幹部候補生 (日本軍)
幹部候補生 (日本軍)の最新ニュースをまとめて検索!
幹部候補生(かんぶこうほせい)は日本陸軍で兵の中から中学校以上の教育を受けた者を選抜し、将校または下士官になるべく教育する者を言う。1927年の兵役法施行で従来の一年現役制を幹部候補生に改めた。甲種と乙種に分かれていた。
幹部とは、自衛隊と異なり、隊附の下士官以上の総称である。
目次 |
[編集] 甲種幹部候補生
甲種幹部候補生(甲幹)は予備士官学校等で教育を受けた後、一定期間見習士官を経て、少尉に任官した。
[編集] 乙種幹部候補生
乙種幹部候補生(乙幹)は隊内で教育を受け、軍曹または伍長に任官した。平時は兵役期間を終えると除隊し、予備役に編入された。
[編集] 資格
- 年齢が満17歳以上、28歳未満(志願の年の12月1日における年齢)の者で、予備役および後備役士官になることを希望し、陸軍大臣の定めた身体検査に合格した者
- 配属将校の在職する学校(ただし研究科、選科等の別科をふくまない)を卒業し、もしくは配属将校の在職する高等学校高等科、または大学令による大学予科の第1学年の課程を修了した者で、ともに配属将校が行なう教練を修了し、かつその検定に合格した者
- 各部幹部候補生
- 経理部 - 法律、経済または商業にかんする学科を教授する専門学校または陸軍大臣においてこれと同等以上と認める学校を卒業した者
- 衛生部 - 医師免許証を有し、もしくはこれを受ける資格のある者、または薬剤師免許証を有しもしくはこれを受ける資格のある者
- 獣医部 - 獣医師免許証を有しまたはこれを受ける資格のあるもの
- 被服、装具、食料の諸費として1ヶ月金20円(在営10ヶ月の者は200円、1箇年の者は240円)を自弁し得る者
- 禁錮以上の刑に処せられた者または破産の宣告を受け復権を得ない者は前項の規定にかかわらず幹部候補生になることができない
[編集] 幹部候補生を採用する兵科および各部
各兵科、経理部、衛生部、獣医部
[編集] 入営後の修業期間
- 10ヶ月のもの
- 大学令による大学の学部もしくは予科または高等学校高等科を卒業した者
- 専門学校、高等師範学校、または陸軍大臣においてこれと同等以上と認める学校を卒業した者
- 中学校卒業を入学の資格程度とする修業2年以上の学校を卒業した者
- 1年のもの - 上の第1項以外の配属将校を付した学校を卒業した者
[編集] 入営期日
- 10ヶ月在営の者は2月1日
- 1箇年在営の者は12月1日
[編集] 志願手続
8月5日までに志願票を市町村長に差し出す
[編集] 任官
所定の在営期間を終わり終末試験に及第したのちさらに4ヶ月間勤務演習に服し、将校銓衡会議に通過した者は、各科予備役少尉あるいは同相当官に任ぜられ、終末試験に及第しない者は伍長およびその相当官に任ぜられる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 Text is available under GNU Free Documentation License.
最終更新 2009年12月5日 (土) 13:48 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【幹部候補生 (日本軍)】変更履歴

