学士 (口腔保健学)

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学士(口腔保健学)(がくし こうくうほけんがく、Bachelor of Oral Health Sciences)とは、日本学士学位の一つであって、口腔保健学を専攻分野とした者等に授与されるものである。なお、当学位は2008年3月に初めて授与された学位であるため、旧来の学士の称号の表記法である「口腔保健学士」を有する者は存在しない[1]

目次

[編集] 概要

  • 歯学における学士の専門分野は長い間「学士 (歯学)」のみであり、その大半が大学歯学部歯学科を卒業した者に授与されていた。これは、看護学科保健学科、生命科学科など細分化された学科を持つ医学部と異なり、歯学部には歯科医師を養成する歯学科しか長年存在せず、「歯学部=歯学科」という概念が持たれており、コ・メディカルである歯科衛生士歯科技工士専門学校課程での養成がメインであったためである。しかし近年、歯学分野の細分化や歯科衛生学、歯科技工学をより専門的に学ぶ者が増加したため、大学学部課程が設立されるようになった[2]
  • 日本初の口腔保健学(歯科衛生学)の大学学部課程を設置したのは[3]東京医科歯科大学歯学部口腔保健学科(2004年)である[4]
  • 2008年4月より独立行政法人大学評価・学位授与機構の学位授与事業において、「学士(口腔保健学)」の学士を取得することができるようになった[5]
  • また、歯科衛生学を学ぶ短期大学や専門学校において、放送大学などの通信制大学での必要単位積立てを行い、上記の独立行政法人大学評価・学位授与機構の学位授与事業を利用し当該学士号を取得するカリキュラムを設置している学校も存在する[6]

[編集] 授与大学および機関

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ 1991年(平成3年)の学位制度改正によって、学士の種類を列挙して定めることをやめ、「学士(○○)」と括弧書きで専攻分野を付記することになった。つまり前述したように当学位は2008年3月に初めて授与された学位であるため、日本の「口腔保健学士」なるものを有する者は存在しないことになる。詳細は、「学士」の記事を参照。
  2. ^ 2009年現在、4年制の口腔保健学(歯科衛生学)を学ぶ大学学部課程は、東京医科歯科大学歯学部、新潟大学歯学部、徳島大学歯学部、広島大学歯学部、埼玉県立大学健康開発学科口腔保健科学専攻の5校のみである(全国歯科衛生士教育協議会 http://www.kokuhoken.or.jp/zen-eiky/files/list/index_list.htm )。
  3. ^ なお、2004年に新潟大学歯学部にも口腔保健学を学ぶ学科(口腔生命福祉学科)が設立されたが、当学科は歯科衛生士の国家試験受験資格以外にも社会福祉士の国家試験受験資格も取得できる特色から、「学士 (口腔保健福祉学)」の学士号が授与される。(http://www.dent.niigata-u.ac.jp/ohw/index.html
  4. ^ 東京医科歯科大学歯学部口腔保健学科(http://www.tmd.ac.jp/dent/sohc/goaisatsu.htm
  5. ^ 佐藤法仁、渡辺朱理、苔口進、福井一博:独立行政法人大学評価・学位授与機構における「学士(口腔保健学)」の新設について.日本歯科衛生学会誌2(2),p.55-61,2007.(http://www.geocities.jp/shvs_kyoto2004/gyosekisyuu/bachelors_OHS2007.pdf
  6. ^ 福岡医療短期大学歯科衛生学科歯科衛生学専攻(http://www.fdcnet.ac.jp/200213senko.pdf

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月1日 (日) 06:35 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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