岳南鉄道
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| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 〒417-0001 静岡県富士市今泉一丁目17番39号 |
| 電話番号 | 0545-53-5111(代表) |
| 設立 | 1948年(昭和23年)12月15日 |
| 業種 | 陸運業 |
| 事業内容 | 鉄道事業 不動産事業 |
| 代表者 | 三浦 政秀(代表取締役社長) |
| 資本金 | 1億6,000万円 |
| 売上高 | 連結:7億1,125万3千円 単独:3億1,061万8千円 (2008年3月期) |
| 総資産 | 連結:24億3,074万5千円 単独:8億7,674万0千円 (2008年3月31日現在) |
| 従業員数 | 連結:37人 単独:27人 (2008年3月31日現在) |
| 決算期 | 3月31日 |
| 主要株主 | 富士急行(株) 19.36% (株)フジヤマ リゾート 15.87% (株)エイチアールエヌ 10.31% (2008年3月31日現在) |
| 主要子会社 | 表富士観光(株) 68.7% |
| 外部リンク | www.fujikyu.co.jp/gakunan/g_index.html |
岳南鉄道株式会社(がくなんてつどう、Gakunan Railway Company Ltd.)は、静岡県に1路線を有する富士急行グループの鉄道会社である。本社所在地は静岡県富士市今泉1丁目17番39号。
かつてはバス事業(乗合、貸切)も行っていたが、全て富士急行グループの他社(富士急静岡バス)に移管し撤退した。会社組織としては富士急行本体から独立している形態を取っているものの、ホームページURLの構成、社員が着用する制服は富士急行の制服(制帽の徽章を含む)であることなどを見る通り、富士急行の一部門的色彩が極めて強い。 現在でも、硬券を乗車券として使用している。
目次 |
[編集] 歴史
- 1948年(昭和23年)12月15日 駿豆鉄道(現:伊豆箱根鉄道)が路線免許を取得、同鉄道が資本金の約半分を出資して岳南鉄道を設立
- 1949年(昭和24年)11月18日 鈴川駅(現:吉原駅) - 吉原本町駅間が開業
- 1953年(昭和28年)1月20日 全線開通
- 1956年(昭和31年)9月 駿豆鉄道系列から富士山麓電気鉄道(現:富士急行)系列に移る。
[編集] 路線
[編集] 車両
2008年現在に至るまで、電車・電気機関車共にほぼ中古車で占められている。輸送量の急激な減少から、1981年当時電車12両、電気機関車7両在籍であったものが、2006年には電車5両、電気機関車4両(うち1両休車)と各半減となっている。
[編集] 電車
[編集] 現有形式
いずれも元京王3000系中間車の先頭車化改造車である。
[編集] 旧在籍形式
かつては木造車の鋼体化車や元小田急車などの雑多な旧型車で占められており、さらに老朽車を1両単位で置き換えていたこと、それにあたって場当たり的に形式車号が決定されていたため、形式車号と実車の相関性が希薄であること、台車などの振り替えも頻繁に行われていたことから、その内容や変遷はきわめて複雑である。なお、鋼体化車や小田急車入線以前は木造車が大勢を占め、中には前面5枚窓の富岩鉄道買収国電払い下げ車なども在籍していた。
[編集] 初期の木造車グループ
- モハ101(駿豆鉄道モハ101)
- クハ102(駿豆鉄道モハ102)
- モハ106(元武蔵野鉄道サハ106)
- モハ201(元伊那電気鉄道デハ204)
- モハ601(元富士山麓電気鉄道モハ20)
- モハ38(元駿豆鉄道モハ38)
- クハ21(元富岩鉄道セミボ21)
- クハ1210
[編集] 車体更新鋼体化車
1959年から1960年にかけて老朽化が進行していた木造電動車5両が日本車輌・汽車会社において鋼体化された。なお、1105は日本でも初期のセミステンレス製車体を採用した試作電車であった。
- モハ1101 ← モハ201(日本車輌標準型鋼体化車)
- モハ1102 ← モハ601(汽車会社製鋼体化車)
- モハ1103 ← モハ101(日本車輌標準型鋼体化車)
- モハ1105 ← モハ106(汽車会社製セミステンレス車体鋼体化車)
- モハ1106 ← モハ38(日本車輌標準型鋼体化車)
5000系入線により運用離脱後はモハ1101・1103・1106が近江鉄道へ、モハ1105が大井川鉄道へ譲渡された。1105は1996年に同鉄道で廃車後、千頭駅構内に留置されており、既に除籍され、倉庫代用となっている。
[編集] 元小田急車グループ
元小田急1400形
- 小田急デハ1400形
- クハ2102
元小田急1200形
- 小田急デハ1200形
- クハ2103
- クハ2105
元小田急1300形
- 小田急クハ1350形
- モハ1107 (→クハ2602→クハ1107)
元小田急1600形
- 小田急デハ1600形
- モハ1601 (→モハ1602)
- モハ1602 (→モハ1603)
- モハ1108
- クハ2601
- 小田急クハ1650形
- クハ2106
元小田急1900形
- 小田急デハ1900形
- モハ1905
- 小田急サハ1950形
- サハ1955
このうち、クハ1107・2601は1100形鋼体化グループの国鉄形CS5系主制御器に連結対応する改造が行われており、それ以外の旧小田急車は三菱ABF系主制御器を搭載していたため、これら相互の総括制御は不能であった。
1981年当時の5000形による置換直前の編成を以下に示す
国鉄形CS5系主制御器グループ
- モハ1101+クハ2601
- モハ1103+モハ1105
- モハ1106+クハ1107
三菱ABF系主制御器グループ
- モハ1108-クハ2106+モハ1603
- モハ1602-サハ1955-モハ1905→吉原
モハ1103・1105はラッシュ時に他のCS系2編成に増結され、3連でも使用された。即ち、最大3連3列車と予備1編成を組成していたことになり、この当時、通勤・通学客を中心に未だ多くの旅客需要があったことを伺わせる。
小田急車は本来の主電動機が4000形に転用されたため、本来のそれとは異なる国鉄中古品などを装備していた。これに関連して台車の振り替えが頻繁に行われていた。
現在、クハ1107・モハ1602・クハ2106・サハ1955の廃車体(台車無し)が比奈駅付近で倉庫として使用されている。
[編集] 5000系
5000系モハ5000・クハ5100形
雑多な釣り掛け車を置き換えるために投入された、元東急5000系(初代)(以下「東急5000系」と称する)で、モハ5000形+クハ5100形が2連4編成在籍した。
改造内容は前照灯のシールドビーム1灯化、通過標識灯や急行札受けの撤去等であるが、制御車クハ5100形は東急サハ5350形、デハ5100形に運転台を新設する改造(デハ5100形は電装解除も)が行われた。新設運転台は本来の5000系のそれとほとんど同一のものとされている。さらに、東急デハ5000形は偶数・奇数で向きが異なるが、5001・5004Fと5002・5003Fとで甲種車両輸送経路を変えることで、岳南鉄道到着時に電動車の向きが同一となるようにした。ただし、床下機器の配置やジャンパ連結器、エアホースなどは両者で逆のままとなっているほか、先頭車化改造時の向きの関係上、クハ5100形5101・5104は片側3枚すべての客用扉が連結面方向に開く一方、5102・5103は中央と連結面寄りの2枚が前面方向に開く特徴がある。なお、本来東急5000系先頭車の客用扉はすべて連結面方向に向かって開く。
本形式の導入により、特に電力消費量が著しく改善され、電力会社の契約電力量をワンランク下げることができたというエピソードがある。編成を下記に示す。*付きの編成は本来奇数向きであったものを、前述のとおり方向転換したものである。
- モハ5001-クハ5101*
- モハ5002-クハ5102
- モハ5003-クハ5103
- モハ5004-クハ5104*→吉原
塗装は旧来からのオレンジに白帯であるが、運用末期には5001Fが東急時代のライトグリーンに変更された。2006年にすべて運用から退いたが、解体はされず比奈-岳南富士岡間のヤードに5001・5003F、岳南富士岡駅構内に5002・5004Fと4編成すべてが留置されていた。塗装剥離や腐食が進み状態は良好とはいえなかったが、原型を留めた今や数少ない元東急5000系として貴重な存在となりつつあった。2008年7月から8月にかけて全車が解体された。
[編集] 電気機関車
[編集] 現有形式
- ED40形(2代):元松本電鉄で本来はダム開発の資材運搬用として新造されたものである。2両在籍している。吉原-比奈間の貨物輸送に、主力として用いられている。
- ED50形:1928年川崎造船製の元上田温泉電軌(現上田電鉄)で、名古屋鉄道を経て入線したもの。1両在籍している。比奈構内の入換と、各引込線、専用線への小運転に用いられている。定期運用を持つ電気機関車としては国内最古参級である。
- ED29形:1927年日本車輌製の元豊川鉄道買収機である。2008年現在休車として岳南富士岡駅構内に留置されている。
[編集] 旧在籍形式
- ED40形(初代) ED4012, 4013:開業時入線の元国鉄のアプト機ED40形。駿豆鉄道から譲渡された。
- デキ1形 デキ1, 2:元宇部鉄道デキ1形。独国AEG社製の凸型二軸機で、国鉄を経て入線した。落雷によって致命的な故障をきたし廃車になったといわれる。
- デキ3形 デキ3:駿豆鉄道の開業時に用意された凸型木造電機。軽量であったため、主に沿線の引込線、専用線の入換に従事していたという。
- ED301形 ED3011:岳鉄史上唯一の自社発注車で、蒲鉾の様な深い屋根が特徴であった。
- ED31形 ED311:元国鉄のアプト機ED40形だが、駿豆鉄道時代に大改造を受け、デッキ付の機関車になっていた。
- ED27形 ED271:もと南武鉄道1002。国鉄を経て入線した。
- ED10形 ED103:1949年日立製の元大井川鉄道のE10形103。貨物削減後大井川鉄道へ戻り、SL急行の補機等として使用されていたが、2003年以降千頭駅構内にて休車中。
- ED28形 ED281:1930年川崎車両製の元小田急ED1021である。箱型車体に船舶用といわれる丸窓が並ぶ車体が大きな特徴であった。
- ED32形 ED321:1927年三菱電機製で、ウェスティングハウスタイプの凸型機である。伊那電気鉄道から国鉄買収を経て当線に入線した。
[編集] 1日乗車券
普通運賃は吉原 - 岳南江尾が350円であるのに対して、1日乗車券は400円と格安である。土日、祝日のみ使用出来るが、地元の人にも利用されている。例えば吉原と隣のジヤトコ前の運賃が200円であるから、このような短区間でも往復乗車券より安くなるほどの低額である。
[編集] 独自事業
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年9月10日 (木) 02:27 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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