岸惠子

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きし けいこ
岸 恵子
生年月日 1932年8月11日(77歳)
出生地 日本神奈川県横浜市神奈川区
民族 日本人
血液型 A型
職業 女優文筆家
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1951年 -
主な作品
『忘れえぬ慕情』
おとうと
文学
File:Lit.jpg
ポータル
各国の文学
記事総覧
出版社文芸雑誌
文学賞
作家
詩人小説家
その他作家

岸 恵子きし けいこ1932年8月11日 - )は、女優文筆家神奈川県横浜市神奈川区生まれ。神奈川県立横浜平沼高等学校卒業。 血液型はA型。身長161cm。体重47kg。舞プロモーション所属。

目次

[編集] 来歴

1945年5月の横浜大空襲で被災。

高校在学中に小牧バレエ団に通う。

もともとは作家志望で川端康成を耽読した。高校時代にみた「美女と野獣」に魅せられ、映画に興味を持ち松竹大船撮影所を見学するうちに、中村登監督にスカウトされ、大学入学までという条件で『我が家は楽し』に出演したのを契機に映画界入り。

  • 1951年 - 黒澤明監督作品 『白痴』 東畑家~VIP
  • 1951年 - 松竹に入社し、映画『我が家は楽し』でデビュー。
  • 1952年 - 『坊ちゃん重役』で鶴田浩二佐田啓二の相手役を務める。5月、松竹の看板スター鶴田が戦後のスタープロ第1号となる新生プロを設立して独立し松竹に打撃を与え、第一作として新東宝配給『弥太郎笠』の制作にあたって鶴田の相手役のヒロインとして岸をとオファーを出す。松竹はもちろんこれを拒否したため岸は辞表を出す。松竹が折れてこの映画に出演できることになり、続いて新生プロの『ハワイの夜』でも鶴田と共演して大ヒットとなる。この頃、鶴田との大ロマンスがセンセーショナルに報道されていたが、松竹に強引に別れさせられることとなる。
  • 1953年 - 1954年には映画『君の名は』3部作が大ヒットする。以降、松竹の看板女優として絶大な人気を誇った。
  • 1956年 - フランス&日本合作映画『忘れえぬ慕情』に出演し、日本を代表する国際女優に。
  • 1957年 - その撮影がきっかけでフランス人の映画監督イヴ・シャンピ(Yves Ciampi)と結婚。フランスで作家・川端康成の立会いのもと挙式。以降、パリに居を構え、フランスと日本を往復しながら女優を続け「空飛ぶマダム」と言われた。

この頃に、サルトルボーボワールマルローらと親交を持つ。

  • 1963年 - 1人娘のデルフィーヌ=麻衣子・シャンピ(Delphine Ciampi)を出産。しかし、1975年にイヴ・シャンピと離婚。娘・デルフィーヌは彼女が女手一つで育てた。
  • 1996年 - 国連人口基金親善大使に任命。

[編集] 主な出演

[編集] 日本映画

*太字の題名はキネマ旬報ベストテンにランクインした作品

  • 白痴』 (監督:黒澤明1951年/東畑家~VIP)
  • 『我が家は楽し』 (1951年/※ビデオ化)
  • 『獣の宿』 (脚本:黒澤明/1951年/※ビデオ化)
  • 『恋文裁判』 (1951年)              
  • 『母恋草』 (1951年)
  • 『母待草』 (1951年/※ビデオ化)
  • 『南風』 (1951年)
  • 鞍馬天狗 鞍馬の火祭』 (1951年/※DVD発売)
  • 『吃七捕物帖 一番手柄』 (1951年)
  • ひばりのサーカス 悲しき小鳩』 (1952年/※DVD発売)
  • 『唄くらべ青春三銃士』 (1952年)
  • 旗本退屈男 江戸城罷り通る』 (1952年/※ビデオ化)
  • 『次郎吉格子』 (1952年/※ビデオ化)
  • 本日休診』 (1952年/ヒット/※DVD発売)
  • 『風流活殺剣』 (1952年)
  • 『相惚れトコトン同志』 (監督:川島雄三/1952年)
  • 『銀座巴里』 (1952年)
  • 『郷愁』 (脚本:橋田壽賀子/1952年/※ビデオ化)
  • 『坊ちゃん重役』 (1952年)
  • 『弥太郎笠』 (1952年/※DVD発売)
  • 『ハワイの夜』 (ハワイロケが行われた/1953年/ヒット/※DVD発売)
  • 『旅路』 (1953年/※ビデオ化)
  • 『乙女の診察室』 (1953年/※ビデオ化)
  • 君の名は 第1部』 (1953年9月/映画『ひめゆりの塔』の記録を抜き空前の大ヒット。 以後、第2部、第3部が記録を更新/※DVD発売)
  • 『君の名は 第2部』 (1953年12月/大ヒット/※DVD発売)
  • 『景子と雪江』 (1953年)
  • 『憲兵』 (1953年/※ビデオ化)
  • 『獅子の座』 (1953年/※ビデオ化)
  • 『疾風からす隊』 (1953年)
  • ひばりの歌う玉手箱』 (1953年/※ビデオ化)
  • 女の園』 (監督:木下恵介/1954年/※DVD発売)
  • 『家族会議』 (1954年/ヒット
  • 『花と竜 第二部・愛憎流転』 (1954年)
  • 『陽は沈まず』 (1954年/大ヒット
  • 『おとこ大学 婚前教育の巻』 (1954年)
  • 『三つの愛』 (監督:小林正樹/1954年)
  • 『えくぼ人生』 (1954年)
  • 『母の初恋』 (原作:川端康成/1954年)
  • 『君の名は 第3部』 (1954年/大ヒット/※DVD発売)
  • 何処へ』 (1954年)
  • 『あなたと共に』 (1955年)
  • たけくらべ』 (原作:樋口一葉/1955年/※ビデオ化)
  • 『修禅寺物語』 (1955年/初のカラー映画出演/大ヒット/※ビデオ化)
  • ここに泉あり』 (監督:今井正/1955年/※DVD発売)
  • 『亡命記』 (監督:野村芳太郎大ヒット/1955年)
  • 『東京-香港・蜜月旅行(ハネムーン)』 (監督:野村芳太郎/共演:(林黛香港の女優)/1955年)
  • 『お役者小僧・江戸千両幟』 (1955年)
  • 『忘れじの人』 (1955年)
  • 『太陽は日々に新たなり』 (監督:野村芳太郎/1955年)
  • 『君美しく』 (1955年)
  • 『白い橋』 (1956年)
  • 『君のうたごえ』 (1956年)
  • 『忘れえぬ慕情』 Typhon sur Nagasaki (日本&フランス合作映画/共演:ダニエル・ダリュージャン・マレーゲルト・フレーベ/撮影監督は映画『ローマの休日』『ベルリン・天使の詩』も担当したアンリ・アルカン(Henri Alekan)。撮影は全て日本で行われ、ダリュー、マレー、フレーベ、アルカンらも来日している/大ヒット/1956年)
    • 日本公開の翌1957年2月6日、パリで公開。同年2月13日、フランス全国33都市で公開。ほか、ドイツ、イギリス、イタリア、オランダ、ベルギー、スウェーデン、スイスでも公開された。製作費は当時の4億8千万円。
  • 早春Early Spring (監督:小津安二郎/1956年/※DVD発売)
  • 『朱と緑』 (1956年/ヒット/※ビデオ化)
  • 『力道山・男の魂』 (1956年)
  • 松竹まつりスタア総動員 スタジオ超特急』 (1956年)
  • 『松竹まつりスタア総動員 女優誕生』 (1956年)
  • 『壁あつき部屋』 (監督:小林正樹/公開は1956年、完成は1953年)
  • あなた買います』 (監督:小林正樹/1956年/※ビデオ化)
  • 『「雲の墓標」より・空ゆかば』 (1957年/※ビデオ化)
  • 雪国』 (原作:川端康成/監督:豊田四郎/ヒロインの駒子役/1957年/※DVD発売)
  • 風花』 (監督:木下恵介/1959年/ヒット/※DVD発売)
  • おとうと』 Tendre et Folle Adolescence (第14回カンヌ国際映画祭フランス映画高等技術委員会賞受賞作品/監督:市川崑/1960年/※DVD発売)
  • 敵は本能寺にあり』 (1960年)
  • 黒い十人の女』 (監督:市川崑/近年、リバイバル上映されヒット/1961年/※DVD発売)
  • 『スパイ・ゾルゲ/真珠湾前夜』[1] Qui êtes-vous, Monsieur Sorge? (日本&フランス合作映画/※共演はドイツの俳優マリオ・アドルフ/1961年)
  • 『からみ合い』 (英国アカデミー賞国連平和賞受賞作品/監督:小林正樹/1962年/※ビデオ化)
  • 『お吟さま』 (監督:田中絹代/1962年/※ビデオ化)
  • 怪談』 Kwaidan (film) (カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞作品第38回アカデミー賞外国語映画賞本選ノミネート作品/監督:小林正樹/原作:ラフカディオ・ハーン大ヒット/1964年/※DVD発売)
  • 『華麗なる闘い』 (1969年)
  • 約束』 (1972年/共演は萩原健一/※ビデオ化)
  • 男はつらいよ 私の寅さん』(監督:山田洋次/マドンナ役/1973年/ヒット/※DVD発売)
  • 化石』 (原作:井上靖/監督:小林正樹/1975年/※DVD発売)
  • 『雨のアムステルダム』 (※共演は『約束』に続いて萩原健一、フランスの俳優アラン・キュニー(Alain Cuny)/監督:蔵原惟繕/1975年/※ビデオ化)
  • 悪魔の手毬唄』 (監督:市川崑/大ヒット/1977年/※DVD発売)
  • 女王蜂』 (監督:市川崑/1978年/※DVD発売)
  • 闇の狩人』 (監督:五社英雄/1979年/※DVD発売)
  • 古都』 (原作:川端康成/監督:市川崑/共演:山口百恵大ヒット/1980年/※DVD発売)
  • 細雪』 (監督:市川崑/大ヒット/1983年/※DVD発売)
  • 『生きてはみたけれど 小津安二郎伝』 (1983年/※ビデオ化)
  • 『式部物語』 (監督:熊井啓/1990年/※DVD発売)
  • 天河伝説殺人事件』 (監督:市川崑/1991年/※DVD発売)
  • 『彼女が結婚しない理由(わけ)』 (監督:大林宣彦/1992年/※ビデオ化)
  • 『かあちゃん』 (監督:市川崑/2001年/※DVD発売)
  • たそがれ清兵衛The Twilight Samurai第76回アカデミー賞外国語映画賞本選ノミネート作品/監督:山田洋次/2002年/※DVD発売)
  • 俺は、君のためにこそ死ににいく』 (2007年/共演:窪塚洋介中越典子ほか/主題歌:B'z永遠の翼」/※DVD発売)
  • スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』(2009年12月公開予定/共演:森本慎太郎浅野忠信香川照之ほか)

[編集] 外国映画

[編集] テレビドラマ

[編集] その他のテレビ番組

[編集] CM

[編集] 受章・受賞歴

[編集] 著書

※自らが朗読したカセットブックも発売された。録音後、「さすがに、自分のことを読むのは恥ずかしかったわ」と語っている)
表紙のデザインは娘・デルフィーヌが担当した
  • 「30年の物語」(講談社)のち講談社文庫 自伝
  • 「私の人生ア・ラ・カルト」(講談社)
  • 「私のパリ 私のフランス」(講談社)
  • 「パリのおばあさんの物語」(千倉書房
絵本、スージー・モルゲンステルヌ、セルジュ・ブロックの訳書
  • 「風が見ていた」(新潮社)のち新潮文庫
エッセイではなく、本格的な小説に挑戦。2009年5月17日から7月5日まで「新日曜名作座」(NHKラジオ第1)で全8回にわたって放送。出演:西田敏行竹下景子
  • 「パリ・東京井戸端会議」秦早穂子共著 読売新聞社、1973年 のち新潮文庫

[編集] 関連書籍

  • 水野晴郎と銀幕の花々」(近代文芸社。水野による岸を含む女優達のインタビュー集)
  • 「麗しの銀幕スタア」(小学館秋山庄太郎著)
  • 「人は大切なことも忘れてしまうから 松竹大船撮影所物語」(マガジンハウス山田太一、斉藤正夫、田中康義、宮川昭司、吉田剛、渡辺浩/編著。岸を含む松竹ゆかりの人たちへのインタビュー集)
  • 「別冊太陽 監督 市川崑」(平凡社
  • 「小津安二郎新発見 松竹編」(講談社) ISBN 4-06-206681-5
  • 「日本映画スチール集 大映女優篇 昭和10・20年代」(ワイズ出版。石割平・円尾敏郎/著)
  • 「香港・日本映画交流史 アジア映画ネットワークのルーツを探る」(邱淑婷/著。東京大学出版会)
  • 「「銀幕の名花」 20世紀のビッグスタア3 平凡特別編集」(マガジンハウスISBN 4-8387-1210-3
  • 「父・鶴田浩二」(新潮社。カーロン愛弓著)

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ スパイ・ゾルゲ/真珠湾前夜
  2. ^ Du rififi à Tokyo
  3. ^ 太陽が目にしみる

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月17日 (土) 13:08 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【岸惠子】変更履歴

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