婦負郡

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婦負郡(ねいぐん、めひのこおり)は、富山県にあった人口61,601人、面積386.06 km²(2003年平成15年))。

消滅直前の2005年(平成17年)3月31日の時点で、以下の2町2村で構成されていた。

2005年(平成17年)4月1日、全町村が富山市上新川郡大山町大沢野町合併して富山市となったため消滅した。

目次

[編集] 歴史

歴史はかなり古く、弥生時代遺跡古墳時代中期の四隅突出型墳丘墓が発掘されている。婦負は、もと売比(めひ)と書いた。地名の由来について、鵜坂神社(延喜式内社)の祭神である鵜坂姉比咩神(うさかねひめのかみ)・鵜坂妻比咩神(うさかめひめのかみ)に由来するとする説や、杉原神社(延喜式内社)のある杉原野開拓伝承に、沼に落ちた女神を男神が背負って助けた(婦を負う)という史話がある。

かつては越中国神通川左岸一帯を占めていた郡であった。江戸時代は全域が富山藩となった。

役所は、当初は上新川郡と共同で富山(現・富山市中心部)に置かれ、1896年明治29年)の郡制施行の際に独立して東呉羽町(現・富山市呉羽)に置かれた。呉羽地区・和合地区が富山市に編入され、婦負郡は富山県南部の山間部を中心とする郡となった。

[編集] 沿革

明治22年以前 明治22年4月1日 明治22年 - 昭和20年 昭和20年 - 昭和30年 昭和31年 - 昭和63年 平成1年 - 現在 現在
大長谷村 大長谷村 大長谷村 昭和32年11月1日
八尾町
平成17年4月1日
富山市
富山市
仁歩村 仁歩村 仁歩村
野積村 野積村 野積村
八尾町 八尾町 昭和28年12月1日
八尾町
杉原村 杉原村
保内村 保内村
室牧村 室牧村
卯花村 卯花村
黒瀬谷村 黒瀬谷村 昭和28年12月1日
八尾町
昭和28年12月1日
上新川郡
大沢野町に編入
上新川郡
大沢野町の一部
速星村 昭和17年6月1日
婦中町
昭和30年1月1日
婦中町
婦中町 婦中町
鵜坂村
朝日村 朝日村
熊野村 熊野村
宮川村 宮川村
千里村 昭和17年6月20日
神保村
神保村 昭和34年1月1日
婦中町に編入
富川村
古里村 古里村 古里村
音川村 音川村 音川村
山田村 山田村 山田村 山田村
細入村 細入村 細入村 細入村
桜谷村 大正9年4月1日
富山市に編入
富山市 富山市 富山市
東呉羽村 大正15年7月1日
富山市に編入
神明村 昭和15年9月1日
富山市に編入
四方町 四方町 昭和29年3月30日
和合町
昭和35年10月1日
富山市に編入
倉垣村 倉垣村
八幡村 昭和16年2月11日
八幡村
百塚村
草島村
西呉羽村 昭和15年5月1日
呉羽村
昭和29年3月1日
呉羽町
呉羽町 昭和40年4月1日
富山市に編入
古沢村
長岡村 長岡村
寒江村 寒江村
射水郡
老田村
射水郡
老田村
池多村 池多村 池多村 昭和34年1月1日
呉羽町に編入
昭和34年1月1日
射水郡
小杉町に編入
射水郡
小杉町の一部
平成17年11月1日
射水市の一部
射水市

[編集] 式内社

延喜式神名帳には7座7社が記載されており、すべて小社である。

  • 姉倉比賣神社(論社2社。富山市船倉、富山市呉羽町小竹)
  • 速星神社(論社2社。富山市婦中町速星 速星神社、富山市呉羽町 速星神社)
  • 白鳥神社(論社3社。富山市寺町 白鳥神社、富山市八尾町三田 白鳥神社、富山市婦中町友坂 熊野神社)
  • 多久比禮志神社(論社3社。富山市塩 多久比禮志神社、富山市呉羽町小竹 姉倉比賣神社、富山市五福 呉服神社)
  • 熊野神社(論社4社。富山市宮保 熊野神社、富山市婦中町友坂 熊野神社、富山市婦中町中名 熊野神社、富山市婦中町熊野道 熊野神社)
  • 杉原神社(論社2社。富山市八尾町黒田 杉原神社、富山市婦中町田屋清水田 杉原神社)
  • 鵜坂神社(富山市婦中町鵜坂)

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月11日 (水) 17:06 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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