宮脇書店

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株式会社宮脇書店
K.K. Miyawaki Shoten
種類 株式会社
本社所在地 〒760-0029
香川県高松市丸亀町4番地8
電話番号 087-851-3733
設立 1947年8月27日
業種 小売業
事業内容 図書の販売と出版
代表者 代表取締役会長 宮脇富子
代表取締役社長 宮脇範次
資本金 1000万円
発行済株式総数 19万2000株
決算期 12月
主要株主 宮脇富子 50%
(有)宮脇商事[1] 40%
特記事項:実際の本社業務は香川県高松市朝日新町2番19号(電話087-851-3732)で行っている。
  
宮脇書店朝霞店

株式会社宮脇書店(みやわきしょてん)は、香川県高松市に本拠を置く日本書店グループ。

目次

[編集] 概要

業務内容は書籍小売業および、フランチャイザーとしてのフランチャイズ管理。

本なら何でもそろう宮脇書店」(古くからある店舗では「本なら何でもそろう~」となっていることが多い)をキャッチフレーズとし、本社のある香川県だけでなく全国に店舗を展開している。なお、香川では県内唯一の老舗総合書店チェーンとして知られている。

登記上の本店は実店舗の本店でもある香川県高松市丸亀町4番地8だが、販売部を除く本社機能は香川県高松市朝日新町2番19号(卸センターのある位置)にある。なお、本店を名乗る店舗は他に南本店(香川県高松市伏石町146番地1、レインボーロード沿い)、岡山本店(岡山県岡山市北区今三丁目23番103号)、総本店(香川県高松市朝日新町3番4号、旧宮脇カルチャースペース)、四日市本店(三重県四日市市)、徳島本店(徳島県徳島市)がある。

おおむねの店舗では22時まで営業している。南本店は23時、沖縄県の店舗では1時頃までの深夜営業を行っている所もある。

また、2008年からは香川県立図書館のカウンター業務(リファレンスを除く)を受託している。

[編集] 企業来歴

元は商店街内の一書店(現在の丸亀町本店)に過ぎなかったが、その本屋の娘である宮脇富子(みやわき とみこ、1924年-)が1965年に父親の跡を継ぐ形で店長兼社長に就任。幼い頃より書棚を遊び場として本好きとなっていた彼女は「専門書が乏しい、全ての本を並べない」という地方(個人)書店の在庫規模の現況を嘆き「地方でも都会と同じ本を」をキャッチフレーズに、継承した「普通の町書店」を複数の取次との結びつきを強くすることで「総合書店(地方でも都会と同じ本を)」へと変貌させ、「郊外型書店構想(あらゆる全ての本を並べる事が出来る本屋を)」を打ち出す。これが地方の本好きのニーズと車社会の到来にマッチし、店舗数を伸ばす大きな要因となった。

経営を専門的に学ばず、ただ家業を手伝う事によってのみ育まれた彼女の経営戦略は初期においては『家族経営』の域を出なかった。それにもかかわらず香川県全域をカバーし全国規模の一大書店グループに成長したのは、彼女の本好きとしての信念と親族間の強い結びつき、また過当な競争を嫌う香川県の土地柄にあった。

現在の全国店舗数は300を超えており山梨県石川県島根県熊本県宮崎県以外の各都道府県に店舗がある。(2008年11月現在)

1989年には本社事務所に併設して書籍展示場「宮脇カルチャースペース」を開設したが、法規制のため小売はできなかった。法規制が撤廃された1998年に小売が可能になった。同施設は駐車場が少なかったため宣伝を控えめにしていたが、駐車場が確保できたため改装を決定、2006年8月10日に丸亀町本店に代わる旗艦店とする意味で総本店と改称した。屋上には観覧車などを備えた遊戯施設を設置している。また、同年にゼンリン発行の全国住宅地図を取り揃えたコーナーを設けた。一方で丸亀町本店も2005年~2006年にかけてリニューアルを行っている。これらは2006年12月に丸亀町の再開発区域に再進出した紀伊國屋書店1997年にコトデンそごう内に進出、2001年4月に同店の閉店により一度撤退)への対抗策でもある。

2009年7月には前年に経営破綻した明林堂書店大分県別府市)の再建スポンサーに名乗りを上げた[2]。関連会社の株式会社宮脇カルチャースペース[3]が同社の完全親会社となる見込みである。これにより空白地帯の熊本県・宮崎県にも店舗を持つことになる。

[編集] 逸話

[編集] 本なら何でもそろう

ほとんどの書店では、店舗に在庫が無く取り寄せ注文をする場合、出版社に確認して品切れまたは絶版になっている場合には入手不可能と客に対して断る。しかし宮脇書店の場合は、品切れや絶版物の書籍も注文を受けて出版社の返品や店頭在庫を探す場合があり、数年後に突然「x年前に注文された本が状態は悪いものの確保できた」などと連絡してくる事がある。ただし現在ではどの店舗でも行っているわけではない。


社長自身が瀬戸内海放送の「自由人、会社人~トップの横顔~」に出演した際、座右の銘としてこの言葉を挙げている。

[編集] シンボルマーク

シンボルマークは同じ高松市に本拠を置くスーパーマーケットマルナカとデザイナーが同じ。マルナカの一部店内にも店舗を構えている。

[編集] 宮脇姉妹

宮脇書店の成長は(多くは年配の世代から)「宮脇姉妹の奇跡」と表現される。[要出典]これは店長姉妹(宮脇富子は二人姉妹の長女)を中心として従姉妹などの親族を巻き込みグループ企業として成り立つまでの在り様を端的に表す言葉である。

ただし、このような企業成長は個人商店からグループ企業となる過渡期によく見られる現象である。また宮脇書店もその後は血族以外の社員がほとんどとなりフランチャイズ店も増えため、上記の言葉がそのまま当てはまるわけではない。

しかし、なおもこの言葉が語られる背景には、「女性起業家が当時の男性優位の社会において(女系)家族の力で一致団結して成功を収めた」という、一種フェミニズム的な「女性の力」や現在失われつつある「家族の力」を示している事がある。

実際は、精力的な多店舗展開をする以前に妹の名前は役員名簿から消えているため、これは逸話というほどでなく、社長家族と面識があるにすぎない近所の噂話ではないかと思われる。平成元年入社のベテラン社員に取材しても、妹の存在自体知られていない。

[編集] 現金以外の決済方法

電子マネーは一部の店舗でEdyに対応している。高松市内の店舗ではIruCaに対応している店舗もある。なお、クレジットカードでの決済は本店級の店舗や高松天満屋店などごく一部に限られる。

[編集] その他

丸亀店(丸亀市の店舗。高松市の丸亀町本店とは別)は2006年公開の映画『UDON』に登場している。映画のクレジットに企業名は出ていない。 また、仮面ライダー電王にも背景に登場している。

[編集] 脚注

  1. ^ 宮脇家の資産管理会社で、店舗の土地建物を賃貸している。
  2. ^ 宮脇書店グループが明倫堂書店をスポンサー支援 公式サイト。
  3. ^ 元々は同名施設の運営会社だったが、現在はフランチャイジーの管理が主要事業となっている。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月31日 (土) 12:16 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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