寿都町

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寿都町
すっつちょう
日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道 後志支庁
寿都郡
団体コード 01392-7
面積 95.37km²
総人口 3,533
住民基本台帳人口、2009年9月30日)
人口密度 37人/km²
隣接自治体 黒松内町蘭越町島牧村
町の木 サクラ
町の花 ハマナス
町の鳥 カモメ
寿都町役場
町長 片岡春雄
所在地 〒048-0406 北海道
寿都郡寿都町字渡島町140番地1
電話番号 0136-62-2511
外部リンク 寿都町ホームページ

寿都町位置図(北海道)

:政令指定都市 / :市 / :町・村
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寿都町(すっつちょう)は、北海道後志支庁管内にある寿都郡に属す。

目次

[編集] 地理

寿都湾に面した日本海側の町。町は、朱太川をはさんで寿都側と歌棄(うたすつ)側に大きく分けられている。主に山岳地帯と海岸地帯で形成されており、平野部は朱太川沿いと河口付近のみである。山岳地帯の最高峰は寿都幌別岳頂上の892.3m。海岸は岩礁部分が大半であり、砂浜は朱太川河口(浜中海浜)など数カ所しかない。

  • 山:母衣月山、寿都幌別岳、天狗山
  • 河川:朱太川、寿都幌別川、五郎兵衛の川、潮路川、ルロコマナイ川、三つ滝の川、小川、大沢の川、滝の澗川
  • 岬:弁慶岬

[編集] 気候

ケッペンの気候区分では西岸海洋性気候に属する。対馬暖流の影響で北海道の中では比較的温暖な気候である。春から夏にかけては「だし風」と呼ばれる強風が吹く日が多い。これは、噴火湾から寿都湾にかけての黒松内低地帯が徐々に狭まっていることにより、南風や南東風が強まりやすいためである。だし風の吹くときには、太平洋側から低い雲(層雲)が流れ込んでくる時も多く、日本海側の他の町が晴れているときであっても寿都(特に朱太川から西の地域)だけは曇ったり霧雨が降っていることがある。冬は、西高東低の気圧配置による北西季節風の影響での降る日が多く、日照時間はきわめて少ない。年間の最大積雪深の平年値は73cm。強風を利用した風力発電所が朱太川河口、寿都温泉付近、月越山脈のふもとの三カ所に建てられている。なお、寿都測候所で観測された最大風速の記録は49.8m/s(1952年昭和27年)4月15日)。これは北海道の全ての気象台測候所の中でも最大の記録である。

[編集] 植生

全面積(9536ha)のうち森林が7439haと78%を占める。そのうち国有林が25%、道有林が38%、民有林(町有林および私有林)が37%。林種別に見ると、天然林が大半であり78%、人工林が12%、その他が10%となっている。樹種はカラマツトドマツなどの針葉樹ブナシラカンバなどの広葉樹が見られる。また、強風のため偏形樹が多く見られる。2006年平成18年)8月の黒松内森林事務所による調査で、北海道一大きなミズナラがあることが分かった(幹周689cm)。また、2007年平成19年)4月には、国内最北のブナ林が弁慶岬付近にあることが確認された(それまで最北とされていた蘭越町ツバメ沢よりも約1.5km北)。  おそらく、最低標高のブナの群生も発見されている。

[編集] 隣接している自治体

[編集] 地名の由来

  • アイヌ語の「シュプキペツ」(芽の多い川)が転訛したものだと言われている。

[編集] 沿革

  • 1669年 この頃、和人が集落を形成し、商場所で交易が盛んに行われる。(寿都町の開基はこの年である)
  • 1688年 神威岬から北への婦女子通行禁止令が敷かれ、このため寿都地方に土着する者が増える。
  • 1869年 寿都郡、歌棄郡磯谷郡などの後志17郡が設定される。
  • 1872年 寿都郡、歌棄郡、磯谷郡に戸長を置く。
  • 1879年 寿都郡役所、歌棄郡役所、磯谷郡役所が設置される。
  • 1897年 寿都支庁が置かれ、寿都、歌棄、磯谷、島牧の4郡を管轄する。
  • 1900年 1級町村制を施行し、寿都町となる。
  • 1902年 磯谷村が2級町村制を施行する。
  • 1906年 歌棄村が2級町村制を施行する。
  • 1910年 寿都支庁が廃止され、後志支庁の管轄となる。
  • 1923年 樽岸村が2級町村制を施行する。
  • 1933年昭和8年)10月1日 政泊村を合併する。
  • 1955年昭和30年)1月15日 寿都町、樽岸村(中の川を除く)、歌棄村、磯谷村の1町3村が合併し、新しい「寿都町」となる。

[編集] 行政

[編集] 役場

  • 町長:片岡春雄(2005年平成17年)10月に無投票当選。)
  • 町議会:定数10(2007年平成19年)10月の議会議員選挙で12から2削減)
  • 町村合併問題:島牧村黒松内町・寿都町任意合併協議会が2004年平成16年)2月26日に解散している。
  • ゴミ処理:南後志衛生施設組合(島牧村、黒松内町、寿都町)で行っている。
  • 組織
    • 企画課
    • 総務課
    • 財政課
    • 町民課
    • 産業振興課
    • 施設課
    • 出納課
    • 教育委員会
    • 議会事務局
    • 町立診療所(家庭医療で有名。NHKクローズアップ現代でも取り上げられた)

[編集] 国の機関

  • 寿都区検察庁(無人。八雲区検察庁にて事務)
  • 函館地方法務局寿都支局
  • 後志森林管理署寿都森林事務所(無人。黒松内森林事務所で併任)
  • 小樽開発建設部岩内道路事務所寿都監督員詰所
  • 寿都測候所
  • 寿都簡易裁判所

[編集] 道の機関

  • 後志支庁寿都社会福祉事務出張所


[編集] 消防

  • 岩内・寿都地方消防組合消防署寿都支署

[編集] 経済

[編集] 産業

日本海に面しているため、漁業が盛ん。かつてはニシン漁で栄えた。現在はコウナゴから作る生炊きしらす、寿ガキなどが全国的に有名。農業については、だし風という土地柄からあまり盛んではない。小さな町だが菓子屋が多く、有名なわかさいもは実は寿都が発祥の地である。

  • 漁業
    • カキ寿都湾養殖。寿ガキというブランドで売り出している)
    • ウニ(ムラサキウニ)
    • アワビ(漁港直売店で天然物を買える)
    • イカ(春はヤリイカ。夏からはマイカ。最盛期には地元だけでは漁船が足りず、東北地方からも漁船がやってくる)
    • ホッケ(弁慶岬での釣りでも有名。)
    • 生炊きしらす
    • 鮭寿
    • ニシン(かつては栄えた。現在は獲れない)
  • 農業
    • 長芋(寿都町字樽岸町浜中で栽培されている)
  • 製菓業
    • わかさ屋いも(寿都町はわかさいもの発祥の地。地元の若狭屋老舗がこの名で販売)
    • 湯別おんせんまんじゅう(千秋庵が販売)
    • 海老太郎(甘寿堂が販売)
    • だし風
  • 鉱業
    • 寿都鉱山(1962年閉山。現在はズリが残る)

[編集] 金融機関

[編集] 漁協

  • 寿都町漁業協同組合

[編集] 郵便局

  • 寿都郵便局(日本郵便倶知安支店寿都集配センター併設)
  • 磯谷郵便局
  • 歌棄郵便局

※簡易郵便局は省略

[編集] 公共機関

[編集] 警察

[編集] 地域

[編集] 人口

寿都町と全国の年齢別人口分布 寿都町の年齢・男女別人口分布
紫色 ― 寿都町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
1980年 5,925人
1985年 5,497人
1990年 4,858人
1995年 4,405人
2000年 4,114人
2005年 3,744人
総務省統計局 / 国勢調査2005年

[編集] 教育

  • 高等学校
  • 中学校
    • 寿都中学校
    • 湯別、歌棄、磯谷、樽岸(以上廃校)
  • 小学校
    • 寿都、潮路
    • 湯別、歌棄、美谷、磯谷、樽岸、政泊、横澗(以上廃校)
  • 大学付属施設

[編集] 交通

[編集] バス

  • ニセコバス(寿都〜岩内間、寿都〜黒松内・長万部間、寿都〜島牧間)

[編集] 道路

[編集] 通信

市外局番は0136(倶知安MAエリアも0136だが互いに市外局番からかける必要がある。寿都郡黒松内町島牧郡島牧村へかける場合のみ市外局番なしでかけられる)。

市内局番は60〜69。うち、NTT東日本が使用している番号は62〜67。

[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

[編集] 名所

  • 寿都温泉
  • 弁慶岬と弁慶銅像
  • 法人の森(月越ブナ林:北限として有名な黒松内よりも北のブナ林)
  • 寿都神社などのサクラ

[編集] 旧跡

  • 寿都劇場(取り壊された)
  • 鰊御殿(宿泊可能)
  • 漁場建築佐藤家(北海道指定有形文化財。通常は公開されていないが、催事の際などに見学可能)
  • 追分記念碑(江差追分の「忍路高島およびもないがせめて歌棄磯谷まで」の歌棄・磯谷は寿都町内)

[編集] 観光スポット

  • ウィズコム(寿都町総合文化センター。館内に文化財展示室あり)
  • 磯谷高地
  • 町民スキー場
  • 風力発電所(自治体の風力発電所としては全国初。最初の風力発電は今では珍しい二枚羽で、すでに休止している。月越山脈のふもと(寿都町字六条町)で廃墟になった姿を見ることが出来る。カントリーサインはこの最初の風力発電所を描いている)

[編集] 祭事

  • 寿都神社例大祭(毎年7月14〜16日)

[編集] 催事

  • 寿カキふるさと祭り(毎年5月中旬から下旬)
  • 寿都港おさかな市(せり体験など。毎年6月初旬。)
  • 大磯サマーストリートパラダイス(大磯商店街主催。道内歌手によるコンサートなど。毎年7月)
  • 弁慶祭り(弁慶行列など。漫画家の本庄敬と小学生らが漁港の堤防に風太くんのイラストを描くという催しもあった。2004年で中止。以降は寿都ふるさと祭りに替わった)
  • 寿都ふるさと祭り(2005年から始まった。盆踊りと花火大会。殻つきウニや焼きホタテなど地元海産物の屋台が出る。毎年8月お盆)
  • 新栄町納涼会(毎年8月)
  • 全町歩こう会(毎年10月初旬)
  • 湯さこい秋祭り(毎年10月上旬)

[編集] 地元テレビ局

もともと、寿都町はテレビ電波が直接届くには障害の多い地区で、昔からテレビ電波だけでなくラジオ放送も届きにくい難視聴地域だったため、近くの山奥に共同アンテナを建てて各戸にテレビを配信して観ていた。今は、隣の町(蘭越町港町)に寿都中継局アナログ放送テレビ北海道(TVh)を除く各局、デジタル放送はTVhを含む全局)が設置されたため、個別にアンテナを建てて見られる状況にあるが、寿都町は海岸線のため、特に塩害や強風による風雪害、カラス等による鳥害でアンテナの寿命が極端に短いとあって、現在も共同受信を行っている。

1977年から足かけ3年を経て北海道電波監理局(後に北海道電気通信監理局 現在の北海道総合通信局)より個人局として北海道で初めて許可を受ける。

1979年昭和54年)1月8日より自主放送開始。現在は、小学校の運動会やお祭りなどの放送をしている。

[編集] マスコットキャラクター

漫画家本庄敬によりデザインされた「風太」というマスコットキャラクターがいる。風を受け飛んでいるわんぱく坊主である。マンホールのふた、消防車のペイント、街灯、特産品の袋、寿都漁港堤防の壁画、町内一部店舗で買い物をした際にもらえる「風太くんスタンプ」など、寿都町内ではいたるところで見ることが出来る。

[編集] イメージソング

演歌歌手の北島三郎が寿都町のイメージソングを歌っている。「風のロマン」と「弁慶岬」の二曲。ともに作詞は中谷純平、作曲は原譲二1997年平成9年)7月日本クラウンからシングル発売されたが、ヒットはしなかった。シングルCD、シングルカセットは役場などで購入できる。日本クラウンの北島三郎大全集にも収録されている。歌詞はこちら[1]

[編集] 文化

[編集] 寿都町が登場する作品

[編集] 漫画

[編集] 出身著名人

[編集] 政界・官界・経済界

  • 田原賢一雄武町長)
  • 薄田美朝(第51代警視総監・衆議院議員)
  • 吉田弘(元ザ・ウィンザーホテルズインターナショナル顧問)
  • 若狭函寿(わかさいも本舗創業者)
  • 松井源内(元衆議院議員・旧寿都汽船株式会社長・旧寿都倉庫株式会社長)
  • 佐藤榮右衛門(元衆議院議員)
  • 澤田利吉(元衆議院議員・旧北海道日日新聞社長)
  • 田井直治(元田井自動車工業社長)

[編集] 学術・文化・芸術

  • 本庄敬(漫画家)
  • 菅谷明子(ジャーナリスト・経済産業研究所研究員)
  • 前野一夫(千葉大学工学部教授、生まれは小樽市)
  • 齋藤 健一(元弘前大学教授)
  • 荒谷松葉子(俳人)
  • 葛西善蔵(作家、弘前市生まれ、幼少の一時期を寿都で過ごす)
  • 橋本勘介 (備前焼作家)
  • 小池毅(医師・細菌学者、北里柴三郎の助手も務めた)
  • 菊地秀一(画家)
  • 兼古隆雄(ギタリスト)
  • 荒谷七生(詩人・作家・郷土史家)
  • 川村米一(元北海道大学文学部教授)
  • 清水哲也(元旭川医科大学学長・同大学名誉教授・体外受精の権威)

[編集] 芸能・マスコミ

[編集] スポーツ

  • 藤錦(幕内力士、入幕1948年昭和23年)10月、最高位前頭18枚目)

[編集] 出身ではないが関わりの深い人たち

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


最終更新 2009年10月11日 (日) 08:15 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【寿都町】変更履歴

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