広島電鉄5000形電車
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| 広島電鉄5000形電車 | |
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5009 2005年8月 原爆ドーム前
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| 編成 | 5車体3台車連接固定編成 |
| 営業最高速度 | 60km/h |
| 編成定員 | 153(着席52)人 |
| 全長 | 30,520mm |
| 全幅 | 2,496mm |
| 全高 | 3,645mm |
| 車体長 | 5,840(A・B車)mm 6,600(C・D車)mm 4,040(E車)mm |
| 編成質量 | 31.7t(改修前) 32.5t(改修後) |
| 軌間 | 1,435mm |
| 編成出力 | 100kW×4 |
| 駆動装置 | 直角中空軸積層ゴム駆動方式[1] |
| 製造メーカー | シーメンス アルナ工機(アルナ車両) |
| 備考 | 全金属(アルミ)製 |
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この表について
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広島電鉄5000形電車(ひろしまでんてつ5000かたでんしゃ)とは、広島電鉄の路面電車である。アルミニウム製の車体を持つ、5車体6軸の関節式連節車で、100%低床車。1999~2002年にドイツのシーメンス社(シーメンス交通システム社)で5001~5012の12編成が製造された。GREEN MOVER(グリーンムーバー)の愛称がある。
目次 |
[編集] 概要
日本では熊本市交通局9700形電車に次ぐ、2例目の100%低床電車で、シーメンス・コンビーノシリーズの一つである。日本での受け入れ整備はアルナ工機(2002年4月1日にアルナ車両に移管し、現在は清算済)で実施されたため、書類上はシーメンスとアルナ工機(アルナ車両)の共同製造になっている。
宮島側から順番にA、C、E、D、Bの各車で構成される。A、B車に動力台車、E車に附随台車があり、C、D車には車輪がない「浮き車体」になっている。各車間は関節で結ばれている。なお、編成の長さが、軌道法で定められた30m以内に収まらないため国土交通省の特認を受けている。
車体の外観はオリジナルのコンビーノをベースに日本でデザインした前面を組み合わせた。塗装デザインは榮久庵憲司が担当した。客用窓は固定式、客用扉はプラグ式で、左側面はA、C、D車に、右側面はC、D、B車に設けられている。 なお前面、ライト下のスカートは取り外し可能で、中に非常時に他の車両と連結するための連結棒がある。
車内はステップが無いため広く感じられる。また窓が大きいため眺望がよく、昼間は大変明るい。吊り広告を含め広告枠が一切無く、これは当時としては異例であった。座席はA車とB車とE車はタイヤハウス上にクロスシートが設置され、C車とD車についてはバケットタイプのロングシートが設置されている。初期車の座席が従来車に比べて固く評判が良くなかったことから、5005以降は座席が比較的柔らかいものになり、それ以前の車両についても順次交換された。
冷房装置はA・B車に運転室用(能力3,700kcal/h)と、C・D車に客室用(同 26550kcal/h)を搭載しているが、能力不足が指摘されている。
パンタグラフはシングルアーム式をC・D車に搭載している。 制御装置はIGBTパルス変調インバータ方式を採用。屋上に搭載したトラクション・コンテナに内蔵されている。 制動装置は、回生ブレーキ優先発電ブレーキを常用するほか、非常用として電磁吸着式のトラックブレーキを備えているのが特徴である。
[編集] 車歴
市内線・宮島線直通用として、乗降の利便性を図るため当車が投入された。
第1編成は製造時期と補助金の申請期限の関係、さらに話題作りのために、ドイツ・ハーン空港から、ヴォルガ・ドニエプル航空の大型輸送機An-124に載せられ、1999年3月13日に広島空港へ空輸された。
その後、車両は広島空港から広島市中区江波にある江波車庫に搬入され組み立てられた。
同年4月から、試運転を開始。この時は車体全体をダークグレーのフィルムで覆っていた。 そして6月9日、広電宮島駅発の記念列車から運行を開始した。
以降、2002年までに12編成が投入され、市内線系統でも使用されるようになった。 なお、第2編成以降はドイツから船で送られている。
しかし、日本の風土と合わない部分があること、車両価格や部品調達コストが高額なこと、部品調達に時間がかかり過ぎることなどが問題となった。そのため、2002年で増備は打ち切られ、国内メーカーとの共同開発による5100形へ移行した。
なお、2004年3月12日にメーカー側がコンビーノシリーズのリコールを発表した。内容は、屋上の連結装置取付部の強度不足が原因で、周辺の構体に細かい亀裂が入るというものである。放置すれば衝突事故などで屋根部が落下する危険があるとされる。5000形も全車が対象で、2007年以降、オーストリアのシーメンス関連工場に送り込まれている。
[編集] 各車状況
- 5001:1999年3月竣工:荒手車庫所属
- 5002:1999年12月竣工:荒手車庫所属
- 標準色
- 車体改修工事施工済。
- 5003:1999年12月竣工:荒手車庫所属
- 標準色
- 車体改修工事施工済。
- 5004:1999年12月竣工:荒手車庫所属
- 標準色
- 車体改修工事施工済。
- 5005:2001年3月竣工:荒手車庫所属
- 標準色
- シーメンスの工場において車体の改修工事中。
- 5006:2001年3月竣工:荒手車庫所属
- 標準色
- 5007:2001年3月竣工:荒手車庫所属
- 標準色
- 2007年度は「カープ電車」だった
- 5008:2001年9月竣工:荒手車庫所属
- 標準色
- 5009:2002年3月竣工:荒手車庫所属
- 標準色
- 2008年度は「カープ電車」だった
- 5010:2002年9月竣工:荒手車庫所属
- 標準色
- 5011:2002年11月竣工:荒手車庫所属
- 標準色
- 2008年度は「サンフレッチェ電車」だった
- 5012:2002年11月竣工:千田車庫所属
- 標準色
- シーメンスの工場において車体の改修工事中。
[編集] 参考文献
- 『ローカル私鉄車両20年 路面電車・中私鉄編』(JTBパブリッシング・寺田裕一) ISBN 4533047181
- 『広電が走る街今昔』(JTBパブリッシング・長船友則) ISBN 4533059864
etc
[編集] 注釈
- ^ 直角カルダン駆動方式とする文献があるが、これは誤り。尚、5100形はWN継手式直角カルダン駆動方式である。
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最終更新 2009年8月13日 (木) 15:11 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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