宇高国道フェリー

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「こんぴら丸」 宇野港にて
高松港の四国フェリー乗り場から宇高国道フェリー乗り場(右奥)を見る。夜はネオンを競っている
宇野港の四国フェリー乗り場から宇高国道フェリー乗り場(正面奥)を見る。国道フェリー乗り場は、宇野駅や他航路の乗り場から離れている。

宇高国道フェリー株式会社(うたかこくどうフェリー、Utaka Kokudo Ferry Co., Ltd.)は、瀬戸内海に航路を持つフェリー会社。加藤汽船の傘下にある。本社は香川県高松市北浜町1番1号。登記上の商号は宇高国道フリー株式会社で、「エ」が大きい。

目次

[編集] 概要

岡山県玉野市にある宇野港と香川県高松市にある高松港を結ぶ宇高航路を、24時間営業で、日中は35〜40分間隔、夜間は45〜50分間隔で、1日37往復運航している。なお、多客期には臨時便を出す関係で日中を中心にダイヤが変更にされる。並行する航路を持つ四国フェリーとは対抗関係にあり、高松港では派手なネオンサインを競っている。

現在の宇高国道フェリー株式会社は船舶管理会社となっており、運航・営業は同社の事業子会社の国道フェリー株式会社2008年2月1日設立、本社同所)に分離されている。

その名のとおり、国道30号海上区間を担っており、四国側では乗り場がそのまま国道30号の四国側起点となっている。なお、国道30号の本州側の終点は宇野駅前交差点で、宇高国道フェリーの乗り場は約300m手前の築港交差点で右折、そこから約500mの場所にある。JR駅からは宇野・高松とも大きく離れている。

本四架橋(瀬戸大橋)への対抗上、乗用車運賃は往復割引・回数券・コンビニエンスストアでの割引乗船券発売などの施策がなされている。従来長さが5m以上の乗用車は対象外であったが、現在は6m未満まで拡大された。また、競合する四国フェリーの航路同様、車両運賃には運転手の運賃が含まれており、同乗者も(乗車定員まで)無料である。

高松側のりばからことでん瓦町駅方面へ延びる高松市道には、本航路に由来する「フェリー通り」の通称がある。この通りは古馬場町などの歓楽街を通っている。

2008年6月1日には鮎滝カントリークラブを運営する瀬戸内海放送の関連会社、ケイエスビリクリエーションズ株式会社を合併し、当社のゴルフ事業部としている。

姉妹フェリー会社として高松東港神戸港新港フェリーターミナルを結ぶジャンボフェリーがある。

なお、廃止された国鉄JR宇高連絡船の読みは「うこう」連絡船であるが、宇高国道フェリーのそれは「うたか」国道フェリーである。

[編集] 本社・営業所所在地

  • 本社(高松港乗り場)
香川県高松市北浜町1番1号
  • 宇野営業所(宇野港乗り場)
岡山県玉野市宇野一丁目2番12号

[編集] 現在使用中の船舶

800~1,000トン級のフェリー5隻で運航されており、うち4隻が運用に入っている。

2008年4月現在

[編集] 定期運用船

  • りつりん丸 総トン数:798t (1988年3月24日就航)
  • こんぴら丸 総トン数:799t (1988年4月1日就航)
    • 船内にある2台のテレビのうち1台では地上デジタル放送を受信(受信画像は、ブラウン管タイプのワイドテレビ使用のため標準画質)している。
  • おかやま丸 総トン数:806t (1988年11月30日就航)
  • たかまつ丸 総トン数:802t (1989年3月1日就航)
    • 2008年10月1日に日本初のフェリー内漫画喫茶が開業した。乗船運賃と別に500円の追加料金で利用でき、定員は15名。また、漫画喫茶の営業は高松港を8時 - 18時に出港する4便と宇野港を9時30分 - 16時30分に出港する3便のあわせて3.5往復に限られる。
  • こくどう丸 総トン数:999t (1991年11月13日就航)
    • 船内にある2台のテレビのうち1台では地上デジタル放送を受信(受信画像はハイビジョン画質)している。

[編集] かつて使用された船

  • ふじ丸 総トン数:979t (1990年10月就航、国道フェリーでは2005年1月から就航、2008年11月売却)
    • 元津国汽船宇野~高松航路(本四フェリー)第十八日通丸。
    • 2004年4月から津国汽船と四国フェリーが共同運航になった際に余剰となったことから加藤汽船に売却され、宇高国道フェリーで2005年1月の定期運用船のドック入り代走から就航。
    • 加藤汽船の所有のために所属港は「神戸」となっていた。
    • 定期運用船の修理やドック入りなどの際に代走として運航されていたが、高松港の徒歩客用タラップには就航前に改造し対応していたが、宇野港にある徒歩客用タラップには対応していなかったために、宇野港では徒歩客も自動車と同じ可動橋からの乗下船となっており、また定期運用船にある浴室などは無く、売店のメニューも一部異なっていた。
    • 2008年春まで定期運用船ドック入りの代走として活躍していたが、同年4月のダイヤ改正による減便もあり、売却が決定した。
    • 2008年11月 インドネシアにある「ダルマ・ラウタン・ウタマ社」に売却。新船名「DHARMA FERRY IX」。

[編集] 備考

  • 瀬戸大橋線は気象条件(強風)による運転規制がかかることがしばしばあるために列車運転見合わせの場合は宇高航路の国道フェリーと四国フェリーが代替輸送を行う。
  • 2005年の夏より船内における讃岐うどんの調理販売が行われている。
  • 1980年代にはフェリー初のエスカレーター噴水などを装備した豪華仕様の船舶「こうらく丸」等があったが、現在は姿を消している(90年代半ばまでのTVCMで使われた)。なお「こうらく丸」はクロアチアの海運会社Jadrolinija社に売却され、現在はクロアチア第二の都市SplitとHvar島間の連絡船として活躍中。
  • 1983年11月にはテレビ朝日系で放送されていた、当時人気のあったアクション刑事ドラマ「西部警察PART-3」の岡山・香川ロケが行われ、このロケでは国道フェリーも宇野港、高松港の乗り場や船内での撮影を始め、ロケ用の貸切便で岡山から香川へのロケ隊の移動も行なわれ、翌1984年2月に放送された。
  • 2007年11月6日より、ETCを使った乗船システムの実験運用を開始した。実験期間は2009年3月末までの予定だったが、さらに1年間延長され2010年3月末までとなった。
  • 2008年4月1日より、深夜から朝にかけて減便が実施され、1日50往復(5隻)から1日37往復(4隻)となった。これにより運賃体系も大幅に変更された。2ヶ月毎の配船で5隻のうち1隻が交代で予備船となっている。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月10日 (火) 01:12 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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