対蹠地

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世界地図(赤)に対蹠地を示した地図(黄色)を重ね合わせた地図

対蹠地(たいしょち、たいせきち、英語単数:antipode)とは、地球上で、ある場所とは180°逆に位置する土地を指す。俗に「地球の裏側」と呼ばれる位置である。

「対蹠」の「蹠」は、「足裏」を意味する語である。従って、「対蹠」とは、「足裏を対する」という意味で、即ち「正反対」を意味する語である。西洋言語の「antipode」は、“anti”(反対) と“pode”() の合成語で、「足を対した所」を意味する。

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対蹠地の例としては、日本に対するブラジル上海中国)に対するブエノスアイレスアルゼンチン)など。上海は、北緯約30°・東経約120°に位置するのに対して、ブエノスアイレスは、南緯約30°・西経約60°に位置するので、互いに正反対となる。日本や韓国や中国では、一般に「対蹠地」「地球の裏側」という場合、ブラジルやアルゼンチンやチリを指す。

台湾(別称フォルモサ)の対蹠地は同名のフォルモサ州(アルゼンチン)であるが、これは偶然である。


南西諸島のうち沖縄県は、日本国内では唯一の県内全部の陸地の対蹠地が全部陸地(南アメリカ大陸)である。沖縄県の西部の一部の陸地(=先島諸島の一部)の対蹠地はパラグアイの領土で、沖縄県那覇市がある沖縄本島も)の陸地の大部分、それに鹿児島県トカラ列島奄美諸島東京都沖ノ鳥島の対蹠地は全てブラジルの領土に当たる。

また、スペインの対蹠地はニュージーランドに当たるため、スペインやイギリスでは、「対蹠地」「antipode」というとニュージーランドに当たり、オーストラリアも含めて指す場合が多い。また、ニュージーランド南東部のアンティポデス諸島は、グリニッジ天文台の対蹠地に近いことに因んだ名称である。

[編集] 特徴

対蹠地同士では、気候と昼夜が互いに正反対になる。例えば、中国での1月は真であるが、アルゼンチンでの1月は真に当たる。日本で真昼の時、ブラジルでは真夜中に当たる。

また、北半球では「南国」というと「熱暑の国」を意味することが一般的であるが、南半球では「南国」というと「寒冷の国」を意味することになる。これは、南半球では、向きというと「南極に近い方向」を指す為である。

対蹠地同士では、どの方位からでも電波の伝播距離が同じであり電波が伝わり易い性質を持っており、その周辺の地点よりも容易に無線通信が可能である(対蹠点効果)。

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最終更新 2009年10月24日 (土) 09:12 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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