奈良女子大学附属中等教育学校

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奈良女子大学附属中等教育学校
過去の名称 奈良女子高等師範学校附属高等女学校
奈良女子大学文学部附属高等学校・中学校
奈良女子大学文学部附属中等教育学校
国公私立の別 国立学校
設置者 国立大学法人奈良女子大学
設立年月日 1911年
創立記念日 5月1日
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 6年一貫教育
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
学期 2学期制
中等教育学校コード 29001H
所在地 〒630-8305
奈良県奈良市東紀寺町一丁目60-1
電話番号 0742-26-2571
FAX番号 0742-20-3660
外部リンク 公式サイト
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奈良女子大学附属中等教育学校(ならじょしだいがくふぞくちゅうとうきょういくがっこう)は奈良県奈良市にある国立大学法人中等教育学校奈良女子大学附属学校だが、男女共学である。

目次

[編集] 概要

[編集] 歴史

前身は奈良女子高等師範学校附属高等女学校。設立当初は良妻賢母の育成を目指していたが、大正デモクラシーの影響で、木下竹次らが自由で民主主義的な教育を展開した。 戦後の1947年、学校改革で附属中学校が発足し男女共学となった。翌1948年に附属高等学校が発足して1950年に高等学校も男女共学となり、1952年には奈良女子大学文学部附属高等学校・中学校となった。 1958年に現在地である旧進駐軍キャンプ地(前は第16師団歩兵第38連隊駐屯地)に移転。 1973年の入学者より六年教育の中高一貫となった。2000年に中等教育学校に移行し奈良女子大学文学部附属中等教育学校となり、2004年から国立大学法人奈良女子大学附属中等教育学校となった。

1950年代1970年代前半にかけて、県下随一の進学校と呼ばれるようになり、県内だけではなく大阪府や京都府からの入学希望者も多かった。中には兵庫県から通った生徒もいた。当時、中学校から高等学校へ全員が自動的に進学できたわけではなく、入学試験が行われていた。高等学校から附属に入る生徒には、隠れて下宿するものもいたほどである。 1973年に中高一貫校となり、有名校への進学率は低下した。そして、独自のカリキュラムを作り現在の取り組みにつながる。その頃からフィールドワークや生徒による話し合いや実験が充実している。

[編集] 校風

校風は「自由・自主・自立」で、その精神は戦前からある。

[編集] 校歌

正式な校歌はあるが、最近はあまり歌われず、校歌に代わるものとして戦後「学友の歌」が3つ作られた。現在は「学友の友」(3)が入学式・卒業式などで歌われている。作詞は武部利男、作曲は前田卓央。入学式の前には1番のみ録音されたカセットテープが入学予定者に貸し出される。また、入学式・卒業式の時には出席する生徒に歌詞カードが配られる。

[編集] 創立記念日

創立記念日は5月1日。ただし、実際はゴールデンウィークの関係で5月2日が休みとなる。しかし、連休が重なる2005年は日曜日である本来の5月1日を創立記念日として、振替休日は行われなかった。これは授業時間を減らしたくない学校側の都合と思われる。

[編集] 進学

受験偏重の風潮に逆らい、以前は卒業生の進学・就職先のみの統計を公開し、他校のように合格者数を発表することはなかった。しかし、時代の流れには逆らえず、近年は合格者数の統計を公開している。一学年は120人程度と規模は大きくないが、京都大学大阪大学神戸大学に現役生だけで平均13人(浪人生含め18人)を輩出している。環境が整っているため伸びる生徒も多いが、自立心を高める基本方針から放任主義的な面も強く、落ちこぼれる学生も少なくない。

[編集] 活動

[編集] 教育

独自のカリキュラムを組んでいる。また、様々な教育についての取り組みがある。これらは大学や他の学校と協力して行われるのものある。

  • 美術」、「音楽」、「生活デザイン(3~6年)」、「科学と技術(4年のみ)」の4科目を束ねる「創作科」の設立。1,2年は必修科目、3,4年は選択必修科目、5,6年は自由選択科目となっている。
  • 奈良女子大学から教員を呼び講義してもらう、「アカデミックガイダンス(AG)」。3~5年が対象。
  • 定期的に様々な職業の人に講演してもらう、「ヴォケーショナルガイダンス(VG)」。
  • 宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校など、他校との交流。
  • 外国との交流。特に奈良女子大学と連携したドイツイギリススウェーデンチェコ南アフリカの大学との交流、「グローバルクラスルーム(GC)」は年に一度行われる。
  • 奈良県高等学校教員との人事交流。
  • 生徒が主導の研究や授業。
  • フィールドワーク(校外学習)の充実。
  • 理科の実験の充実。
  • 2005年度から「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に指定された。

[編集] 施設・設備

2001年に完成(2002年4月より使用を開始)した総合教育棟(通称 新館)では、コンピューター、情報、国際などの様々な機器や資料が備えられている。多目的ライブラリーや生協食堂・購買、多目的ホール、ゼミ室・マルチメディア語学教室などがある。生物教室にはノーベル生理学・医学賞受賞者の利根川進の「秀英知」の色紙がある。また、中庭にはメタセコイアの木がある。

近くに奈良公園があるため、以前は時折校内に鹿が迷い込むことがあった。しかし、子供を標的とした犯罪を防ぐため門の戸締りや柵の補修が徹底された結果、近年そのような迷い込みは起こっていない。

[編集] 学園祭

  • 1946年から始まり、当初の名称は「大学芸祭」であった。
  • 毎年、9月に行われ、学園祭運営委員会は3月から、各団体も早くて4月から活動を始める。
  • 校門のアーチは学園祭の顔として親しまれている。アーチの制作は夏休み前に始まり、夏休み期間中はほぼ毎日活動している。
  • 演劇発表が盛んで、津島勝鵜山仁八嶋智人松村武らを輩出している。
  • 教室を使った発表や、中庭に製作されたライブステージによる企画番組などがある。
  • 生徒が自主的に運営するもので、校風を育むもととなっている。

[編集] 生徒の運動

その校風もあり、生徒の運動が盛んであった。 70年安保などの学生運動が盛り上がりを見せた時は、大学の運動が附属でもおこり、安保に反対するグループが学校を占拠し、学園祭が延期になったこともある。 学生運動がおさまった後も、制服問題、頭髪問題、上履き問題に対する運動が起こる。現在、制服は廃止されて私服となり、頭髪問題も2003年、激論の末に高校のみ頭髪の染色・脱色・パーマネントを認めるという決議が生徒大会でなされ、2004年に認められた。またつい最近議論されていた上履き問題については生徒大会で議決され、一度は現在使用しているスリッパで保留という結果になった。しかし、スリッパの細長い形状が正常な発育に差し障るという見解が出たことから、2006年度の入学生より順次変更されている。

[編集] 沿革

  • 1908年 奈良女子高等師範学校(現在の奈良女子大学)を設置。
  • 1911年 附属高等女学校として、師範学校内に設置。
  • 1916年 附属実科高等女学校を設置。(後に附属高等女学校と統合される)
  • 1946年 大学芸祭(現在の学園祭)が始まる。
  • 1947年 附属中学校が設置され、男女共学となる。
  • 1948年 附属高等学校が設置。
  • 1949年 奈良女子大学が設置。
  • 1950年 附属高等学校も男女共学となる。
  • 1952年 奈良女子高等師範学校が廃止。奈良女子大学文学部附属中学校・高等学校となる。
  • 1958年 現在の場所(東紀寺町)に移転。
  • 1970年 新校舎が完成。反安保バリケード封鎖される。
  • 1973年 当該年度入学生から中高一貫教育を実施。
  • 1993年 新体育館兼講堂が完成。
  • 1997年 校舎全面改修工事が完了。
  • 2000年 奈良女子大学文学部附属中学校・高等学校が廃止。奈良女子大学文学部附属中等教育学校となる。
  • 2001年 総合教育棟が完成。
  • 2004年 国立大学法人となり、奈良女子大学附属中等教育学校となる(文学部附属から全学の附属となる)。
  • 2005年 奈良県の県立高校との人事交流開始。文部科学省指定のスーパーサイエンスハイスクールとなる。

[編集] 卒業生・関係者

[編集] 外部リンク

日本国立高等学校全附連高等学校)
関東 : お茶の水女子大附属筑波大附属筑波大附属駒場筑波大附属坂戸東京大附属中等教育
東京学芸大附属東京学芸大附属国際中等教育東京芸術大附属音楽東京工業大附属科学技術
東海・信越 : 愛知教育大附属金沢大附属名古屋大附属
近畿 : 大阪教育大附属池田大阪教育大附属天王寺大阪教育大附属平野京都教育大附属
神戸大附属中等教育奈良女子大附属中等教育
中国・四国 : 愛媛大附属広島大附属広島大附属福山

最終更新 2009年11月23日 (月) 04:50 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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