市川亀治郎 (2代目)
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| にだいめ いちかわ かめじろう 二代目 市川亀治郎 |
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| 屋号 | 澤瀉屋 |
|---|---|
| 定紋 | 八重澤瀉 ![]() |
| 生年月日 | 1975年11月26日(34歳) |
| 本名 | 喜熨斗孝彦 |
| 襲名歴 | 1. 二代目市川亀治郎 |
| 出身地 | 東京都 |
| 父 | 四代目市川段四郎 |
| 当たり役 | |
| 歌舞伎 『二人三番叟』の千歳 『かさね』のかさね 新作歌舞伎 『NINAGAWA十二夜』の麻阿 テレビ 『風林火山』の武田晴信 |
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二代目 市川亀治郎(にだいめ いちかわ かめじろう、1975年(昭和50年)11月26日 - )は、東京都出身の俳優、歌舞伎役者。 本名は喜熨斗孝彦(きのし たかひこ)。屋号は澤瀉屋、定紋は八重澤瀉(やえおもだか)。歌舞伎名跡「市川亀治郎」の当代。
歌舞伎女形では若手トップの一人として将来を嘱望される一方で、テレビではNHK大河ドラマ『風林火山』で男臭い武田晴信役を演じるなど、その芸域は広い。
2002年(平成14年)には自らが主催する自主公演会「亀治郎の会」を立ち上げ、以後は常に新しい分野に意欲的に挑戦している。
目次 |
[編集] 人物・来歴
喜熨斗孝彦は歌舞伎役者四代目市川段四郎の長男として東京にうまれた。伯父に三代目市川猿之助、その長男で俳優の香川照之は従兄にあたる。
1980年(昭和55年)、歌舞伎座で『義経千本櫻』の安徳帝により初お目見得。1983年(昭和58年)には『御目見得太功記』(おめみえ たいこうき)の禿たより(かむろ たより)で、二代目市川亀治郎を名乗って初舞台を踏んだ。
その後は1990年(平成2年)の「三代目市川猿之助歌舞伎座公演二十周年記念」で 『連獅子』(れんじし)で子獅子の精(こじしの せい)を舞ったり、1996年(平成8年)の「国立劇場開場三十周年記念公演」では通し狂言『四天王楓江戸粧』(してんのう もみじの えどぐま)で花園姫(はなぞの ひめ)を務めるなど、歌舞伎役者として着実に成長していった。
また学問の澤瀉屋の名に恥じることなく、1998年(平成10年)に慶應義塾大学文学部国文学専攻を卒業(同専攻の同期に梓真悠子がいる)。こののち同年中に『義経千本櫻』のお里で名題に昇進した。
その後は、2002年から2006年(平成18年)にかけては「亀治郎の会」を開催。ベテランの指導を仰ぎながら『攝州合邦辻』・『春興鏡獅子』など大役の主演と演出に取り組む。また2003年(平成15年)には「天台宗千二百年記念比叡山薪歌舞伎」『比叡山の曙・若き日の最澄』の最澄を主演。2007年(平成19年)には蜷川幸雄が歌舞伎に挑んだ『NINAGAWA十二夜』で麻阿をつとめるなど、さまざまな分野で活躍している。2006年(平成18年)と2007年には海外公演としてロンドン、アムステルダム、パリの舞台にも立っている。
2007年には大河ドラマ『風林火山』で武田晴信をつとめ、これがテレビドラマ初出演となった。翌2008年(平成20年)にはこのドラマを舞台化した『風林火山 晴信燃ゆ』では晴信・勘助二役をつとめたほか、演出面でも構想の段階から深く関わった。
2009年(平成21年)、芸術選奨新人賞を『祇園祭礼信仰記・金閣寺』の雪姫及び『色彩間苅豆・かさね』のかさねで受賞[1]。特にかさねはこれまでもこんぴら歌舞伎やロンドン公演などで繰り返し演じてきており、「端正な芸格で一途な女心の切なさ、裏切りへの怨念を清元に乗せて見事に踊り切り」(前記芸術選奨選評)と高く評価されている。
[編集] 受賞
- 1984年、『源平盛衰記・牡丹景清』(げんぺい せいすいき・ぼたん かげきよ)で松竹社長賞受賞。
- 1985年、『菊宴月白浪』(きくのえん つきの しらなみ)『二人三番叟』(ににん さんばそう)にて十三夜会奨励賞受賞。
- 1985年、『加賀見山再岩藤』(かがみやま ごにちの いわふじ)『二人三番叟』にて松竹会長賞受賞。
- 1990年、『連獅子』の仔獅子の精で松竹会長賞受賞。
- 2002年、第23回松尾芸能新人賞受賞。
- 2004年、『加賀見山旧錦絵』(かがみやま ごにちの にしきえ)のお初で国立劇場優秀賞受賞。
- 2006年、第6回朝日舞台芸術賞・寺山修司賞受賞。
- 2009年、平成20年度 芸術選奨文部科学大臣新人賞 演劇部門
[編集] 主な出演
[編集] 出演舞台
- パルコ歌舞伎『決闘! 高田馬場』で小野寺右京・堀部ほり・村上庄左衛門 三役(2006年、PARCO劇場)
- 四国こんぴら歌舞伎大芝居『かさね』でかさね(2006年4月、旧金毘羅大芝居)
- 五月大歌舞伎『櫓のお七』でお七(2006年5月、新橋演舞場)
- 歌舞伎欧州公演『藤娘』で藤の精、『かさね』でかさね(2006年6月、ロンドン・サドラーズ・ウェルズ劇場、アムステルダム・スタッツスハウブルフ劇場)
- 歌舞伎パリ公演『勧進帳』で義経、『紅葉狩』で山神(2007年3月、オペラ座)
- 博多座大歌舞伎『NINAGAWA十二夜』で麻阿(2007年6月、博多座)
- 七月大歌舞伎『NINAGAWA十二夜』で麻阿(2007年7月、歌舞伎座)
- 松竹大歌舞伎全国巡業公演『奥州安達原』『義経千本櫻・吉野山』など(2007年)
- 日生劇場『風林火山 晴信燃ゆ』で武田晴信・山本勘助 二役(2008年4月、日生劇場)
- 秀山祭九月大歌舞伎『竜馬がゆく』おりょう(2008年9月、歌舞伎座)
- ロンドン公演『NINAGAWA十二夜』麻阿(2009年3月、ロンドン バービカンシアター)
- Team申 第三回公演『狭き門より入れ』葉刈(2009年8月-9月、PARCO劇場)
[編集] 亀治郎の会
- 京都春秋座 2002年–2004年
- 東京国立劇場・小劇場 2005年–2006年
- 『瓜生山歌舞伎』 (2006年、京都春秋座、亀治郎の会に代わって開催)
- 第六回 『平家女護島 俊寛』俊寛僧都、『京鹿子娘道成寺』白拍子花子(2008年8月、国立劇場・大劇場)
- 第七回 『お夏狂乱』お夏、『身替座禅』右京、『忍夜恋曲者 将門』滝夜叉(2009年8月、国立劇場・小劇場)
[編集] 映画
[編集] テレビ
- ドラマ
- 大河ドラマ「風林火山」(2007年、NHK総合) - 武田信玄役
- パズル(2008年5月2日、テレビ朝日系列) - 第3話ゲスト、橋本健治役
- 七瀬ふたたび(2008年、NHK総合) - 高村刑事役
- 新春ワイド時代劇「寧々~おんな太閤記」(2009年1月2日、テレビ東京) - 豊臣秀吉役
- 必殺仕事人2009(2009年2月6日、テレビ朝日系列) - 第4話ゲスト、安川新吾役
- スペシャルドラマ・白洲次郎(2009年3月・9月、NHK)- 青山二郎 役
- ハンチョウ〜神南署安積班〜(2009年6月29日、TBS) - 第12話ゲスト、アンディ・マツオ役
- バラエティー
- 東京フレンドパークII(1997年、TBS)
- 『梨園アイドル大会』で七代目市川新之助(当時)、五代目尾上菊之助、二代目尾上辰之助(当時)の「平成の三之助」と共に出演。
- 平成教育委員会・2008年今年も考えチュースペシャル(2008年1月3日、フジテレビ系列)
- 初めての出演で最優秀生徒に。
- 開運!なんでも鑑定団(2008年1月15日、テレビ東京)
- ネプリーグ(2008年4月21日、2009年6月22日・11月2日、フジテレビ)
- 2009年6月22日放送分にて、「ファイブツアーズバギー」を1人で9問正解(史上4人目の最高タイ記録)。
- 新春かくし芸大会(2009年1月1日、フジテレビ)
- タモリ倶楽部(2009年6月27日、テレビ朝日)「浮世絵に描かれたイケメン達、大江戸スター名鑑」に出演。2,000点を超える浮世絵をコレクションしていることを告白するとともに、その知識を生かして解説もした。
[編集] ラジオ
[編集] 逸話
趣味は、浮世絵収集で所有する浮世絵の枚数は2000枚を所有する[2]。
若手歌舞伎俳優の中では屈指の理論家、勉強家と評される。自宅に書店が開けるくらい蔵書が置いてあると噂されている[3]。また精神世界や終末論などにも造詣が深く、自宅に瞑想室を持っているらしい[4]。哲学者である梅原猛を学生時代から崇拝しており、2006年には『「神と仏」対論集』の第3巻、『神仏のまねき』という本が角川書店より発売されている。
2007年3月10日の『土曜スタジオパーク』にゲストで出演した際に、「もしも『風林火山』で武田晴信に加えてもう一つ別の役ができるとしたら?」と言う質問には 「由布姫です!」と即答した(由布姫役の柴本幸は、大学で同じ学部の後輩にあたる)。
ニッポン放送の『福山雅治のオールナイトニッポン』を第2部の頃から聴いている。また、2008年2月の『俺たちのオールナイトニッポン40時間スペシャル内の『福山雅治の魂のラジオ』では福山本人へのメッセージも放送された。
従兄弟である香川照之と仲が良い。共演は実現していないものの、亀治郎の会のプログラムに香川がレビューを寄稿したり、亀治郎がドラマの記者会見などで香川をダシにしたコメントをしたりするなど親密な関係にある(『ザ・マジックアワー』に2人とも出演しているが、同じ画面には出ていない。)。『ネプリーグ』出演時、原田泰造に「千鳥の大悟に似ている」と指摘されたが、その後、実際に遠い親戚であることを自身のブログで明かしている[5]。
近年は、「インテリ俳優」の1人として、『Qさま!!』や『平成教育委員会』のような教養系クイズ番組への出演が多い。『ネプリーグ』の2009年6月22日の放送分にてネプチューンチームのゲストに出演し、「ファイブツアーズバギー」で史上4人目の9問連続正解の最高タイ記録を出す。10問目(最終問題)の「自由ホンポウ」の正解は「奔放」で「奔」の字の真ん中の「十」が抜けていて、惜しくも番組史上初の10問パーフェクトはならなかった。
[編集] 脚注
- ^ 平成20年度芸術選奨 受賞者及び贈賞理由
- ^ 2009年6月27日放送回『タモリ倶楽部』より
- ^ [[1]]. asahi.com. (2007年2月1日)
- ^ 『三谷幸喜のありふれた生活』
- ^ [[2]]. 市川亀次郎オフィシャルブログ『亀の言葉』. (2009年2月23日)
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年11月12日 (木) 22:19 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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