宇宙大帝ゴッドシグマ
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『宇宙大帝ゴッドシグマ』(うちゅうたいてい-)とは、東京12チャンネルの水曜日19:30-20:00枠において、1980年(昭和55年)3月19日から1981年(昭和56年)2月25日にかけて全50話が放送されたテレビアニメの題名。
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[編集] 概要
本作は東映テレビ事業部企画、アカデミー製作(下請制作はグリーンボックス)制作のアニメ番組である。本作の広告代理店は東映エージエンシーが担当しており、提供スポンサーはポピーが主力を務めていた。劇中のナレーションは屋良有作が担当している。
1976年の『超電磁ロボ コン・バトラーV』から、東映テレビ事業部企画のアニメ路線を支えてきた飯島敬プロデューサーが、本作を最後に同路線から降板。東映動画時代から定評があった飯島のシリーズ構成と、チーフディレクターを務めた田口勝彦のセンスが加わることで、第4クール間際には前代未聞の展開を見せた作品でもある。
また、敵が未来から来た宇宙人というのもそれまでのロボットアニメにはない設定といえる。物語序盤ではその事実が伏せられており、中盤以降の展開で少しずつ真相が判明していく。そして後半からは、それが軸となってストーリーが展開していくことになる。
[編集] ストーリー
西暦2050年、宇宙開発を進めていた地球の人類は、突如として250年後の未来から現れた謎の敵エルダー軍の奇襲を受けた。西暦2300年のエルダー星は、地球人類の侵略を受け、トリニティエネルギーを利用した地球の兵器の前に圧倒的不利の情勢にあった。彼らエルダー星人の目的はただ一つ、水爆の数十倍もの力を秘めた新エネルギーであるトリニティエネルギーを強奪し、歴史を改変すること。
エルダー星人は地球人たちが入植していた木星の衛星イオを占領。そして地球のトリニティエネルギーを奪うために、コスモザウルスでトリニティシティに攻撃を開始した。闘志也たちはゴッドシグマで地球とトリニティエネルギーを守り、そしてイオを奪還するべく長い戦いを繰り広げてゆく。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
[編集] 登場人物
[編集] トリニティシティ
- 壇闘志也(だん としや)
- 声:富山敬(『スーパーロボット大戦Z』では関智一)
- 本作の主人公。木星の衛星・イオの開拓民二世(イオ生まれイオ育ち)。
- トリニティシティを訪ねた際にエルダーの攻撃に巻き込まれ、なし崩しに空雷王に乗り込みそのままパイロットを務める。ロボットパイロットの適性はずば抜けており、正式にゴッドシグマのメインパイロットに任命された。
- 当初はエルダーに対し、怒りと憎しみで戦っていたが、テラルとの邂逅の中、宇宙の平和を願うようになる。そして戦いが終わった後、彼の残したタイムシップを用いて、地球とエルダーとの争いを止めるために未来へ旅立つ。
- 第31話で闘志也の年齢が18歳であることが、彼の父の台詞に出てきている。最終話でも、劇中のナレーションで改めて語られている。
- ジュリィ野口(- のぐち)
- 声:安原義人
- トリニティシティの主任技師で風見博士の助手。パイロットとしての腕も良いためエルダー攻撃の際に海鳴王を操縦、以後パイロットを務める事になった。
- 彼もまた、イオに家族を残していたが、闘志也たちにはそのことを黙っていた。幼い頃に父の研究のせいで家族がバラバラになり、自分は風見博士をたずねて一人地球に向ったという過去があり、地球で家族と共に暮らすために守銭奴のように金を貯めていた。
- ジュリィも心の中ではエルダーに対して怒りと憎しみを持っていたが、テラルに助けられ、ともに地球に脱出してきた妹・ジェーンの説得でその考えを改めた。
- 吉良謙作(きら けんさく、当時は「吉良健作」)
- 声:玄田哲章
- 通称キラケン。イオの開拓民で闘志也の親友。エルダーの攻撃により、目の前で家族を失うという過去を持つ(しかし、話が進むうちに、もしかしたら家族が生きているかもしれない、という考えに変わっていく)。命からがらイオから脱出しトリニティシティにたどり着いた謙作は、闘志也の推薦もあり、陸震王のパイロットを担当することになる。
- 当初はロボットの操縦を苦手としていたが、後に克服した。だが他の二人に較べると、メカの操作は今ひとつである。
- 風見博士(かざみはかせ)
- 声:富田耕生
- トリニティエネルギー、ゴッドシグマの開発者。当初は地球を守るという使命感を持っており、身体を張ってトリニティシティを守るといった行動をみせた。しかしテラル尋問の現場を闘志也たちに見られて以降、次第に態度を変えていき、ついにはトリニティエネルギーのデータを守るためにトリニティシティから逃げ出そうとした。そして物語終盤には未知の技術への欲求のため、エルダー側に寝返るという行動を起こしてしまう。
- エルダー軍が所有しているタイムマシン技術に興味を示したため、捕らえたエルダー兵を記憶投影マシンで強制的に尋問を行い、このマシンに耐え切れずに死亡した捕虜の遺体は隠し研究室にカプセルに密閉された状態で保存されていた。その行動はもはやマッドサイエンティストの域に達しており、彼の裏切りは研究を追求した末の結果と言える。
- 第10話で息子がいる事が判明したが、仕事に没頭して構ってやる事が出来なかった。エルダー兵が彼を殺害しようとした際にその息子が故障していた光線銃で応戦しようとしたが、光線銃の暴発により死亡する。彼自身の裏切りに至った起因がそこにあると推測される。ゲーム「スーパーロボット大戦Z」では、そのエピソードが登場していない。
- 春日理恵 (かすが りえ)
- 声:滝沢久美子
- 風見博士の秘書。しっかりとした性格で、仕事も戦闘指揮もこなす、キャリアウーマン的存在といえる。闘志也に思いを寄せており、時々ミナコとそのこと絡みで揉めている。空雷王を操縦した事が二度もある。そのうち一度目はミナコと共同で操縦、二度目は翔太とサチを乗せて単独で操縦している。木星への出発後は風見博士に代わって基地の全指揮を取る。
- 上司である風見博士のことを尊敬しており、父のように慕っていた。そのためか、終盤で彼の裏切りが起きたときは動揺を隠せなかった。
- 春日翔太 (- しょうた、当時は「春日正太」)
- 声:小原乃梨子
- 理恵の弟。両親は幼い頃に他界し、それ以降は姉と一緒に暮らしていた。理恵がトリニティシティの研究施設に就職した際に保護施設に引き取られた。
- とんでもないいたずらっ子で、施設の先生にパチンコ弾を打ったり、ワイヤーを使って車を引っ掛けようとするなど、かなりの悪戯をしてきた。トリニティシティに移住した後も悪戯を繰り返していたが、それはみんなの役に立ちたいという想いの裏返しだった。謙作のことを気に入っており、共に行動することも多い。ある事件で偶然知り合ったサチとは仲が良い関係になる。
- マルチーノ
- 声:緒方賢一
- トリニティシティのスポンサー。いわゆる守銭奴である。
- 商売を最優先するがゆえに、エルダー侵略時でありながら三体のロボットを売り払おうとしたり、イオニウムを基地に売らなかったりと非常識な行動が目立つ。しかし娘のミナコの言い分には弱く、ロボットを売ろうとしたときも彼女のお願いで取りやめている。
- ミナコ・マルチーノ
- 声:吉田理保子
- マルチーノの一人娘。かなりの行動派で、ムチャな事をすることが多い。反面、パパであるマルチーノにおねだりするなど、少しわがままな面もある。
- 初対面で闘志也に一目ぼれし、それ以降は無理やり基地に押しかけたり、毎日のように電話をかけてきたりして闘志也にアタックする。理恵とは恋敵の関係。終盤では宇宙の平和のために、闘志也たちと共に戦うまでに成長した。
- サチ
- 声:桂玲子
- イオ出身の関西弁をしゃべる少女。エルダー襲来のときにイオから必死の思いで脱出し、北極で遭難信号を出して救助を待っていた。偶然、翔太が作った通信機に遭難信号がキャッチされ、一緒に救助に向った謙作とともに彼女を救出する。
- イオで生活していたときは家族に嫌われ、寂しい思いをしてきた。そんな自分の状況を、彼女はジュール・ルナールの小説・「にんじん」の主人公に例えていた。救助された後は親戚に引き取られたが、そこでもイオのときと同じ状況に陥っていた。そのため、サチはそこから抜け出し、トリニティシティに居候する事になった。自分を助けてくれた謙作を兄のように慕い、翔太とも話が進むうちに仲が進展していった。
[編集] エルダー軍
- テラル総司令
- 声:小原乃梨子(『スーパーロボット大戦Z』では鶴ひろみ)
- トリニティエネルギー奪取の命を元老院から受け、過去の地球に派遣されたエルダーの総司令官。しかし非情になれない面があり、理恵が身を張って闘志也を助ける場面を目撃したときも躊躇している。トリニティシティを攻撃し、エネルギーを奪取するために総司令官としてこの時代にやってきたが、本来は争いを嫌い、宇宙の平和を願う善き心を持つ人物である。実は現在のテラルは、彼の恋人であるリラの心を宿した存在である。
- ガガーンがこの時代に来、前線基地を破壊された後はしだいに立場を追われ、ついには総司令の座まで奪われてしまう。失脚後はジーラの助けで基地を脱出し、地球に逃亡する。そして真相を知った闘志也たちと協力してガガーンに立ち向かうことになる。
- リーツ司令
- 声:飯塚昭三
- テラルの副官。コスモザウルスの指揮を執る。ジーラとは仲が悪く、初期の頃はお互いにいがみ合っていた。反逆の際、ガガーンのペットであるロッドバードを殺害し、ガガーンに立ち向かったが、メサの銃撃により倒される。
- ジーラ
- 声:吉田理保子
- テラルの副官。コスモザウルスの開発を行うほか、自ら指揮を執ることもある。リーツとはライバル関係にあり、相手の足を引っ張る事も多かった。ガガーンが総司令の座を奪ったときに寝返ったが、それはテラルを守るための芝居だった。彼女はテラルを仮死状態にしてエルダー基地から逃亡したが、追手の銃弾に倒れ、テラルに寝返りの芝居を詫びながら息絶える。
- ガガーン
- 声:寺島幹夫(『スーパーロボット大戦Z』では藤原啓治)
- エルダー星のタカ派軍人。最初は副指令としてテラル達に近づいたが、しだいに本性を見せ始め、ついにはテラルを失脚させ軍の全実権を掌握した。
- 冷酷非情で、役に立たないもの、はむかうものは容赦なく切り捨てる。自らの実力を示すため、前総司令官であるテラルの前線基地を攻撃し、破壊するなど、思い切った行動をとることも多い。実はテラルの正体を知っており、最後の戦いではそのことを利用して本人の弱みを握った。
- 終盤では自ら巨大ロボ・ガルゴスを駆って最後の戦いに赴く。
- ダルトン
- 声:屋良有作
- ガガーンの副官および戦闘指揮官。メサとは共に戦う仲間と思っていたが、終盤では仲間割れしかけるまでに仲が悪化した。ガガーンに忠誠を誓っており、最期まで彼の下で戦った。
- メサ
- 声:山田俊司
- ガガーン配下の科学技術長官。コスモザウルスをパワーアップさせる特殊メッキコーティングを開発した。裏切りが自分の美学と考えており、テラルに対しても味方に付くと見せかけて罠にかける、といった行為をとっている。
[編集] メカ
[編集] 単体ロボとサポートメカ
- 単体ロボはゴッドシグマを構成する3体の中型ロボットでそれぞれ空、海、陸を司る呼称が与えられている。惑星開発のために製作されたが、エルダー星人の攻撃を受けてやむなく戦闘用に転用することになった。とはいうものの、初戦ではエルダーの戦闘機を打ち落とすなど、かなりの戦果をあげている。
- 各ロボットにはコンピュータが搭載されており、操縦者の技量と適性を判断する。特にゴッドシグマのメインコックピットを担当する空雷王は適性がシビアで、高度な操縦テクニックを習得していないと不適格とされ、操縦すらできない。ただし適格者がシートに座っていれば他の人が代わりに動かす事は可能らしい。通常はそれぞれ「1号ロボ」「2号ロボ」「3号ロボ」と呼ばれている。
- 空雷王(くうらいおう)
- 壇闘志也が搭乗。赤と黒を基調としたロボット。ゴッドシグマの膝から上になる。主に空中戦で能力を発揮する。3体の中では最も攻撃力に優れ、武器の種類も多い。
- 玩具においては、足首の裏に合体時の腕部(拳)のパーツが格納されている。アニメの合体でも、空雷王の足首から射出し、腕に装着されるシーンが見られる。
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- 武器
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- 空雷剣
- 空雷王専用の剣。使用する機会は少なかった。
- リベットガン
- 指先から発射されるリベット状のミサイル。
- 空雷弓
- 左腕に装着される弓状の武器。
- クウライショット
- 右腕に装着されるパチンコ。特殊弾丸を発射できる。
- クウライカッター
- 腹部のスリットから射出されるブーメラン状の飛び道具。連射が可能。
- クウライショック
- 両肩に装備されているロッドからビームを発射する。
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- 海鳴王(かいめいおう)
- ジュリィ野口が搭乗。青を基調としたロボット。ゴッドシグマの右足の膝から下になる。水圧に強く、深海での行動も可能。調査用のロボットでもあるため、索敵能力が高い。
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- 武器
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- アイスブリザード
- 胸から放射される冷凍光線。合体時でも使用可能。
- カイメイミサイル
- 膝から発射されるミサイル。左右2発ずつ発射できる。
- ダブルチェーン
- 腰のバックルから取り出す鞭状の武器。ゴッドシグマが使用したときもある。
- ウォーターガン
- 左右の脚部に収納されている武器。本体とバレルに分かれていて、使用時に組み立てる。ウォーターガンという名前だが、銛状のミサイルを発射する。
- ネットキャッチャー
- 両手から放射する網状の捕獲装備。
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- 陸震王(りくしんおう)
- 吉良謙作が搭乗。黄色を基調としたロボット。ゴッドシグマの左足の膝から下になる。足裏からドリルを出して地中に潜る事も可能。元々が作業用であるためか、主にハンマーやドリルなどといった作業道具を武器として使用している。玩具版ではリクシンハンマーの代わりに、玩具オリジナルの武器である陸震剣が専用武器として入っている。
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- 武器
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- リクシンミサイル
- 海鳴王同様、膝から発射する先端がドリルになっているミサイル。
- リクシンハンマー
- 腹の中に収納されているハンマー。状況に応じて二つ使うこともある。
- レッドビーム
- 胸から放射する熱光線。
- アタックドリル
- 脚部に収納されている武器。先端のドリルを回転させ敵を攻撃する。一度だけゴッドシグマが使用したときがあった。
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- ビッグウイング
- 無人航空機。ゴッドシグマへの合体時にトリニティエネルギーを充填され、トリニティシティより発進する。ゴッドシグマの上半身である空雷王を格納するように合体し、胸部と背部になる。合体後はゴッドシールドや無双剣などのウェポンベイとしても機能する。また、トリニティエネルギーを放射する事で火星の氷を溶かし、氷に埋められたトリニティシティの窮地を救う活躍も見せている。
- 村上克司による当初のデザイン画稿では存在しておらず、後にプロポーションの調整を目的として追加された機体である。
[編集] 宇宙大帝ゴッドシグマ
- 空雷王、海鳴王、陸震王の3体のロボットとビッグウイングが合体して完成する巨大ロボット。
- 「シグマフォーメーション」の合図で三角形のフォーメーションをとり、「トリニティチャージ」の掛け声でトリニティエネルギーを充填したビッグウイングを呼び寄せ合体する。合体のバンクシーンは初期と中期以降の2パターンが存在する。
- 全高は当初は265mとされ、これは歴代アニメロボットの中でもかなり巨大な部類に入る。しかし、劇中の描写等の問題により、放送後に66mに再設定された。重量1200.0t。動力源はトリニティエネルギー。地球から木星付近まで往復できるほどの航行能力を持つ。メインパイロットである闘志也一人だけでも操縦可能だが、他の2機のジェネレーター制御ができなくなるため、出力は落ちてしまう。
- 最終回でガルゴスと相打ちになるが、戦いが終わった後に修復、1人乗りに改造され、闘志也とともに未来へ旅立つ。
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- 武器
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- 無双剣(むそうけん)
- ウイングに収納されている大剣。翼が斜め一直線に変形した後、上側の翼端から柄が出て引き抜かれる。下から抜くバージョンも存在する。主な必殺技は「無双剣・唐竹割り」「無双剣・十文字斬り」「無双剣・水平斬り」など。
- ゴッドシールド
- 背部のプレートを取り外して腕に装着するシールド。
- ゴッドストリング
- 胸から三角形状のビームを発生させ、敵に投げて絡ませる捕獲武器。
- フィンガーニードル
- ゴッドシグマの指先から発射する針状の弾丸。
- ゴッドトマホーク
- 背部に収納されている一対の斧。
- スピンソーサー
- 腰に装備している円盤状の投擲武器。
- シグマブレスト
- 特殊メッキでコーティングされたコスモザウルスに対する打開策として、かねてより開発が進められていた技術を応用した武器。特殊な放射線を照射してメッキ装甲を剥がし、耐久力を低下させた後に無双剣で止めを刺す。前回の戦闘で破損したビッグウイングの両翼に装備された。
- ビッグウイングアタック
- ビッグウイングを切り離して体当たりさせる大技。無双剣の通用しない敵に対し、最後の切札として使用する。ただしトリニティエネルギーが充填されているビッグウイングを切り離すため、ゴッドシグマ本体の戦闘能力と防御力は低下する。そのため「ビッグウイングアタック」は葉巻型巨大戦闘メカ(第25話)と巨大ロボ・ガルゴス(第49・50話)に対して行ったのみである。『スーパーロボット大戦Z』では「トリニティウィング」となっている。
- このほかにも、先述のように戦況に応じて単体ロボの武器を使用している。
[編集] トリニティエネルギー
- 風見博士が発見・開発した超エネルギー。トリニティエネルギーは核や化学反応などのエネルギーとは異なり、次元の歪みによって発生するエネルギーである。木星のイオでしか採掘されない特殊な超重金属「イオニウム」を利用して空間を歪ませることによって、トリニティエネルギーを取り出すことが可能となる。
- 250年後の未来では、トリニティエネルギーを利用した兵器を地球軍が所持しており、エルダー軍を始めとする宇宙軍の脅威となっていた。エルダー側もそれに匹敵するエネルギーの発見に尽力したが、失敗に終わっている。実験は失敗に終わるも、タイムワープシステム(タイムシップ)という偶然の結果による「副産物」を生み出した。
- トリニティエネルギーを取り出せる量はイオニウムの量によって決められるため、貯蔵量に限りがある。また、ゴッドシグマに合体するごとにトリニティエネルギーは消費されるため、随時エネルギーを発生・貯蔵する必要がある。
- 風見博士はトリニティエネルギーが悪用される可能性を危惧し、製造方法などを極秘にしていた。助手であるジュリィにも詳細を教えておらず、風見博士の裏切りが起きた終盤では苦戦を強いられる原因となった。後にジュリィがパスワードを解除し、トリニティエネルギーの製造方法を解明している。
[編集] トリニティシティ
- マルチーノが投資し、風見博士がトリニティエネルギー開発のために作った人工島。トリニティエネルギーの秘密防衛のためにか、エルダー星人の攻撃の前からかなり強力な自己防衛能力を保有している。
- 当初は港に接岸していたが、エルダーの攻撃によって損傷がひどくなったために移動し、メガロシティのドックで修復と改造を受ける。しかしそれによって近隣都市がとばっちりで攻撃を受けたため、修復後は海上の孤島に移動することになる。その際に巨大な宇宙基地としての機能を追加された。
- テラルとの合流後、敵の本拠地イオへ向けてその巨体を宇宙へと羽ばたかせた。しかしその行動は闘志也たちが独断でおこなったため、風見博士の怒りを買う結果となった。
[編集] 金属獣コスモザウルス
- エルダー星人がトリニティシティへ攻撃を仕掛けるために開発された金属生命体。木星の大赤点(大赤斑のこと)からエネルギーと原料を取り込み、イオのエルダー基地で生成される宇宙生物に、攻撃武器と重金属を取り込み完成する。
- 毎回、無双剣でとどめを刺されるが、後半、メサが開発した特殊メッキを表面に施されパワーアップした。このメッキ加工処理は無敵と思われていた無双剣をはじき返し、逆に粉砕するという成果を残した。しかし、風見博士がゴッドシグマに追加した「シグマブレスト」によって、特殊メッキが剥がされてしまう結果となった。
- エルダーの戦力はコスモザウルスのほかにも純粋な戦闘マシンである「攻撃メカ」や、戦艦や戦闘機などといった多数のメカを所有している。また、司令塔を兼ねる宇宙要塞の先端には巨大ロボット・ガルゴスを隠しており、最終決戦時にはゴッドシグマを窮地に陥らせている。
[編集] ゲーム作品への登場
本作品はバンプレスト(現在のバンダイナムコゲームス)製作のゲームに登場している。一度目は1992年にファミコンで発売された『シャッフルファイト』で、二度目は2008年にPS2で発売された『スーパーロボット大戦Z』。
このうち『スーパーロボット大戦Z』では檀闘志也役の富山敬が故人となっていたため、関智一が役を担当。『超重神グラヴィオン』に登場するメカ「ゴッドΣグラヴィオン」を「もう一つのゴッドシグマ」と呼ぶセリフもある上に、キラケンが『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のキラ・ヤマトに「二人でキラキラコンビを組もう」と持ちかけるなどのクロスオーバーが多い。他には『無敵超人ザンボット3』『宇宙戦士バルディオス』など幅広い年代の作品との掛け合いが見られる。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] スタッフ
- 原作:八手三郎
- 連載:てれびくん、テレビランド
- プロデューサー:江津兵太(東京12チャンネル)、飯島敬、折田至(東映テレビ事業部)
- 音楽:筒井広志
- 演奏:東京室内楽協会
- チーフディレクター:神田武幸(第1-10話)、田口勝彦 (第11-50話)
- キャラクターデザイン:宇田川一彦
- キャラクター原案:新谷かおる
- デザイン協力:出渕裕
- メカニックデザイン:村上克司、サブマリン
- 脚本:辻真先、山崎久、中原朗、曽田博久、桜井正明、陶山智、島田真之
- コンテ:斧谷稔、寺田憲史、横山裕一朗、野寺三郎、沼尻東、北島信幸、こうたつま、久野弘、鳴海潤、榎本高二、後藤雷太、岡迫和之、小鹿英吉、紀裕行、松浦錠平、宮崎一哉、吉田浩
- 演出:寺田憲史、四辻たかお、宮崎一哉、横尾潔、高井戸仁、小鹿英吉、久野弘、鳴海潤、岡迫和之、山内重保、森山孝一郎、紀裕行、松浦錠平、吉田浩
- 作画監督:宇田川一彦、アベ正己、飯野皓、竹市正勝、川本平兼、森一芳、谷沢豊、林和男、小野茂、新田敏夫、福田皖、西城明、岡崎恵三、中本正美
- 美術監督:岡田和夫、下川忠海
- 音響監督:河村常平
- アニメーション制作:グリーンボックス、アニメシティ、サンルック
- 制作協力:アカデミー製作→東京動画
- 制作:東京12チャンネル、東映、東映エージエンシー
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ:『がんばれ!宇宙の戦士』
- 歌:ささきいさお、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会
- エンディングテーマ:『レッド・ブルー・イエロー』
- 歌:かおりくみこ、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会
- オープニング曲「がんばれ!宇宙の戦士」は、新潟市の同人誌即売会「ガタケット」で流されている。更に声優の杉田智和の下ネタ満載の替え歌としても知られ、若い世代にも本作が認知される事となる。
- エンディング曲「レッド・ブルー・イエロー」には太陽系の惑星配列が含まれており、テンポよく覚えやすい。放送当時は冥王星は海王星の内側を回っており、その時点での惑星配列とは合っていないが、作中年代の西暦2050年時点では歌詞の順序となる。なお、同様の趣向が後年のロボットアニメ『勇者警察ジェイデッカー』のエンディングテーマで使用されており、こちらは放送当時の太陽系の惑星配列に合わせた歌詞になっている。
- 放送前年に木星の輪が発見されたことを受け、本作のエンディングにも木星に輪が描かれている。しかし、細すぎて影が確認できなかったため、それまで発見されていなかった本物の木星の輪とは異なり、輪の影が木星本体に落ちている形になっている。
[編集] 放送リスト
| 話数 | サブタイトル | 登場メカなど |
|---|---|---|
| 1 | 怒れイオの戦士 |
|
| 2 | トリニティ基地浮上 | |
| 3 | イオに向って合体だ |
|
| 4 | コスモザウルスの秘密 |
|
| 5 | じゃじゃ馬救出作戦 |
|
| 6 | 小さな侵入者 |
|
| 7 | 月面へ出撃せよ |
|
| 8 | わんぱく大作戦 |
|
| 9 | イオからの生還者 |
|
| 10 | 父として博士として |
|
| 11 | 小さな恋人の危機 |
|
| 12 | 敵エルダー星を発見 |
|
| 13 | イオの花が咲いた |
|
| 14 | 怒りの対決 | |
| 15 | 危険なプレゼント |
|
| 16 | 敵将テラルの秘密 |
|
| 17 | 巨大ロボットの買主 |
|
| 18 | 恐怖の合体くずし |
|
| 19 | ロボット発進不能 |
|
| 20 | ジュリィの秘密貯金 |
|
| 21 | 隕石包囲網を破れ |
|
| 22 | 空雷王帰還せず |
|
| 23 | 幻の魚を見た |
|
| 24 | イオへ200キロ |
|
| 25 | 基地移動指令 |
|
| 26 | 可愛い反逆者 |
|
| 27 | 2300年の敵 |
|
| 28 | 新しき戦いの序曲 |
|
| 29 | 地球の白旗を見よ |
|
| 30 | 危険がいっぱい |
|
| 31 | イオ最新情報 | |
| 32 | 月を賭けた決闘 |
|
| 33 | 地獄のスタジアム |
|
| 34 | 敵将テラルの涙 |
|
| 35 | テラル処刑の日 |
|
| 36 | 我がジュリイの妹 |
|
| 37 | 2300年の秘密 |
|
| 38 | イオへの旅立ち |
|
| 39 | 裏切者は誰だ |
|
| 40 | 死を招く火星 |
|
| 41 | 誕生日は葬式の日 |
|
| 42 | 火星の反乱 |
|
| 43 | テラルの骨を拾え |
|
| 44 | イオが消えた |
|
| 45 | 闘う・イオの地球人 |
|
| 46 | 狂気の敗北宣言 |
|
| 47 | 風見博士の反逆 | |
| 48 | イオの地に立つ |
|
| 49 | イオに立つ墓標 |
|
| 50 | 未来への旅立ち |
[編集] 映像ソフト化
2003年2月から7月まで、東映チャンネルの「スーパーロボット列伝」にて再放送された。
[編集] 脚注
[編集] 同時間帯における番組の変遷
| 東京12チャンネル 水曜日19:30-20:00 (1980年3月19日から、1981年3月25日まで) |
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|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
宇宙大帝ゴッドシグマ
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||
最終更新 2009年11月27日 (金) 12:57 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【宇宙大帝ゴッドシグマ】変更履歴

