小さなバイキングビッケ
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『小さなバイキングビッケ』 (ちいさなバイキングビッケ) は、ルーネル・ヨンソン原作の1974年4月3日から1975年9月24日にフジテレビ系で放送されたテレビアニメ作品。全78話。 現在、版権管理を行っているのは瑞鷹株式会社の関連会社である、株式会社サンクリエート。
目次 |
[編集] 原作
原作者ルーネル・ヨンソンは、スウェーデン王国[ニーブロ(Nybro)]の作家で1963年に児童文学書:小さなバイキング(原題:『Vicke Viking』)を発表。 「人の心をゆするテンポを持つ、すばらしい本。」と称され、1965年にドイツ児童図書賞を受ける。 その後、ヨンソンはビッケの続編を書き続け、世界中の子供たちに明るい笑いを巻き起こした。(日本では1967年に大塚勇三が翻訳)
ヨンソンはヴァイキング(バイキング)の勇ましさを述べようとしたのではなく、海賊として恐ろしがられたバイキングを“暴力が嫌いな少年”の目を通して眺め、そして、心配屋で頭の回転の速いビッケが無鉄砲な荒くれ者を助けるようすを、あくまでユーモラスに、皮肉を込めて語りかけた。
[編集] ストーリー
主人公ビッケはヴァイキング(バイキング)フラーケ族の族長ハルバルの息子。ハルバルは身体が大きく、酒豪で力持ちだがどうも頭の回転が鈍く族長としては頼りない。 そんな父とは正反対にビッケは身体が小さく力も無いが、頭の冴えは誰にも負けなかった。父との力比べに知恵で勝ったビッケは特別にバイキングの遠征に参加することを許される。行く先々で出会う事件や困難を小さなビッケの知恵で見事乗り越えていく。
[編集] スタッフ
- 原作:ルーネル・ヨンソン(Runer・Jonsson(1916年 - )、『Vicke Viking』(1963年、日本語題は、小さなバイキング)
- チーフディレクター:斎藤博
- シリーズ構成:丹野雄二
- キャラクターデザイン:関修一
- 脚本:才賀明、金子裕、大川久男、ほか
- 演出:石黒昇、神田武幸、小林三男、ほか
- 作画監督:辻伸一、福田皖
- 美術監督:西田稔
- 音響監督:斉藤敏夫
- 撮影監督:黒木敬七
- 効果:赤塚不二男 (※マンガ家・アニメーターの赤塚不二夫とは別人)
- 音楽:宇野誠一郎
- プロデューサー:大場伊紘
- 制作:渡辺忠美
- アニメーション制作:ズイヨー映像
- 製作:ズイヨー映像、フジテレビ、タウラスフィム
[編集] 主題歌
- OP ビッケは小さなバイキング(作詞:丘克美/作編曲:宇野誠一郎/歌:栗葉子とザ・バイキング)
- ED1 チッチの歌(作詞:雨宮雄児/作編曲:宇野誠一郎/歌:松金よね子)
- ED2 フラーケ族の歌(作詞:雨宮雄児/作編曲:宇野誠一郎/歌:テアトル・エコー)
- ED3 ちっちゃなビッケと大きな父さん(作詞:高垣葵/作編曲:宇野誠一郎/歌:栗葉子とザ・バイキング)
[編集] 声の出演
- ビッケ:栗葉子
- ハルバル:富田耕生
- イルバ:中西妙子
- スノーレ:滝口順平
- ゴルム:八代駿
- チューレ:里見たかし
- ウローブ:北村弘一
- ウルメ:和久井節緒
- ファクセ:西尾徳
- チッチ:松金よね子
- バルターク:雨森雅司
- ナレーション:増山江威子
[編集] 放映リスト
- バイキング誕生
- そーら船出だ 失敗だ
- のこのこぎりぎり 大脱走
- 虫歯よ さらば
- いじわるスベンをやっつけろ
- 税金取りなんて 恐くない
- 狼狩りコンテスト
- スベンの逆襲
- ビッケと大あざらし
- ギッチョンパの約束
- ハルバルの 救出作戦
- 赤い目の巨人たち
- 鋭い剣を持った スベルケル
- 城は見かけに よらぬもの
- 逃げろや逃げろ
- 水攻め大作戦
- 世界で最初の 消防隊
- 鳩とビッケと あざらしと
- ビッケと 大きなタコ
- 王様はくいしんぼ
- くしゃみ粉 25番
- ハルバルの宝箱
- のこぎりエイの 敵討ち
- ファクセのお嫁さん
- ゆうれい船を やっつけろ
- 雪と氷の宝島
- ビッケと クジラの親子
- かもめのカール
- ギリシャの国の 迷路
- ギリシャの国の オリンピック
- デンマークの 冒険(前編)
- デンマークの 冒険(後編)
- 北国から来た男
- シュラック村の 少年
- ビッケ空をとぶ
- ハルバル 迷子になる
- 変てこな おもてなし
- ビンカ人の宝物
- おしゃれなスノッペ
- のびたスノッペの 巻毛
- なつかしの フラーケ
- フラーケ村に サーカスがやって来た
- わら人形戦争
- フラーケ族は 畑仕事が大きらい
- 雷声 ブルーレットとビッケ
- 親知らずと トンネル作戦
- ビッケと竹馬作戦
- わがままブルーレットの 大反撃
- 大きな木馬の 贈り物
- 北極の冒険
- ハルバル父さんの 脱出作戦
- ビッケの 火山島探検
- ハルバル父さんの 熊退治
- おたふく風邪と ハルバル
- ウローブじいさんの 活躍
- ハルバル父さんの 素敵なおみやげ
- ビッケとチッチの 漂流記
- 狼なんて恐くない
- 急がば回れ 救出作戦
- パルリの王女様
- おかしな困った とうせんぼ
- 幽霊さんを 助けよう
- 本当の バイキングだぞ
- スノーレの大予言
- 黄金の剣と グライダー
- ピッケがチェスで 大勝利
- 川と川を 結んじゃえ!
- チューレとスノーレの 大げんか
- 次のおかしらは 誰だ
- ハルバル父さんと 紙芝居
- へそくりべそかき 宝物
- ビッケとハルバルの 知恵くらべ
- ロビン小父さんの 住む島
- どっちの山が 高いか
- 泣くなチューレ
- ファクセと気球と ルンドの娘
- 新しい船を おくろう
- 仲間はづれにされた ハルバル
[編集] 原作翻訳
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学習研究社より「少年少女新しい世界の文学」シリーズとして刊行
- 『小さなバイキング』ISBN 4050036762
評論社より「児童図書館・文学の部屋」シリーズとして刊行
- 『ビッケと赤目のバイキング』ISBN 4566010406
- 『ビッケと空とぶバイキング船』ISBN 4566010414
- 『ビッケと弓矢の贈りもの』ISBN 4566010422
- 『ビッケと木馬の大戦車』ISBN 4566010430
[編集] トリビア
この作品を見て、バイキングを初めて知った人もいる。
TBS『世界・ふしぎ発見!』でバイキングを取り上げた時、レギュラーの野々村真はこの番組を引き合いに出していた。
漫画家の尾田栄一郎は幼少時に見たことで海賊の活躍する話に興味を持ち、長じて『ONE PIECE』執筆に至ったと語っている。
ED1 チッチの歌は一部のアニソンファンの間では松金よね子ではなく堀江美都子が歌っていた。
[編集] 映画化
ドイツで、ミッハエル・ヘルビーク(Michael Herbig)監督作成で作成された、'小さなバイキングビッケ'の映画が2009年9月9日からロードショーになっている。
[編集] ステレオタイプについて
本作においては、バイキング(ヴァイキング)が海賊であるという従来の見解に沿って描写されているが、もちろん史実とは異なる。
詳細は「ヴァイキング」を参照
また作中において「角のついた兜を被る」「捕鯨民族であるバイキングがクジラを助ける(27話)」[1]といった、細かな点においても考証ミスがある。
また、OPに登場するアメリカ・インディアンの描写についても考証ミスが見られる[2]。
[編集] 注釈
- ^ 「グレティルのサガ」などに見られるエピソード。「赤毛のエイリクのサガ」では、飢えたバイキングたちは魔法を使ってまで鯨を捕えている。
- ^ ステレオタイプとしてのインディアン文化の混雑させられた民族イメージに対しては、「アメリカインディアン運動(AIM)」などインディアン権利団体が現在、重要な抗議対象としている。
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年11月17日 (火) 09:39 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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