姫路駅

姫路駅の最新ニュースをまとめて検索!

曖昧さ回避 この項目では、JR西日本の姫路駅について記述しています。山陽電気鉄道本線の通称姫路駅については「山陽姫路駅」をご覧ください。
姫路駅
南口(2007年4月)
南口(2007年4月)
ひめじ - Himeji
所在地 日本の旗兵庫県姫路市駅前町188
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 ヒメ
駅構造 高架駅
ホーム 2面3線(新幹線
3面8線(在来線)
乗車人員
-統計年度-
46,237人/日(降車客含まず)
-2007年-
開業年月日 1888年明治21年)12月23日
乗入路線 4 路線
所属路線 山陽新幹線
キロ程 91.7km(新大阪起点)
東京から644.3km
西明石 (32.0km)
(20.7km) 相生
所属路線 山陽本線
(当駅より御着方はJR神戸線
キロ程 54.8km(神戸起点)
大阪から87.9km
御着 (4.3km)
(4.6km) 英賀保
所属路線 播但線
キロ程 0.0km(姫路起点)
◄ (km)
(1.7km) 京口
所属路線 姫新線
キロ程 0.0km(姫路起点)
◄ (km)
(3.8km) 播磨高岡
乗換 山陽姫路駅山陽電気鉄道本線
備考 みどりの窓口
姫路大手前通りの向こうに姫路駅北口と姫路駅ビル

姫路駅(ひめじえき)は、兵庫県姫路市駅前町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の

目次

[編集] 利用可能な鉄道路線

  • 西日本旅客鉄道
    当駅では通常上りを「JR神戸線」、下りを「山陽本線」(姫路以西は路線愛称がないため)と呼称しているため、以降はこれに従い記述する。

[編集] かつて存在した路線

  • 日本国有鉄道
    • 播但線(飾磨港線)
    • 山陽本線貨物支線
  • 姫路市交通局
    • 姫路市営モノレール

[編集] 概要

[編集] 新幹線

ひかりレールスター」のうち準速達型を除いた「ひかり」とこだまの全列車が停車し、「のぞみ」は岡山発着の全列車と広島駅発着の大半の列車、博多駅発着の上り1本が停車する。また早朝に当駅始発の東京行き「のぞみ」も設定されている(夜には当駅止まりの「のぞみ」「ひかり」(共に東京駅始発)が運行されている)。かつては当駅始発東京行きの「ひかり」も設定されていたが、2008年3月15日ダイヤ改正で廃止された。

日中の停車本数は、「のぞみ」「ひかり」(以上東京駅発着)「ひかりレールスター」「こだま」(以上新大阪駅発着)がおおむね各1本となっており、ダイヤはほぼ固定されている。

なお、270km/h超の速度を出せるのは当駅以西(正確には東方約5キロ地点以西)である。

[編集] 在来線

全ての特急列車が停車するほか、JR神戸線の新快速、および普通列車西明石駅以東は快速)は、日中は約半数が当駅または網干駅から発着するなど、運行上の重要な拠点となっている。12両編成の新快速は当駅または網干駅で増解結を行う。時刻表上では「敦賀駅(または近江塩津駅)発米原経由播州赤穂行き」の新快速であっても、実際には敦賀駅(または近江塩津駅)発の編成が当駅や網干駅を越えて播州赤穂駅まで直通しているわけではない[1]。新快速は当駅から相生方面は各駅に停車するが、種別幕の変更は行わず、その列車の終点まで一貫して「新快速」として運行される。

山陽本線相生方面へ向かう普通列車は、昼間時は赤穂線と一体の運用となっており、京都・大阪・神戸方面から直通する網干播州赤穂行きのものと、当駅始発の播州赤穂行きが設定され、相生駅にて同駅始発の上郡・岡山方面行きに接続する。また、朝晩は上郡・岡山方面行きも当駅まで乗り入れて折り返すため、それらと京都・大阪・神戸方面から直通する網干・播州赤穂・上郡行きが混在する。

播但線と姫新線の起点でもあり、それぞれ寺前駅佐用駅(一部上月駅)まで運転されている。播但線経由の特急「はまかぜ」は上り下りともにスイッチバックのため当駅で進行方向が変わる。かつては播但線飾磨港方面ゆき(飾磨港線)が発着していたが、既に廃止されている。

アーバンネットワークエリアに属している。ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用できるのは、JR神戸線神戸方面と、西は山陽本線の相生駅までの各駅及び赤穂線相生駅 - 播州赤穂駅間のみ。山陽新幹線、播但線、姫新線、山陽本線有年駅以西、赤穂線天和駅以西はサービスエリア外で使用できない。

[編集] 駅構造

[編集] ホーム


姫路駅
在来線配線図

京口駅/御着駅

1 3 2 4 5 6 7 8


STRu STRf
ÜWc2 ÜWor STR
ÜWc2 ÜWorl ÜWc4 ÜWol ÜWc3
ÜWc2 ÜWorl ÜWc4 ÜWc1 ÜWo+r
ÜWo+l
ENDEa + ÜWc4
ENDEa + ÜWc4
ENDEa
ENDEa ENDEa ENDEa STR
STR STR STR STR STR STR
STR STR STR STR STR STR
STRr temp STRl STRlg KRWrg KRWrf STR STR STR STR
ÜWgol
STR + ÜWc3
STR + ÜWc3
STR
ÜWol
STR + ÜWc3
STR + ÜWc3
STR
STR + ÜWc2
STR + ÜWc2
STR
ÜWor STR
ÜWc2
ÜWgor + ÜWc1
ÜWgor + ÜWc1
ÜWgor
ÜWgol + ÜWolr
ÜWgol + ÜWolr
ÜWgol
ÜWc1 + ÜWc3
ÜWc1 + ÜWc3
ÜWc1
ÜWgo+r ÜWgo+l
ÜWc4 + ÜWc2
ÜWc4 + ÜWc2
ÜWc4
ÜWgor
ÜWo+l
STR + ÜWc4
STR + ÜWc4
STR
ÜWol + ÜWc1
ÜWol + ÜWc1
ÜWol
ÜWolr + ÜWc3
ÜWolr + ÜWc3
ÜWolr
KRWl + ÜWc3
KRWl + ÜWc3
KRWl
KRWr ÜWo+l
STR + ÜWc4
STR + ÜWc4
STR
STR ÜWol
ÜWc3 + ÜWc1
ÜWc3 + ÜWc1
ÜWc3
ÜWo+r cro ÜWgo+r STR STR STR
ÜWgol
ÜWc3 + ÜWc1
ÜWc3 + ÜWc1
ÜWc3
ÜWo+r STR STR STR STR STR
ÜWc2
ÜWor + ÜWc1
ÜWor + ÜWc1
ÜWor
ÜWo+r KRWrg
KRWrf + KRWrg
KRWrf + KRWrg
KRWrf
KRWrf KRWl KRWr STR
ÜWo+l ÜWc4 KRWrg KRWrf STR KRWl KRWr STR STR
STR+BSl leer+BS STR+BSr STR STR+BSl STR+BSr STR+BSl STR+BSr STR
STR+BSl leer+BS
STR+BSr + KRWlf
STR+BSr + KRWlf
STR+BSr
KRWlg STR+BSl STR+BSr STR+BSl STR+BSr STR
STR+BSl leer+BS ENDEe+BSer STR STR+BSl STR+BSr STR+BSl STR+BSr STR
STR ENDEa+BSal leer+BS STR+BSr STR+BSl STR+BSr STR+BSl STR+BSr STR
STR STR+BSl leer+BS STR+BSr STR KRWl KRWr STR STR
ÜWol
STR + ÜWc3
STR + ÜWc3
STR
KRWlf
KRWlg + ÜWc2
KRWlg + ÜWc2
KRWlg
ÜWor ÜWol
STR + ÜWc3
STR + ÜWc3
STR
STR
ÜWc1 ÜWgo+r STR ÜWgo+l ÜWc4 ÜWc1 ÜWgo+r STR
ÜWol ÜWc3 KRWrg KRWrf ÜWol
STR + ÜWc3
STR + ÜWc3
STR
ÜWc1 ÜWolr
STR + ÜWc3
STR + ÜWc3
STR
STR ÜWc1 ÜWgo+r
ÜWc1 ÜWgo+r STR STR
STRr temp STRl STRq STRrf STRu STRf

播磨高岡駅/英賀保駅

1989年より姫路駅とその前後区間において在来線の連続立体交差化工事が行われ、2008年12月22日をもって全てのホームが高架化された。在来線は島式ホーム3面8線(内2線行き止まり)および下り通過線1線、新幹線は島式・相対式ホーム2面3線および上下通過本線の構成となっている。※在来線の上り通過線は無いので、上り通過列車(貨物列車等)は5番のりばを通過している。

のりば
在来線ホーム
1・2 播但線(普通) 寺前和田山方面
特急「はまかぜ 大阪方面(2番のりばのみ)
3・4 姫新線 播磨新宮佐用方面
5・6 JR神戸線(新快速・普通) 加古川三ノ宮・大阪方面
特急「スーパーはくと 大阪方面(5番のりばのみ)
7・8 山陽本線(新快速・普通) 相生播州赤穂上郡岡山方面
特急「スーパーはくと」 鳥取方面(智頭急行線経由)
特急「はまかぜ」 城崎温泉方面(播但線経由・7番のりばのみ)
新幹線ホーム
11 山陽新幹線(上り) 新大阪東京方面(ただし当駅始発は12番のりば)
12・13 山陽新幹線(下り) 岡山・博多方面

コンコースののりば案内標では上記のように案内されている。この他、寝台特急「サンライズ瀬戸出雲」が、下りは8番のりば、上りは5番のりばに発着する。

[編集] 在来線

1 - 4番のりばは一つのホーム上にある。2番のりばは大阪方南側の切り欠きホーム、3番のりばは岡山方北側の切り欠きホームとなっている。1・4番線はスルー式になっており、姫新線と播但線を相互に直通することが可能。このため1番線の岡山方は播但線車両の留置線としても利用されている。2番のりばの岡山方には4番のりばへ進入するための渡り線がある。また上り線岡山方から4番のりばへの進入が可能で実際、夜間に貨物列車1本が4番のりばを通過している。なお1 - 4番線は全て電化されているが、架線は播磨高岡寄りで終端となっている。

大阪方の上り線と下り線の間に留置線が4線敷設されており、相生方面からの列車の折り返しや、播但線、姫新線の列車留置に使われている。なお、大阪方面からの終着列車は、6番のりばへ進入して直接折り返す列車や、一時留置線で留置後上り新快速になる列車もあり網干総合車両所まで回送の列車もある(当駅で播但線に使用される221系が2番線で夜間滞泊を行っている)。2・4 - 8番のりばのいずれからも留置線への入出場は可能。ただし、2・4番のりばからは一番北側の1番留置線にしか入線できないような配線となっている。

ホームには1面に1か所ずつ計2か所の待合室が設けられている。内部の座席は全て南向きで、冷暖房完備。ただし他駅と異なり、車椅子スペースの折りたたみ座席は設けられず、空きスペースとされている。山陽本線部は青春18きっぷシーズン中には、岡山方面への乗り継ぎを行う旅行者で混雑する。

5・6番線、7・8番線のそれぞれ中程には駅そば屋が設けられている。かつての地上駅時代には旧3・4番線、旧6・7番線の中程や旧31 - 33番線の西端でも駅そば屋が営業していたが、新ホーム移行に伴い営業終了・撤去された(駅そば屋については後のえきそばの部分も参照)。また、旧1番線の東端にはカレー屋もあったが、こちらも営業を終了した。

5 - 8番のりばでは、駅員が赤旗を振る事によって客扱い終了合図を送っている。

のりば誘導標識(中央改札口から)


[編集] 新幹線


姫路駅
新幹線配線図

西明石駅

11 12 13


STRu STRf
KRWrg KRWrf
KRWlf KRWlg
STR ÜWgol ÜWc3
STR
STR + ÜWc1
STR + ÜWc1
STR
ÜWo+r
ÜWc2 ÜWgor STR ÜWgol ÜWc3
ÜWo+l
STR + ÜWc4
STR + ÜWc4
STR
STR
STR + ÜWc1
STR + ÜWc1
STR
ÜWo+r
STR+BSr STR STR STR+BSl STR+BSr
STR+BSr STR STR STR+BSl STR+BSr
ÜWol
STR + ÜWc3
STR + ÜWc3
STR
STR
STR + ÜWc2
STR + ÜWc2
STR
ÜWor
ÜWc1 ÜWgo+r STR ÜWgo+l ÜWc4
STR
STR + ÜWc2
STR + ÜWc2
STR
ÜWor
STR ÜWgo+l ÜWc4
KRWrg KRWrf
STRu STRf

相生駅

11 - 13番線(山陽新幹線)は島式・相対式2面3線の高架ホームで、11番のりばと12番のりばの間に2線の通過線がある。また、11番のりばと在来線の高架の間に、線路をもう1線増設して2面4線とすることが可能なスペースがある[2]

基本的に上り列車は11番のりばを、下り列車は12番のりばを使用する。ただし、当駅始発の東京行「のぞみ」は12番線から(前日終着となった東京発「のぞみ」の折り返し運用のため)、当駅始発の下り「こだま」と23時台の列車は13番のりばから発車する[3]。また、事故や気象に起因するダイヤ乱れなど緊急時の列車退避に13番のりばを使用する場合がある。

姫路駅に停車中のN700系S1編成
ホーム売店

13番線は1990年3月10日から2003年9月30日にかけて、姫路駅 - 広島駅博多駅間に設定されていた「こだま」の折り返し時に使用されていた実績がある。現在は、九州新幹線直通用新幹線N700系電車S1編成の試運転時(姫路折り返し)で13番線が使用されることがある。このときには、13番のりばの電光掲示板に「回送○○号」と表示されている。

[編集] 姫路駅高架化工事

在来線の高架化事業開始までは、島式・相対式3面11線のホームとなっていた。姫新線は1番線・西1番線(のちに0番線)、播但線は東1 - 3番線(のちに31 - 33番線)と呼称されていた。これらは中央改札口を挟んで全てが地続きになっており、駅ビルと直結していた。また山陽本線上りは3・4番線、同下りは6・7番線(2・5番線は通過線でホーム無し)となっており、飾磨港線は7番線西端を切り欠いた西7番線を使用していた。さらに7番線と新幹線の高架の間には複数の留置線が敷設されていた。

連続立体交差化の基本構想は1973年に姫路市から発表されたが、当時は貨物駅や気動車区があり、山陽電気鉄道本線の高架橋とも干渉するため、工事は難航し、着工から長い年月を費やすこととなった。1994年に貨物駅は姫路貨物駅として、また姫路鉄道部(気動車区)は余部駅近くに移転した事から工事が本格着工し、山陽電鉄線も飾磨港線の路線跡を利用しての高架切り下げが行われた。

第1段階として、市川から駅東側までの部分で高架切り替えが行われた。2006年3月26日にはJR神戸線、山陽本線部が高架化されたが、播但線が高架化されるまでの間は駅構内で播但線との接続ができなくなった。このため、播但線で使用されている103系の姫路 - 網干総合車両所間の回送(主に宝殿駅で折り返し)や、特急はまかぜの播但線乗り入れのために、駅東側の高架以前のJR神戸線上り線を利用して播但連絡線が敷設されていた。

連続立体交差化事業は最終的には2010年に全体が完成する予定。

[編集] コンコース

南北の自由通路を兼ねた中央コンコースと改札内の在来線コンコース、2階新幹線乗換口内の新幹線コンコースに分かれる。改札口は在来線コンコース西側岡山寄り、中央コンコースとの間の中央改札口と、在来線コンコース加古川寄りの東改札口の2ヶ所となっている。

新しいコンコース内には他駅より大きめのデイリーインが造られ、通常の弁当や雑誌の他に姫路のお土産などが売られている。また、回転焼きで有名な御座候や、牛丼吉野家も営業を始めている。

新幹線改札内には、姫路市白浜の松原八幡神社の秋季例大祭で行われる灘のけんか祭りに使用される、松原屋台が展示されている。

以前は南口の2階部分に新幹線用と在来線用の改札口が別々に設けられていたが、在来線の自動改札化後に新幹線用は使用停止となり(在来線自動改札を通る事で乗車券に乗車駅情報を読み込ませるため)、在来線用も2005年4月17日に2階から1階に南中央改札口(現・中央改札口)として移され、もともとの南口は閉鎖された。さらに北口から新幹線改札までは、従来は跨線橋を利用することで行き来することができたが、高架工事の進展に伴って跨線橋が一部撤去され、現在の新幹線口が作られた。従来は今より東側の位置から進入する形となっていた。その部分はシャッターによって跨線橋と接続していた部分が閉鎖されているが、JRと兵庫県警鉄道警察隊が事務用としてそのスペースを使用している。

姫新線と播但線の高架化以前は、北側出口は駅デパートに直結する地下改札、2階改札も含め、従来の改札を引き続き使用する事となり、駅ビルまでの仮設通路が設けられていた。高架の完成に伴い、従来の北側出口側の改札は地下改札や2階改札も含めて撤去となり、北側出口側からは新コンコース側への自由通路を通って新コンコースの中央改札口へとアクセスする形になっている。従来の中央改札は撤去されて通路として開放されている。

[編集] 姫路駅ビル

[編集] 概要

  • 姫路駅ビルは1959年11月に日本で23番目の民衆駅として竣工したものである。
  • 将来駅ビルは、旧ホーム跡地に新築移転する計画

現在のビルの跡地は、バスターミナルなどになる。

[編集] 店舗

  • FESTA(旧称:姫路駅デパート
  • 駅地下街(FESTA管轄)
  • ジュンク堂書店 ※新駅舎内のショッピング施設内に移転済み。また、旧みどりの窓口の位置に小規模店舗を設置。
  • 宮脇書店(CD販売のみ)

[編集] 利用状況

2007年度の1日あたりの平均利用者数(乗車人員)は46,237人である。これはJR西日本の駅では第16位である。

また、「姫路市統計書」(姫路市企画調整局情報化推進室・編)によると、年間乗車人数は次のとおり。カッコ内は定期利用者の再掲である。

  • 1999年度 17,627千人(10,077千人)
  • 2000年度 17,357千人(9,946千人)
  • 2001年度 17,017千人(9,707千人)
  • 2002年度 16,664千人(9,563千人)
  • 2003年度 16,677千人(9,545千人)
  • 2004年度 16,632千人(9,593千人)
  • 2005年度 16,764千人(9,675千人)

[編集] 駅周辺

姫路駅前から大手前通り・姫路城を望む

駅の北側は城下町時代からの市街地で、南側は戦後発達した市街地である。東側では姫路操車場跡地の再開発が中途のままの状態となっている。姫路市役所へは手柄駅山陽電気鉄道本線)が最寄り駅。

[編集] 交通

かつて、駅北西に市営モノレールの姫路駅があったが、1979年に廃止された。姫路駅西方に軌道跡が残っている。姫路市営モノレールについては姫路市企業局交通事業部を参照。

[編集] 観光

これらと姫路駅の間では神姫バスでは100円運賃区間を特に定めている他、土日祝日に「姫路城観光ループバス」を運行。

[編集] ショッピング

[編集] レジャー等

[編集] 歴史

姫路市中心部。赤・緑・青の線は姫路城の城壁と堀の配置を示す。青線内の「外曲輪」は町人の居住区、すなわち市街地であった。その南隣に姫路駅が見える。画像の説明文も参照 国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を元に作成。

姫路駅が山陽鉄道によって設置されたのは1888年暮れと、全国的に見ても初期の部類に入る。このころの駅は市街地を避けて設置されることが多かったが、姫路駅の場合市街地のすぐ南隣、外堀の南側の田畑の上に作られた。この当時姫路城内には陸軍歩兵第十連隊が設置されており、このことによる必要性もあって市街地に隣接して設置されたと思われる。これは姫路市街の発展に大きく寄与することとなった。なお翌年、姫路駅で日本で初めての本格的な駅弁が発売されたとされる。

1894年から播但鉄道(後に山陽鉄道に合併され、現在は播但線)が姫路駅に乗り入れるようになる。同線は陰陽連絡線であると同時に、生野銀山の銀を運ぶ役割もあった。姫新線の接続は遅れて1930年である。1958年に明石駅から姫路駅までが電化され、東京方面からの列車はここで電気機関車から蒸気機関車への付け替えをおこなっていた。その名残か、高架化前の姫路駅の跨線橋下には多数の洗面台があり旅人が顔を洗う光景が数多く見られていた。さらに1972年には山陽新幹線岡山開業に際して新幹線の駅が設けられ、東京方面と日帰りできるようになった。

姫路駅の航空写真(1974年)

一方で近距離輸送に目を転じると、1923年8月19日には飾磨高砂経由の本格的都市間高速電気鉄道(インターアーバン)である神戸姫路電気鉄道(現在の山陽電気鉄道)が明石 - 姫路間に開業。以後長らく神戸までの輸送は神姫電鉄→宇治川電気→山陽電鉄、大阪などへ向かう長距離客は国鉄という棲み分けがなされていた。 第二次世界大戦後、山陽電鉄が1948年に日本における戦後初のロマンスカーとして記録される820形を投入、快適な接客設備によりシェアを拡大した。これに対抗して国鉄はC62形などの牽引機を例外的に東灘で転向するという無理をして神戸 - 姫路間で列車増発を実施、従来の棲み分けが徐々に崩れ始めた。

以後、1958年の山陽本線西明石 - 姫路間電化や、1968年の神戸高速鉄道開業などで徐々に状況は変化したが、1972年の山陽新幹線岡山開業に伴って新快速への153165系の転用が実施され、さらに1973年のダイヤ改正で当駅発着新快速の増発(毎時2本へ)が実施されるまで、急行券を必要とするにもかかわらず大阪 - 姫路間で国鉄急行の利用実績が高かったことが示すように、神戸以東への直通客、特に対大阪方面の輸送実績については常に国鉄が圧倒的優位に立っていた[4]

この状況は料金・所要時間の問題もあって、山陽電鉄の阪急六甲・阪神大石への直通乗り入れと高速神戸での大阪方面への同一ホーム乗り換えを実現した神戸高速鉄道の開業をもってしても覆ることはなく、不況により沿線の工業地帯が大きなダメージを受けたこともあり、山陽電鉄の輸送実績は1970年代前半から後半にかけて大きく低下した。

さらに、1980年から国鉄側は老朽化した153・165系の代替用として117系を新快速に投入、本格的に神姫間のシェア拡大を図るようになり、次いでJR西日本の手で登場した221系で一気にその流れを加速する。

1995年阪神・淡路大震災は姫路駅にも重大な影響をもたらした。駅に地震の直接的影響があったわけではないが、震災によって断絶し姫路止まりとなった山陽新幹線や神戸市内で断絶したJR神戸線を迂回するためのルートとして播但線が用いられ、姫路駅は同線あるいはJR神戸線の開通区間に乗り換える博多方面との間の乗客で大変に混雑した。

姫路市とその周辺地域はモータリゼーションの進展が激しく、姫路駅の乗客数は昭和40年代頃をピークに一度大きく減少している。昭和50年代半ばに底を打ち、以降は上記のような積極攻勢もあってピーク時の水準以上にまで戻している。しかし山陽姫路駅側はピーク時の半分以下と大きく落ち込んでしまった。また、みゆき通りを始めとする姫路駅前の商店街は郊外型店舗に客を奪われ苦しい状況である。

かつては当駅にも貨物設備が存在していた。北上する播但線の東側に、コンテナホームや有蓋車車扱貨物ホームがあり、鉄道貨物輸送の拠点となっていたが、設備の老朽化や市街地に位置することにより設備が小規模であることから、郊外に新設した姫路貨物駅へ機能を譲渡し廃止された。また付属設備として姫路操車場およびターンテーブルと扇形庫を擁する姫路機関区[5]が設置され、鉄道病院も駅南側に設置されていた。

[編集] 沿革

[編集] 駅弁・えきそば

[編集] 駅弁

先述のように、日本で初めて折り詰め幕の内弁当を駅弁として発売したことで知られている。これを販売した「まねき」は、今日では地元外食企業「まねき食品」として多種の駅弁を販売している老舗である。昭和40年代頃まで駅弁の立ち売りがおこなわれていた。イベントなどで立ち売りが復活することがある。

  • 鮭のおべんとう
  • おかめ弁当
  • あなごめし
  • 味づくし
  • 播磨の春夏秋冬(季節ごとの食材による弁当)
  • あなご寿司
  • 一国一城(姫路城を模した陶器製容器に入っている弁当)
  • 元祖幕の内弁当(日本初の折り詰め駅弁の復刻版。まれにイベントで発売される)

[編集] えきそば

姫路駅名物・まねきのえきそば(天ぷら)
えきそば売店

この駅の名物として名高いのが「駅の立ち食いそば」である。まねき食品が営業する立ち食いそば・うどん店で売られている「えきそば」は、つゆはうどん等と同じながら、かん水を使用した中華そばに近いを使用した、いわゆる「黄そば」である。このような駅そばはあまり例がなく、旅行者の間では「姫路のそば」といわれて親しまれている。1949年昭和24年)10月19日に販売開始。姫路の「えきそば」は他業者の製品が地元スーパーでも販売されているなど完全に地元に根付いた存在となっている。

メニューは以下の通りである。

  • 天ぷらきつね -以下特に書かない場合は両方が存在するものとする。
  • 上天えきそば - エビ天とイカ天が1本ずつのったもの。
  • えきそば 大盛り - 麺の量が1.5人前。2007年の冬に登場。
  • 冷たくておいしい夏のえきそば - 夏季限定。通常のえきそばより少し濃いめのつゆにかつおぶしと梅干がトッピングされている。2007年6月に登場。
  • カレーえきそば - 2009年秋登場。
  • 持ち帰り - 2人前の麺と天ぷら、ダシ(粉末)、刻みネギがパックに入ったもの。きつねはない。

午後2時から午後5時までは「タイムサービス」としてえきそばのみ50円引きになる。

汁は関西では珍しく濃い目の色であるが、味付けは淡口のしょうゆ味となっている。なお普通の日本そばも「和そば」の名で供されている(ただし、冷やしえきそば販売期間中は休止)。また「冷ぶっかけ和そば」も販売されている(こちらは「冷やしえきそば」販売期間中も販売)。

通常関西ではそばよりうどんの方がよく売れる傾向があり、当駅でうどんも販売されているものの、完全にえきそばが優勢であり、売店にも「うどんの方はお時間を頂く場合もございます」との張り紙がされている(うどんは茹でるのに時間がかかるため)。

かん水を使ったのは、戦後すぐの冷蔵庫の無い時代に開発された際に、麺の保存性を高めるために用いられたからである。これ以前は当時統制品であった小麦粉の代わりにそば粉とこんにゃく粉でうどんのようなものを作っていたが、長持ちしないことから試行錯誤の末、かん水を用いた独特の麺へと至った。販売開始当時は立ち売りで、丼鉢は出雲今市(現・出雲市)より仕入れ、店の従業員が列車で出雲まで直接買い付けに行き、列車で丼を運んで姫路に到着後すぐにそばを販売していた。当時の価格は丼代込みで50円であった[7]。後に山陽本線・播但線各ホーム上の売店での販売へと移り変わった。

高架化以後の改札内では山陽本線上下各線のホーム上の売店、新幹線乗降口前の軽食堂「まねきダイニング」で営業しているほか、姫路駅近くの商店街・小溝筋や加古川駅高架下にもこのそばを売るまねき食品の店がある。容器は当初の瀬戸物から、昭和40年頃に現在の薄いプラスチック製となった[8]。車内持込は、国鉄時代は可能であったが、現在は車内美化維持のため禁止されたため、持込ができない旨の張り紙がされている。

ファンも多く、ホリプロ南田裕介マネージャーが「鉄子の旅」DVD化時の特典小冊子で絶対に外せないと賞賛したほか、姫路出身の松浦亜弥は過去の担当番組『松浦亜弥のオールナイトニッポン』の中で姫路名物として採り上げたり、『saku saku』のコーナー「駅そばキング」でも紹介されている。過去に一度、関東地方で売り出した時期もあったが人気が得られずに撤退[8]。しかし、2000年代においては、関東から味わいに訪れる人もおり、密かな人気が存在している[8]

2009年4月22日からは大阪・梅田の阪神百貨店地下1F スナックパークでも「姫路名物 えきそば」(天ぷらのみ)として販売開始[9]

同様の中華麺と和風つゆとを組み合わせた立ち食いそばとしては、新潟県の直江津駅燕三条駅の「和風中華」がある。こちらの麺つゆは濃い口であり、駅構内店舗だけの限定メニューとなっている。

[編集] その他

第4回近畿の駅百選選定駅である。

「姫路」の地元でのアクセントは「ひめじ」のようにすべての音を高く発音、または「ひめじ」と後ろ側を若干高く発音する(「姫路城」や「姫路市」の場合と同様のアクセント)。しかし、地元でのイントネーションを知らない場合、多くの人は「~姫」などの用例にちなみ「めじ」のように「ひ」のみを高い音で読むアクセントを使うが、姫路出身者はこのイントネーションを好まない。近畿圏内の列車案内や車内アナウンスでは地元のアクセントを用いているところが多い。ただし、駅構内の列車案内等の英語版アナウンスでは「Himeji」と発音する。

当駅在来線ホームの駅名標はJR西日本の標準のものより横長で、次駅のひらがなとローマ字の表示が上下2段ではなく、横に1行で表示されている(新幹線ホームはJR西日本の標準のもの)。

[編集] 隣の駅

西日本旅客鉄道
山陽新幹線(各列車の停車駅は列車記事を参照)
西明石駅 - 姫路駅 - 相生駅
JR神戸線・山陽本線
新快速(当駅から英賀保方の各駅に停車
加古川駅 - 姫路駅 - 英賀保駅
普通(西明石以東は快速として運転)
御着駅 - 姫路駅 - 英賀保駅
播但線
  • 特急「はまかぜ」停車駅
普通
姫路駅 - 京口駅
姫新線
快速(朝の上り1本のみ、正式には通過駅のある普通列車)
姫路駅本竜野駅
普通(各駅停車)
姫路駅 - 播磨高岡駅

[編集] かつて存在した路線

日本国有鉄道
播但線(廃線区間、飾磨港線)
亀山駅 - 姫路駅
山陽本線貨物支線
姫路駅 - 姫路市場駅
姫路市交通局
姫路市営モノレール
姫路駅 - 大将軍駅

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 敦賀駅 - 坂田駅間の各駅において、実際には姫路駅止まりではなく播州赤穂行きとして案内されており、土・休日に近江塩津駅を16・17時台に出発する列車は全区間通しで運行している。また、土・休日の朝9時台に到着する分は、「敦賀駅発米原経由播州赤穂行き」であっても、敦賀駅からの4両編成は当駅止めになり、米原駅始発の8両編成だけが播州赤穂駅まで行く。
  2. ^ 姫路駅連続立体交差事業
  3. ^ 姫路駅ホームの新幹線時刻表より
  4. ^ もっとも、急行券不要で従来を上回る利便性を当駅を利用する乗客にもたらした新快速にも難点があり、その運行時間が朝ラッシュ後から夕ラッシュ前までに限られたため、対神戸・大阪方面の通勤通学輸送には利用できなかった。
  5. ^ 後に姫路第一機関区(貨物列車および支線区担当)・姫路第二機関区(旅客列車担当)へ分割。
  6. ^ JR姫路駅、12月22日に高架化完了 姫新、播但線 神戸新聞2008年8月11日
  7. ^ まねき食品「駅そばの話」、2009年1月3日閲覧。
  8. ^ 姫路駅の「黄色の名物麺」 エキサイトニュース 2006年4月2日
  9. ^ 姫路駅名物「えきそば」大阪へ 阪神百貨店に出店 神戸新聞 読者クラブ 2009年4月23日

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年11月22日 (日) 11:52 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【姫路駅】変更履歴

ご利用上の注意

もっと調べる!