屋島
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| 屋島 | |
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高松シンボルタワーから
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| 標高 | 南嶺292.1m |
| 位置 | 北緯34度21分19秒 東経134度6分17秒 |
| 所在地 | 香川県高松市屋島地区 |
| 山系 | 独立山系 |
| 種類 | メサ |
屋島(やしま)は香川県高松市屋島地区に位置する屋根状の平らな山。谷底に溜まった溶岩流が周りを侵食されて残ったメサの一種である[1]。
名称は屋根のような平らな形状から言われており、その独特の景観は高松市のシンボルとなっている。
南北に延びている屋島の山を挟んで、西側ふもとが屋島西町(やしまにしまち)、東側ふもとおよび山上が屋島東町(やしまひがしまち)、中央部ふもとが屋島中町(やしまなかまち)である。屋島は、その三町地区内に位置する台地状の山若しくは丘の名称でもある。屋島東町には、山口県の壇ノ浦ならぬ檀ノ浦(「檀」の左側は「つちへん」でなく「きへん」)があり、どちらも源平の古戦場であって紛らわしい。屋島山上からの瀬戸内海の眺めは良く、香川県の観光地となっている。
屋島には7世紀に古代山城の屋嶋城(やしまのき)が建造された。また唐僧鑑真が創建したとの伝承をもつ屋島寺もある。さらに、平氏の滅亡を決定的にした陸海の源平古戦場屋島の戦いとして有名であり、国の史跡、国の天然記念物に指定されている。
目次 |
[編集] 立地と地形
東側から望む源平古戦場跡
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南北5キロメートル、東西2キロメートルの島であり、花崗岩の基盤の上に乗った輝石安山岩からなる溶岩台地である。地中から噴出したマグマがテーブル状に固まってこの形になった説と、かつて平坦地であり、差別侵食によって周りの標高が下がってこの形になったメサ説がある。なお、地元の教科書等には後者が載っている。標高南嶺292.1メートル、北嶺281メートル。かつては狭い海峡で隔てられていたが、江戸時代の新田開発により陸続きに近くなったが、今なおかつての海峡である相引川で隔てられている。
[編集] 歴史
前述の通り今は地続きに近いが、昔、屋島はその名の通りの特徴的な屋根の形をした島であった。 その屋島に、天智天皇の命で、白村江の戦い敗戦後の667年に古代山城の屋嶋城(やしまのき)を築いたと日本書紀に記述がある。これは、唐・新羅の日本侵攻を恐れてのことである。同時期には対馬-博多-瀬戸内の海上防衛線に沿って30近い砦城が構築されている。古代山城屋嶋城は長期間その存在が不明であったが、2000年ころ地元研究家の平岡岩夫氏らがその遺構石塁を発見・確認し、現在はその復元が進められている。屋嶋城を囲んでいる城壁は長さ約3kmで最大幅0.5kmと推定されている。
また屋島は、寿永3年(1184年)一の谷の戦いに破れた平宗盛らが安徳天皇を奉じて根拠としており、翌寿永4年(1185年)2月に起こった屋島の戦いの古戦場としても知られる。この戦いで源氏方の武者那須与一が、平氏方の軍船に掲げられた扇の的を射落とした故事は特に著名である。
屋島は、1934年(昭和9年)11月10日、天然記念物指定と同時に国の史跡に指定された。
[編集] 観光
北嶺と南嶺にわかれ、南嶺山上には四国八十八箇所第84番霊場の屋島寺や、新屋島水族館(旧・屋島山上水族館)、屋嶋城跡があり、獅子霊巌(ししのれいがん)からの高松市、瀬戸大橋方面の眺望、冠ヶ嶽からの牟礼町方面の眺望、談古嶺からの五剣山、源平古戦場方面の眺望は美しい。また、北嶺の遊鶴亭からの瀬戸内海方面の眺望も有名である。
名物は「いいだこのおでん」。また、源氏が勝利を祝って屋島山頂から陣笠を投げたことに倣って「かわらけ」という薄く小さな円形の土器を投げるのも屋島を訪れる人の楽しみである。
山上には登山道(香川県道14号屋島公園線)を徒歩で登るか、JR屋島駅または高松琴平電気鉄道志度線琴電屋島駅から屋島山上行きシャトルバス利用、あるいは車で有料道路(一般自動車道)の屋島ドライブウェイを利用して登る方法がある。ちなみに、屋島山上につながる道である屋島ドライブウェイは、ミステリーゾーンがあって展望性に優れたスカイラインである。
- 屋島山上に徒歩で登山する場合は、志度線の潟元駅か琴電屋島駅からが近い。タクシーを使い、屋島ドライブウェイ経由で登る場合は、琴電屋島駅が最寄りとなる。
- 以前は琴電屋島駅近くの屋島登山口駅から山頂付近(屋島山上駅)まで屋島ケーブル(屋島登山鉄道)がケーブルカーを運行していたが、2005年(平成17年)8月31日に廃止となった。
- 登山口奥には、四国村(四国民家博物館)がある。
[編集] 休業施設撤去問題
かつては四国の代表的な観光地であった屋島であるが、瀬戸大橋開通時の賑わいを最後に観光客が激減した。この影響で山上にあったみやげ物店・宿泊施設が相次いで閉鎖され、現在は事実上廃墟の様相を呈したものが少なくない。こうした建物は景観や保安上の問題があり地元からは撤去を求める声が多いが、土地の所有者が屋島寺であるため、公的機関が思うように撤去を進められないのが現状である。このため、高松市などは自然公園法による国からの補助金を得て公費で撤去を行うスキームを検討している。
[編集] その他
- 屋島のふもとは高松市有数のベッドタウンであり、多数の住宅・団地・マンションが建設されている。
- 屋島西町には、健康ランドの老舗やしま第一健康ランドもある。
- 映画『世界の中心で、愛をさけぶ』のロケ地となった高松市庵治地区(旧・木田郡庵治町)を屋島ドライブウェイから一望出来る。
- 屋島小学校南側の新池と県道を挟んだ向かいの長池をあわせて、通称「二つ池(ふたついけ)」と呼び地元の人々の散歩道やランドマークとして親しまれている。
[編集] 関連項目
[編集] 参考
[編集] 外部リンク
- 国指定文化財 データベース(文化庁)






