家族ゲーム (漫画)

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家族ゲーム』(かぞくげーむ)は鈴城芹作の漫画。ゲーム雑誌電撃PlayStation付録である「電撃4コマ」でVol.1(2004年6月25日号付録)より月1回連載中。

本間洋平による同名の小説とは一切関係ない。

目次

[編集] 内容

ゲーム好きの一家である遊佐家の人々を中心に恋愛や受験・進学などを描いていく4コマストーリー漫画。

劇中の時間は現実と同じ時間で進行しており、登場人物も成長していく。進学による環境変化や新入生等で新キャラクターが登場する一方で退場する人物がほとんどいない(出番が減る人物はいる)ため、連載の長期化によって登場人物がどんどん増える傾向にある。

当初は「遊佐一家中心のゲームネタ漫画」に他ならなかったが、話が進むにつれ由寿・尚武・陽良子のエピソードのように一家が関わらない部分も増え、現在はゲーム関係の比重が若干少なくなり少年少女達の群像劇にシフトしている。

[編集] 登場人物

[編集] 遊佐家の人々

遊佐真言(ゆさ まこと)
遊佐家の長女。典型的なやりこみゲーマーで主にSRPGやSLGを中心にプレイする。
初登場時:中学1年→2009年4月現在:第一高校3年 パソコン部部長。
ゲームをやりこもうとするあまりしばしば徹夜プレイをするが、その後壊れた言動をしてしまうことが多々ある(「週の半分はこんな感じ」らしい)。中学2年までは葵と同じ部屋だったが、受験を期に征爾とゆきえのゲーム保管部屋を潰してそちらを自室とすることになった。
後に母の影響でネットゲーム(MMORPG)にも手を出すようになり、偶然知り合った由寿や陽良子のキャラと共にパーティーを組んでプレイしている。
発育はあまり良くなく、葵よりも胸がないことを気にしている。
父や祖父からの教育の影響で恋愛に全く興味がないために、西浦に想いを寄せられているものの全く気が付いておらず、また自身が西浦を意識していることも気付いていなかった。結果、西浦のアプローチをことごとくスルーした上、西浦のメンツのためにと思って「肩書きだけの恋人」を志願するなど、数々の言動で数年にわたって西浦を(あくまでも天然で、または善意で)翻弄し続けてしまっていた。
そんな中、高校2年時のバレンタインについに西浦に告白され、数ヶ月悩んだ末にようやく恋愛感情らしきものを自覚した。しかし、やはり天然さのせいで(「あなたが好きです」といった)直接的な台詞が言えず、今度は西浦に真意をわかってもらえない状態になっている。
遊佐葵(ゆさ あおい)
遊佐家の次女。アクションゲーム専門のゲーマーで特に格闘ゲームを好んでプレイする。
初登場時:小学4年→2009年4月現在:中学3年。
「プレイしていると無意識に技を繰り出してしまう」という体質の持ち主。その威力は大の大人である征爾や西浦を蹴り一発で吹き飛ばし、母ゆきえの手を骨折させてしまうほど。このため自室のベッドには自爆防止用にキックミトンが巻かれている。現実での技の応酬も含めて、現在互角に対戦できる相手は悟のみである。
悟とは同じ格闘ゲームの愛好家で同じ体質の持ち主ということで意気投合。毎日のように対戦をしているうちにお互いに好意を持ち小学6年の時に告白、現在は本人曰く「好敵手(とも)」として付き合っているとのこと(これでも以前の「強敵」からランクアップしてはいる)。
その後は紫杏の出現によって気を揉む時期があったものの、悟は紫杏を意識していないと知ってわだかまりは解け、何とか紫杏とも友人関係を築けた(悟とのことは相談し辛い、とわずかに思ってはいるが)。現在は悟との関係自体は揺るぎないが、悟のロリコン疑惑払拭のためキスやハグといった振る舞いにお互い抑制をかけている状態。
名前の通り、髪の色は青である。
遊佐ゆきえ(ゆさ ゆきえ)
遊佐家の主婦であり、遊佐家のヒエラルキーの頂点に立つ存在。
初登場時31歳。
家事の傍らゲーム雑誌のコラムニスト「ささめゆきえ」として活動する兼業主婦。
MMORPGをメインにプレイしており、現在は義父、義母や近所の人々とパーティーを組んで活動することが多い。パーティーでの挨拶は「今日の下着の色」であり、ゆきえ本人のストックが切れてしまうため、時々娘たちの下着の色を(場合によっては実力行使で)使うことがある。
夫である征爾とは中学時代の家庭教師として出会い、恋愛の末に18歳で結婚。現在も娘達からは「熟年バカップル」と呼ばれるほど。
性格はMMORPGのパーティーメンバーによると「ナチュラルに外道」。娘達の成長に伴って出費が増えると夫の小遣いや食費を削りまくる反面、自分のゲーム代は削らない。
遊佐征爾(ゆさ せいじ)
遊佐家の大黒柱で大学教授。
初登場時43歳(ゆきえより12歳年上)。
美少女ゲーム等いわゆるギャルゲーをメインにプレイしており、自室に置ききれないゲームや関連商品はゆきえの積みゲーとともに別の部屋に保管している(以前の保管部屋は真言の部屋にされたため、現在は別の場所に保管しているらしい)。昔はまともなゲーマーだったようで、高校の文化祭で出展されていたパソコン部自作ゲームを10分そこらですべてクリアしている。
妻のゆきえにより小遣いや食費を削られまくっているため、ゲームを買うために通勤は自宅から徒歩(片道1時間20分)、昼飯は缶コーラ一本分(150円)だけ(12話から愛妻弁当+150円、15話からは弁当のみ)という生活を余儀なくされているが、妻や娘への愛情は深い。
なお、徒歩通勤と半赤貧生活の成果によって中年とは思えないほどの体脂肪率(6%)を誇っている。

[編集] 真言の友人

温水由寿(ぬくみず ゆず)
母子家庭で、兄である尚武を父親代わりとして育った少女だが尚武には恋愛感情を抱いている。得意なゲームはシューティング(STG)。
初登場時(2004年夏):中学1年 2009年4月現在:第一高校3年 パソコン部副部長。
性格は割りと気風が良く、真言たちはもちろん悟たち男子とも気軽な友達付き合いができている(特に悟とは「マイナー化しつつあるジャンル好き」ということで通じ合うことが多い)。一方、尚武との関係においてはこの限りではなく、弱さをさらけ出すこともある。
ゲーム関係ではオンラインMMORPGにも手を出しており、最初の頃はゆきえやその義母(征爾の母親)のキャラ達と一緒に行動することがよくあったが、最近は真言や陽良子のキャラとよく行動を共にしている。ただし中学卒業直前まで由寿と陽良子はお互いが一緒にプレイしているということは知らなかった。
中学時代は尚武にキスをし、さらに添い寝するなど言動がエスカレートする一方であったが、高校進学前後に何とか割り切ってキス以上の行動にでることを思いとどまるようになる。その後尚武と陽良子の交際が進展していくにつれ、徐々に現実を目の当たりにしていくことになった。
家庭教師となった陽良子のことは当初一方的に敵視していたが、上記のMMOにおいて互いの素性を知らない状態で腹を割った話をしていたこともあり、現在は恋敵兼友人というところに落ち着いている。事態が陽良子との同居に至っても、一応うまくやっている模様。
名前の由来は風呂/温泉と柚子湯から。
三石窓香(みついし まどか)
ボーイズラブ(BL)好きで、よく読む書籍もBL、よくやるゲームもBL。
初登場時(2004年夏):中学1年 2009年4月現在:付属高校3年
父親もゲーム好きだが、窓香により同じ趣味(BL好き)になった。ただしカップリングの好みは窓香と異なるらしい。
成績は非常に良く、5教科合計500点(要するに全教科満点)を取ったりするほど。
進学先が異なるため、高校生になってからは出番が減っている(由寿のバイト先に出入りするのがほとんど)。
真言の友人内では唯一の彼氏もちで、やはり唯一(ごく初期を除けば)波風のない恋愛劇を繰り広げている。
名前の由来は円周率(3.14)と円から。
小山田優(おやまだ ゆう)
窓香の彼氏。BL好き。
2009年4月現在:付属高校3年
中学一年の頃、一度窓香にラブレターを出したものの、その内容(貧乳やら眼鏡やら、世間一般的には女性に対する褒め言葉ではないことが嗜好として書かれていた)により酷い目に遭わされている。しかし、その後窓香の趣味に話を合わせられるようと努力した結果BLにはまった。
中三になったとき窓香と同じクラスになり、そこで改めて告白して彼氏になれた。既に窓香の両親とも会っており、特に父親とBL好きな点で話が合ったことから気に入られている模様。現在も交際継続中。
名前の由来は女の子っぽい容姿から女形(おやま)と太夫(たゆう)から。
永妙寺映奈(えいみょうじ えな)
窓香達と同じ趣味を持つ友人で、作品内キャラでは少数派である非ゲーマーだった。
2009年4月現在:付属高校3年
中学時代は真面目な風紀委員だったが、修学旅行の際に窓香から借りた本によりBLにはまってしまった。その後ショタにも目覚めてしまい、子供達の写真撮影など割と危ない領域にも踏み込みつつあった。そんな折10歳年下の少年・泰斗と出会い、彼に話を合わせるべくゲームに詳しくなろうと努力し、何とかゲーム友達レベルにまでこぎつけている。
もともと使い捨てキャラとして考えていたらしく、名前の由来も「A苗字A名」から来ている。そういう事情もあってか、色々と不憫なキャラである(上記の要素に加え、「真言・由寿たちより低い成績に言及される」「付属進学を大いに危ぶまれる」等々)。

[編集] 葵の友人

伊佐坂悟(いささか さとる)
遊佐家の隣に住む、真言の同級生。
初登場時(2004年):中学1年 2009年4月現在:第一高校3年。
格闘ゲームメインだが、友人達の話に合わせるためにRPGにも手を出していた。ただしRPGはいわゆる『チートツール』を使ったプレイだったため、真言達の怒りを買い、制裁として葵と対戦させたことが二人が知り合うきっかけとなった。
葵同様、『格闘ゲームをしていると身体が技を出してしまう』という特殊体質の持ち主(ただし葵との対戦時には怪我をさせないよう手加減している)。
当初、葵とはあくまで『ゲーム好きの同志』であったが、時間が経つにつれお互いを意識し始めるようになる。しかし葵を意識し始めた時点では、自分が3歳年下の小学生に惹かれている事実を嫌悪しがちであった。葵が妊娠したと勘違いした母親に対しても、自分と葵がそのような事に及ぶ可能性は絶対に無い、と明言している。
そのような母親の行き過ぎた勘違いに翻弄されながらも、最終的に中学3年の秋に自ら告白、2、3引っかかる部分は残ったものの、実質的に交際する運びとなった(以前から二人の仲は双方の家で公認となっている)。
3歳年下の女性と付き合っているという事実から、主に朱音からロリコン疑惑を持たれている(これは自分はロリコンの可能性がある、という悟の自己申告により発生した疑惑である)。この疑惑を解消する為、葵と正式に交際するのは葵が大学生になってからと己に課している。そのことが葵には少々不満なようである。
ちなみに作者によると格闘ゲームの実力は国内有数レベルだが、コンシューマーゲーム機の操作に特化してしまっているため実力を出せる機会は無いとのこと。実際にアーケードFTGの地方大会でいい成績を残している大学生をあっさり倒していた(葵も同様)。
名前の由来は、お隣さんといえば伊佐坂先生、というサザエさんネタ。作者はもう少し真面目に考えればよかったと多少後悔している様子。
江西ゆかり(えにし ゆかり)
葵の同級生で、大会社の重役の父と飲食店オーナーの母を持つ資産家の娘。ゲームに限らずかわいい物好き。
初登場時(2004年):小学4年 2009年4月現在:中学3年。
性格はお嬢様らしくおしとやかで人当たりもいいが、同性に対する言動がしばしば同性愛レベルまでになるため、最も被害を受ける朱音からは警戒されている。その小学生とは思えないテクニックにより、ゲームプレイ中の葵を封殺できる唯一の人物。母直伝の涙目上目使いで簡単に父親や兄を手玉に取ることができ、おねだりを断られることは皆無に近い。最近は登場人物の増加のためか随分と影が薄くなっている。
親戚に同年代の子供がおらず、資産家の娘という立場も相まって、正月に受け取るお年玉の金額は小中学生とは思えないほど(作中描写から、おそらく30万円前後)。
名前の由来は縁の訓読み『えにし』と『ゆかり』から。
また、葵とその女友達3人は全て、名前が色を表すように統一されている。
髪の色は名前から紫(この漢字は、ゆかりとも読む)。
宮間朱音(みやま あかね)
葵の同級生でボーイッシュな容姿と性格の持ち主。好きなジャンルは体を動かすゲーム(アイトーイやガンコン使用のシューティングなど)。
初登場時(2004年):小学4年 2009年4月現在:中学3年。
ゆかりの危険な言動に対するツッコミ役でもあり、最大の犠牲者でもある。言動に反して葵の友人の中では最も肉体的な成長が著しく、中学2年生時点でバストはもうすぐEカップに届きそうな程である。身長も160cm以上あり、周囲から見ればとても中学生には見えない。しかし、父の失言のせいで関係がギクシャクしたことに始まってナンパなどトラブルに見舞われるようにもなり、あまりポジティブにはとらえられない様子。
小学生のころから葵に対して悟との関係を煽っており、中学1年の夏以降、悟に紫杏をけしかけることで葵に危機感を抱かせた。反面、自身には恋愛経験が全くなく、結果として少々無責任な行動をとるところがある。
名前の由来は赤トンボ『ミヤマアカネ』と推測される。
髪の色は名前の通り赤。
水瀬紫杏(みなせ しあん)
葵の中学からの同級生。好きなジャンルはスプラッター系。
初登場時(2007年):中学1年 2009年4月現在:中学3年。
ゲームの好みに関してはグロ表現目当てにCERO Zのソフトをプレイするほどの筋金入りだが、これと引っ込み思案が災いし、中学まで友人がいなかった。母・桃子に似て常に眠そうな目をしており、また同年代と比べて非常に幼い容姿を持っている(小学4年生程度)。
中学1年生の夏、桃子と共に海水浴に行った時、深みに嵌り溺れている所を通りかかった悟によって救助される。この時を境として、同じく海水浴へと来ていた葵達と友人となる。
新学期以降は朱音の頼みにより葵を煽るべく悟に好感を持つそぶりを繰り返し、さらに2年への進級以後は恩返しも兼ねて悟は自分にはなびかない、ロリコンではなくあくまでも葵のことが好きなんだと証明しようとする。しかしその過程で悟に接近していった結果、自分でも気づかないうちに悟への感情が増大してしまい、その年の夏の海水浴で証明ができたのと同時に自分の恋愛感情と失恋を自覚。その後、桃子にだけ思いを打ち明けて一年にわたる思いを清算し、これらを胸に秘める決心をした。
意外にも耳年増で、高年齢層向けの少女漫画から得た知識と、水着で悟にきわどい台詞を吐けるほどの行動力を併せ持っている。
髪の色はシアン。またシアン化合物に引っ掛けて、グロゲー好きの設定が出来上がった(「毒がある」という意味合い)。

[編集] 征爾の教え子(ゲームサークルメンバー)

西浦良明(にしうら よしあき)
尚武の同学年で征爾の教え子、生粋のギャルゲーマー。
初登場時(2004年夏)、大学1年 2009年4月現在、大学院 修士課程2年。
現実の女性に対してはほとんど興味を持たなかったが、大学1年の夏休みに偶然真言と出会い一目ぼれ。想いを抱え込んでいたが、真言が高校受験を控えた際に「安上がりで女性に興味がないから」という理由で征爾から真言の家庭教師を依頼される。真言を合格に導いた後もたまに会ったり話をしたりといったか細い縁がつながり、想いを暖め続けることとなる。
家庭教師としての能力は真言からは好評だが、初期にとっていた態度のせいで「西浦は三次元にまったく興味がない」という認識が真言の中に焼きついてしまい、肝心の想いの方はあまり伝わっていなかった。数年にわたり真言の言動に翻弄され続けていたが、初対面の4年半後のバレンタインにおいてついに告白。しかし、そのときに真言がとった態度(「ごめんなさい」とだけ言って逃げるように立ち去る)のせいで完全に失恋したと認識してしまい、現在は真言の親しげな態度を恋愛とは無関係のもの(いわゆる「そんなつもりじゃなかったんです、お友達でいましょう」といったもの)と考えている。
名前の由来は某掲示板とそれにおけるデフォルトネームから。
温水尚武(ぬくみず なおたけ)
由寿の兄で征爾の教え子、主にギャルゲーでも「妹」キャラの攻略を好む。小さい頃はSTGゲーマー。
初登場時(2004年夏)、大学1年 2009年4月現在、社会人(スーパーの社員)。
友人付き合いなどにおいては心の広さと優しさを持ち、たいていの人から高評価を受けるかなりの好青年ではあるが、自分に対して向けられる好意にはかなり鈍感で、さらに彼女いない歴22年(22歳当時)と言う女性関係の乏しさと、泣き所もかなり多い。
父親を亡くしてからは主に由寿の父親代わりとなっているが、中学時代の由寿の自分への恋愛感情に対して戸惑っていた。その後は由寿の感情を理解した上で恋愛対象としては見られないとはっきりさせ、なんとか折り合いをつけることができた。
就職活動においては内定が全く得られず苦悩の日々を送った末、バイト先のスーパーにそのまま就職することになった。
陽良子とは何度も食事をおごるなど親しい関係ではあったが、上記の鈍感さのせいで陽良子の思いを理解できなかったばかりか、「なんとも思っていないのに思わせぶりな態度をとっている」と勘違いして思わせぶりな態度をとり返すなど、長く失敗を重ねてしまった。そして初対面の約3年後、ホワイトデーのお返しのディナーの席で(なかば成り行きで)逆告白。正式に付き合うことになったものの、今度は女性関係の乏しさのせいで全く距離を詰められずにいたが、初キスを境に陽良子の事情もあってハイペースで状況が進んでいくことになる。
名前の由来は風呂/温泉と菖蒲湯から。
今川陽良子(いまがわ ひよこ)
尚武・西浦の後輩(1年下)で同じ部に所属。通称「ぴよちゃん」。青森県出身。RPG、SLG、MMOなどが好み。2009年3月に、大学を卒業。
初登場時(2005年春)、大学1年 2009年4月現在、社会人(アルバイター)。
母親が幼い頃に育児放棄し離婚、以後父親に育てられた為に父親に対して異性としての愛情を持っていた。陽良子が大学合格直後に父親が別の女性と結婚してしまい、しばらくの間陽良子の心に傷を残した(後に20歳年下の弟も誕生する)。
普段は標準語だが、興奮したり、空腹で頭が回らなくなると津軽弁になってしまう。
オンラインゲームで知り合った真言や由寿とは当初面識はなかったものの、悩みを打ち明けることもあった。
内定を複数もらっていたが、全て取り消されてしまったため、現在は大学時代以来の甘味屋でのアルバイトを継続中。
経済観念が薄く、当初はゲームの為に飲食費を削って飲まず食わずの生活を送り、しばしば尚武の世話を受けたことから尚武に想いを寄せるようになる。想いをわかってもらえない状況が長く続いた後、尚武の卒業直前のバレンタインに告白。さらに9ヶ月の交際を持ってようやくキス、そして成り行きで温水家に同棲することになった。
乳井大好(にゅうい ひろよし)
西浦・陽良子と同じゲームサークルの一員で、元々は西浦・尚武の1年先輩だった。名前の通り、巨乳好き。巨乳キャラのためならゲームのジャンルは選ばない。
2009年4月現在、社会人(都議会議員の秘書)。
声優イベント参加&イベントチケット入手の為に講義をサボるため、単位が足りずに4年になれなかった(それも2回も、結局陽良子と同学年になった)ダメ男。
陽良子の気を引こうとするがことごとく失敗し、ちなみやこずえを狙うも(相手側の事情や思いのせいで)やはりあっさり失敗、現在ではちなみ達の後押しによって自分にアプローチをかけた阿南と交際中。
なんとか単位も足り、2009年3月に大学を卒業、政治家の秘書をしている。
鎌田大樹(かまた たいき)
西浦・陽良子と同じゲームサークルの一員で、元々は西浦・尚武の1年先輩だった。
2009年4月現在、社会人(出版社社員)。
乳井と同じく、声優イベント参加に力を注ぎすぎ留年した(ただしこちらは1度だけ)声優ファン(明確に言及した好きな声優として、伊達水輝がいる)。アルバイトにも現を抜かしていた。
当初は眼鏡・ロングヘア・ジーンズにネルシャツを入れたスタイルというオタクファッション全開のキャラクターだったが、就職活動を期に髪型を変えコンタクトレンズにしたため現時点で最もイメージが変化したキャラクター。
2008年春に出版社に就職、ゲーム雑誌編集部に所属する。卒業直前のバレンタインに告白を受け、現在こずえと交際中。
江西ちなみ(えにし ちなみ)
ゆかりの年の離れた兄、由緒の嫁。西浦・陽良子と同じゲームサークルの一員で、西浦・尚武の3年後輩。
初登場時(2007年春)、大学1年 2009年4月現在、大学3年。
由緒とは高校の時からの付き合い(第一高校OB・OGで由緒はパソコン部初代部長、ちなみは初代副部長)。高校卒業後はゲーム制作の専門学校を卒業したが就職先に恵まれぬまま、就職活動をしながらゆかりの兄と結婚。ゆかりの兄の勤め先であるゲーム制作会社に入ろうとしたが四大卒の資格が必要だったため大学に入学。そのためゲームサークルでは尚武や陽良子の後輩であるが、年はちなみの方が上(2007年秋時点で25歳)である。
上記の経歴は当初明かしていなかったものの、事実を明かしてからは発言に遠慮がなくなり、人生経験の突出も相まってサークルの姉御とでも言える立場に収まりつつある。
藤井こずえ(ふじい こずえ)
西浦・陽良子と同じゲームサークルの一員で、西浦・尚武の3年後輩。巨乳で八重歯の俺女。バストはFカップ。
初登場時(2007年春)、大学1年 2009年4月現在、大学3年。
PSPを安く譲ってもらったのがきっかけで鎌田に好意を持つようになり、鎌田の卒業直前に告白。その後は順調に進展し、現在は「週末通い妻状態」らしい。
発言にしろ行動にしろ自分の気持ちに素直で「思い込んだら一直線」とでも呼べる性格で、鎌田の想いを自分に向けたいという一心で大学通いの傍ら声優養成所に入校、徐々にステップアップしていくことになる。
阿南茉莉
西浦・陽良子と同じゲームサークルの一員で、西浦・尚武の3年後輩。おとなしそうに見え、その実かなりの腕っ節の強さの持ち主。
初登場時(2007年春)、大学1年 2009年4月現在、大学3年。
貧乳ゆえ乳井の好みの正反対であるが、陽良子、ちなみ、こずえと立て続けに攻略失敗した乳井にとっては最後の砦。蓼喰う虫もなんとやらで、乳井を好いている唯一の女の子である。好みのタイプは悪者顔の美形であり、ダメ男には母性本能を擽られるらしい(つまり、彼女にとっての理想像が乳井ということ)。
割と早い段階から好意をあらわにしていたものの、主に乳井のせいで口げんかに発展することが多かった。その後付き合うことになったものの、今度は乳井の暴言に反応して格闘技を駆使し、彼をぶっ飛ばすことが多発するようになった。

[編集] 甘味処 純

延山燐(のべやま りん)
甘味処 純のバイトチーフ。ゲームはあまりプレイしないが、情報誌は読んでいるため知識はある。
初登場時(2006年):24歳・彼氏いない歴6年。
胸の小ささにコンプレックスを持っているが、ウエストには自信がある。
高校一年のとき、同人ゲームの作画資料のために下着を漁られて以来、兄のことが大嫌い。
恋人がいないことに関してはまったく割り切れておらず、「仕事が恋人同盟」入りは断固拒絶し続けていた。そんな折…。
伊達水輝(だて みずき)
甘味処 純のバイト。RPG・ACTが好き。
初登場時(2006年):27歳・彼氏いない歴27年。
いつかゲームに声の出演をしたいと声優になったが仕事があまりもらえず、イベントの司会やバイトで食いつないでいる。
恋人がいないことに関してはかなり割り切っており、「仕事が恋人同盟」を作ろうと画策することがしばしばある。
間山和(まやま のどか)
甘味処 純のバイト。第一高校では真言や由寿の一年先輩。満瑠美と同学年でパソコン部の前部長。ゲームはとにかく流行り物好き。
初登場時(2006年):高校1年 2009年4月現在:社会人(会社員)
父がフリーターになった影響で経済的問題と向き合うことになったため、かなりのリアリストになっている。結果高校在学中はバイトに精を出し、大学進学を早期にあきらめ就職活動に邁進することになる。また恋愛観にしても「安定職についた人と結婚して、自分は寿退社して家庭を守りたい」というはっきりした考えを持っている。
割とヘビーな家庭環境ではあるが、バイト先でもパソコン部でも明るいキャラクターを保ち続ける精神的強さの持ち主で、就職面接で高卒の自らを売り込めるだけのトークの使い手でもある。2009年4月から、悟の父が勤める会社に就職。

[編集] 第一高校パソコン部

太田満瑠美(おおた まるみ)
パソコン部の前副部長で、真言の1年先輩。ゲームは絵や話だけに目をつけるスタンスでゲーマーではなく、にもかかわらずプログラミングが得意。
初登場時(2007年春):第一高校2年 2009年4月現在:大学1年。
かなりあっさりした性格で恋愛には関わらず、プログラミングとゲーム制作のスキルに磨きをかけ続けている。そのため学園祭でのゲーム制作では必然的に要となり、由緒(=ゲーム業界関係者)からも目をかけられている。
高校卒業後は征爾の大学に進学してゲームサークルに所属する一方、ゲーム制作のスキルを持つ者がいなくなったパソコン部にも頻繁に出入りして新入生達のアドバイザーを務めている。
水瀬桃子(みなせ とうこ)
パソコン部顧問。紫杏の母。
体育教師でありながら、体を動かすのが嫌いという変り種。運動神経はよい。
ゲームは好きだが、夫が単身赴任してからは家事と仕事に時間を追われ、あまりプレイできないらしい。少々投げやりなところはあるが、紫杏とはかなり良好な親子関係を築いている(紫杏の引っ込み思案なところやグロゲー好きなところまでしっかり受け止めている)。
旧姓は伊勢。ゆきえの大学時代の先輩(3期上)で、彼女の過去をよく知り現在も親しく話をする間柄。
チーム有象・チーム無象
パソコン部の男子生徒たち。和によって有象無象の扱いを受け、現在に至る。
チーム分けはお姉さん萌えないし巨乳萌え(チーム有象)か妹系萌えないし貧乳萌え(チーム無象)かによって決まる。部内ではにぎやかし役を演じることが多い。
全員和や満瑠美と同学年で、卒業後は全員進学を果たしている。

[編集] 単行本

  1. 第1巻 ISBN 978-4-8402-3657-7
  2. 第2巻 ISBN 978-4-8402-3953-0
  3. 第3巻 ISBN 978-4-8402-4213-4
  4. 第4巻 ISBN 978-4-04-867309-9
  5. 第5巻 ISBN 978-4-04-867502-4

最終更新 2009年11月25日 (水) 09:45 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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