子門真人

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子門真人
しもん まさと
基本情報
出生名 藤川正治
出生 1944年1月4日(65歳)
学歴 玉川大学文学部
出身地 日本東京都目黒区
ジャンル アニメソング童謡
職業 歌手
担当楽器
活動期間 1966年1993年
レーベル 日本コロムビア
バップ
キャニオン
ソニー
ビクター
  

子門 真人(しもん まさと、1944年1月4日 - )は日本歌手。本名は藤川正治(ふじかわ まさはる)。東京都目黒区出身。代表曲「およげ!たいやきくん」をはじめ、子供番組・アニメ番組で多くのヒット曲を持つ。

目次

[編集] 人物

熱心な日本聖公会クリスチャンであり、芸名の子門(しもん)も自身のクリスチャン・ネームに由来している。

また、「子門真人」という名前の他にも、様々な変名を用いてレコード・CDを発売している。例えば、藤浩一(デビュー当時の芸名)、谷あきら(主に円谷音楽出版在籍時に使用した芸名)、大安蓮、布川富美雄、司馬拳、ピーター・サイモン、サタンタなど。

[編集] 来歴

玉川大学文学部英米文学科卒。歌手になる前は広告代理店に勤務していた。

1966年、「藤浩一」の芸名で歌謡曲の歌手としてデビュー。シングル5枚を出すが、ヒットに恵まれずに1年半後に引退する。1968年フジ音楽出版に入社。

その後も音楽活動自体は継続して行い、GSグループへの楽曲提供を行ったり、アルバイトとしてCMソングを歌っていた。そして1971年に一曲2万5000円のアルバイト[1]で『仮面ライダー』の主題歌「レッツゴー!! ライダーキック」を歌った。だが、その後主演の藤岡弘(現・藤岡弘、)によって再録音され[2]、実際の番組にはこのテイクが使われる。レコードは、テレビで藤岡の歌唱が使われているのに対し子門の歌唱でリリースし、後に藤岡版に差し替えられるが、今度は子門版がテレビに使用され再び差し替えとなる。「レッツゴー!! ライダーキック」は番組の爆発的な人気とともに130万枚[3]または90万枚[4]を超える大ヒットとなり、これを皮切りに子門は幾多ものアニメソング・特撮ソングを歌い上げることになる。

1972年に円谷音楽出版に移籍。1976年にやはり一曲5万円のアルバイトで歌った「およげ!たいやきくん」が大ヒットし、子門の代表曲となった[5]。なお、この仕事で5万円の他に白いギターをもらった。これを機に子門はテレビに頻繁に露出するようになる。続けて発売された「ホネホネロック」も大ヒット。

1980年代になるとアニメソングを歌うことは少なくなったものの、音楽プロデューサーとしての活動の傍ら『ひらけ!ポンキッキ』などで子供向けの歌を歌い、1987年に再びフリーの歌手に。同年『ひらけ!ポンキッキ』の「動く図鑑コーナー」の挿入歌「はたらくくるま2」が話題になる[1]。相前後して、渡辺宙明作曲の『マシンロボ クロノスの大逆襲』新主題歌「勝利のマシンロボ」で、久しぶりにロボットアニメソングを収録。

1993年頃に「人間嫌いになった」と発言し、引退宣言を行った。

かつて、『あの人は今!?』の番組で取材に向かうが、家、景色をはじめ本人の身体以外ほぼ映されず事実上の取材拒否となり5秒で終わった。

[編集] 代表曲(歌唱)

[編集] アニメ

  • ガッチャマンの歌(『科学忍者隊ガッチャマン』初代エンディング・二代目オープニング主題歌)
  • ゼロテスター(『ゼロテスター』オープニング主題歌)
  • 空手バカ一代〔大安蓮名義〕(『空手バカ一代』オープニング主題歌)
  • 勇者ライディーン(『勇者ライディーン』オープニング主題歌)
  • 行こうよ洸(『勇者ライディーン』挿入歌)
  • 戦え!ライディーン(『勇者ライディーン』挿入歌)
  • 神と悪魔(『勇者ライディーン』挿入歌)
  • 海よ(『勇者ライディーン』挿入歌)
  • 飛べ!ゴッドバード(『勇者ライディーン』挿入歌)
  • おれは洸だ(『勇者ライディーン』エンディング主題歌)
  • UFO戦士ダイアポロン(『UFO戦士ダイアポロン』オープニング主題歌)
  • UFO少年団(『UFO戦士ダイアポロン』エンディング主題歌)
  • 今日もピカピカ(『まんがことわざ事典』オープニング主題歌)
  • 四季の手紙(『まんがことわざ事典』エンディング主題歌)
  • 翔べ!プラズマX〔サタンタ名義〕(『パタリロ!』挿入歌)
  • 勝利のマシンロボ(『マシンロボ クロノスの大逆襲』二代目オープニング主題歌)
  • 戦え!バイカンフー(『マシンロボ クロノスの大逆襲』挿入歌)
  • KILL THE FIGHT(『北斗の拳2』挿入歌)
  • WIND & RAIN(『北斗の拳2』挿入歌)
  • ムサシ!BUGEI伝!!(『からくり剣豪伝ムサシロード』オープニング主題歌)

[編集] OVA

[編集] 特撮

  • THE THEME SONG of "ULTRA-7"(『ウルトラセブン』英語版主題歌・ハワイ版)
  • レッツゴー!!ライダーキック〔藤浩一名義〕(『仮面ライダー』二代目オープニング主題歌・『仮面ライダーZX』エンディング主題歌)
  • 仮面ライダーのうた(『仮面ライダー』初代エンディング主題歌)
  • ライダーアクション(『仮面ライダー』二代目エンディング・三代目オープニング主題歌)
  • ロンリー仮面ライダー(『仮面ライダー』三代目エンディング主題歌)
  • たたかえ!サイクロン(『仮面ライダー』挿入歌)
  • かえってくるライダー(『仮面ライダー』挿入歌)
  • ライオン丸のバラードロック(『快傑ライオン丸』挿入歌)
  • レッドマン(『レッドマン』オープニング主題歌)
  • 夕陽のレッドマン(『レッドマン』エンディング主題歌)
  • トリプルファイターの歌〔谷あきら名義〕(『トリプルファイター』オープニング主題歌)
  • トリプルファイターの誓い〔谷あきら名義〕(『トリプルファイター』エンディング主題歌)
  • キカイダーは行く(『人造人間キカイダー』挿入歌)
  • 誰かがうしろで(『人造人間キカイダー』挿入歌)
  • どこへ行くのか(『人造人間キカイダー』挿入歌)
  • キカイダー子守歌(『人造人間キカイダー』挿入歌)
  • キカイダー数え歌(『人造人間キカイダー』挿入歌)
  • 悪魔が今日も笛をふく(『人造人間キカイダー』挿入歌)
  • アイアンキング(『アイアンキング』オープニング主題歌)
  • ひとり旅(『アイアンキング』エンディング主題歌)
  • ジャンボーグA〔谷あきら名義〕(『ジャンボーグA』オープニング主題歌)
  • 戦え!ジャンボーグ9〔谷あきら名義〕(『ジャンボーグA』挿入歌)
  • 輝け!P.A.T〔谷あきら名義〕(『ジャンボーグA』挿入歌)
  • ファイヤーマン(『ファイヤーマン』オープニング主題歌)
  • はるかな青い地底に(『ファイヤーマン』挿入歌)
  • 炎のようにもえろ(『ファイヤーマン』挿入歌)
  • 走れハリケーン(『仮面ライダーV3』二代目エンディング主題歌)
  • 仮面ライダー賛歌(『仮面ライダーV3』挿入歌)
  • V3アクション(『仮面ライダーV3』挿入歌)
  • 流星人間ゾーン(『流星人間ゾーン』オープニング主題歌)
  • 流星ビクトリー(『流星人間ゾーン』エンディング主題歌)
  • キカイダー01(『キカイダー01』オープニング主題歌)
  • 01ロック(『キカイダー01』エンディング主題歌)
  • 戦えイナズマン(『イナズマン』オープニング主題歌)
  • 突撃仮面ライダーX(『仮面ライダーX』挿入歌)
  • ライダー賛歌(『仮面ライダーX』挿入歌)
  • 戦え!電人ザボーガー(『電人ザボーガー』オープニング主題歌)
  • おれの兄弟電人ザボーガー(『電人ザボーガー』エンディング主題歌)
  • アマゾンライダーここにあり(『仮面ライダーアマゾン』オープニング主題歌)
  • アマゾンダ・ダ・ダ(『仮面ライダーアマゾン』エンディング主題歌)
  • アマゾンライダーアクション(『仮面ライダーアマゾン』挿入歌)
  • その名はアマゾン(『仮面ライダーアマゾン』挿入歌)
  • 見よ!仮面ライダーストロンガー(『仮面ライダーストロンガー』イメージソング)※当初は主題歌の予定だったがNGになり、お蔵入りとなっていた。1990年代発売の「仮面ライダーBGM集IV」に初収録。
  • きょうもたたかうストロンガー(『仮面ライダーストロンガー』初代エンディング主題歌)
  • 行け!ボーンフリー(『恐竜探険隊ボーンフリー』オープニング主題歌)
  • 恐竜よいつまでも(『恐竜探険隊ボーンフリー』エンディング主題歌)
  • カモン!アステカイザー(『プロレスの星 アステカイザー』オープニング主題歌)
  • ファイト!アステカイザー(『プロレスの星 アステカイザー』エンディング主題歌)

[編集] テレビドラマ

  • 剣道仲間(『剣道一本!』エンディング主題歌)
  • 闘え!ドラゴン(『闘え!ドラゴン』オープニング&エンディング主題歌)
  • いつになれば(『たぬき先生騒動記』オープニング主題歌)
  • 絵の具箱(『たぬき先生騒動記』エンディング主題歌)
  • NHK少年ドラマシリーズ「孤島の秘密」オープニング主題歌
  • 大草原の小さな家」主題歌
オープニング・テーマ(インスト)に日本語の歌詞をつけたもの。オンエア当時、番組のエンディングで流れた。

[編集] 映画

  • ゴジラのお嫁さん(リバイバル版『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』イメージソング)
  • ロック・ロック・ゴジラ(リバイバル版『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』イメージソング)
  • ゴジラとジェットジャガーでパンチ・パンチ・パンチ(『ゴジラ対メガロ』エンディング主題歌)
  • メガロをやっつけろ(『ゴジラ対メガロ』エンディング主題歌)
  • かえってくるライダー(『五人ライダー対キングダーク』エンディング主題歌)
  • サーキットの狼(『サーキットの狼』テーマソング)
  • スターウォーズのテーマ〜カンテナバンド〜(『スター・ウォーズ』日本版イメージソング)
    • 『スター・ウォーズ』のメインテーマをもとに有川正沙子による日本語の歌詞をつけたもの(厳密には『スター・ウォーズ』のテーマをミーコがディスコアレンジでカバーした「スターウォーズのテーマ〜カンティーナ・バンド」の再カバー)。ジョージ・ルーカスサイドからのクレームがつき、レコードが回収された。しかし、同曲は1999年に発売された『テクノ歌謡ポリドール編 ハートブレイク太陽族』でCD化されている。B面はNWAチャンピオンのテーマ『ギャラクシーエクスプレス』。
  • ダイゴロウ対ゴリアス(『怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス』オープニング主題歌)
  • ぼくのおじさん(『怪獣大奮戦ダイゴロウ対ゴリアス』エンディング主題歌)
  • がんばれスイミー(『がんばれスイミー』)
  • スイミーの子守唄〜マリンスノー〜(『がんばれスイミー』)

[編集] CMソング

  • ライオンチャーミー
  • 明治チョコスナック 冒険号
  • 走れ!自転車(『松戸競輪』)
  • コイズミ学習机

[編集] ひらけ!ポンキッキ

[編集] みんなのうた

  • にが虫おじさん

[編集] その他

[編集] 楽曲提供

[編集] 豆知識

  • 宇宙戦艦ヤマト』の主題歌は当初、子門が歌う予定だったという説が根強く存在しているが、真偽のほどは定かではない。CD「松本零士音楽大全」に収録されている没テイクは子門とはかけ離れた声で、レコード会社にも歌手に関する資料がなく「歌唱者不詳」とされている。
    • 実際にこの曲を歌ったささきいさおは「元々は子門さんがやるはずだったんだけど、歌ってみたら軍歌っぽくてイメージと違うということで、私が呼ばれて歌ってみたらこっちの方が良いじゃないかということになった」と「快進撃TVうたえモン」の中で述べており、NHKの衛星放送で組まれたアニメ主題歌特番でも同様のコメントをしているため、少なくとも同時期に子門版『ヤマト』のデモテープが存在していた可能性は高い。2005年11月9~11日放送の「ライオンのごきげんよう」でも作曲家の宮川泰が「『宇宙戦艦ヤマト』の主題歌はすでに子門真人や他に何人かがすでに録音していたが、低音のささきいさおがイメージに一番合っていたということで決定した」というエピソードを語っている。
  • ささきいさおは、自身のアニメソングデビュー作となった『新造人間キャシャーン』の主題歌「たたかえ!キャシャーン」について、自身が出演していた『科学忍者隊ガッチャマン』の主題歌での子門の歌い方を研究して臨んだと語っている。
  • アニメ雑誌に、『勇者ライディーン』の挿入歌としてリリースされたバラード「海よ」(下記のCD『SONGS FOR HEROES<桃盤>』に収録)が「一番のお気に入りです」というコメントを残している[要出典]
  • 元祖どっきりカメラ』で子門がニセCMソング「ミルキーライトの歌」を歌わされたことがある。このどっきりは「ツルリン・ピカリン・ツルリン・ピカリン・ハァー、ゲーンキな子供は・ミルキーライト」という歌詞を、ハゲ頭の重役の前で歌い激怒させてしまうというもの。仕掛人の「あなたをこの世界から消すこと出来ると言ってますよ」という旨の言葉の前に、子門は「構わない、ならば辞めて会社員として生きていく」と毅然とした態度を見せた。
  • コナミ1993年に発売したアーケード格闘ゲーム『究極戦隊ダダンダーン』にて主題歌を歌っている。

[編集] ベストアルバム「子門真人ヴォーカルコンピレーション」

1997年日本コロムビア(現:コロムビアミュージックエンタテインメント)とバップの2社による合同企画として「子門真人ヴォーカルコンピレーション SONGS FOR HEROES」が発売された。コロムビア版はコロムビアの音源のみを収録しているが、バップ版は版権問題をクリアして様々なレコード会社の音源を収録。1998年には第2弾が発売、その後新たにポニーキャニオンソニー・ミュージックエンタテインメントがこの企画に参加することになり、ヴォーカルコンピレーションは「SONGS FOR HEROES」という枠に囚われない新たな形へと発展することになる。そして2003年、第3弾がコロムビア、ポニーキャニオン、ソニーの3社からほぼ同時に発売された。

  • コロムビアミュージックエンタテインメント
    • SONGS FOR HEROES<青盤>(1997年11月1日)
    • SONGS FOR HEROES<桃盤>(1998年12月19日)
    • TV SIZE COLLECTION(2003年2月21日)
  • バップ
    • SONGS FOR HEROES<赤盤>(1997年11月1日)
    • SONGS FOR HEROES<緑盤>(1998年12月21日)
  • ポニーキャニオン
    • ひらけ!ポンキッキ・コレクション(2003年2月19日)
    • COVER & RARE COLLECTION(2003年2月19日)
  • ソニー・ミュージックエンタテインメント
    • COVER & MORE COLLECTION(2003年2月19日)

[編集] 脚注

  1. ^ 「子門真人 再び脚光『はたらくくるま』が人気 声に懐かしさ」『読売新聞』1987年3月12日付 東京夕刊 8面
  2. ^ しかし日本コロムビアのディレクターであった木村英俊の著書「THEアニメ・ソング―ヒットはこうして作られた」には藤岡版が先に吹き込まれており、木村の側から子門による取り直しを進言したという定説とは逆の記述がある。
  3. ^ 木村英俊『THEアニメ・ソング―ヒットはこうして作られた』角川書店、1999年、174頁。ISBN 4048531522
  4. ^ 大下英治『日本(ジャパニーズ)ヒーローは世界を制す』角川書店、1995年、25-26頁。ISBN 4048834169
  5. ^ 子門自身、この曲がメガヒットになるとは思わなかった為、レコード会社から「歩合と買取どちらが良いか」聞かれた際に、軽い気持ちで「買取で」と答えている。価格は5万円。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年10月21日 (水) 14:31 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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