富士宮市

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富士宮市
ふじのみやし
日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 静岡県
団体コード 22207-1
面積 314.81km²
※境界未定部分あり
総人口 122,403
推計人口、2009年10月1日)
人口密度 389人/km²
隣接自治体 静岡県富士市芝川町御殿場市
小山町
山梨県南部町身延町鳴沢村
富士河口湖町富士吉田市
市の木 カエデ
市の花 フジザクラ
他のシンボル 市の鳥: ヒバリ
市の魚: ニジマス
市のキャラクター:フーちゃん
富士宮市役所
市長 小室直義
所在地 〒418-8601 静岡県
富士宮市弓沢町150
電話番号 0544-22-1119
外部リンク 富士宮市

富士宮市位置図(静岡県)

:政令指定都市 / :市 / :町
特記事項:
市制施行1942年6月1日
富士宮市旗
テンプレート(ノート・解説・ウィキプロジェクト)

富士宮市(ふじのみやし)は、静岡県東部の富士山の西南麓に広がる。

2010年3月23日芝川町を編入予定。

目次

[編集] 概要

富士宮市街地遠景(2008年12月)
中央の緑地が浅間大社

駿河国一宮である富士山本宮浅間大社門前町として栄えた。元は「大宮」と称し、甲駿国境の押さえの城である大宮城があった。その歴史的背景と、富士山の恩恵を受けた土地柄から、観光資源を多数有する。

「富士宮市」という名称は元々富士郡であったことと、中心が大宮町であったことから合わせて名付けられた。富士山の湧水が豊富で、その関係から水に関する工業が盛んである。富士宮市は通年、年間観光客数600万人を超える観光都市である。[1]

古来より、地理的にも文化的にも富士山との関わりが深く、富士信仰としての祭祀遺跡とされる千居遺跡山宮浅間神社、禊ぎの場とされた湧玉池など数多くの由緒が残る。富士登山道の富士宮口がある。イギリス初代駐日公使であるラザフォード・オールコックが外国人として初めて富士登山をした関係で、英国大使と定期的な交流がある。[2]

[編集] 地理

[編集] 気候

  • 市域の高低差が3,741mあり日本一高低差のある市である。(最低35m、最高3,776m)。したがって地区により気候の差異が認められ、冬季は山梨県との県境付近では雪は見られるが、逆に市街地で雪が降るのは非常に稀である。中心市街地周辺は富士山がはっきりと望める一方、標高が低いために比較的温暖である。
  • 年間の平均気温は15.6度である。[3]

[編集] 地形

[編集] 湖・河川

湖:田貫湖(富士山の立地する地域内では唯一の湖である。ダイヤモンド富士のスポットとして有名)
河川:富士川潤井川芝川大倉川神田川弓沢川五斗目木川

[編集]

富士山、天子ヶ岳、長者ヶ岳毛無山白尾山

[編集] 隣接自治体


[編集] 人口

富士宮市と全国の年齢別人口分布 富士宮市の年齢・男女別人口分布
紫色 ― 富士宮市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
1980年 108,208人
1985年 112,642人
1990年 117,092人
1995年 119,536人
2000年 120,222人
2005年 121,779人
総務省統計局 / 国勢調査2005年

[編集] 歴史

市の行政の歴史については、富士宮市#行政の歴史を参照

ファイル:富士山本宮浅間大社拝殿.JPG

[編集] 古代

[編集] 中世

鎌倉時代から室町時代

戦国時代

江戸時代以降

[編集] 観光

観光資源として、市北部に富士山の恩恵を受けた自然資源があり、市中心部は富士山本宮浅間大社や湧玉池といった歴史的建造物がある。また近年、御当地人気料理特選とされる富士宮やきそばがメディアに取り上げられ有名になっている。

観光客用に駐車場(無料)を備えた富士山せせらぎ広場がある。また、市内にお宮横丁など富士山の湧水を自由に飲めるスポットが点在する。富士宮市役所7階には富士山展望フロアが設けられている(平日のみ開放)。

朝霧高原周辺はキャンプ場やゴルフ場が多い。

[編集] 観光名所・旧跡

[編集] アクセス

南方向に東名高速道路があり北方向に中央自動車道といった主要道が通るため、以下のルートが考えられる。特に市北部は中央自動車道からのアクセスもよい。

  1. 東名高速道路富士ICから西富士道路経由(道の駅朝霧高原まで約31km)[5]
  2. 中央自動車道河口湖ICから国道139号経由(道の駅朝霧高原まで約26km)[5]
  3. 中央自動車道甲府南ICから国道358号を通り国道139号経由(道の駅朝霧高原まで約30km)[5]

[編集] 市北部


他にも、メジャーではないものの小田貫湿原村山浅間神社人穴といったスポットがある。また、山本勘助の有力な生誕地として知られ、旧跡として代信寺山本八幡宮などがある。

[編集] 市中心部

[編集] 富士登山

市の北部には富士登山道の1つである富士宮口がある。新五合目までの交通手段としては、車で静岡県道152号富士公園太郎坊線富士山スカイライン)まで、富士宮駅からの登山バス利用が考えられる。

[編集] 祭事

富士宮市の主な祭事は、市HPを参照

浅間大社では初詣流鏑馬祭といったイベントがある(浅間大社の祭事)。

名称
3月 ますつり大会
4月 表富士燈回廊、表富士自転車登山競走大会
8月 富士山御神火まつり、宮おどり大会(商店街)、陣馬の滝まつり(陣馬の滝)
9月 富士の巻狩りまつり(白糸の滝、8・9日)
11月 富士宮秋まつり(商店街)

[編集] 名産品・グルメ

富士宮やきそばは御当地人気料理特選として、またB級グルメとして知られるグルメである。富士宮市は、その歴史的背景から主に戦後にやきそばを売るお店が増えはじめ、地域に根付いたものとなっている。2000年には「富士宮やきそば学会」が発足している。
ニジマスは、生産量が全国1位であるといった理由から富士宮市の市の魚に指定されている[6]。県の施設である静岡県水産試験場富士養鱒場ではニジマスの料理などが出されている。
富士山の湧水を使用するという特徴を持つ。
白糸の滝近くの上井出地区にバイエルン・マイスター・ビールと言う南ドイツ出身のビアマイスター(醸造家)が営むビール工場兼レストランがある。富士山の湧水と厳選された麦芽ホップそして自家培養酵母を使用して醸造される本格的なドイツビールはドイツ大使館の御用達にもなっている。
  • 曽我漬
名前の由来は日本三大仇討ちの1つである曽我兄弟の仇討ちからなる。またわさび漬けも同じく名産である。(曽我漬け・わさび漬け
富士宮市の、特に白糸地区は、駿河半紙の生産地として発展してきた経緯がある。現在は白糸の滝付近に、三椏の栽培の記念碑が建てられている。後に後藤清吉郎氏の活動・研究により、駿河半紙が復活された。[7]
市内から、皇室への献上茶にも選ばれた経歴のある銘柄もある(「やま文」「やま善」)[8]。またこの献上茶は、首相にも贈呈されている。[9]

[編集] その他ご当地

  • いただきます検定
フードバレーとしてのまちづくりを目指す富士宮市の食に関するご当地検定

[編集] 交通

[編集] 道路

[編集] 有料道路

[編集] 一般国道

[編集] 県道

[編集] 道の駅

[編集] 道路愛称

[編集] 鉄道

[編集] バス

[編集] 営業所

[編集] 高速バス

[編集] 宮バス・宮タク

モータリゼーションの普及によるバス路線の廃止・環境破壊・交通渋滞などが考慮され、市の方針により「宮バス」・「宮タク」として新たな公共サービスが行われている。宮バスは広告と資金協力という相互関係からなるバス停オーナー制度(市公式HP)により運営がなされており、宮タクは、バス路線が廃止された地域を中心として予約により運営されている。 ※詳しくは市公式ホームページを参照。

[編集] 静岡空港

静岡空港へのアクセスは、富士宮市から自家用車で片道約1時間20分程とされている。富士山麓の観光スポットである朝霧高原付近でも1時間40分程で結ばれる。[10]

静岡空港関連バス

  • 富士宮駅〜静岡空港(初発で8:20〜10:30)
  • 静岡空港〜富士宮駅(13:30〜14:45)

[編集] 高架化事業

現在、JR身延線の富士宮駅から西富士宮駅の約671mにわたる区間を高架化し、踏切1箇所をなくす高架化事業が進められている。踏切を取り除くことで、慢性的に発生していた交通渋滞の緩和、南北市街地の交通円滑化と活性化が望める。順調に工事が進めば2012年度中に事業完了となる。[11]

[編集] 産業

工業はかつて製紙業が盛んであったが、近年は輸送用機器・化学工業・医療用機器などを中心としたものとなっている。富士宮市の工業の推移は増加傾向にあり、また工業団地が点在しており現在着工中の工業団地(富士山南陵工業団地)も存在する。

製造品出荷額等は2007年度で7933億7622万円となっている。[12]

[編集] 第一次産業

  • 第一次産業は3.6%と最も低い割合であり、[13]富士山の西麓に広がる朝霧高原を中心として第一次産業が行われている。
  • 富士山のわき水が豊富であることから、ワサビの栽培やニジマス養殖も行われており、市町村単位では2006年現在、ニジマス生産量日本一である。

[編集] 第二次産業

  • 第二次産業は42%と市内では二番目に多い産業である。[13]

豊富なわきを利用した水に関係する産業が中心となっている。

[編集] 第三次産業

  • 市内では54%と、第三次産業の割合が最も大きい。[13]

[編集] 本社や工場(支社)をおく企業


[編集] 商業

[編集] 富士宮商圏

富士宮市が属する富士宮商圏の商圏人口は405,261 人である。地元購買率(物品全体)が83.0%と高く、静岡県の中では第1位で静岡市が82.5%とそれに次ぐ。[14]

[編集] 商業の変化

1990年代初頭、富士宮駅前に古くから長崎屋ユニーがあった。後に、国道139号線付近にヤオハンのが開業した。しかしバブル崩壊によりヤオハンが早々と閉鎖、跡地はダイエーが購入し1997年にセイフー(のちのダイエー)として 開業した。しかし僅か2年で撤退、現在は温泉施設(富嶽温泉花の湯)となっている。一方、駅前の2店も老朽化と拡張の困難さに悩まされ、2001年イオン富士宮SCが開業が決定すると早々と撤退することとなった。

[編集] 地域

南に公共交通機関が分布し中心市街地を構成、市域の縦に国道139号、横に国道469号と十字に国道が通る構成である。北部は観光地化が進む。

[編集] 地区

県によると、富士宮・芝川地区と区分けされている。2010年3月23日に芝川町と合併(編入合併)することについて両市町議会の議決が済んでおり、合併に係る手続きが進められている。

市街地

  • 富士宮駅を中心として広がり、市立病院などがある。市の公共交通機関の中心である。
  • 現在、富士宮駅周辺が開発地域の中心となっており、計画が進められている。また、高架化の際、道路区間の整備も合わせて行われるため、アクセス上の利便性が望める。
  • 駅前には商店街が広がっている(咲花・フラワー通り・駅前通り・中央・本町・神田・宮町・西町の8商店街)。
  • 主な商業施設(中心市街地型):イオン富士宮ショッピングセンター

国道沿い

[編集] マスメディア

[編集] イベント・催事

ロケが行われた作品・場所については、静岡県内でロケが行われた作品を参照

  • 1971年 - この年から富士宮駅伝競走大会が開催され、以後毎年行われている。
  • 1971年 - 全世界のボーイスカウトの最大行事である第13回世界ジャンボリーが開催された。
  • 1975年9月 - 朝霧高原で第1回「全日本ハムベンション」(現在のアマチュア無線フェスティバル)が行われた。
  • 1998年 - 世界女子ソフトボール選手権が開催された。
  • 2001年 - この年から毎年、野外音楽フェスティバル朝霧JAMが開催されている。
  • 2002年 - 富士宮市が市政施行60周年を迎えるにあたり「歓麗喜楽座」というイベントが6月1日〜2日開催された。
  • 2006年
    • 4月 - この年から表富士自転車登山競争大会が開催され、以後毎年行われている。
    • 10月 - 富士山本宮浅間大社1200年祭が10月27日〜29日の間行われ、その際過去撤去された大鳥居が場所を変え再建された。
  • 2007年 - 第2回B-1グランプリが6月2日・3日に行われ、2日間で25万人が来場した。
  • 2008年
    • 9月(2007年・2008開催) - 「富士ハーネス」を大会会場とし、Mt.FUJI エコ・サイクリングが行われた。
    • 10月 - 環富士山地域のB級グルメが集まり、「富士山B-1フェスタin富士宮」が行われ、約5万人が来場した。
  • 2009年 - 第24回国民文化祭において、「マウントフジ グランドフード フェスタ」など市内では4つのイベントが開催される予定。[15]

[編集] 医療

市の医療の中核をなすのが、富士宮市立病院である。富士宮市立病院は市街地に位置し、主要駅からのアクセスなども良好である。

医療施設
救急医療
救急医療として「富士宮市救急医療センター」が設けられている。
団体
団体としては社団法人富士宮市医師会がある。(詳しくは富士宮医師会を参照)

[編集] 行政

小選挙区は静岡県第4区

[編集] 行政の歴史

[編集] 市・県管理の施設

市の主な施設(教育施設・厚生施設など)は、市の施設の開庁時間を参照

[編集] ホール

  • 富士宮市民文化会館

[編集] 図書館

  • 富士宮市立中央図書館
  • 富士宮市立西富士図書館

[編集] スポーツ施設

[編集] 公園

その他公園については、市内の主な公園を参照

[編集] 交流都市

夫婦都市

  • 日本の旗滋賀県近江八幡市
    • 神様が土を掘り、その土で作られたのが富士山であり、掘った後にできたのが琵琶湖であるという古事記の富士山伝説をもとに、1968年8月、夫婦(めおと)都市の提携が結ばれる。
    • 富士宮市からの結納品はの木。近江八幡市からの結納がえしはヒゴイ。
    • 1996年、災害時の相互応援の協定を結ぶ。

防災相互協定都市

姉妹都市

  • アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタモニカ
    • 創価学会による国際友好親善パレードをきっかけに友好関係が生まれる。
    • 1975年7月21日、サンタモニカ市100周年記念式典の席上で姉妹都市の提携が結ばれる。
    • 主な交流
      • 高校生交換学生事業。富士山の宝永遊歩道探索など。
      • サンタモニカ市少年少女サッカーチームが富士山カップ全国少年少女サッカー大会に参加。
      • 市民訪問団派遣、絵画交換、日本文化の体験など。

友好交流関係都市

  • 中華人民共和国の旗 中華人民共和国浙江省紹興市
    • 富士宮市内の企業が紹興市へ技術指導に行ったのをきっかけに経済交流が行われる。
    • 紹興市からの友好提携の申し入れを受け、1997年11月11日、友好交流関係都市提携の調印を行う。
    • 主な交流は中学生派遣研修事業、市民交流など。

食のまちづくり交流宣言都市

[編集] 教育

高等学校

その他

[編集] 文化財一覧

[編集] 重要文化財(国指定)

名称 所在地・所蔵 指定年月日
富士山本宮浅間大社本殿 富士山本宮浅間大社 1965年(昭和40年)5月27日
大石寺五重塔 上条大石寺 1966年(昭和41年)6月11日
絹本著色富士曼荼羅図 富士山本宮浅間大社 1977年(昭和52年)6月11日
太刀 銘南無薬師瑠璃光如来 備前国長船住景光 富士山本宮浅間大社 1970年(昭和45年)2月8日
脇指 銘奉富士本宮源式部亟信国 一期一腰応永廿四年二月 日 富士山本宮浅間大社 1970年(昭和45年)2月8日
日蓮自筆遺文26巻 上条大石寺 1967年(昭和42年)6月5日
太刀 銘吉用 上条大石寺 1923年(大正12年)3月28日
貞観政要 巻第一 日蓮筆 北山本門寺 1952年(昭和27年)7月19日
細字金字法華経 北山本門寺 1954年(昭和29年)3月20日

[編集] 史跡・名勝・天然記念物(国指定)

名称 指定 指定年月日
富士山 特別名勝 1952年(昭和27年)11月22日
狩宿の下馬ザクラ 特別天然記念物 1952年(昭和27年)3月29日
湧玉池 特別天然記念物 1952年(昭和27年)3月29日
白糸の滝 名勝・天然記念物 1936年(昭和11年)9月3日
万野風穴 天然記念物 1922年(大正11年)3月8日
千居遺跡 史跡 1975年(昭和50年)6月26日

その他文化財については、市・県指定の文化財を参照

[編集] 出身有名人

俳優・女優

音楽

スポーツ


アナウンサー・ジャーナリスト

政治

学界

その他分野

[編集] 脚注

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  1. ^ 平成21年度市政概要索引
  2. ^ 自治体国際化協会HPより
  3. ^ 富士宮市公式HPより
  4. ^ 環境学習データバンク
  5. ^ Yahoo!ドライブ ドライブルート検索
  6. ^ 富士宮市:ニジマス、市の魚に制定へ 生産量全国1位で /静岡(毎日新聞)2009年4月1日
  7. ^ 市HP 後藤清吉郎作品展
  8. ^ 献上茶手揉み仕上げ丹念 富士宮で初、謹製式典(静岡新聞)2009年4月17日
  9. ^ 富士宮市から首相に献上茶(時事ドットコム)2009/06/12-17:26
  10. ^ 静岡県ホームページ・富士山静岡空港より
  11. ^ 静岡県HP・富士宮駅付近JR身延線鉄道高架事業より
  12. ^ 平成19年(2007年) 工業統計調査結果報告書より
  13. ^ 平成17年(2005年度)国勢調査より
  14. ^ 平成18 年度 静岡県の消費動向
  15. ^ 富士宮市公式

[編集] 外部リンク

マルチメディア
富士宮市に関連するマルチメディアがあります。
ウィキメディア・コモンズ

公式

情報・観光


最終更新 2009年11月15日 (日) 01:06 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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