岡沢憲芙

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岡沢 憲芙(おかざわ のりお、1944年 - )は、日本の政治学者

早稲田大学社会科学部・社会科学総合学術院教授。 北ヨーロッパ学会会長。

専門は、比較政治学政党政治、少子高齢化と福祉。 政党システム研究で著名なコロンビア大学教授ジョヴァンニ・サルトーリGiovanni Sartori )の日本への紹介者として知られる。

また、「少子高齢社会への適応」研究に早くから取り組み、スウェーデンノルウェーフィンランドといった北欧諸国の政治・社会制度研究の第一人者。

目次

[編集] 略歴

早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、大学院政治学研究科博士課程修了。ストックホルム大学政治学部客員研究員、早稲田大学社会科学部長、早稲田大学図書館長、早稲田大学出版部長、早稲田大学理事、早稲田大学副総長を経て、現在、北ヨーロッパ学会会長、早稲田大学社会科学部・社会科学総合学術院教授、早稲田大学北欧研究所所長。


NHK教育テレビ 高校講座『地理』(NHK教育セミナー『世界くらしの旅』)の講師として、スウェーデン(北欧)の政治と社会を担当していた。

[編集] 国会参考人

第147回国会『共生社会に関する調査会』、第146回国会・第169回国会『国民生活・経済に関する調査会』に参考人として出席。男女共生時代、急速な少子高齢化への対応をめぐり、北欧・スウェーデンの例をまじえて意見陳述を行った。

[編集] 政府委員

第13次・第14次『国民生活審議会』委員[1] [2]厚生省『人口問題審議会』委員、内閣府男女共同参画審議会』委員を歴任。

[編集] 学外での委員

現在、『大学評価・学位授与機構』運営委員、『日本生産性本部』評議委員のほか、『新しい日本をつくる国民会議21世紀臨調)』運営委員を務める。

[編集] 受賞歴

1989年第5回『総合研究開発機構(NIRA)・政策研究 東畑記念賞』を受賞。

2009年には、北欧の政治・社会問題研究の第一人者として、ノルウェー王国功労勲章が授与された(叙勲式には、早稲田大学公共経営研究科での教え子でもある小渕優子少子化・男女共同参画担当大臣(当時)が駆けつけた)[3]

[編集] 教え子

NHKアナウンサーで、『伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ!』などの実況で知られる刈屋富士雄アナウンサーは教え子で「岡澤憲芙ゼミ」の出身者。

[編集] 著書

[編集] 単著

  • 『政党政治とリーダーシップ』(敬文堂, 1975年)
  • 『スウェーデンは、いま――フロンティア国家の実像』(早稲田大学出版部, 1987年)
  • 『スウェーデン現代政治』(東京大学出版会, 1988年)
  • 『政党 (現代政治学叢書 ; 13) 』(東京大学出版会, 1988)
  • 『スウェーデンの挑戦』(岩波書店岩波新書], 1991年)
  • 『スウェーデンはどうなる――女性・外国人・EC統合』(岩波書店 岩波ブックレット, 1993年)
  • 『スウェーデンを検証する』(早稲田大学出版部, 1993年)
  • 『生活大国へ――高齢化社会をどう豊かに生きるか』(丸善, 1993年)
  • 『おんなたちのスウェーデン――機会均等社会の横顔』(日本放送出版協会, 1994年)NHKブックス
  • 『連合政治とは何か――競合的協同の比較政治学』(日本放送出版協会, 1997年)NHKブックス
  • 『ストックホルムストーリー――福祉社会の源流を求めて』(早稲田大学出版部, 2004年)
  • 『演習ノート政治学 第4版』 (法学書院, 2007年)
  • 『福祉ガバナンス宣言――市場と国家を超えて』 (日本経済評論社, 2007年)
  • 『スウェーデンの政治――実験国家の合意形成型政治』(東京大学出版会, 2009年)

[編集] 共著

  • (多田葉子)『エイジング・ソサエティ――スウェーデンの経験』(早稲田大学出版部, 1998年)
  • 日経連講演集. 21 』 (日本経営者団体連盟広報部, 1995)
  • 『北欧世界のことばと文化 (世界のことばと文化シリーズ』 (成文堂, 2007)

[編集] 共編著

  • 堀江湛)『現代政治学』(法学書院, 1982年)
  • (富田信男)『情報とデモクラシー』(学陽書房, 1983年)
  • (飯坂良明)『政党とデモクラシー』(学陽書房, 1987年)
  • 奥島孝康)『スウェーデンの政治――デモクラシーの実験室』(早稲田大学出版部, 1994年)
  • (奥島孝康)『スウェーデンの経済――福祉国家の政治経済学』(早稲田大学出版部, 1994年)
  • (奥島孝康)『スウェーデンの社会――平和・環境・人権の国際国家』(早稲田大学出版部, 1994年)
  • 宮本太郎)『比較福祉国家論――揺らぎとオルタナティブ』(法律文化社, 1997年)
  • (宮本太郎)『スウェーデンハンドブック』(早稲田大学出版部, 1997年)
  • 戸波江二)『在外選挙――外国の制度と日本の課題』(インフォメディア・ジャパン, 1998年)
  • 馬場康雄)『イタリアの経済――「メイド・イン・イタリー」を生み出すもの』(早稲田大学出版部, 1999年)
  • (馬場康雄)『イタリアの政治――「普通でない民主主義国」の終り?』(早稲田大学出版部, 1999年)
  • 猪口孝大澤真幸山本吉宣・スティーブン・R・リード)『政治学事典』(弘文堂, 2000年)
  • (久塚純一)『世界の福祉――その理念と具体化』(早稲田大学出版部, 2001年)
  • (奥島孝康)『ノルウェーの政治――独自路線の選択』(早稲田大学出版部, 2004年)
  • (奥島孝康)『ノルウェーの経済――石油産業と産業構造の変容』(早稲田大学出版部, 2004年)
  • (久塚純一)『世界のNPO――人と人との新しいつながり』(早稲田大学出版部, 2006年)
  • (連合総合生活開発研究所)『福祉ガバナンス宣言――市場と国家を超えて』(日本経済評論社, 2007年)

[編集] 訳書

  • G・A・アーモンドS・ヴァーバ『現代市民の政治文化――五カ国における政治的態度と民主主義』(勁草書房, 1974年)
  • G・K・ロバーツ『比較政治学』(早稲田大学出版部, 1974年)
  • G・K・ロバーツ『現代政治分析辞典』(早稲田大学出版部, 1976年)
  • ローレンス・C・ドッド『連合政権考証――政党政治の数量分析』(政治広報センター, 1977年)
  • G・サルトーリ『現代政党学――政党システム論の分析枠組み』(早稲田大学出版部, 1980年)
  • オロフ・ペタション『北欧の政治――デンマーク・フィンランド・アイスランド・ノルウェー・スウェーデン』(早稲田大学出版部, 1998年)
  • アグネ・グスタフソン『スウェーデンの地方自治』(早稲田大学出版部, 2000年)
  • G・サルトーリ『比較政治学――構造・動機・結果』(早稲田大学出版部, 2000年)
  • スティーグ・ハデニウス『スウェーデン現代政治史――対立とコンセンサスの20世紀』(早稲田大学出版部, 2000年)
  • G・エスピン-アンデルセン『福祉資本主義の三つの世界――比較福祉国家の理論と動態』(ミネルヴァ書房, 2001年)
  • グンナー・カールソン『アイスランド小史』(早稲田大学出版部, 2002年)
  • マルッティ・ハイキオ『フィンランド現代政治史』(早稲田大学出版部, 2003年)

[編集] 脚注

  1. ^ 第13次国民生活審議会 基本政策委員会
  2. ^ 第14次国民生活審議会 総合政策部会委員
  3. ^ 岡澤憲芙教授にノルウェー王国功労勲章叙勲(ノルウェー大使館)

最終更新 2009年9月27日 (日) 01:17 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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