宇宙のステルヴィア

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宇宙のステルヴィア』(うちゅう - )は、未来の太陽系を舞台とするSFアニメ、および漫画ゲームの同名の作品群。

目次

[編集] 概要

元々はカードゲームの企画から出発。テレビアニメはテレビ東京にて2003年4月2日 - 9月放映。全26話。漫画は2003年5月より『月刊コミック電撃大王』(メディアワークス)にてXEBEC×秋月亮名義で連載。全2巻。ゲームはプレイステーション2版『宇宙のステルヴィア』が2004年1月22日発売、ゲームボーイアドバンス版『宇宙のステルヴィア』が2004年4月23日発売。

テレビアニメの第2作目の企画が進行していたが、2005年に佐藤竜雄監督の公式サイトで『機動戦艦ナデシコ』の続編と共に、制作中止が発表された。

「ステルヴィア」とは、ラテン語stella(星)とvia(道)を組み合わせた造語。

[編集] あらすじ

西暦2167年地球みずへび座ベータ星超新星爆発によって引き起こされた強力な電磁パルス放射線ガンマ線バースト的現象・オルドビス紀末の大量絶滅参照)によって壊滅的な打撃を受けた。だが人類はそこから見違えるほどの復興を遂げた。そして、かつての災厄より189年後に訪れるとわかっていた第2の災厄、すなわち超新星よりの衝撃波の到来に対し、全人類を挙げての防御体制を築き上げていったのである。

そして2356年。遂に衝撃波セカンドウェーブ太陽系に到達しようとしていたその年、人類の生活圏を守る大計画グレート・ミッションのため作られたファウンデーション宇宙ステーション)の1つ「ステルヴィア」内の宇宙学園に主人公たちが入学するところから本作は始まる。

ファウンデーションは人類を防御するために作られた施設であると同時に、オーバビスマシン(宇宙機)のパイロットやファウンデーション自身を運用するための人材を育成する教育機関でもある。この設定のおかげで、本作は「大災害に立ち向かう壮大なドラマ」であると共に「悩み、成長する少年少女の学園ドラマ」となっている。


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[編集] 登場人物

登場人物の名前の元ネタは一部を除き小田急線箱根登山鉄道線の駅名である。

[編集] 予科生

片瀬志麻(かたせ しま)
野中藍
本作の主人公で、宇宙を飛ぶことに憧れるステルヴィアへの新入生である。どちらかと言えば受動的で自己主張することが苦手だが、そのことには気付いており、自分が変わるきっかけを求め宇宙に上がってきた。実は驚異的な情報処理能力を持っているが、自分ではそれを全く意識していなかった。このためプログラマーとしては天才的であるものの、その才能を意識しないどころか、それ以外の面で他に及ばないことに劣等感を抱いている。宇宙機パイロットとしては、表示から得られる些細な情報まで一々意識したため、当初はかなり下手だった。音山光太にアドバイスされ、細かい情報を技術的に無視するようになってからは光太には及ばないながらもが優秀なパイロットとなる。「操縦しながら現状に対応するためのプログラミングを行う」という離れ業すらやってのけるが、当初は進行する状況に追いつかず単に暴走させた。自身の才能を自覚してからは、より積極的に自分の欠点は才能で補うよう努力するようになり、流動的な状況にも対応できるようになった。地球に父・母・弟がいる。愛称「しーぽん」。好きなもの・金平糖。2340年6月6日生まれ。15歳。身長158cm。体重45kg。B:78・W:57・H:82。血液型:A型。出身地:日本。最終話では、本科生代表として新入生あいさつを担当した。本科の制服を来た志麻は大人っぽい印象が強く出ていた。名前の由来は片瀬江ノ島駅江ノ島線)。愛称「しーぽん」は声優野中藍の愛称「あいぽん」の元となった。
音山光太(おとやま こうた)
声:水島大宙
どこか謎めいた少年で、志麻の級友。物語の中盤で志麻の恋人となり、後半では二人のすれ違いが物語の大きな主軸となる。争いを嫌い、あらゆる科目においてその難易度に関わらず、必ず中程度の成績を意図して取っていた。その実態は、人間離れした能力をもつ文字通りの天才パイロットである。最新型インターフェースによって人類トップクラスの知覚能力を見せた。ただ、膨大な才能に恵まれ周囲にも期待されるようになってからは、自身の及ばないところで焦りを見せるなど人間らしい「弱さ」ものぞかせるようになり、これを周囲の助けを得て超え、更に人間として成長していく。個人運営の天文台を構える姉が地球にいる。好きなもの・麦茶のコーラ割り。2341年1月1日生まれ。15歳。身長171cm。体重65kg。血液型:AB型。最終話では、新入生歓迎会には参加せず、インフィニティーに乗り調査活動していた。
アリサ・グレンノース
声:松岡由貴
志麻の級友であり、一番の親友。地球からステルヴィアへのシャトルで出会い、さらにルームメイトとなった。志麻の愛称「しーぽん」は、「志麻」の「し」とやたらぽんぽん飛び回る志麻の操縦法から、知り合って間もなく彼女が付けたもの。「しーぽん」の他にも「インフィニティー」は「インフィー」、「アルキュオン」は「ルッキョン」と色々な呼び名をつけている。活発で陽気だが、その生い立ちには悲哀な過去もあり、稀に陰を見せる。物語中盤で標準から見ても遥かに優秀な親友や仲間との才能の差を見せ付けられてパイロットとしての能力に限界を感じ、エンジニアコースへ転ずる。しかしここで余程水が合ったのか、元来持つ努力家な性格にもより実力をつけ、次第に信頼を勝ち取るようになる。地球にがいる。好きなもの・アップルパイ。2340年10月4日生まれ。15歳。身長167cm。体重52kg。B:81・W:58・H:82。血液型:O型。出身地:アメリカ。最終話では、志麻と同じく予科生歓迎会代表の1人で、代表挨拶を志麻に勧めた。名前の由来は下北沢駅小田急小田原線)。
風祭りんな(かざまつり りんな)
声:広橋涼
地球から最も遠いファウンデーション「ウルティマ」から飛び級でやってきた転校生。幼い頃から宇宙が遊び場でもあったため英才教育に等しい環境で育ち、超絶的な飛行技能を見せ付ける才能の持ち主。競技会で圧倒的な才能を見せた片瀬志麻をライバルに足る存在と見なし、そのためステルヴィアにやって来た。りんなにとって志麻は良き友人であり最大のライバルであり目標である。極めて快活な元気少女だが、時々それで周囲を振り回してしまい、後悔がついて来ることもあり、悩みながらも人間関係を学んでいる途上である。ウルティマに父と母がいる。好きなもの・アイスクリーム。2344年7月7日生まれ。血液型:B型。出身地:スウェーデン。12歳。最終話ではステルヴィアの本科生となり、ケイティに乗って歓迎会に参加。しかも新たなビッグフォーの1人となっていた。名前の由来は風祭駅(箱根登山鉄道)。
藤沢やよい(ふじさわ やよい)
声:折笠富美子
志麻の級友。愛称は「お嬢」。実は2年前にステルヴィアに入学しており、初佳の親友であった。だが初佳とのパイロット訓練中に事故が起こり、重傷を負って退学。回復後に再入学した。おっとりとしているようでいて意外と抜け目が無く、志麻たちには大人の態度を見せるまとめ役。好きなもの・ロイヤルミルクティー。2338年9月16日生まれ。17歳。身長161cm。体重55kg。B:88・W:60・H:87。血液型:A型。出身地:イタリア。最終話では、無事本科生にまで上り詰めていて、アルキュオンに乗って新入生歓迎会に参加した。名前の由来は藤沢駅小田急江ノ島線)。
栢山晶(かやま あきら)
声:田中理恵
志麻の級友。やよいのルームメイトでもある。努力家で成績は良い。しかし志麻や光太と違って特別な才能が無いことを一時悩むことになる。後半ではジョイ・ジョーンズとつきあい始め、しばしば痴話喧嘩を演じた。無口で真面目な性格であり、背の高さと美貌も相まって、やや人を遠ざけるところがある。好きなもの・あんみつ。2340年12月23日生まれ。15歳。身長172cm。体重57kg。B:85・W:59・H:80。血液型:O型。出身地:ドイツ。最終話では、本科生となっていて新入生歓迎会でケイティに乗って参加。しかもスーツはビッグフォーと同じ物を着ていてりんなと同じく新たなビッグフォーの1人となっていた。名前の由来は栢山駅小田原線)。
小田原大(おだわら まさる)
声:斎賀みつき
志麻の級友。愛称は「ダイちゃん」。温厚でぼんやりしており、余り目立たない。しかし意外にも、物語の終盤では策謀家めいた行動を見せる。学園の女の子のデータをすべて持っているらしい…?ものすごい大食漢。好きなもの・けんちんうどん。2340年7月9日生まれ。15歳。血液型:O型。出身地:オーストラリア。名前の由来は小田原駅(小田原線・箱根登山鉄道)。
ピエール・タキダ
声:上田祐司
志麻の級友。色男を気取る発言が多いが、現実にはやよいに軽くあしらわれてばかりである。根は真面目で、ある意味では懲りない性分だが、失敗しても反省したら気持ちを切り替えて更に前進するオプティミスト。好きなもの・グラタンとポトフ。2339年11月30日生まれ。16歳。血液型:B型。出身地:スイス。名前の由来は電気グルーヴピエール瀧から。
ジョイ・ジョーンズ
声:陶山章央
志麻の級友。愛称は「ジョジョ」。やたらと騒々しく、背の低さもあって年齢よりもさらに少年っぽく見える。成績は悪いが、決してめげない(本人曰く下剋上のための準備)。物語の後半では晶とつきあうようになるが、何度も晶を怒らせては取り繕う羽目になる。自身の宇宙機に「カッコイイ」からと過剰な装備を付けて振り回されるなど無自覚なムードメーカーといった所もあるが、仲間想いの熱い性分でもある。好きなもの・オニオンチップにホットドッグ。2340年9月5日生まれ。血液型:B型。出身地:ブエルトリコ。15歳。

[編集] ビッグ4

町田初佳(まちだ あやか)
声:豊口めぐみ
ステルヴィアで「ビッグ4」と呼ばれる最優秀生徒4人組の1人。やよいの元同級生で、志麻にとっては上級生。常に自らの研鑽に余念がなく、その努力の甲斐もあって飛び級で本科生になった努力型の天才である。普段は本科生のトップらしく、余裕のある態度で誰に対しても優しく接するが、自分の努力では及ばないような天賦の才に恵まれ、自らの地位を脅かす可能性のある者に対しては、嫉妬や恐れを抱いていた。このため、グレート・ミッション完了後、志麻が自分を軽々と超えていく存在と感じたことで、彼女に模擬戦を申し込み故意に事故を起こして志麻に怪我を負わせようとした。が、志麻を助けに来た光太のビアンカに自身のケイティを一瞬で行動不能にされたことで自身が積み上げてきたプライドを打ち砕かれ、引きこもりがちになる。その後、以前やよいが退学する原因となった「事故」も彼女の故意であった可能性があることが明らかとなり、退学寸前に追い込まれる。後になってやよいに以前の罪を懺悔し、和解。志麻や光太の良き先輩として挫折からも立ち直り「ビッグ4」の一人として志麻たちを助けていく。2339年3月29日生まれ。17歳。身長167cm。体重54kg。B:82・W:59・H:83。血液型:AB型。出身地:日本。後にステルヴィアの教官となる。名前の由来は町田駅(小田原線)。
ケント・オースチン
声:岸尾大輔
ステルヴィアの「ビッグ4」の中心的存在。普段は尊大傍若無人にも見える振る舞いをしているが、その実として周囲をよく見て「誰も不幸にならない・誰もが幸せになれる」ような最善の道を選んで、そのためなら自分が苦境に立つことも辞さない人徳を備える。町田初佳の退学に反対した。終盤、ステルヴィアに残った小田原達にも協力し、自ら共犯者と名乗った。
宇宙学園の関係者にはかなりの有名人。2336年4月28日生まれ。20歳。血液型:A型。出身地:アメリカ。
ナジマ・ゲブール
声:朴璐美
ステルヴィアの「ビッグ4」の1人。どこか不思議な雰囲気を醸し出していて、シェイクスピアを始め、数々の偉人の名言を多用する。2337年3月29日生まれ。19歳。身長167cm。体重54kg。B:82・W:59・H:83。血液型:AB型。
笙人律夫(しょうじん りつお)
声:檜山修之
ステルヴィアの「ビッグ4」の1人。素顔を隠しており、他にも忍者と思わせるような行動が多い。クリスマスには志麻に星と例え手裏剣を渡していた。義に篤い一方で、独特のユーモアセンスを時折覗かせる。2336年12月10日生まれ。19歳。血液型:B型。出身地:日本。

[編集] ステルヴィア関係者

リチャード・ジェームズ
声:堀勝之祐
ステルヴィアの主任教授。常に温厚で楽観的な態度を取り、人類全体への信頼を見せる。いかなる状況でも決して動じないが、無知・妄信的な信頼ではなく、最適な場に最適な人材が配されていることを理解しているが故のものであり、その実として様々な事柄を熟知している知将である。片瀬志麻がステルヴィアを受験した際、面接官を勤めた。ステルヴィア教官の甘辛コンビの甘の方。
カール・ヒュッター
声:田中正彦
ステルヴィアの教官の1人。感情を表に見せず冷静であり、悲観的な予測も視野に入れた発言を行う。いかなる状況でもいかなる可能性をも冷静に判断し、客観的に周囲を観察している。ジェームズ教授とよくチェスを指す。ステルヴィア教官の甘辛コンビの辛の方。終盤で地球に起源を持つ人類ではない、異星人であることが明かされる。
白銀迅雷(しろがね じんらい)
声:藤原啓治
ステルヴィアの教官の1人。熱血漢で目つきは怖いが生徒たちへの心遣いは細やかである。熱意が理解されず空回ることもあるが、実績から来る信頼で周囲を巻き込んで前進する性分。ステルヴィア出身であり、レイラや蓮とは同級生だった。昔から蓮に片思いしている。コズミックフラクチャー壊滅後、ステルヴィアの学園長に着任する。
レイラ・バルト
声:進藤尚美
ステルヴィアの教官の1人で、致命的ではない失敗は存分にやらせて、そこからも学ばせようとする女性ながらも豪放な性格。片瀬志麻たちのパイロット課程を担当した。授業では生徒たちに檄を飛ばすなど厳しく当たるが、彼女もやはり生徒たちを深く思っており、生命に関わるような失敗には身を挺してでも守ろうとする。かつては優秀なパイロットだったが、挫折した過去がある。白銀迅雷を想っているようにも取れるシーンがある。2329年8月22日生まれ。27歳。身長195cm。体重65kg。血液型:AB型。出身地:ブラジル。
蓮花蓮(れんげ れん)
声:根谷美智子
ステルヴィアの保健医。絵に描いたような「美人の保健の先生」で、優しいが捉えどころが無い。交際相手と別れてはまた新しい相手とつきあい始め、白銀迅雷を翻弄する。2330年2月13日生まれ。26歳。血液型:B型。出身地:シンガポール。
織原道夫(おりはら みちお)
声:屋良有作
ステルヴィアの学長にして、ステルヴィアの基地司令官。

[編集] 主人公達の家族

ミア・グレンノース
声:松岡由貴
アリサ・グレンノースの妹。過去の事故により体の4割が機械となっている。ジェネシス・ミッションから2年後(2359年)にステルヴィアに入学するために乗ったフジヤマの中で片瀬志麻の弟の片瀬真人と出会う。
片瀬真人(かたせ まさと)
声:朴璐美
片瀬志麻の。父譲りの大人びた性格で、慌てんぼう・おっちょこちょい・案外意固地な姉や母とは好対照のしっかりものである。2年後(2359年)にステルヴィアに入学するために乗ったフジヤマの中でアリサ・グレンノースの妹のミア・グレンノースと出会う。
片瀬千秋(かたせ ちあき)
声:笠原留美
片瀬志麻の。バリバリのキャリアウーマンであるが、志麻からは「ちーちゃん」と呼ばれている(なぜそう呼ばれているかは不明だが、ちゃんと「お母さん」と呼ばれる事もある)。志麻のステルヴィア行きを反対しており、見送りに来たときも志麻と喧嘩別れをしてしまう。しかし、ジェネシス・ミッション直前にテレビで今までの志麻に対する気持ちを素直に話していた。
片瀬海人(かたせ うみひと)
声:小杉十郎太
片瀬志麻の。小説家(エッセイスト)。千秋からは「うみひと君」と呼ばれている。母とは違い、真人と共に志麻を暖かく見送るのであった。
音山陽子(おとやま ようこ)
声:佐久間純子
音山光太の。天文台の所長をしている。片瀬志麻の弟の片瀬真人とはメール友達。現在は独身だが、光太と電話で恋愛についての話をしていたときに真人と二人で写っている写真を見せたことから、付き合っているのではないかという説もある。

[編集] その他

ターナー博士
セルゲイ・ロスコフ
クルト・ワーグナー
ミゲル・デルトロ
ジュノ・マイヨール
イアン・ソルバーグ
トニー・オマエザキ
アキコ・ミルズ
草薙葉子
スピアーズ
ロバート・ルイス
ベン・ジェラード
ミン・ジョンオ
ヒロ・ナカムラ
エンリケ・カルロス

[編集] 登場メカ

[編集] オーバビスマシン

名称を大まかに訳せば「卵のマシン」。これで太陽系に飛び出すことを卵がかえることにかけている。

ジェット噴射で飛行しているのではなく、バッテリーをエネルギーとした重力制御で飛行している。後部の光っているところが重力推進器。ファウンデーションからビアンカが発進するときはビアンカに下向きの重力を発生させているので、文字通り下に落ちて行き、その後前後左右に落ちていく。このためビアンカでの直立した運転姿勢が可能となった。

操縦は予科生はキーボードで操作するが、教官やケイティのパイロットは人間の視覚とリンクするシステムのDLSを使用している。ちなみに生徒用のもののコックピットはどちらも同じである。

[編集] ビアンカ

予科生が乗る練習用のオーバビスマシン。ステルヴィアのビアンカは基本的に白色で統一。

体育祭以降、志麻のビアンカは黄色になっている。他にも、赤系統にカラーリングされ、角のようなアンテナや記録用ポッド、大型の推進器などが装着されたレイラ専用機等もある。

機体イメージはヒレを振る小魚。練習生専用の機体、というわけでなく、ビアンカのハードポイントにいろいろなユニットを接続し発展させるシステムで、単に安価な素のビアンカを練習機に採用しているだけである。

重力推進器が小型のため、スラスターのほか非重力制御のサブエンジンを搭載している。左右には赤と緑の編成灯が、練習機の後部には衝突防止灯がついている。

通常機体下部からコックピットを出し入れするが、緊急時には上部の蓋をふっとばし脱出することも可能である。

[編集] ケイティ

本科生が乗るオーバビスマシン。各ファウンデーション毎に色分けされており、学生ではない正規パイロットが乗る場合はグレー系統にカラーリングされる。作中には出ないが大気圏内も飛行可能だが通常状態での着陸は出来ない。機体上部には大気圏用の非常用エアインテークが着いている。

ビッグ4の4人は専用の青いカラーリング、レイラの場合は赤いカラーリングに角突き。

機体イメージはエイ。ビアンカとは違い、すでに多数の装備が着いている完成形の状態でロールアウトされる。ビアンカ同様左右の翼に赤と緑の編成灯がついている。

後に従来のA型からC型に進化。推進器が大きく、管制器が新しくなった。また、コクピット装甲が強化され、主翼が大きくなり、上部インテーク変更、下部インテーク新設、そしてハードポイント追加によりビアンカのようにオプションを搭載できるようになった。ジェネシス・ミッションではこれの改良型が使われ、攻撃、観測、防御と全ての能力がC型に勝る。

ケイティに乗るには試験をパスしなければならない。

[編集] ギガンティック・アクティモ・ソーマ

[編集] インフィニティ

セカンドウェーブのあと、惑星間格差への反抗などから地球圏が他の惑星圏と戦争状態になった場合の為に開発された、ギガンティック・アクティモ・ソーマ試作一号機。あまりの能力の高さに地球では持て余してしまったためフジヤマでステルヴィアに運ばれた巨大ロボット。ステルヴィア内に隠されていたが、偶然志麻達が発見した。

アリサ命名の「インフィ」という愛称で呼ばれることになる。全長120m。デザインモチーフは競泳選手。

グレート・ミッション中、オーバビスマシンの火力では対応できない巨大隕石破壊の為、カール・ヒュッターにより突貫工事で複座に改造され出撃。志麻と光太が乗り込んだ。その後も志麻と光太がパイロットを務めるが、ジェネシス・ミッションでは光太のみが搭乗した。その後は正式に複座ロボットとされた。

関節の動力や1箇所に集中された動力で動くのではなく、パーツ一つ一つがオーバビスマシンのように重力推進し作動する。が、それぞれ制御されロボットとしての動きを実現する。1G状態でも機体を保持できる強度を持ち、急激な加速度が加わっても重力制御で機体、乗員を保護できる。ジェネレーターはオーバビスマシンとは違いウルティマのタツオノフのような核融合炉に似た機構となっている。

[編集] アルキュオン

インフィニティの兄弟機。愛称は「ルッキョン」。見た目はインフィニティと同じだが、ボディカラーは緑で、頭の形が違う。アカプスで建造され、ジェネシス・ミッションで志麻が搭乗した。最終話ではやよいが搭乗。

[編集] ファウンデーション

セカンドウェーブから人類の生存圏を守るために建造された宇宙ステーション。セカンドウェーブの被害を防ぐため担当惑星を包むビームシールドの放射を行うほか空母や太陽系へ飛び立つ拠点としての役割がある。内部には1つの都市が丸ごと入っており、グレート・ミッションに従事する人々の数世代にわたる家となる。オーバビスマシンのパイロットなどを育成する宇宙学園がある。

[編集] アカプス

第1ファウンデーション (FOUNDATION-1) 金星圏 AKAPUSU. アカプス

太陽に近いため表面は鏡面処理されている。体育祭で優勝したことが無い。ジェネシス・ミッションでは2番目にフラクチャーに突入し消滅。

[編集] ステルヴィア

第2ファウンデーション (FOUNDATION-2) 地球圏 STELLVIA. ステルヴィア

今作の主な舞台である。外観のイメージはタツノオトシゴ

2番目に建造されたファウンデーションで全高は15km。古参のファウンデーションだが、地球に最も近いため随時改造が行われてきた。低軌道から静止衛星軌道まで重力制御で自在に高度の変更が出来る。

内部も重力制御がなされ、学園関係者だけでなく基地関係者とその家族、商業関係者が暮らしている。時間は太陽系標準時(グリニッジ標準時)が用いられ、照明の明暗で昼夜を再現している。密閉区間のため、内燃機関の使用は禁止である。

館内は文教地区、居住区、商業地区、アミューズメント地区、修理地区が吹き抜けの多層構造となり構成されている。

ステルヴィアの由来はステル(星)とヴィア(道)の2つのラテン語からなる造語。

[編集] オデッセイ

第3ファウンデーション (FOUNDATION-3) 火星圏 ODYSSEY オデッセイ

体育祭でのステルヴィアのライバル。ジェネシス・ミッションで真っ先にフラクチャーに突入。

[編集] エルサント

第4ファウンデーション (FOUNDATION-4) 木星圏 EL_SANTO エルサント

木星で精製した燃料を貯蔵し、他のファウンデーションに供給していた。コズミックフラクチャーの重力場フローに巻き込まれ消滅した。

[編集] ビジョン

第5ファウンデーション (FOUNDATION-5) 土星圏 VISION. ビジョン

これら5つを建造するのにゆうに60年以上かかった。

[編集] ウルティマ

第6ファウンデーション (FOUNDATION-6) 先行試験 ULTIMA. ウルティマ

りんなの出身ファウンデーション。

予定よりも建造が進まず、バリア設備もグレート・ミッションの14日前であった。他のファウンデーションと異なり、黄道南極方向へ40天文単位というもっとも辺境に位置し、援軍の望みが薄く交戦の可能性も高いため、タツオノフというジェネレーターに核融合機関のようなものを使い他のファウンデーションよりも出力が大きくしてあり、移動速度は速い。未確認物体との戦闘が発生し、住民の避難後、大型の物体により拿捕されてコズミックフラクチャーに放たれ消滅。

[編集] 宇宙船

フジヤマ
地球とステルヴィア間の定期船。
ガガーリン
ステルヴィアの保有する貨物船。ウルティマでの任務にガガーリン5が派遣された。
クラーク
オデッセイの貨物船。ウルティマ救出に派遣された。
ストレルカ
ステルヴィアの貨物船。ウルティマ救出作戦に後発で参加。

[編集] 用語

みずへび座ベータ星(ハイドラスベータ)
みずへび座に実在する恒星。2147年ごろ超新星爆発を起こした。作中ではしばしばハイドラス・ベータ (Hydrus Beta) とも呼ばれるが、実際(現実世界)の正式な名称はベータ・ハイドリ (Beta Hydri)。
ファーストウェーブ
2167年、みずへび座ベータ星からの電磁波が太陽系に到達し、多大な被害をもたらした。
セカンドウェーブ
2356年(物語が始まった年)、みずへび座ベータ星からの衝撃波が太陽系に到達した。
緑の宇宙、赤い宇宙
ファーストウェーブにより、宇宙はガスに包まれ緑色に光るようになった。セカンドウェーブの後には、宇宙は赤色に変化した。作中、黒い宇宙はほとんど描かれない。
ダイレクトリンクシステム (DLS)
ケイティやインフィニティのインターフェース。機器の外見はヘッドマウントディスプレイを使ったバーチャルリアリティのようだが、視神経を通じ脳に直接情報を送り込む。
アストロボール
オーバビスマシンで戦う球技。ファウンデーション対抗合同体育祭の花形競技である。
グレート・ミッション
セカンドウェーブから太陽系を守る計画。
グレート・ウォール
グレート・ミッションで、太陽系の各惑星に展開される巨大な(地球のものは直径30万km)バリア。名前は万里の長城の英語名から。
コズミックフラクチャー
セカンドウェーブ後に発見された宇宙ひも。2ヵ月後に地球と接触することが予想された。みずへび座ベータ星の超新星爆発の原因でもある。
未確認飛行物体
コズミックフラクチャーから来る、生物のような謎の物体。頭の部分から重力ビームを発射できる。コズミックフラクチャーの発見と前後して、各ファウンデーションなどに出没するようになった。
ジェネシス・ミッション
大エネルギーのレーザーをコズミックフラクチャーに照射し消滅させる作戦。
重力レンズ
重力場で光が曲がる現象によるレンズ。天然のものは実在。コズミックフラクチャーにレーザーを照射するのに使われる。

以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] スタッフ

  • 原作:XEBEC
  • シリーズ構成・監督:佐藤竜雄
  • キャラクターデザイン:うのまこと
  • メカデザイン:鷲尾直広
  • プロップデザイン:加藤初重
  • SF設定:堺三保
  • 美術監督:松本健治
  • 撮影監督:広瀬勝利
  • 色彩設計:伴夏代
  • 音楽:長岡成貢
  • 音響監督:三間雅文
  • プロデューサー:中西豪、池田慎一、千野孝敏
  • 製作:XEBEC、FOUNDATION II

[編集] 主題歌

オープニング、エンディングともangelaが担当。(2度目の)メジャーデビュー曲・初のアニメ主題歌で、アニメソング・ユニットとしてブレイクを果たす。このことから、angelaと、初主演の野中藍は、互いを「同期」と呼んでいる。

[編集] オープニングテーマ

明日へのbrilliant road
作詞:atsuko 作曲・編曲:KATSU 歌:angela

[編集] エンディングテーマ

綺麗な夜空」(第一話 - 第十話、第十二話、第十四話、第十九話)
作詞:atsuko 作曲:atsuko、KATSU 編曲:KATSU 歌:angela
The end of the world」(第十一話、第十三話、第十五話 - 第十八話、第二十話 - 第二十五話)
作詞:atsuko 作曲:atsuko、KATSU 編曲:KATSU 歌:angela
「Dear my best friend」(第二十六話)
作詞:atsuko 作曲:atsuko、KATSU 編曲:KATSU 歌:angela

[編集] 各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 ようこそ 佐藤竜雄 佐藤竜雄 うえだしげる うのまこと
2 とまどい 中津環 相坂直紀
3 ごめんなさい 堺三保 佐藤竜雄 安東信悦 佐藤淳
4 がんばります 大河内一楼 角田一樹 前田明寿
5 きっかけ 千葉克彦 鈴木利正 高橋晃
6 まけません 堺三保 高見明男 長澤剛 高見明男
7 くやしいよ 小出克彦 水島精二 うえだしげる 相坂直紀
8 わたしですか? 大河内一楼 どじゃがげん 日下直義 池上太郎
9 いってきます 堺三保 うえだしげる 高見明男
10 おかえりなさい 中津環 栗原ひばり 坂崎忠
11 ほんとうのあなた 小出克彦 長澤剛 津熊健徳
12 こくはく 大河内一楼 どじゃがげん 日下直義 池上太郎
13 ふゆやすみ 佐藤竜雄
14 ゆめとげんじつ 小出克彦 高見明男 うえだしげる 高見明男
15 わかりません 大河内一楼 鈴木利正 高橋晃
16 うたがいのなかで 堺三保 中津環 うえだしげる 加藤はつえ
17 たたかい 小出克彦 長澤剛
鈴木利正
長澤剛 高見明男
18 とおいこえ 大河内一楼 どじゃがげん 日下直義 池上太郎
19 なきんぼ おこりんぼ 安田賢司
水島精二
佐藤竜雄 津熊健徳
20 みらいをきみに 小出克彦 どじゃがげん 日下直義 池上太郎
21 みえないかべ 堺三保 後信治 鈴木利正 相坂直紀
22 それぞれのみち どじゃがげん 日下直義 池上太郎
23 だから あなたがいる 小出克彦 うえだしげる 前田明寿
24 ふたたびのやみ 堺三保
佐藤竜雄
どじゃがげん 鈴木利正 高見明男
25 さよなら 小出克彦 高見明男 うえだしげる 相坂直紀
26 きらめきはこえ 佐藤竜雄 高見明男

[編集] 放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時
関東広域圏 テレビ東京 2003年4月2日 - 9月24日 水曜日 25時00分 - 25時30分
愛知県 テレビ愛知 水曜日 25時28分 - 25時58分
大阪府 テレビ大阪 水曜日 25時30分 - 26時00分
北海道 テレビ北海道
岡山県香川県 テレビせとうち 水曜日 25時55分 - 26時25分
福岡県 TVQ九州放送 水曜日 26時20分 - 26時50分

この他、CS放送のAT-Xキッズステーションでも放送された。

[編集] アニメ以外のメディア

ゲーム2作は、ストーリーやシステムに直接の関係はない。

[編集] 外部リンク

テレビ東京 水曜25:00枠
前番組 番組名 次番組
宇宙のステルヴィア

最終更新 2009年11月11日 (水) 05:22 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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