平成中村座

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平成中村座は、2000年に東京・浅草で初演された歌舞伎公演である。

歌舞伎役者の十八代目中村勘三郎(初演時は五代目中村勘九郎)と演出家の串田和美らが中心となって、 浅草・隅田公園内に江戸時代の芝居小屋を模した仮設劇場を設営して「平成中村座」と名付け、2000年11月に歌舞伎『隅田川続俤 法界坊』を上演したのが始まりである。 翌年(2001年)以降も、会場はその時によって異なるものの、ほぼ1年に一度のペースで「平成中村座」を冠した公演が行われている。

[編集] 特色

初演から2004年のニューヨーク公演までは仮設の芝居小屋での上演を特色としていたが、 2006年の名古屋平成中村座公演以降は、既存の施設を利用しての公演も行われている。

平成中村座公演の特色の一つは、江戸時代の芝居小屋である中村座の雰囲気を模した劇場空間である。 その特徴として、江戸時代に中村座で使用されていた「(左から)白・柿色・黒」の定式幕が使われる(歌舞伎座国立劇場などの歌舞伎公演で通常使用される定式幕の色は「黒・柿色・萌葱色」である)ことや、 劇場の内外に中村屋の紋である「角切銀杏」が描かれることなどが挙げられる。

また、2001年、2002年の公演では、本公演とは別に若手役者中心の配役で「試演会」も行われた。

[編集] 上演記録

上演年月 演目 会場 備考
2000年11月 隅田川続俤 法界坊』 浅草・隅田公園
2001年11月 義経千本桜
(知盛編、権太編、忠信編)
浅草・隅田公園
2002年11月 『隅田川続俤 法界坊』
『夏祭浪花鑑』
大阪・扇町公園
2003年10月 『加賀見山再岩藤』
弁天娘女男白浪
『本朝廿四孝』
人情噺文七元結
浅草・浅草寺境内 「江戸開府400年記念・大浅草まつり」の一環として上演
2004年7月 『夏祭浪花鑑』 アメリカ・ニューヨークリンカーンセンター 「リンカーンセンターフェスティバル」の一環として上演
2006年9月 『本朝廿四孝』
『口上』
『身替座禅』
『義経千本桜』
名古屋・同朋高等学校体育館 「十八代目中村勘三郎襲名披露興行」巡業公演の一環として上演
2007年7月 『連獅子』
『隅田川続俤 法界坊』
アメリカ・ニューヨーク(リンカーンセンター) 「リンカーンセンターフェスティバル」の一環として上演
2008年5月~7月 『夏祭浪花鑑』 ドイツ・ベルリン(世界文化の家)
ルーマニア・シビウ(シビウ鉄鋼所跡地倉庫内)
松本・まつもと市民芸術館
シビウ公演は「シビウ国際演劇祭」の一環として上演
松本公演は「平成中村座 信州・まつもと大歌舞伎」として上演
2008年10月 仮名手本忠臣蔵 浅草・浅草寺本堂裏広場 「浅草寺本堂落慶50周年記念・浅草大観光祭」の一環として上演
2008年11月 『隅田川続俤 法界坊』 浅草・浅草寺本堂裏広場 「浅草寺本堂落慶50周年記念・浅草大観光祭」の一環として上演


[編集] 外部リンク

最終更新 2008年9月6日 (土) 03:31 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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