女性向けアニメ
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女性向けアニメ(じょせいむけ - )とは女性向けのアニメ作品[1]。
若い女性を対象にした作品に関しては、アニメーションノートNo11(誠文堂新光社)において、「女子アニメ」という呼び名が提唱されており、本項では主に女子アニメとされる作品群について記述する。なお、中学生以下の低年齢層の女児を主な対象にした作品は女児向けアニメや少女向けアニメの項目で詳述する。
目次 |
[編集] 概説
小学校就学前の女子児童を対象にした、それまでの魔法少女ものを含む女性向けアニメーションと異なり、その切り口は主人公の年齢や立場、同性愛など多種多様に及ぶとされる [1]。
2005年より、フジテレビにおいて主に少女漫画を原作とした作品を放送する事で、従来アニメを見ないと思われていたF1層を意識した展開を図るアニメ枠『ノイタミナ』が現在まで放映されている。また、2006年以降には同様の層を意識したアニメ放映枠が複数設けられている。
また、これら作品群の原作は『NANA』のようにアニメ化と平行して実写で映画やドラマになるパターンも多く、『ノイタミナ』では特に『のだめカンタービレ』においてはアニメとドラマのWメディアの展開を試みている。
また、原状では放映時間は深夜帯が大半であるが、『のだめカンタービレ』は好評を受けるかたちでキー局にて全日帯で再放送(一部放送局では本放映も全日帯で行われている)されている。
[編集] 歴史
1970年代以降、少女漫画のテーマの拡散とともに、その作家がほぼ100パーセント女性になり、ほぼ20年遅れでその傾向がテレビアニメにも現れてきたとされる。このジャンルの盛況に関しては視聴者の傾向の他に、前述の少女漫画のテーマの拡散に関連する形でアニメーションの製作現場への女性スタッフの増加も一因として指摘され、それにより、女性向けのジャンルを無理なく描けるようになったとされる。[2]
中学生以上を主に対象にする作品に関しては1995年から現在もOVA等で続く『ふしぎ遊戯』シリーズが始祖とされ、1997年の『CLAMP学園探偵団』・『少女革命ウテナ』、1998年の『LEGEND OF BASARA』・『彼氏彼女の事情』もその年代の女性をメインターゲットに(ただし男性も対象に含めていた)した作品であるが、純粋な女性向けの作品は1999年の『KAIKANフレーズ』が初とされる。
『少女革命ウテナ』は『美少女戦士セーラームーン』の幾原邦彦監督率いるビーパパスがそのノウハウを活かして製作した作品であるが、『ウテナ』の制作スタッフは現在『桜蘭高校ホスト部』『のだめカンタービレ』などの作品で活躍している。また、『セーラームーン』シリーズに参加し、『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』シリーズの監督で知られる、カサヰケンイチ氏は『ハチミツとクローバー』、『のだめカンタービレ』の監督も手がけている。
OVAにおいては1988年の『妖精王』を筆頭に1993年まで『花とゆめ』原作の作品が連作されている。
高年齢化を逆に活かし、1997年に前述の『ウテナ』と『CLAMP学園探偵団』を皮切りに一部のアニメや前述のOVA作品と同じくDVDビデオ(1999年頃まではLD)の販売や有料放送、ネット配信など映像商品の売上で制作費を捻出する作品が増え、この形式でアニメ化される作品の総数は年々多くなっている。DVDビデオ再生機器やレンタルDVDが普及した現在では『NANA』や『ハチミツとクローバー』シリーズなど一般層によく支持されるが、アニメオタク層には人気が薄い作品もこの形式でアニメ化されている。
[編集] 主な作品
アニメーションノートNo11「特集・女子アニメ!」で取り上げられた作品を記す。
[編集] 脚注
- ^ い ろ アニメーションノートNo11(誠文堂新光社)2008年、ISBN 4416608330 P37、女性をターゲットにした作品の呼称として「女性向けアニメーション」が使われている。
- ^ アニメーションノートNo11 P88「それはマンガの変化に似て」田中桂
[編集] 関連項目
最終更新 2009年11月4日 (水) 01:25 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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