孤立電子対

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孤立電子対(こりつでんしつい)とは、原子最外殻電子対の内、共有結合に関与していない電子対のこと。それ故、非共有電子対とも呼ばれる。

英語では、lone pairなので、「lp」と略すこともある。

量子力学的には、電子軌道はエネルギー準位の低いものから占有され、且つ一つの軌道にはスピンの異なる電子しか入ることができない。電子のスピンは+1/2と-1/2なので対を成して軌道を占有することになる。分子軌道上にない電子はその原子のみに属するので、これを孤立電子対と呼ぶ。 有機電子論では反応機構の要素として孤立電子対に独特の役割を想定していたが、量子論を中心とした現代の反応論では「共有結合に関与していない電子対」以上の意味はない。

孤立電子対の電子は金属やルイス酸性物質に配位することが可能であり、孤立電子対を持つ化合物は配位子ルイス塩基として働くことができる。


最終更新 2009年6月4日 (木) 21:45 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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