引き伸ばし
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引き伸ばし(ひきのばし、enlarging)は、写真の暗室作業のひとつで、ネガフィルムの画像を印画紙に拡大して焼き付ける工程のことである。印画紙上にネガフィルムを密着させて露光し、フィルムと同じ大きさ(原寸大)の写真を作ることを、焼き付け(printing)という[要出典]。作業は暗室内で行い、その他に引き伸ばし機、バット(vat、平たい長方形の容器)、薬品類などが必要である。引き伸ばしの工程により、印画紙は撮影からネガフィルムを得るまでと同様の化学変化を辿る。
モノクロ(白黒)の暗室作業は、撮影以上に写真家・写真愛好家の腕の見せ所であった。一方、カラーフィルムの現像・引き伸ばしは、温度管理などが難しいために、一般にはあまり普及しなかった。
[編集] 簡易暗室
モノクロ写真が全盛だった1950年代から70年代にかけては、国民の住宅事情や経済状態がまだあまりよくなかったため、押し入れ暗室やお座敷暗室と呼ばれる窮屈な、あるいは不便な『密室』でよく作業をしたものである。さいわい、印画紙はそれほど感光度が高くないため、雨戸を閉め切り、障子の部分に暗幕(ブラックカーテン)をつければ、それほど支障はなかった。
フィルムの現像には,完全な遮光が必要であるが、これも、両側の穴から手を入れると、「袖」の先端がゴムでぴっちりとしまって遮光できるダークバッグがあり、この袋の中で、手探りでパトローネから小型タンクにフィルムを巻き取り、後は必要な薬品を入れたり抜いたりすると、暗室なしでも現像はできた。
[編集] 引き伸ばしの工程
最終更新 2007年12月1日 (土) 13:43 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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