島本須美

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しまもと すみ
島本 須美
プロフィール
本名 越川 須美
こしかわ すみ
配偶者 越川大介(お笑いタレント
出生地 日本高知県
血液型 A型
生年月日 1954年12月8日
現年齢 54歳
所属 フリー
活動
活動時期 1979年 -
デビュー作 イブ(『ゼンダマン』)
声優テンプレート|カテゴリ

島本 須美しまもと すみ、本名:越川 須美(こしかわ すみ)、1954年12月8日 - )は高知県出身の女優声優ナレーター血液型A型桐朋学園芸術短期大学卒業。現在はフリー、かつては劇団青年座大沢事務所に所属していた。

声優としての代表作には『風の谷のナウシカ』(ナウシカ役)、『ルパン三世 カリオストロの城』(クラリス役)、『小公女セーラ』(セーラ役)、『めぞん一刻』(音無響子役)、『それいけ!アンパンマン』(しょくぱんまん役)等。

目次

[編集] 人物紹介

[編集] 特色

主に1980年代に活躍。気品さと勇猛さを合わせたような澄んだ声を売りとし、清純な少女などヒロイン役を多数担当。また『となりのトトロ』、『キテレツ大百科』、『名探偵コナン』、『らき☆すた』などで母親役、『それいけ!アンパンマン』で少年役を担当するなど、ヒロイン以外にも多くの系統を演じている。また、なぜか故人を演じることが多い。

かつては宮崎駿のアニメ作品の常連であり、『風の谷のナウシカ』等、宮崎の代表作に多数出演していた(後述)。

外画の吹き替えでは『スター・ウォーズ』旧三部作のテレビ放送におけるレイア姫などを代表作とし、複数の作品をこなしている。

複数の作品で主題歌や挿入歌を担当したが、本人は「歌は苦手」と語っている。また出身地である高知が舞台の『海がきこえる』、『お〜い!竜馬』では方言指導を務めた経験もある。

[編集] 来歴

高知商業高校卒業後桐朋学園芸術短期大学へ進学。短大卒業後、劇団青年座に入団。元々は『花神』等、女優としてテレビドラマに出演していた。

幼少期から活発で運動が得意な子どもだったが、高校時代に演劇部に入部。これが演技の道へ進むきっかけとなったと本人は語っている。

1979年に『ゼンダマン』の第3話「エデンの園だよ!ゼンダマン」(2月17日放送)にて、ゲストキャラクターのイブ役で声優デビューし、4月からはヒロインの星川ムツミ役を担当した『ザ☆ウルトラマン』がスタート(多くの文献・紹介などでは、このムツミ役がデビュー作とされている)。これを機に声優としての仕事が増えていくことになり、12月にはゲストヒロインを担当した『ルパン三世 カリオストロの城』が封切られた。

その後も『スプーンおばさん』のルウリィ役などで人気を獲得してゆき、1980年代半ばから後半にかけて全盛期を迎える。1984年には映画『風の谷のナウシカ』、1985年には世界名作劇場シリーズ『小公女セーラ』でそれぞれ主演。1986年からは『めぞん一刻』(音無響子役)、『オズの魔法使い』(ドロシー役)、『Oh!ファミリー』(フィー・アンダーソン役)でそれぞれヒロインもしくは主人公を担当した。

アニメ雑誌アニメージュ』主催のアニメグランプリでは、1984年の第7回と1987年の第10回、1988年の第11回において、女性声優部門の1位を獲得。また1985年1986年1989年にも2位に入るなど、1980年代半ばから後半にかけて高い人気を誇った。。

私生活では、1984年に 青年座の後輩で7歳下の、お笑いコンビ・ちびっこギャングの越川大介と結婚し[1]を1人もうけた[2]

1980年代後半以降は『キテレツ大百科』のキテレツのママ、『それいけ!アンパンマン』のしょくぱんまん等、ヒロイン以外の役柄での出演も多くなり、役の幅を広げていった。

1990年代に入ると母親役が中心となったが、OVAジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』ではヒロインの銀鈴を担当。人気から、銀鈴を主人公としたスピンオフ作品も複数作られている。

現在は年齢により声質が少し変化したこともあり、ヒロインを演じる機会は少なくなったが、散発的にゲスト出演をしていることがある。

[編集] 人物像

  • 儚げなキャラクターを多く担当しているが、本人はスポーツ好き・麻雀が得意など、男勝りで豪快な性格として知られている。『小公女セーラ』のアフレコ現場ではリハーサル等において、ネタとして悪役版セーラの演技を披露していたこともあるという。夫の事を聞かれ、『月刊OUT』の取材では惚気て見せたことがある。

[編集] エピソード

  • 『ザ☆ウルトラマン』出演時に拘束時間が長かったため、当初は声優業は最初で最後にする予定だったという。
  • 1980年代半ばには、東京書籍の中学校英語教科書、New Horizonの補助教材用オーディオテープで、音声解説を務めていたこともある(解説があるのは中学1年のみで、2年からは英語のみである)。
  • 日高のり子は声優に転身して間もない頃、オーディションの最終選考で2人にまで残りながら、結果的に島本に敗れた事も多いという(『小公女セーラ』など)。この経験から日高は、「島本須美さんには敵わないと思った」、「オーディション会場で島本さんを見ると、もうダメだと思っていた」、「須美さんはいつも私の少し前を行っていた」等の発言を残している[3]
  • 『海がきこえる』では、得意の土佐弁を生かして「方言指導」を行った。『名探偵コナン』においては、島本演じる工藤有希子が出身を高知と偽り、高知出身の頑固な庭師と打ち解けるシーンがある。
  • かつて熱心なファンが自宅にたずねて来たことがある。区役所で理由を話したら苦笑しながら対応してくれたとのことで、住所に関して「島本と本人だけの秘密」として公表しないことの条件をその訪問者に約束させたという。←熱心なファンが何処の区役所で 何の理由を話したら 住所に対して対応をしてくれたか、全く持て意味不明。
  • 『めぞん一刻』の収録期間末期に妊娠・出産、この為に後半は「抜き録り」で対応した。本人は「妊娠中に高い声が出なくなった時期があった」と述懐している[2][4]
  • ネット上で「酒豪」と記されていることがあるため、ファンからお酒を贈られることがあるが、実際は酒豪ではないので贈られた酒は料理に使用しているとゲスト出演したラジオ番組(STVラジオ島本和彦のマンガチックにいこう!』)で語っている。

[編集] 宮崎駿との繋がり

赤毛のアン』では主役のアン役のオーディションの最終選考まで残ったものの、結果的には山田栄子に敗れた。しかし当時、レイアウトと場面設定の担当としてこのオーディションを見ていた宮崎駿が島本の声に強い印象を感じ、その後宮崎から指名されて『ルパン三世 カリオストロの城』のオーディションに参加、でクラリス役に抜擢したという逸話がある[5][6]

この『カリオストロの城』を皮切りに、島本は宮崎の作品に多数出演。新『ルパン三世』の最終話では小山田マキを演じ、『風の谷のナウシカ』では自ら志願してオーディションに参加して主人公のナウシカ役を獲得[7]。その後、『天空の城ラピュタ』は落ちたものの、サツキ役を受けた『となりのトトロ』では母親を演じ[8]、『もののけ姫』では若干毛色の違った役(トキ)を演じることになった。

しかし『もののけ姫』では苦戦して、宮崎から20回のリテイクを出され、島本自身も納得がいかずに自ら1回のリテイクを申し出た[9][10]。その後、宮崎作品が専業声優の起用を避ける方針を採っていることもあり、『もののけ姫』を最後に宮崎アニメには出演していない。

[編集] 出演作品

太字は主演作、斜字はヒロイン担当作品

[編集] テレビアニメ

[編集] OVA

[編集] 劇場版アニメ

[編集] ゲーム

[編集] 吹き替え(TV)

[編集] 吹き替え(映画)

[編集] 人形劇

[編集] 実写

[編集] ラジオ

[編集] CDドラマ・CD楽曲

[編集] CM

[編集] その他

[編集] 出典

  1. ^ 「愛があれば年の差なんて 越川大介・島本須美」『アニメージュ』1984年11月号、徳間書店、p.160。
  2. ^ 「人気Voice Actor 島本須美」『人気ヴォイスアクター』勁文社、1990年、p.143。
  3. ^ ウェブラジオ(三ツ矢3+日高3)2=?!』第2回。
  4. ^ CD『めぞん一刻サウンドシアター』48巻、キティレコード、1991年。
  5. ^ 「ルパン三世製作メモ5 声優決定プロセス」『アニメージュ』1980年1月号、徳間書店、p.33.
  6. ^ 西田宣善「宮崎さん、難しい宿題ばかり出さないでやさしいものを作ってほしい 島本須美インタビュー」『キネ旬ムック フィルムメーカーズ 宮崎駿』キネマ旬報社、1999年、p.190。
  7. ^ 『フィルムメーカーズ 宮崎駿』p.191。
  8. ^ 『フィルムメーカーズ 宮崎駿』p.192。
  9. ^ 『フィルムメーカーズ 宮崎駿』pp.192-193。
  10. ^ 浦谷年良「おトキのゾンザイさn苦闘、島本須美さん」『「もののけ姫」はこうして生まれた』徳間書店、1998年、pp.358-361。

最終更新 2009年10月31日 (土) 17:39 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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