岩塩

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岩塩
岩塩
分類 ハロゲン化鉱物
組成 NaCl
晶系 等軸晶系
無色
条痕 白色
光沢 ガラス光沢
硬度 2
比重 2.2
ウィキプロジェクト 鉱物
  
岩塩採掘孔を削って作った「地下宮殿」(ポーランドの世界遺産の一つヴィエリチカ岩塩坑

岩塩(がんえん、: rock salt, halite)は、鉱物として産する塩化ナトリウム(NaCl)のことである。

目次

[編集] 成り立ち

海底が地殻変動のため隆起するなどして海水が陸上に閉じ込められ、水分が蒸発して濃縮された結果、塩分が結晶化、更に地層中で圧縮されたものである。多くは無色または白色に近い淡い色をしているが、産地や地層によっては青色、桃白色、鮮紅色、紫色、黄色などの様々な色を有する。こうした岩塩の結晶の色は、ミネラルイオウ有機物の混入や、地層中で長期間にわたって放射線を浴びることによって生じた格子欠陥などによるものである。

歴史上では、イジリやテガーザなど西アフリカサハラ砂漠中の塩鉱が知られ、サハラ交易によってガーナ王国マリ帝国ソンガイ帝国オアシス都市などの経済的繁栄をもたらした。

[編集] 産地

以下は主な産地と生産量(2003年度・100万トン超のもののみ記載)

産地 生産量
アメリカ合衆国 1630万トン
ドイツ 1500万トン
イタリア 300万トン
スペイン 200万トン
イギリス 150万トン
ブラジル 130万トン
パキスタン 130万トン

[編集] 特徴・用途

  • 結晶は等軸晶系(立方晶系)で、立方体のものが一般的である。鉱床からは層をなして産出する。このとき、同時に海水中から析出した塩化マグネシウムなどの他の塩類や石膏を伴うことが多い。
  • 湿度の高い環境下では潮解が起こりやすい。
  • 食品や工業原料、また美術品(彫刻素材やシャンデリア材料)として用いられる。
  • 世界中で産出される岩塩の約半分はヨーロッパ、北米を中心に冬季間の融雪剤として使用される。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 参考文献

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月18日 (水) 08:06 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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