宇和海 (列車)

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宇和海(うわかい)は、四国旅客鉄道(JR四国)が松山駅 - 宇和島駅間を予讃線内子線経由で運行している2000系気動車エル特急

列車名は、八幡浜市以南で時折姿を見せる豊後水道愛媛県側での別名に由来するが、実際には車窓から海はあまり見えない。

松山駅に停車中の特急「宇和海」
TSE編成「宇和海9号」(双岩にて)

目次

[編集] 運行概況

2007年平成19年)現在、松山自動車道の南予方面の延伸で高速バス宇和島バス)や自家用車と競合関係にあるが、特に松山IC伊予IC松山市内との間の渋滞が激しいこともあり、松山と南予地方の都市間列車として速度と定時性の点で圧倒的優位にある。このため、朝夕は通勤・通学者の利用も多い。

予讃線は伊予市以南が電化されていないこともあって、宇和島方面から来て松山から東の区間に向かう場合(またはその逆)は、松山駅での乗換えが発生するケースがほとんどである。松山駅での特急「しおかぜ」や特急「いしづち」との乗換は、1番のりばの高松寄りと宇和島寄りとで行われる。このことも利便性の上ではやや問題といえる。また、1番のりばへの入線は「しおかぜ」を先に入線させる都合上、場内信号機(この場合「停止」を現示中)の手前で一旦停止し、「しおかぜ」の到着後に誘導信号機の「進行」で入線する。このために上りは所要時間が1分長い。

松山駅で乗り換えとなる場合の特急列車の料金は、四国内については1990年11月から通し計算になった。西日本旅客鉄道(JR西日本)管轄の岡山駅児島駅 - 宇和島駅間も2004年(平成16年)12月以降は通し計算になったが、それ以前は「宇和海」には別に特急券が必要で、全く別個の特急列車とみなされるため新幹線乗り継ぎ割引も適用されず、宇和島直通「しおかぜ」との料金格差が問題視されていた。

[編集] 運行区間・運行本数

[編集] 停車駅

松山駅 - ※市坪駅 - 伊予市駅 - (伊予中山駅:18,19号のみ停車) - 内子駅 - 伊予大洲駅 - 八幡浜駅 - 卯之町駅 - (伊予吉田駅:1,6,19,20号のみ停車) - 宇和島駅

[編集] 使用車両・編成

全列車松山運転所所属の2000系気動車で平日は4両編成を原則とし、3両(「アンパンマン列車」による25号,土曜・休日の一部列車と試作車「TSE」による列車。このうち指定席は1号車の宇和島方16席) でも運行されている。なお、「TSE」に関しては平日の閑散時間帯は2201を抜いた2両,逆に多客期は自由席1両増の4両での運行となる。松山運転所所属の2000系は、最大でも4両編成一本分しか予備車両がない状況であり、多客期でも最大4両(但し、「しおかぜ」の運用に絡む、グリーン車連結編成は5両)編成での運行となっている。

号数 編成(通常期) 備考
宇和島駅 松山駅
G=グリーン車座席指定席
指=普通車座席指定席
自=普通車自由席
下記以外
1 2 3 4
  • 1号は1号車の前方のみ指定席
  • 土曜の1・5・6・11・12・15・16・22号、いしづち34号、日曜日のいしづち1号、宇和海8・13・19・20・26号は下記の3両編成で運行
3・9・21・25・27・2・10・14・28号
1 2 3
  • 3・9・21・27・2・10・14・28号は「TSE」
    • 平日の3・10・9・14号は2号車を欠車とした2両で運行
  • 25号は「アンパンマン列車」
7・17・23・4・18・24号
1 2 3 4
G
  • すべて「アンパンマン列車」
  • 宇和島発着「しおかぜ」の運用の前後に運転

[編集] 沿革

  • 1990年(平成2年)夏、多客臨時特急列車として現行区間にキハ185系気動車を使用して運転開始。
  • 1990年(平成2年)11月21日、エル特急「しおかぜ」一部列車と、急行列車「うわじま」を統合してキハ181系気動車およびキハ185系気動車で4往復の定期列車となる。
    この際、キハ181系気動車は120km/h運転、キハ185系気動車は110km/h運転を行う。最速列車:1時間30分、表定速度:64.6km/h
  • 1991年(平成3年)3月、下り1本増発され下り5本、上り4本に。
  • 1993年(平成5年)3月18日、2000系気動車に置き換え、「しおかぜ」・「いしづち」の電車化や松山駅での系統分割のため13往復になる。停車駅を整理し、伊予中山駅伊予吉田駅を原則通過とする。
    2000系気動車の120km/h運転でスピードアップする。最速列車:1時間15分、表定速度:77.5km/h
  • 1994年(平成6年)12月3日、下り1本が高松始発「いしづち」となったため、下り12本、上り13本に。伊予中山駅伊予立川駅双岩駅伊予石城駅の4駅の一線スルー化及び弾性分岐器使用でさらにスピードアップする。最速列車:1時間13分、表定速度:79.6km/h
  • 1995年(平成7年)4月、1往復増発され下り14本、上り15本に。
  • 1997年(平成9年)3月、1往復が岡山発着「しおかぜ」となり、下り13本、上り14本に。
  • 2005年(平成17年)3月、下り1本増発(翌朝の7両編成「しおかぜ・いしづち10号」の前3両に充てる)され14往復に。
  • 2006年(平成18年)3月18日、余裕時分などダイヤの見直しで朝晩の一部(一例としてはアンパンマン列車で運行されている25号が1時間14分で最速)を除いて所要時間が数分延び、全列車の平均所要時間は1時間20分程度となった。
  • 2008年(平成20年)3月15日、健康増進法第25条により、全車両禁煙となる。

最終更新 2009年10月15日 (木) 09:58 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【宇和海 (列車)】変更履歴

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