富士市
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目次 |
[編集] 概要
- 市町別人口は、浜松市、静岡市に続いて静岡県第3位。静岡県東部で富士都市圏に属する。また、富士山の南にあることから、岳南地域という言葉もよく使われる。
- 富士山を望む地域の1つで、東海道新幹線富士川橋付近から新幹線と共に写された写真などが有名である。
- 古くからの製紙の街として栄え、日本製紙(旧・大昭和製紙)や王子製紙などの多数の製紙工場がある。
- 竹取物語由来の地の1つとされている。
- 市西部を流れる富士川を境に電力の周波数が異なり、市東側(旧富士市)は東京電力の50Hz。市西側(旧富士川町)は中部電力の60Hzである。このように市内で電力の周波数が異なるのは、日本でも富士市と芝川町だけである。
[編集] 都市情報
[編集] 地理
- 富士山の南の方向に位置し、富士山の見えた日数は1年の内、192日(全体116日、一部76日)であった(2006年)。
- 駿河湾に面し、西に湾に流れ込む日本三大急流の一つである富士川が流れている。海岸線は10kmであり、周囲は95.9kmである。東西に17.9km、南北に27.5kmの広さである。
- 江戸時代には東海道の宿場町の一つである吉原宿が存在したが、津波で2度壊滅的な被害を受け、その度に宿場の位置が内陸部に移動している。
[編集] 隣接する自治体
[編集] 歴史
- 1889年(明治22年) 町村制施行に伴い、現在の市域にあたる富士郡吉原町、島田村、伝法村、今泉村、元吉原村、須津村、吉永村、原田村、大淵村、加島村、田子浦村、岩松村、鷹岡村が誕生。
- 1929年(昭和4年)8月1日 加島村が富士町となる。
- 1933年(昭和8年)1月1日 鷹岡村が鷹岡町となる。
- 1940年(昭和15年)4月1日 吉原町が島田村を合併。
- 1941年(昭和16年)4月3日 吉原町が伝法村を合併。
- 1942年(昭和17年)6月14日 吉原町が今泉村を合併。
- 1948年(昭和23年)4月1日 吉原町が吉原市となる。
- 1954年(昭和29年)3月31日 富士町・田子浦村・岩松村の合併により、(旧)富士市誕生。
- 1955年(昭和30年)
- 2月11日 吉原市が元吉原、須津、吉永、原田村を合併。
- 4月1日 吉原市が大淵村を合併。
- 1956年(昭和31年)4月1日 吉原市が駿東郡原町の浮島地区三地区を合併。
- 1966年(昭和41年)11月1日 (旧)富士市・吉原市・鷹岡町の合併により富士市誕生。
- 2001年(平成13年)4月1日 特例市となる。
- 2008年(平成20年)11月1日 庵原郡富士川町を編入。
[編集] 人口
| 富士市と全国の年齢別人口分布 | 富士市の年齢・男女別人口分布 | ||||||||||||||||||
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■紫色 ― 富士市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
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| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |||||||||||||||||||
[編集] 産業
[編集] 第一次産業
- 農家数が3,072戸(平成17年)で、周辺自治体と比べても多い。[1]
- 農業特産物は茶・梨・イチゴ。中でも茶は「富士のやぶ北茶」のブランドイメージの普及を目指している。
- 林業では、ヒノキの生産が盛んで、富士ヒノキの銘柄化を目指している。
- 漁業特産物はシラス
[編集] 第二次産業
- 富士市は工業の盛んな街で、工業の指数の一つである製造品出荷額等は1兆4,487億7,976万円(平成19年)であり、現在県内6位である。
- なかでも豊富な地下水を利用した製紙業が盛んである。製紙工場は市内に60社70工場(2009年4月現在)あり、その数は日本一である。市内での紙・板紙類の総生産量は日本全体の11.6%あまり(2009年4月現在)を占め、特にトイレットペーパーは321,925t、全国比率31.5%で生産量日本一を誇る。
- 戦後の高度成長期、製紙工場の排水で田子の浦港にヘドロが溜まり水質が極度に悪化し、また大気汚染で気管支喘息患者が多数あらわれたため大きな社会問題になった。
- 明治時代に入り、洋紙の製造技術が導入され、(旧)王子製紙が近代的な製紙工場を開設した。その後、水源が豊富な吉原地区を中心に中小製紙会社が次々と設立され栄えたが、1990年代半ばより、海外からの安価な紙の輸入増加やバブル崩壊による需要減などによる紙価低迷で経営難に陥る中小製紙会社が急増し倒産・廃業し、かつては優良企業だった天間製紙や井出製紙など多くの会社が倒産した。生き残った企業でも、2000年代前半の製紙業界全体の再編により、大手であった本州製紙、大昭和製紙も淘汰された。また2007年に始まった金融危機および物価高による世界同時不景気に伴い、企業向けの上質紙(パンフレット用)などの生産が大幅に落ち込み、市への納税額と地域の雇用問題にも大きな影響を及ぼしている。
- 県内にはスズキやヤマハ、ホンダなど自動車関連企業が工場を置いている。なかでも自動車のギアミッション(AT/CVT)製作において世界最大級の企業であるジヤトコが本社を置いている。
[編集] 本社や工場(支社)をおく主な企業
[編集] 本社
[編集] 工場(支社)
- 日本製紙富士工場
- 王子製紙富士工場
- 王子特殊紙富士工場
- 旭化成富士支社
- 日本大昭和板紙吉永工場
- 東洋インキ製造富士製造所
- ADEKA富士工場
- 東芝キヤリア富士事業所
- ユニプレス富士工場
- 日本製紙パピリア原田工場
- 日本食品化工富士工場
- 日本フイルコン静岡事業所
- UCC上島珈琲富士綜合工場
[編集] 商業
小売業の商業ランキングでは富士市は静岡市、浜松市に次ぐ県内3位である。[2]
[編集] 中心市街地
中心市街地活性化基本計画による市の規定により中心市街地を「富士駅周辺地区」と「吉原地区」に定められたが、どちらも縮小傾向が見られ、商業施設を中心とし「市役所・ロゼシアター地区」や「新富士駅周辺地区」へ移りつつある。[2]
- 富士駅周辺地区
- 富士駅周辺地区は旧富士市の中心市街地でもあり、駅北には商店街がある。当地域の核店舗として「富士ショッピングセンター・パピー」と「イトーヨーカ堂・富士店」あったが、パピーは老朽化による耐震性の問題が浮上したが補強による投資効果が期待できないことなどから撤退となった[3]。残ったヨーカ堂も2009年10月1日にセブン&アイ・ホールディングスの業績悪化に伴い富士店の閉鎖検討を発表[4]。このようなことから、当地域は空洞化は避けられない状態である。
- 吉原地区
- 旧吉原市の中心市街地であり、吉原中央駅と吉原本町駅の間に商店街がある。当地域の核店舗であったヤオハン撤退などの影響からか、シャッターをおろしてしまった店が少なくはない。
[編集] 商業集積地(商店街など)
- 市役所・ロゼシアター地区
- 現在の富士市の中心的な商業地区であり、地理的にも富士地区と吉原地区のおおよその中心地にあたる。1980年代後半より市役所方面からと、東名富士ICから潤井川を越えて延びる片側2から4車線の道路(橋)を整備し、クルマ社会を中心に考えた区画整備をすることで、建物の建設が進められた。
- 新富士駅周辺地区
- 新富士駅周辺地区は、東海道新幹線新富士駅開設後に栄えた地区である。当地区を東西に走る富士由比バイパスの国道1号への格上と富士川橋の無料化を期に、富士市による展示場ふじさんめっせ(富士市産業交流展示場)の建設や、イオンSC、ヤマダ電機、ニトリといった大規模小売店舗や中規模小売店舗が進出している。
- 広見地区
- 広見団地の中心地に位置する。
- 富士見台地区
- 富士駅周辺地区
- 鷹岡地区
- 国道139号線(通称大月線)が通っており、国道を中心に栄えている。
[編集] 富士川地区
旧富士川町の旧国道1号線沿いと隣接する富士川駅周辺に、東海道の古くから残る商店街がある。富士由比バイパス(国道1号)で簡単に新富士駅周辺地区や静岡市清水区の商業地区へ行くことができることから、富士市への合併以前から町外への流出が多く商店街としては衰退が続いている。また富士宮市や芝川町へのアクセスが便利な松野地区に中規模店舗が何店が出店しており、富士川地区の商業地域としては松野地区へ移行しているといえる。
[編集] 市政
[編集] 市議会
- 市長 鈴木尚(2期目)
- 市議会議員数 36名(定数36名)
- 市議会構成
- 市民クラブ 9名
- 市民連合 6名
- 真政会 4名
- 耀 3名
- 日本共産党議員団 3名
- 創政会 3名
- 公明党議員団 3名
- 未来ネット 2名
- 民主クラブ 1名
- チャレンジ21 1名
- 無所属 1名
現在、市議会議員数の削減が検討されていたが「人口24万人の市に現在の36人という数でさえ少ない」として据え置きが決まり市民から批判が起きている。
[編集] 予算
- 2009年度
- 一般会計 789億円
- 特別会計 484億1,882万円
- 企業会計 184億8,675万円
[編集] 職員数
2,283名(2007年4月1日現在)
[編集] 地元の報道機関
[編集] 新聞
[編集] FM放送
- 富士コミュニティエフエム放送「Radio-f」2005年11月3日開局
[編集] 交通
[編集] 交通政策
富士市は低密度な市街地が連続している上に、街の中心が富士駅前商店街や吉原商店街などの駅前から、駅から遠い市役所・ロゼシアター周辺に移動しているために、モータリーゼーション(クルマ社会)となっており、自動車の割合が66.5%を占める。しかし、鉄道・バスなど公共交通機関の分担率は10%未満である。このことから公共交通機関の利用者数は年々減少しており、1993年〜2001年の9年間で、岳南鉄道利用者数は約半減、バス利用者数も半減している。その対策として現在富士市では、公共交通機関を動く公共施設と位置づけ、その活性化のために、富士急静岡バスが運営するコミュニティーバス「ひまわり」を支援している。また、DMVの利用も検討され、2006年11月には北海道旅客鉄道(JR北海道)の協力で試験走行が行われている。
[編集] 鉄道
富士市で唯一利用者数が増えている駅として新富士駅がある。東海道本線の富士駅とは離れているため、利用するためには富士駅からのバス(毎時2本程度)やタクシー、自家用車による送迎が必要となる。新富士駅開設当時は富士駅から新富士駅のすぐ近く(100mほど)まで伸びている日本製紙(当時の大昭和製紙)への引込み線を利用して、身延線を新富士駅まで伸ばす計画もあったようだが実現はしなかった。平成20年4月には、新富士駅に富士市の中心駅としての機能を持たせるため、富士市産業交流展示場「ふじさんめっせ」が駅北口に設立された。
[編集] 道路
[編集] バス
富士市内のバス網は吉原中央駅を中心として放射状に形成されている。そのため、地域の拠点駅である富士駅(在来線)や新富士駅(新幹線)から目的地に向かうために、吉原中央駅で乗り換えざるを得ないことが多い。なお、吉原中央駅、富士駅、新富士駅の各拠点間の円滑な移動を目的とした循環バス「ふじ丸」が2006年10月28日から2007年9月30日まで試験運行されていた。現在は導入前の路線・ダイヤに戻っている。
- コミュニティバス等
- 富士急静岡バス運航路線
- ひまわりバス富士駅循環、吉原中央駅循環 (富士急静岡バス)
- 石川タクシー富士運航路線
- 田子浦地区「しおかぜ」
- 富士南地区「みなバス」
- 岩松北地区「こうめ」
- 丘地区「おかバス」
- 大淵富士本地区「こぶし」
- ナイトシャトル
- 富士急静岡バス運航路線
- 高速バス
- 東名ハイウェイバス
- 高速バス富士・富士宮線(かぐや姫エクスプレス)
- 鷹岡車庫
- 富士駅南口
- 新富士駅
- ロゼシアター
- 富士市役所
- 吉原中央駅
- 東名富士バスストップ
現在第二東名高速道路の建設が進んでおり、西富士道路との交点にインターチェンジが新たに造られる予定である。
[編集] 港湾
[編集] 空港
県内の牧之原市・島田市で静岡空港が2009年6月4日に開港した。富士市から自家用車で片道約1時間10分で結ばれるとしている。
[編集] 教育
[編集] 教育政策
- 2003年度より、一部の小中学校に於いて二学期制を導入。その研究結果を基に、「子どもたちに『確かな学力』の定着を図り、『豊かな人間性』をはぐくむ学校教育の一層の充実をねらう取り組み」として、2006年度より富士市内全小中学校で二学期制を実施している。
- 読書の大切さを感じ、本と親しむ子どもを増やすため、全小中学校に学校図書館司書を配置している。
[編集] 学校
- 大学院 富士常葉大学(富士常葉大学・大学院)
- 大学 富士常葉大学
専門学校
- 市立 富士市立看護専門学校
- 私立 富士リハビリテーション専門学校
- 私立 共立駿河看護専門学校
- 私立 富士調理製菓専門学校
高等学校(五十音順)
中学校 市立(五十音順)
- 富士市立岩松中学校
- 富士市立大淵中学校
- 富士市立岳陽中学校
- 富士市立須津中学校
- 富士市立鷹岡中学校
- 富士市立田子浦中学校
- 富士市立富士中学校
- 富士市立富士川第一中学校
- 富士市立富士川第二中学校
- 富士市立富士南中学校
- 富士市立元吉原中学校
- 富士市立吉原北中学校
- 富士市立吉原第一中学校
- 富士市立吉原第二中学校
- 富士市立吉原第三中学校
- 富士市立吉原東中学校
小学校 市立(五十音順)
- 富士市立鷹岡小学校
- 富士市立田子浦小学校
- 富士市立伝法小学校
- 富士市立天間小学校
- 富士市立原田小学校
- 富士市立東小学校
- 富士市立広見小学校
- 富士市立富士川第一小学校
- 富士市立富士川第二小学校
- 富士市立富士第一小学校
- 富士市立富士第二小学校
- 富士市立富士中央小学校
- 富士市立富士見台小学校
- 富士市立富士南小学校
- 富士市立元吉原小学校
- 富士市立吉原小学校
- 富士市立吉永第一小学校
- 富士市立吉永第二小学校
特別支援教育学校 静岡県立富士特別支援学校(小・中・高)
幼稚園 市立 9園 私立 16園
保育園 市立 18園 私立 13園
公民館 24館
[編集] 芸術文化施設
- ホール・劇場
- 富士市文化会館ロゼシアター (ロゼシアターホームページ)
- 富士市勤労者総合福祉センター ラ・ホール富士
- 富士川ふれあいホール
- 富士市産業交流展示場 ふじさんめっせ
- 図書館・博物館
- 富士市立博物館
- 富士市立中央図書館(本館 分館)
- 今泉分室
- 田子浦分室
- 富士市立東図書館
- 富士市立西図書館
- 富士文庫
- でごいち文庫
[編集] 文化財
[編集] 観光
- 名所・旧跡
- 雁堤
- ディアナ号の碇
- 曽我寺
- 東海自然遊歩道
- レジャー
- 富士山こどもの国
- 富士マリンプール
- 富士川楽座(静岡県道・山梨県道10号富士川身延線上にある道の駅・東名高速道路富士川サービスエリアに併設)
- 丸火自然公園
- 竹採公園
- 広見公園(ふるさと村)
[編集] 著名人
[編集] 富士市出身者
- 学者
- 文化・芸術・美術・音楽界
- 石切山英詔(元ゲームプロデューサー)
- 匂坂祐子(画家)
- すがやみつる(漫画家)
- 小野隆洋(トロンボーン奏者)
- 林哲司(作曲家)
- 寺本幸代(映画監督)
- 増田晴彦(漫画家)
- 望月あきら(漫画家)
- 渡辺あすか(漫画家)
- スポーツ
- 赤星貴文(浦和レッドダイヤモンズ)
- 大石真翔(プロレスラー)
- 加藤初(SKワイバーンズ投手コーチ)
- 川口能活(ジュビロ磐田・サッカー日本代表)
- 菊岡拓朗(水戸ホーリーホック)
- 菊池正法(中日ドラゴンズ)
- 小林大悟(スタバエクIF)
- 近藤修司(プロレスラー)
- 佐藤秀樹(元プロ野球選手)
- 佐藤由紀彦(ベガルタ仙台)
- 白井博幸(FC琉球)
- 鈴木弘一(プロゴルファー)
- 土屋健二(日本ハムファイターズ)
- 鶴田達也(ヴァンフォーレ甲府)
- 長橋康弘(川崎フロンターレ)
- 日吉久美子(プロゴルファー)
- 山崎憲晴(横浜ベイスターズ)
- 渡邉晴智(競輪選手)
- 芸能界
- 秋山裕靖(山形放送アナウンサー)
- 大井妙子(ラジオキャスター)
- 影山のぞみ(レポーター)
- 影島香代子(フリーアナウンサー)
- 杉山明子(フリーアナウンサー)
- 土屋昌巳(歌手)
- 角替和枝(女優)<出生は旧富士川町>
- 光永泰一朗(シンガーソングライター)
- 光永亮太(歌手)
- 諸星和己(歌手 俳優)
- 山口美也子(女優)
- 山本みどり(女優)
- 高良光莉(女優)
- 早房結香(お笑いタレント・クルクルキューティクル)
- 佐野公美(タレント)
- 佐野瑞樹(フジテレビアナウンサー)
- 佐藤文康(TBSアナウンサー)
- 杉山明子(フリーアナウンサー)
- 坂口奈央(めんこいテレビアナウンサー)
[編集] 富士市に縁のある者
[編集] 著名団体
[編集] 関係する団体
- 富士市災害救援バイク隊ペガサス(災害ボランティア団体)<鈴木尚富士市長が顧問を勤める>
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
- 公式
- 情報・観光
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