年下の男

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年下の男』(とししたのおとこ)は2003年1月9日から3月20日までTBSカネボウ木曜劇場」(毎週木曜、午後10時~10時54分)で放送されたテレビドラマ。全11回。

主演は稲森いずみ。共演は賀集利樹高橋克典風吹ジュン麻生祐未ら。脚本は内舘牧子

キャッチコピーは、「底なしの幸福に堕ちたいんです。

目次

[編集] 概要

この作品のヒットを受け、翌年の2004年7月~9月期に同じ「稲森いずみ&高橋克典&TBS」かつ「高橋克典がバツイチ男役」でドラマ『バツ彼』(脚本:小松江里子)も制作された。

ソフト化はVHSのみで、DVDは出ていない(2009年現在)。だが、関西地区(TBS系列の毎日放送)で2009年6月25日から3度目の再放送が敢行されている。しかし、相応しくない場面があったため一部分がカットされた。また、福岡県TVQ九州放送テレビ東京系列、系列外のため再放送扱いでない)でも放送している。

SMAP中居正広がこのドラマの大ファンであることを公言している(高橋克典がTBS「うたばん」に出演した際)。

[編集] あらすじ

平凡な毎日を送る30歳のOLの山口千華子(稲森)は、温かい家族に恵まれてはいるものの、仕事にやりがいを感じておらず、恋人もいず、結婚の予定もない自分の生活に淋しさと虚しさを感じている。そんなある日、彼女は行きつけのスポ-ツジムで大人の雰囲気を醸し出す伊崎駿に出逢い、惹かれる。しかし、思い切ってアタックしたところ、「女は必要ない」と振られてしまいショックを受ける。

そんな千華子に、彼女の弟・卓の大学の友人である謙吾が近づいてくる。初めは千華子に格別好意を持っているわけではなく、年上の女をおとしてみたいという遊び半分の賭けでしかなかった謙吾だが、次第に本気で彼女に惹かれていく。また千華子も優しく情熱的な謙吾を愛するようになる。しかしつき合いが深まるにしたがい、8歳の年の差は互いに遠慮と物足りなさを生む。

一方、千華子を振った伊崎駿は、いきつけの弁当屋で出逢った女性をひょんなことから食事に誘う。その女性は、千華子の母・花枝だった。そして、花枝と駿は許されない関係に堕ちる。

母が自分を振った相手との不倫に苦しんでいるとは知らず、また恋人が自分の娘の恋した相手とは知らず、母と娘は同じ1人の男をめぐってそれぞれに苦悩する…

[編集] 登場人物紹介

注意 : 以降に、作品の途中までの部分が記述されています。

30歳、平凡なOL。仕事にやりがいを感じておらず、恋人もいず、人生に対して漠然と不安や淋しさを抱いている。数年前から、会社から直接家に帰るのが惨めな為スポ-ツジムに通っている。しかし、それは伊崎駿に会う為でもあった。思いきって自分の気持ちを伊崎に告白するがふられる。その寂しさを埋めるように弟・卓の友達の辻謙吾とふとしたキッカケで付き合い始める。伊崎と母・花枝の関係は知らない。
  • 伊崎駿(いさき しゅん)(助演:高橋克典
43歳、電柱広告の仕事をしていて、暇を見つけて千華子が通うスポ-ツジムに行っている。離婚歴が1度あり現在は独身。颯爽とした大人の男。千華子から告白されるがきっぱり断る。弁当屋で働いている花枝とは客と店員として顔見知りだったが、惹かれてデートに誘い、関係を結び、付き合い始める。しかし、花枝が千華子の母親とは知らない。
50歳、千華子と卓の母親。結婚して30年が経つが、娘と息子を大切にして夫・勇一郎との絆もかたい。パートで弁当屋の店員をしている。明るく家庭的で趣味はパートの同僚と行く食べ放題。そんな彼女の前に伊崎が現れる。家族の方が大切だと分かっていながら、伊崎と恋に落ちてしまう。彼の強引な求愛に惹かれて後ろめたさを感じながら付き合い始めるが、娘・千華子の好きな人が伊崎であることを知らない。
35歳、千華子の勤めている職場の先輩。結婚歴なしの独身。昇格のため資格をとるのに熱心で性格はキツく、普通のOLや男性社員を見下した態度を取っているので、千華子以外の職場の人間からは煙たがられている。千華子は職場で唯一ランチを共にでき、話が出来る相手なのだが、内心は千華子に対抗心を持っている。後に千華子から伊崎のことについて相談を受けるが、自分も密かに伊崎に興味を持ち、さまざまな画策を練る。
22歳、卓の親友。卓の元彼女の北村亜沙美を含めた3人で同じ大学に通っている。プレイボーイ気質で女あしらいが上手い。母親を3歳の時に亡くしている。最初は単なるゲーム、野心から8歳も年上の千華子を誘惑するつもりだったが、次第に本気で惹かれていく。亜沙美が自分に思いを寄せていることは知っているが、千華子と付き合っていることは黙っている。
  • 北村亜沙美(きたむら あさみ)(演:星野真里
19歳、卓の彼女。仕事一途でかまってくれない卓に寂しさを感じ、別れを切り出し、卓の親友で優しくしてくれる謙吾に好意を寄せている。謙吾と千華子が付き合っているとは思いもよらず、久しぶりに会った千華子に謙吾への思いを相談してしまう。若さからくる自信としたたかさを持っている。
  • 山口勇一郎(やまぐち ゆういちろう)(演:平田満
51歳、千華子と卓の父親で花枝の夫。温厚で平凡なサラリーマンながらも家族の為に一生懸命働いてきた。温かい家庭に満足している。不自然な花枝の態度にいち早く気づき疑念を抱くものの、子供達にも花枝にも告げず、ひとつ胸にたたんで妻を見ている。
22歳、千華子の弟で謙吾の親友。亜沙美と付き合っていたが別れる。弁護士になるつもりで大学に通っていたが密かに中退し、自立のため植木職人の見習いとなっている。このことを家族に言えない。姉・千華子と親友・謙吾の関係、母・花枝と伊崎の関係は知らない。
  • 岡崎次郎(おかさき じろう)(演:高橋昌也
76歳、伊崎の育ての親。伊崎と同居している。余命間もないと診断されるが本人には伏せられている。伊崎のことを実の息子のように心配している。ひょんなことから知り合った千華子を伊崎の恋人だと勘違いしてしまう。

[編集] スタッフ

[編集] 制作スタッフ

  • プロデュ-ス:矢口久雄(テレパック)、橋本孝(TBS)
  • プロデュ-ス補:浅野敦也(テレパック)、平野真也
  • 制作担当:若山直樹
  • 制作主任:小野山哲史
  • 制作進行:馬場三輝、高橋康進、金秀紀
  • 記録:西川三枝子、目黒亜希子、森本順子
  • 仕上進行:室井佳代
  • 番組宣伝:青山仁美(TBS)
  • スチ-ル:井上修二、三浦隆穂
  • インタ-ネット:大前由喜、河合千晶
  • スタジオデスク:新堀智之

[編集] 技術スタッフ

[編集] 美術スタッフ

  • 美術製作:高田圭三
  • 美術デザイン:竹島哲昌
  • 装置:岡野浩典(東宝舞台)、藤原孝三、南智章
  • 装飾:山田孝太郎(東京美工
  • 持道具:岩佐麗(京阪商会)
  • 衣装:山岸幸彦、脇田華奈
  • 化粧:柴田ヤス子、渡辺佳子
  • メイク:上田深里、滝波麻子(ストロベリー・キッズ)
  • 植木:兵頭二郎(アサヒ植木装飾)
  • 建具:宇野景治郎(マエヤマ)
  • 電飾:三沢靖明(コマデン)
  • 生花:遠山徹(花舞台)
  • 美術デスク:宮崎保城

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[編集] 各回タイトル・視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第一回 2003年1月09日 娘の秘密、母の秘密 11.8%
第二回 2003年1月16日 回りだす崩壊の歯車 10.7%
第三回 2003年1月23日 母の秘密の修善寺デ-ト 12.2%
第四回 2003年1月30日 修羅場!夫と愛人が激突 11.8%
第五回 2003年2月06日 涙…母が別れを決めた夜長 12.4%
第六回 2003年2月13日 急展開!父の逆襲始まる 12.6%
第七回 2003年2月20日 サカリのついたメス豚 13.7%
第八回 2003年2月27日 嵯峨野で地獄を見た母娘 13.5%
第九回 2003年3月06日 殺す…殺す…殺す…殺す… 14.1%
第十回 2003年3月13日 ひとつの命が消える夜… 14.2%
最終回 2003年3月20日 想像もできない結末… 13.3%

平均視聴率12.8%

[編集] 外部リンク

[編集] 番組の変遷

TBS 木曜22時枠の連続ドラマ(本作までカネボウ木曜劇場
前番組 番組名 次番組
年下の男

最終更新 2009年8月22日 (土) 18:38 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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