていた。これに、物語に厚みを出すため黒澤明の『野良犬』にも影響を与えたセミ・ドキュメンタリー形式の刑事物の古典映画である『裸の町』をモデルとして、リアルな犯罪捜査を描くことを加えて、当初の企画は立てられた。
それまでの日本の刑事ドラマは『七人の刑事』 (TBS) や『特別機動捜査隊』(NETテレビ(現・テレビ朝日))等が主流で、大人向きで暗いイメージがあった。他にも『キイハンター』や『ザ・ガードマン』があったが、これらの舞台は片や警察とは言えど特殊なチーム、こなた民間企業たる警備会社で、若年層向けとしては桜木健一主演『刑事くん』ぐらいしかなかった。それまでの「刑事物」は「事件物」と呼ばれて、親が子供に見せたくないドラマのひとつだった。
初期企画書の題名は「明日に燃えろ」で、NYPDで研修を受けたばかりのキャリア・藤堂英介を筆頭に、初めて刑事になった風間健一の活躍を描くドラマとして72年2月企画された。撮影の遅れを出さないために出演俳優を増員。撮影隊をA・B二班体制にし、同時に進行させていくシステムを採用。主人公が潜入捜査官では目立った活動もできず、拳銃携帯もできなかったことから、拳銃を携帯できる私服刑事と設定した。
さらに、当時流行していたアメリカの犯罪映画(『ダーティハリー』『ブリット』など)の要素も取り入れ、刑事のキャラクターを全面に押し出すことを主にし、犯罪者側の描写を控えた。初期段階から新人刑事の成長物語を主軸に描くことは決まっていたが、当初の性格設定は生真面目で規則一辺倒な若者だったので、メインライターの小川英はもっと今風な若者にしようと提案する。
当時の世相として高度成長・公害・蒸発が新聞紙面を賑わし、学生運動で学内は荒れ、内ゲバ(暴行事件)が頻発。街ではアングラやヒッピーが流行り、新しい価値観や文化が話題となった。海外ではベトナム戦争が交戦中で、少年誌で『あしたのジョー』が大ヒットしていた時節だった。これらの社会現象や風俗を作品の要素に取り入れた。2月にあさま山荘事件で連合赤軍と機動隊の死闘がテレビ中継され、実際に隊員が殉職するなど、警察がヒーローとして注目される風潮が出てきた。
主人公は、当時、刑事役としては異例の長髪で[2]、ファッショナブルな衣装の「NOWな若者」を主人公とするよう変更した。警察という組織にありながらも、反体制的で自己主張するキャラクターに変更。
10月の開始予定が7月に前倒しされ、急ピッチで製作が進められる。主役はザ・テンプターズのメンバーとして人気を博し、映画『約束』で注目された萩原健一に決定した(テンプターズ解散後、俳優への転向を摸索していた時期でもある)。野崎役は藤木悠(東京バイパス指令のレギュラー)の予定だったが、スケジュールが合わず下川辰平に決まった。
銀幕のスター・石原裕次郎はテレビ出演に懐疑的だったが、石原プロの台所事情もあり、1クール契約で出演を承諾。他にも大映倒産後に東宝入りした関根恵子や、東宝所属の竜雷太などのキャストが集められた。
『太陽にほえろ!』のタイトルで制作が決定。当初は主人公・早見淳は皆から「坊や」と呼ばれる予定だったが[3]、萩原が猛反発。衣装のイメージから「マカロニ」のニックネームが決まる。
新人刑事の活躍を斬新に描いた番組は当時の小中学生から一般視聴者層に受け入れられ、『水戸黄門』と並んで国民的人気番組と称せられるようになった。
「これからはテレビの時代です!」と、1クールで契約切れになった裕次郎の続投を本人に強く推したのは竜雷太だと伝えられる。
[編集] 続編
1997年から2001年に4本の2時間ドラマスペシャルが制作・放映された。舘ひろしがボスを演じた。監督は村田忍。
番組プロデューサーの岡田晋吉が当時中京テレビの取締役であったことから中京テレビと日本テレビの共同制作となっている。
- 1997年『七曲署捜査一係'97』、1998年『七曲署捜査一係'98』、1999年『七曲署捜査一係'99』
- 2001年『太陽にほえろ!2001』 ※詳細は「七曲署捜査一係」の項目を参照。
[編集] 脚本陣
- メインライターは小川英。長野洋によれば、脚本直しの手腕が天才的であったとされる。初期にはシリーズ構成というシステムがなく、設定の統一には厳密さがなかった。それゆえに独創性のある秀作・異色作が世に出たが、作品全体では辻褄が合わない短所もあった。
- 大映ドラマで有名な長野洋も主力として参加。銃器類をテーマとした展開が得意で、第14話「そして拳銃に弾を込めた」第82話「最後の標的」第173話「一発で射殺せよ!」第288話「射殺」第415話「ドクター刑事登場」第583話「三人の未亡人」などを執筆。他にも石塚の代表作の第118話「信じあう仲間」第122話「信念にかけろ!」第200話「すべてを賭けて」第310話「再会」第525話「石塚刑事殉職」、追悼作の第617話「ゴリさん、見ていてください」、他にも重要エピソード(交代劇・記念作)も多数執筆[4]。さらに初期ドック編や昭の父親像を作り上げたのも長野脚本である[5]。
- 東宝の若大将シリーズやクレージーキャッツものを手掛けた田波靖男も本作で多数執筆している。浜美枝扮する麻薬捜査官・村岡房江シリーズ[6]や警察犬シリーズ[7]、コミカル人情もの[8]といった独自のジャンルで新人刑事の魅力を引き出す一方、野崎刑事主演のエピソードを精力的に手掛けている[9]。本作降板後は、女性集団アクションドラマ『ザ・スーパーガール』のメインライターを担当している。
- 初期から参加していた鴨井達比古は、中断を挟みながらも5年にわたり執筆。スナイパーもの第27話「殺し屋の詩」第233話「狙撃」、犯人グループが全く正体不明のまま終わる第48話「影への挑戦」、ジーパン刑事の怒りと力を描いた第57話「蒸発」第60話「新宿に朝は来るけれど」、診療拒否問題に挑んだ第186話「復讐」、スコッチ編のサスペンス第242話「すれ違った女」、山村夫妻の絆を描いた第179話「親と子の条件」第206話「刑事の妻が死んだ日」など。本作以外にも加山雄三主演の『高校教師』や草刈正雄主演『華麗なる刑事』、『ザ・ハングマン』シリーズなどでメインライターを担当、そのアイデアと構成力が発揮された。
- 市川森一は第20話「そして愛が終わった」第102話「愛が終わった朝」などを執筆。「行き当たりばったりな、破天荒な性格」の鮫島刑事(後述)を産み出し、後々まで継承された。
- 『飛び出せ!青春』を終えた鎌田敏夫が、マカロニ編の後期から参加。ジーパン刑事の登場編をはじめ代表的なエピソードを執筆し、純のキャラクターを構築[10]。また、自身の裕次郎への強い思い入れにより、ボス主役編を数多く執筆している[11]。鎌田の脚本には、説得などまるで通じない狂気の犯罪者が登場するケースも多く、犯人を射殺する結末が多いのも特徴である[12]。テキサス編と併行して、松田優作主演の『俺たちの勲章』ではメインライターを担当。松田が以前より希望していたハードな刑事像(中野祐二)を、ジーパン刑事に続いて創りあげた[13]。
- 第79話「鶴が飛んだ日」は匿名の投稿脚本が採用された作品である。制作サイドから投稿者へ名乗りを求める広告が出されたが、報酬は求めず匿名を通したいという主旨の返信があったのみで、原案者は不明のままである。本放送では番組の終わりに視聴者からの投稿を採用しましたとテロップが流れている。
月刊「ドラマ」誌でもプロット募集が行われた。 - 『暗闇仕留人』『俺たちの勲章』『いろはの"い"』等、陰鬱な作風で知られる播磨幸治は、ジーパン末期からボン・ロッキーの初期まで参加。担当作は9本[14]に留まったものの、レギュラーメンバーをバランスよく主役に起用して濃密なストーリーを展開。第104話「葬送曲」は、松田優作が最も気にいっているエピソードである[15]。
- 後に『スケバン刑事』『特救指令ソルブレイン』を手掛ける杉村のぼるが、テキサス期の序盤より参入。杉村は月刊誌「シナリオ」で太陽のプロット募集に応募して入選。小川英の門下生として、実践形式でシナリオを学んでいた。最終作の第361話「殺人鬼」まで、担当作品は35本に及び、質量ともに太陽全盛期を支えた功労者といえる。第163話「逆転」第195話「ある殺人」をはじめとする山村刑事編[16]やボン成長の系譜[17]、苦い結末の殿下編[18]。そして本作の根底に流れるテーマを表現した第255話「本日多忙」。
- 必殺シリーズの中心ライターとして活躍[19]、後には『ザ・ハングマン』シリーズを支えることになる中村勝行が、第184話「アリバイ」から参加。第192話「2・8・5・6・3」第268話「偶然」第275話「迷路」第296話「ミスプリント」などのトリック犯罪ものから、第216話「テキサスは死なず!」第315話「ライバル」第365話「その一瞬‥‥・!」第408話「スコッチ誘拐」といったアクション路線も担当。
- 1970年代後期、尾西兼一・古内一成ら第二世代の新人作家が参加。硬派・峯尾基三・柏原寛司らのゲスト作も増えていく。
- 1981年、後に『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』を手掛ける土屋斗紀雄がデビューし、「引き金に指はかけない」を執筆。同年大川俊道もデビューし、後のカワセミ時代に繋がっていく。
- 『陽あたり良好!』の終了から金子裕が参加。井川のキャラクタ造型を担う[20]。
- 女流作家も後期に多く参加して新風を吹き込んだ(亜搶文代・塩田千種など)。古くは、女優でありテレビアニメ『ドラえもん』のドラえもん役で知られる大山のぶ代も脚本家として参加し、第189話「人形の部屋」など5本を執筆した。また、第452話「山さんがボスを撃つ」は当時18歳の女性による作品である。
- 後に『踊る大捜査線』『恋人はスナイパー』を執筆する君塚良一も参加。
- 小川英が監修するようになって設定ミスが減り、全体の構成はまとまったが際立った作品や独創性が乏しくなり、平凡な脚本が並ぶ。さらに小川規則に反発し、多くの作家が番組から離れてしまう弊害もあった。一方、小川英は私塾「英(はなぶさ)塾」を主催し、若手の育成に努め、本番組が新人作家の登竜門として位置付けされていった。後期に活躍した蔵元三四郎(第665話「殉職刑事たちよ、やすらかに」など執筆)も塾生の一人。
- 淳二・一の登場から若手作家の力量が発揮され、第482話「ラッサ熱」(土屋)、第535話「ボギーのいちばん長い日」第551話「すご腕ボギー」(大川・小川)を執筆。古内はジプシー編・ボギー編の多くや、ドック編三部作の第432話「スリ学入門」第459話「サギ師入門」第670話「ドック潜入!泥棒株式会社」を共同執筆し、若手刑事の活躍を描いた。
- ブルース(澤村誠)登場から大川がアクション作第565話「正義に拳銃を向けた男」第622話「ブルースの賞金稼ぎ」第643話「走れブルース」などを執筆。古内も第578話「一係皆殺し!」第579話「鳩の舞う街」第592話「空白0.5秒」など硬派な作品を執筆。
- 80年代は大川・尾西・古内ラインがメイン脚本陣として番組を支え、最終回はベテラン峯尾の執筆で幕を閉じた。
[編集] 新人のテスト出演
新人がレギュラー出演する前に演技のテストを兼ねてカメオ出演している。
- 松田優作 - 第35話「愛するものの叫び」で障害者施設の職員役。
- 勝野洋 - 第89話「地獄の再会」で若手刑事青木役。 ※この話は156話の伏線となった。
- 宮内淳 - 第148話「友情」で柔道部員役。
- 木之元亮 - 第245話「刑事犬対ギャング犬」で警察犬の調教師役。
- 山下真司 - 第324話「愛よさらば」で青年作業員役、341話「同期生」で若手刑事役。
- 渡辺徹 - 第460話「スニーカーよ、どこへゆく」で聞き込まれる会社員役。
- 又野誠治 - 第541話「からくり」で聞き込まれる麻雀屋の客役。
[編集] 命名
- 「七曲署」の命名は番組スタッフ大曲暎一から由来したと岡田プロデューサーは述べている。他に乙女署・花園署の案があった。矢追町は日テレの矢追純一ディレクタから命名したという説(長野洋は自らがつけたと発言していた)と、新宿区に実在する区域「矢来町(やらいちょう)」の「来る」を「追う」に掛けたのではないかという説もある。共同ペンネーム・魔久平(まくべい)はエド・マクベインに由来している[21]。
[編集] 階級の設定について
本作の劇中において、レギュラーメンバーは全員「刑事」として表現されており、警察官としての階級については具体的な描写がほとんどない。また、以下のような設定の混乱がある。
- 藤堂俊介(ボス)
- 近年の資料には警部補と記されているが、部下たちとの階級差[22]、劇中の台詞[23]、関連書籍の記述[24]などから警部ではないかと思われる理由がいくつか存在する。ただし、現実では所轄署係長の階級は基本的に警部補である。
- 石塚誠(ゴリさん)
- 石塚は昇進試験を申請するエピソード(第83話「午前10時爆破予定」第190話「パズル」)があるが、捜査のために止むを得ず棄権、「万年ヒラ巡査」として描かれていた。劇中で「巡査部長」に昇進したエピソードは存在していない。
- 滝隆一(スコッチ)
- 「刑事失格」の中で警部補と書かれている書類が画面に登場している。しかし、彼が警部補と考えた場合、石塚や島といった先輩刑事が巡査であることとの整合性がとれていない。
これらの混乱については、岡田晋吉プロデューサーが自著やDVD-BOXの解説書で警察組織を熟知していなかったことや、確認ミスの存在を語っている。
後番組『ジャングル』では中堅・ベテラン刑事を警部補や巡査部長に設定して調整した。
[編集] 刑事達のその後
[編集] 殉職した刑事
本来殉職とは勤務時間中などに職務上の理由で死亡したものを指す。判断が分かれるであろう件もあるが、本作では一括して殉職と扱われている。
- 早見 - 刺殺。新宿三井ビルディング建築現場
- 柴田 - 射殺。練馬区中村橋の廃工場。現在は練馬区立美術館が建っている。
- 三上 - 射殺。立川市・米軍倉庫
- 田口 - 射殺。厚木市・中津内陸工業団地
- 島 - 交通事故死。小田原市内の旧国道135号(現:神奈川県道740号小田原湯河原線)石橋山古戦場付近の高台で。
- 滝 - 病死。世田谷区・砧公園で喀血後、病院で。
- 岩城 - 射殺。ロッキー山脈・ウィスラー山
- 石塚 - 射殺。工事現場にて被弾後、新宿区の京王プラザホテルおよび現東京都庁舎前走行中の救急車内にて。
- 春日部 - 刺殺。新宿区・花園神社
- 竹本 - 射殺。ビルの屋上(首都高・浜崎橋JCT付近)
- 山村 - 射殺。西新宿、新宿中央公園東口付近・角筈橋
殉職した場所は一部現存するが、なくなった場所もある(新宿三井ビルディングは竣工してしまった)。
[編集] 最後まで生存していた刑事
- 藤堂 - 病気により不在であったが澤村の危機で復帰。その後、警視庁に栄転。『七曲署捜査一係'97』では、既に故人であるとされている。
- 野崎 - 岩城創殉職を期に「ロッキーの様な刑事を育てたい」という希望で警察学校教官に転任。その後、澤村誠を七曲署に推薦。第562話、第665話でゲスト出演。PART2より現場復帰した。定年後『七曲署捜査一係'97』では民生委員、『同・'99』では保護司としてゲスト出演した。
- 伸子 - 『太陽にほえろ!2001』で鑑識係として登場。
- 五代 - 妹の遺志を継いで海の牧場を開くため退職し、帰郷(第489話ゲスト出演)。
- 原 - 西多摩署に栄転(第593話ゲスト出演)。
- 島津 - 山村のやり残した事件の真相を解決させ、海外研修に。
- 橘 - 藤堂の復帰と共に警視庁に戻った。
[編集] 美術など
[編集] BGM
- テーマ音楽は元スパイダースの大野克夫の作曲。演奏は大野も参加した井上堯之バンドであるが、初期は井上バンドの前身であり、萩原健一もヴォーカリストとして参加していたPYG。井上バンド解散後は、大野が率いる大野克夫バンドに受け継がれた。
- 大野を起用するように進言したのは、PYGで大野とバンドを組んでいた萩原健一。初期は音源が少ないため、青春シリーズや『東京バイパス指令』から流用していた。他にも国際放映制作の他局のドラマからも相互にBGMやブリッジを流用していた。
- 1972年6月23日に行われた第1回録音分のセッションでは、その後俳優として活動した岸部一徳(当時・岸部修三)がベースギターを担当、この後テキサス刑事登場までの音楽は岸部一徳がベースを弾いている。ドラムスを担当したのは原田裕臣、サックスとフルートは市原宏祐。この最初のレコーディングセッションでは演奏メンバーの人数が足りず、岡田晋吉プロデューサーの上司で、初期のチーフプロデューサーでもある津田昭(元ジャズ・ミュージシャンで当時は日本テレビ芸能局長、後に日本テレビエンタープライズ初代社長に就任)がマリンバとビブラフォンの演奏で参加している。レコード用のステレオ音源には、新アレンジで録音されたもののほか本篇用のマルチトラック音源をステレオにミックスした音源が用意された。視聴者プレゼントとしてテーマ曲集を制作したことがきっかけで、百回放映記念盤を発売した。当初は東宝レコードとポリドールが併売し、東宝盤は独自のカバー音源が多かった。以降はポリドールのみの発売となる。83年にベスト盤LP3枚組が計画されていた。偶然、そのことを知った高島幹雄はポリドール側にモノラル音源のレコード化を提言し、初の劇伴集が実現した。後のミュージックファイルシリーズの原型となった。
- 番組開始に伴い、大野が番組側に持ち込んだ主題歌候補は二曲だった。一曲は主題歌として使用されたが、もう一曲の候補曲は、萩原の活躍シーンに使われる劇中曲となった。この「マカロニ刑事のテーマ」は、番組後期まで劇中曲として使用された。
[編集] 協力会社
- 衣装は一色、TAKA-Q、ベストハウス、イトーヨーカ堂などが協力していたが、俳優が自分の好みで選んでくる場合も多かった。スタイリストは一貫して京都衣装(現・東宝コスチューム)の檜山勇が担当。ステージガン協力は放映開始直後からMGC(モデルガンコーポレーション)、MGCボンドショップ(初期の劇中、家宅捜査のシーンで同ショップのポスターが確認できる回あり)、一部コクサイ(国際産業)、東京CMCの製品をステージガンにした物を使用。
- 電気製品は、初回から番組スポンサーである三菱電機の製品を使用していた。劇中に登場するテレビやステレオ(ダイヤトーン)、カーラジオなどでスリーダイヤのマークが確認できる。マイコンこと水木悠は、同社のパソコン「MULTI16」を使用。
[編集] 車両
- 番組開始当初は鈴木自動車工業が番組スポンサーに入っていたが、冠スポンサーの三菱電機とは違って劇中の小道具としての供給はほとんどなく、マカロニ刑事の愛車スズキ・ジムニーや、若者の乗るオートバイ程度にとどまっていた。パトロールカーをはじめとするそれ以外の車両に関しては、主に当時の東宝で所有していた汎用劇用車を使用。スズキがスポンサーを降りてからのレギュラー捜査車両は主にトヨタ車になり(トヨタ自動車は番組スポンサーではなく、担当のカースタントチーム「マエダオートクラブ」の都合、 または、番組の筆頭スポンサーの久保田鉄工(現・クボタ)の意向による説もある。(トヨタは、久保田鉄工の筆頭株主である))、刑事が乗る車はクラウン、セリカの2車種を基本軸とし、エクストラ・レギュラーとしてスプリンターとコロナまたはカリーナを撮影時期やストーリー上必要となる車の台数によって加える3~4台体制を基本としていた。
- 構成されるレギュラー車種が多彩になってきたのは1980年代に入ってからで、クレスタを皮切りにチェイサー、ソアラ、カムリ、ビスタ、スープラなどを覆面車として起用していた。なかにはスターレットやターセルなど、およそ捜査車両とは思えない車種をレギュラー刑事が使用するケースもあった。レギュラー車両のほとんどがトヨタ自動車の広報車貸与であったが、新車のうちから劇中での使用が激し過ぎたため、車両によっては退役後メーカー返納できず、トヨタ系の中古車販売店で売りに出された物もあった[要出典]。
- ストーリー上車両を多く必要とするシーン(検問や緊急配備など)では同じ東宝で撮影用に用意していた他作品の車がパトカー・一般車問わず借り出される事が多かった。トヨタ以外のメーカーの車両も多く見受けられるのはそのためである。撮影所が同じであった「華麗なる刑事」で使用のランサーセレステ、ギャランの流用が有名で(逆に「華麗なる刑事」でも七曲署組の小道具やセットが多く流用されていた)、他にも1980年代以降レギュラー登用された制服パトカー(グロリア・セドリック・スカイライン)は国際放映が所有している劇用車を使用、オープニングで演出のため随所のシーンで背景に置かれるパトカーはユニオン映画が所有している劇用車を熱中時代・刑事編やキッドなどの撮影の合間に借りて撮影された。
- カーアクションには宮内淳の登場近辺からカースタントチームが正式参加。当初はセキトラ・カーアクションの1本で担当していたが、レギュラー刑事の車が赤色灯を点けてサイレンを鳴らし始めた頃からカーチェイス・カースタントシーンが増加。タイトな撮影スケジュールに対応できるようマエダオートクラブ(現・カースタントTAKA)が参加して2本体制となった。カースタントのスタイルが定着し、撮影スケジュールにもこなれてきた1980年頃から、カーアクションはマエダオートクラブ1本となり、刑事のレギュラー車両がエクストラ・スポット含め全てトヨタ車に統一された時期と一致する。
[編集] ステージガン
ステージガン(劇中に登場する小道具銃)は、番組放映期間が長かった為、様々なバージョンのものが存在した。放映期間中の1977年に銃刀法が改正されたため、モデルガンのみならずステージガンも法改正の影響を受けている。
- ごく初期のステージガンは電着銃を主に使用。リボルバー型、オート型、ライフル型を使用している。
- 放送初期には、所持許可が必要な鋲打ち銃や実銃のライフルを小道具として使用し、スタッフが警察より厳重注意を受けたことがある。現在該当話は全て再放送自粛の措置がとられ、DVD-BOXからも除外され欠番となっている。
- マカロニの後期にMGCハイウエイパトロールマン(通称ハイパト)が刑事ドラマ全般で使われ始めた。ボスは戸井田工業の電着式ルガーP08を愛用していた時期もある。
- マカロニ後期からジーパン初期までMGCハイパト一辺倒だったが一部スチールなどでは国際産業製の旧ハイウェイパトロールマン3.5inや黒色金属製旧チーフススペシャル2inなども使用されている。
- ジーパン後期よりハイパトをもとに各刑事専用に改造したステージガンが登場。ジーパン用の「ミリタリーポリス22」の他、「テキサスカスタム」「ゴリカスタム」「殿下カスタム」や制服警官用のSW M1917も作られた。製作は東京メイクガン(TMG)とMGC。
- スコッチの登場から銃身の短いMGC ローマンMk-Ⅲが刑事ドラマ全般の主流となる。(ただしスコッチ自身はその後銃身の長い拳銃を使用するように変わっていっており、最終的にはS&W M29に落ち着いている。)
- ロッキー登場の頃から銃器類協力としてMGCボンドショップがクレジットされ、MGC ローマン、MGC トルーパーや同社製ホルスターを中心に使用していた。同時期(1978年)の作品である『大追跡』についても同様である。
- ロッキーは登場時、MGC ローマン4インチを使用していたが、ハイパトを改造したミリタリーポリス5インチタイプも一時期使用。後期はMGC トルーパー6インチを使用し、殉職話のカナダロケでも使用されていた。
- ドック登場の頃から銃器テクニカルアドバイザーとしてトビー門口が参加。ドックのMGC M59(後述参照)や、スコッチのMGC 44マグナム8・3/8インチ(パックマイヤー製ラバーグリップ付き)が登場した。
- ドックは演じる神田正輝本人の強い希望でMGC M59を準備して使用。登場初期はセンターファイア、ライブエキストラクター、チョーク式ブローバック金属バレル、フロントサイトにクリアピンクインサート装着。ドック刑事の人気が出始めた頃トビー門口が商売として自己利益の為人気を利用し始め関係者や役者から嫌われていたのはあまり知られていない。その為1984年10月からはフロントサイトやエキストラクター、バレルなどの細部が変更されモデルガンそのままの外観と作動方式(ダブルキャップCPブローバック)に変更。撮影時に非常に作動が悪く支障をきたしはじめた為、電気発火式モデルも併用された(詳細は「MGC M59」参照)。なお、ドックが使用するバック・サイド・ホルスターもトビー門口のスタッフが考案、後に劇中仕様と全く同じものが一般市販された。この後、2タイプのホルスターは様々なガンショップで複製され発売された事もあった。初期版はJAC製、以降はテキサス製。パドル、ループ、スナップなどに違いが見られる。
- 石塚が後期に使用していたMGC トルーパー4インチはシリンダー後面を実銃同様に全面カウンターボア加工がされている。このステージガンは石塚殉職によって降板した竜雷太本人にスタッフからの記念品として贈呈された。このステージガンの詳細はDVD-BOX特典ディスクで確認できる。
- ラガー登場時はMGC ローマンベースで戸井田工業が製作したニューナンブM60風を使用していた。3インチ程度に整形された銃身に実銃同様のフロントサイトとダミーながらロッキングボルトの付いた鉄バレルを装着しているのが特徴。この頃、電着銃のニューナンブも使用している。後にMGC パイソン4インチ、MGC M5864インチ(電気発火タイプも併用)と変更していく。
- ブルースはMGC 44マグナムを使用。登場話は純正の6.5インチ銃身(シリンダーのみ複製の41マグナムタイプ)を使用。以降はPPCカスタム・ラウンドバレル6.5インチを使用。後期は純正の8・3/8インチを使用。
- ジプシーは登場時のOPで殿下カスタムを使用。作中初期はMGC ローマン、以降はMGC パイソン2.5インチに変更。このMGC パイソンは後にデューク、オサムらに継承された。
- 各ステージガンは国際放映と東宝の小道具(番組後期まで)のため、他番組でも流用されていた(銃器登場が頻繁だった『大追跡』と放映が重なっていた時期は『太陽』での発砲シーンが少なかった)。また、一部役者が所蔵物を持ち込む場合もあった。
- 小道具担当は春木弘(中途降板)で製作はMGC、グッドビレッジやTMG(東京メイクガン)、戸井田工業。
- トビー門口が他の映画作品用に製作していたステージガン(ニューナンブ型電気発火式拳銃等)がドック登場前にも登場することがあった。
[編集] その他
[編集] 撮影秘話
- 番組の収録は世田谷区砧にある国際放映(旧・新東宝)で行われた。ここの7番ステージにパーマネントセットが組まれ、月に二回(隔週金曜日)レギュラーキャストが集まって刑事部屋などのシーンが収録された。基本的に同じ監督で二本同時収録し、実撮影日数は約14日。本パーマネントセットは、同番組パート2終了後、「胸キュン刑事」の原宿音羽署捜査課として流用された。
- 撮影の遅れを取り戻すため、B班と呼ばれる別班が応援に入る。2班同時進行で、俳優らは多忙を極めた。A班主要スタッフ(撮影技師・助監督など)を混ぜて作品のできが均一になるようにしていた。A班は主に竹林・山本監督など東宝出身または鈴木監督が、B班は澤田・小澤・斉藤監督など外部出身監督があたる場合が多い。B班制作は年に10本程度。
- 七曲署庁舎は世田谷区内の海上自衛隊(上用賀基地)を借用。ただし、屋上のない二階建なので屋根が写らないように撮影していた。現在は建替えられ外観は変わった。屋上のシーンは北新宿で撮影。
- 予告編は助監督に制作が任され、未使用カット・NGカットなどを使用し編集される。しかし、新撮カットや予告のために撮られた演出違いのカットが挿入される場合もあった(例・第217話「スコッチ刑事登場!」第414話「島刑事よ、永遠に」など)。また、初期ではナレーション(音声)違いの別バージョンが販売された予告編集(七曲署ヒストリー)で確認されている。反対に第52話「マカロニ死す」の放映予告編は黒バックに字幕だが、ヒストリー版では青バックとなっている編集違いも存在する。第13話「殺したいあいつ」や第660話「デューク刑事登場!」予告編は放映版とヒストリー版では内容が全く異なる。基本的に30秒枠だが、新刑事登場などでは45秒に拡大する場合もある。第414話「島刑事よ、永遠に」ではさらに15秒スポットが投入された。他にも新刑事登場を節目に番組宣伝(CM)も数種類流された。
- 藤堂俊介の出番の一部を渡辺徹が代役していたことが後に紹介されている。石原裕次郎の負担を軽減させるための策として活用された。
- 病院のシーンでは埼玉県の新座志木中央総合病院が多く使われた。円形の建物が特徴で、廊下のシーンなどで、壁面がアールを画いているので直ぐに判別できる。
[編集] エピソード
- 本放送の放映中にはファンクラブ(FC)が作られ、情報誌が少ない時代に番組とファンとのパイプ役を務めた。代表的なサークルは「SUNRISE」、研究会「七曲署」などで、「10周年記念号」にFC主要メンバーがファン代表として掲載された。現在は活動休止し、かつての会員がネット上やコミックマーケットで活動している。
- 石原裕次郎は解離性大動脈瘤で長期闘病生活からの復帰初仕事は、自身がオーナーである石原プロ制作の「西部警察」よりも、「太陽にほえろ!」を優先し先に復帰した。裕次郎のこの番組に対する想いがうかがい知れるエピソードである。
- 岩城と妻の令子の間にできた双子の名前は裕太と陽子であり、石原裕次郎が命名した。
- 萩原健一は、自ら殉職と言う形で降板を希望したが「人が死ぬ間際には、どんなことを思ったり言ったりするのだろうか?」と悩み、下川辰平に相談。下川は「戦争中の特攻隊員が故郷のお母さんのことを思い叫びながら、敵機に突っ込んで行った」と語り、そのアドバイスをもとに淳の最期のセリフが決まった[25]。
- これに対して、松田優作は、「人間の生と死」とは何かを考え、「人間が死を前にすると、見栄を張り、カッコよく見せて、死を受け入れるのではなく、貪欲に、無様に、生を求め、死にたくないと考えるのではないだろうか」と考え、カッコよくない殉職シーンを作り上げた。
- 殉職にて降板(出演者やスタッフらは「番組卒業」と表現することがある)の際、ストーリーはある程度殉職刑事の意向が脚本家や番組スタッフに受け入れられ、「最後の花道」を作ったと語られることがある[26]。
- 山村刑事の妻・高子が心臓病で危篤状態の時でも、山村は捜査に奔走していた。事件が解決した時、高子は既に帰らぬ人となっていた。当初、病院へ駆けつけた山村が亡き高子に語りかけるセリフが台本にあったが、それはカットされた。山村役の露口が本物の涙をこぼし、セリフなしでも充分に悲しみが伝わったからである(第206話「刑事の妻が死んだ日」)[27]。
- 小野寺昭がテレビ東京系「レディス4」にゲスト出演した際に語ったところによると、神奈川県小田原市のある海岸(旧国道135号(現:神奈川県道740号小田原湯河原線)石橋山古戦場すぐ近くの高台)に、「島公之殉職之碑」がファンによって作られていたという。小野寺本人もお参りをして、殿下ファンや太陽にほえろ! ファンと一緒に写真撮影等もしていた。現在は撤去されているという。
- 石塚役の竜雷太が8年目頃に降板を申しいれた時期があった。その時、実は先に小野寺の降板が決まっており、竜は降板することができなかった。それから殉職するまでの約2年間、竜は本作だけに仕事を絞っていた。その後ロッキー殉職の撮影時期に再度降板を申し入れ、岡田プロデューサーが懸命に説得するが本人の意思が固く、第525話「石塚刑事殉職」が太陽にほえろ! 初の90分スペシャルとして放送された。
- 下川辰平によると、野崎が犯人を護送中に襲撃され殉職する話を下川自ら提案したが没になったという。下川は生前、初期メンバーの中で自分だけ殉職しなかったことが、今でも心残りだと発言していた[28]。他にも孫が産まれる話も予定されたが、実現されずに終わった。
- 西條は同僚刑事に彼独自のニックネームをつけていた。ゴリさん→ゴロウさん、スコッチ→ブランデー、ロッキー→アルプス、スニーカー→スパイク(またはスリッパ)、ジプシー→カルメン、ボギー→イチ、ラガー→ラッキョ、ブルース→パイナップル(「パイナップル頭」から)、マイコン→コンポリ(「コンピューター・ポリス」の略)、DJ→ダサい、といった具合。西條が殉職しなかったことについて、神田正輝本人は「次は俺と思ってても次から次と後輩が死んでいく。いつ死ぬんだろう? と思っていたら、先に番組の方が死んでしまった」とワイドショー番組のインタビューでコメントしていた。
- 地井武男は、第19話(DVDなどでは欠番)に犯人役でゲスト出演した時に、ロケ先で石原裕次郎からカツカレーを馳走してもらったことを石原が覚えていて、レギュラー入りの会見の席でその話をされて感動した、と『TVジェネレーション』(TBS)にて語っていた。
- 春日部役の世良公則は当初1年で殉職する予定であり本人もそのつもりだったが、地井武男らの説得により半年延命。結果、春日部殉職後の後任の予定だった澤村が交代劇のないままに登場し、春日部とよきコンビぶりを見せた。ロック歌手であった世良だが、挿入歌の申し入れに対して「『太陽』には役者で来ているのだから」「自分の歌は『太陽』には合わないから唄わない」と固辞した。
- 竹本刑事殉職の放映の翌日、渡辺徹主演の『気になるあいつ』(日本テレビ)がスタート。その冒頭のシーンは青年医師役の渡辺がテレビの中の竹本に向かって「死ぬな!」と叫ぶものだった。
- 又野誠治演じる澤村は、本来 "12人目の殉職刑事" になる予定であった。しかし病欠していた石原裕次郎の体調が思わしくなくレギュラー復帰を断念し番組が終了、予定されていたブルース殉職編もお蔵入りとなってしまった。番組が続行していれば澤村の後任として京本政樹の登場が予定され、番組15周年に当たる1987年7月17日[29]にアフリカロケの作品(未制作)が放送される予定であった。
- 藤岡琢也は、城北署の鮫島刑事役(愛称:ゴロンボの鮫、鮫やん、ジョーズ刑事)として初期作品からセミ・レギュラー出演。警察退職後は様々な職業を経てその時々の若手刑事と共演、番組中盤から後期にかけてしばらく登場しなかったが、最終回直前の第711話「ジョーズ刑事の華麗な復活」にて西山浩司演じる太宰と共演。
- 犯人を逮捕する際、正当防衛や緊急避難以外で暴行を加えることは違法行為だが、当局は劇中の演出を黙認していた。「犯人を射殺する」ことだけはしないよう制作サイドに要請したという[30]。
- ドン・ジョンソン主演『刑事ナッシュ・ブリッジス』ではナッシュ自身が金庫破りに扮して盗賊団に潜入して犯罪を食い止めるという、本作の第62話「プロフェッショナル」と酷似した作品と、白骨死体から復顔した顔と瓜二つの人物を真犯人に突きつけて自白させる第66話「生き返った白骨美人」と似たエピソードがある。
- 第84話「人質」と『刑事コジャック』TVシリーズ1話は酷似しているが、どちらもアムステルダムで起きた実在の篭城事件が元になっている。
- 第196話「言葉の波紋」で、落語家になる前の立川志の輔がバーテンダー役で出演している(クレジットは本名の竹内照雄名義)[31]。
- 著名声優のゲスト出演も多く、『サザエさん』のマスオの声で知られる増岡弘は脇役で数多く出演したほか、高橋和枝、家弓家正、石丸博也、中田浩二、安原義人、阪脩、中尾隆聖なども出演歴がある。また、異色の例として熊倉一雄がメインを張った回などが存在する。熊倉が座長を務めるテアトル・エコー所属の俳優(納谷悟朗、八代駿など)の出演も多く、同劇団の研究生だったラサール石井も石井章雄名義で第275話「迷路」に出演(ただし、遠くで洗車しているだけでセリフは無し)。
- 2005年11月よりニューギン製のパチンコのキャラクターに採用された。権利などの関係から、実写映像は使われていない。
- 松田優作は、オーディション当時、家にテレビが無く、見ていなかったため、「シーン演じて」と言われても、全て感覚で演じた。これがスタッフに気に入られた。
[編集] 番組へのオマージュ・パロディ
人気作品であるだけに、この作品を題材にしたオマージュやパロディも多い。以下はその一例である。
- 『大追跡』第14話「大逆転」にて、沖雅也演じる矢吹が容疑の掛かっている女優宅で「太陽にほえろ!」の台本を見つけ、それをめくりながら"スコッチ刑事って最高でしたよね"と上機嫌で女優に話し掛けるとその女優が"私はジーパンが好き"と答え、矢吹が落胆の表情を浮かべるというシーンがある。
- 『ドリフ大爆笑'78』のコントで「太陽にほえろメインテーマ」のかかる中、刑事に扮したメンバーが、スクリーンに映ったビル街の夕日に犬の真似をして吼える、というものがあった。
- 『探偵物語』第24話「ダイヤモンド・パニック」では、松田優作演じる工藤探偵が、調査に協力させた組員3人組に"ゴリ・殿下・ロッキー、出動だ!行けー!!"と叫ぶシーンがある。このシーンが撮影されたのは"ジーパン刑事"として度々疾走した西新宿の高層ビル群の中であった。
- 番組放映中にはフジテレビドラマ『翔んだカップル』の中でパロディシーン「太陽にまねろ!」があった。柳沢慎吾が山村に扮し、長身なADスタッフが柴田役を演じていた。ジーパンのコスプレ衣装は柳沢自身のコレクションを利用しており、柴田の衣装バリエーションを克明に再現していた。
- 1983年のフジテレビ『タケちゃんの思わず笑ってしまいました2』では、刑事ドラマのありがちな光景をコントにした「太陽に叫べ!」コーナーが放送され、ボスをビートたけし、山さん刑事を荻島真一、スニーカー刑事を加納竜、殿下刑事を小野進也、庶務係を倉田まり子が演じ、藤木悠がスルメ刑事を名乗るなど、太陽にほえろ出演歴のある、もしくは他の刑事ドラマでレギュラー刑事を演じた面々が登場し本作品のパロディーを演じた。
- 『あぶない刑事』第23話「策略」では、大下(柴田恭兵)が鈴江(御木裕)に歩道橋上から下を走るバスに飛び降りるようそそのかし「ダーティーハリーや太陽にほえろだってやってたじゃないか!」と説得する場面があった。
- 『NEWジャングル』で第55話「どぶねずみ」が「浩平が泣いた」に、第102話「愛が終わった朝」が「婦警の恋」に、『刑事貴族』では第36話「危険な約束」と第402話「島刑事よ、安らかに」がそれぞれリメイクされた。
- とんねるずのバラエティ番組『みなさんのおかげです』(フジテレビ)のコーナーとして「太陽にぽえろ!」、「太陽にほえるな!」が放映された。「ぽえろ」ではチェッカーズがマカロニ、ジーパン、シンコ、テキサス、ロッキー、殿下、ゴリさん役で、地井武男が「トシさん」本人役として出演。「ほえるな」ではジーパンっぽい風貌のバミューダ刑事、オリジナルキャラのクレーン刑事が登場した。
- 東映Vシネマ第一作として大川俊道脚本・監督で『クライム・ハンター』シリーズが製作された。世良公則、又野誠治、竹内力らが出演したガン・アクションの秀作。又野は「ブルース澤村」という殺し屋役で、番組では実現しなかった「殉職シーン」(?)を披露している。
- 『あいつがトラブル』(フジテレビ)で萩原健一が演じた役名は「沖田淳一」で、早見淳に由来している。設定も、もし早見が生きていたらなっていたであろう中年刑事像である。
- 大野克夫作曲による テレビアニメ『名探偵コナン』のテーマ曲は、本作メインテーマのイントロ部分を再現してほしいと制作側から依頼があり、セルフカバーのような作品となった。
- 『はみだし刑事/情熱系』(テレビ朝日)では第452話「山さんがボスを撃つ!?」が、『特警ウインスペクター』では第157話「対決!6対6」が「大人をやっつけろ」(杉村升脚本)としてリメイクされた。
- 金曜ドラマ『ケイゾク』(TBS)で野々村係長(竜雷太)には“これでも昔はゴリ押しのゴリさんなんて呼ばれたこともある”というセリフがある。さらに劇場版では「殿下やマカロニと後楽園に犯人を追い詰めて…」というセリフも。主人公「柴田純」(中谷美紀)の役名は優作と同じでそのまま拝借したばかりでなく、犯人に刺された際に「なんじゃあ、こりゃあ」とも言わせている。
- 山下真司は『ケータイ刑事 銭形愛』に当時と同じ役名「五代潤」で出演、以後も銭形舞、銭形泪、銭形零、銭形海とケータイ刑事シリーズに登場した。さらに、銭形愛の第1話では下川辰平も「野崎太郎」で出演、最後の「長さん」役であった。また、ケータイ刑事シリーズ内ではところどころで本作に関連する小ネタが登場する。
- 1994年頃、AGFの缶コーヒーのCMで、岸谷五朗が本作メインテーマに乗って“ブレンディ刑事”に扮した。そのCMには竜と下川がそれぞれ石塚と野崎を思わせる役で登場している。
- 2005年には給湯システムのコマーシャルで小野寺昭が「電化」と「殿下」をかけ、「ボス、殿下(電化)だ! 殿下(電化)だよ!」というセリフを披露している。その後、ザ・ドリフターズの仲本工事と共演し「殿下(電化)の工事はお任せください」と宣伝している。
- 2009年5月にはENEOSの『エネファーム』のコマーシャルでゴリラの「エネゴリくん」が興奮して胸を叩くのを見た竜雷太が「わしも昔はゴリさんと呼ばれた男だ」と言って、自分もシャツを一枚脱いで胸を叩き始め、水川あさみが「ダブルゴリさん。」と呟くシーンがある。
- 『鳥人戦隊ジェットマン』の最終回で主人公の一人・結城凱が引ったくり犯に刺殺された。これは「マカロニの殉職をイメージして執筆した」と脚本家・井上敏樹が誌上で答えている。
- 『サントリー BOSSレインボーマウンテン』CMで2009年6月より太陽にほえろをモチーフとしたCMが作られた。トミー・リー・ジョーンズが扮する宇宙人ジョーンズが七曲署に配属といった内容で、竜雷太、小野寺昭、木之元亮、勝野洋ら刑事たちが捜査一課に集結する。またボス役はゆうたろうが扮している。
- アニメ『勇者警察ジェイデッカー』はOPアニメ、登場人物の名前も本作をモデルにしている。
[編集] 脚注
- ^ PART2放送開始予定だった日は、伊豆大島三原山噴火関連の報道特別番組のため1週延期されてスタートした。
- ^ 60年代まではNHKに長髪のタレントが出演できないほど長髪は害悪と思われていた。
- ^ このニックネームは、田波靖男と鴨井達比古がメインライターを務めた『華麗なる刑事』(77年・東宝+フジテレビ)で、真田健太郎刑事(加納竜)に使用されている。
- ^ 第73話「鶴が飛んだ日」、ボン殉職、ラガー登場、スコッチ復帰と殉職、ボギー登場、500回記念、第650話「山村刑事左遷命令」など。
- ^ 第419話「禁じられた怒り」第436話「父親」第444話「ドック刑事のシアワセな日」第483話「落とし穴」、雪山ロケ前後編(第449話〜第450話)。
- ^ 第4話「プールサイドに黒いバラ」第61話「別れは白いハンカチで」第137話「ありがとうテキサス坊や」
- ^ 第132話「走れ! ナポレオン」第198話「死ぬなジュン!」第220話「ジュンの復讐」第245話「刑事犬対ギャング犬」
- ^ 第85話「おやじに負けるな」第99話「金で買えないものがある」第129話「今日も街に陽が昇る」第162話「したたかな目撃者」第336話「ドジな二人」。
- ^ 第92話「シンデレラ刑事」第124話「仰げば尊し」第155話「家族」第193話「二人の刑事」第201話「にわか雨」第235話「刑事の娘が嫁ぐとき」第281話「わかれ道」第292話「一流大学」
- ^ 第55話「どぶねずみ」第72話「海を撃て!!ジーパン」第76話「おふくろ」第78話「恐怖の瞬間」など。
- ^ 第46話「黒幕は誰だ」第123話「孤独のゲーム」第149話「七曲藤堂一家」第182話「ボディガード」第355話「ボス」
- ^ 担当作品20本のうち、犯人を射殺した回は第32話「ボスを殺しに来た女」第46話「黒幕は誰だ」第55話「どぶねずみ」第76話「おふくろ」第78話「恐怖の瞬間」第101話「愛の殺意」第123話「孤独のゲーム」第182話「ボディガード」。
- ^ 鎌田はその後も『俺たちの旅』『俺たちの朝』『ちょっとマイウェイ』『天皇の料理番』など人気作を担当
- ^ 第97話「その子に罪はない!」第104話「葬送曲」第108話「地獄の中の愛」第139話「墓穴を掘る」第204話「厭な奴」第214話「奇妙な友達」第254話「子連れブルース」第265話「ゴリ、爆発!」「初恋」
- ^ 日本テレビ刊「太陽にほえろ!200回記念名場面集」より
- ^ 他には第121話「審判なき罪」第171話「暴走」第241話「脅迫」第277話「身代り」第308話「新しき家族」第317話「殺人者に時効はない」。
- ^ 第168話「ぼんぼん刑事登場!」第175話「偶像」第187話「愛」第212話「情報」第221話「刑事失格!?」第223話「あせり」第251話「辞表」第260話「宝くじ」第286話「悪意」第347話「謹慎処分」第356話「制服を狙え!」。
- ^ 第128話「夢見る人形たち」第202話「手紙」第239話「挑発」第247話「家出」第361話「殺人鬼」。
- ^ 内容的に全盛期を迎えた第5作『必殺必中仕事屋稼業』から第12作『江戸プロフェッショナル・必殺商売人』まで担当した。
- ^ 第573話「父と子の写真」第605話「離婚」第640話「妻への疑惑」。
- ^ 第571話の90分SP「誘拐」は、マクベインの「キングの身代金」を基にした唯一の原作ものである。
- ^ 警部であった山村が降格処分を受けて警部補となっており、藤堂警部補説を採ると、部下の方が階級が上という不自然な設定になる。
- ^ 第665話「殉職刑事たちよ、やすらかに」で「藤堂警部」と呼称。
- ^ 「終了10周年記念写真集 極彩の記憶」
- ^ テレビ朝日「徹子の部屋」にて下川が語っている他、「太陽にほえろ!」DVD-BOXでのインタビューでも発言している
- ^ 小野寺昭:『徹子の部屋』『テレビ探偵団』、沖雅也:オフィシャル本、渡辺徹:『爆笑おすピー問題!』などにて
- ^ 番組オフィシャル本より
- ^ テレビ朝日系「徹子の部屋」など。
- ^ くしくも1987年7月17日は石原裕次郎が亡くなった日でもある。
- ^ 地井武男がゲスト出演している第19話「ライフルが叫ぶとき」が現在欠番扱いとなっている理由がこれではないかと言われている
- ^ 2008年3月25日放送のぴったんこカンカンスペシャルより本人談及び[1]
[編集] 参考文献
放映当時は本作について、日本テレビより写真集やノベライズが数多く出版されていたが、放映終了後に出版された関連書籍は以下のものがある。
- 『金曜夜8時君は太陽にほえろ!を見たか』(七曲署熱血探偵団・編 スターツ出版)
- 全刑事の紹介や、第1話のシナリオ再録、放映リストなど、本作のまとまった形での資料集としては唯一のものである。しかしながら、キャラクターのプロフィール(階級、年齢、家族の性別)や、使用拳銃のスペックなどについて、映像作品と明らかに異なった記述も多く、注意が必要である。
- 『太陽にほえろ!伝説-疾走15年 私が愛した七曲署』(岡田晋吉・著 日本テレビ)
- 本作を担当した岡田プロデューサーが語る制作秘話。
- 『太陽にほえろ! 極彩の記憶 - 終了10周年記念写真集』(日本テレビ)
- 終了10周年を記念した公式写真集で、メンバー紹介、岡田プロデューサーのコメント、未公開を含めた写真などが掲載され、付録にCD-ROMが添付されている。各種データは前述の「金曜夜8時~」に準拠しているが、一部データの訂正もなされている。
[編集] 外部リンク
[編集] 番組の入れ替わり
| 日本テレビ系列 金曜夜8時の枠 | ||
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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太陽にほえろ!
太陽にほえろ! PART2 |
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最終更新 2009年11月18日 (水) 12:32 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【太陽にほえろ!】変更履歴


