復讐するは我にあり

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復讐するは我にあり』(ふくしゅうするはわれにあり)は、第74回直木賞を受賞した佐木隆三の小説で、5人を殺害した西口彰事件を題材にした作品である。1979年に映画化、1984年2007年にテレビドラマが放映された。

映画の制作・配給会社は松竹今村昌平が監督、馬場当が脚本を担当した。主演は緒形拳。映画に登場する殺害シーンは実際の殺害現場で撮影されたとされる[1]。同年度キネマ旬報ベストテン1位。第22回ブルーリボン賞ならびに第3回日本アカデミー賞作品賞受賞作品。

なおタイトルの「復讐するは我にあり」という言葉は、新約聖書ローマ人への手紙・第12章第19節)に出てくる言葉で、その全文は「愛する者よ、自ら復讐するな、ただ神の怒りに任せまつれ。録(しる)して『主いい給う。復讐するは我にあり、我これを報いん』」(引用『』は申命記32:35。ヘブル人への手紙10:30もこの箇所を引用)。これは「悪に対して悪で報いてはならない。悪を行なった者に対する復讐は神がおこなう(参考;詩篇94:1)。」という意味である。 

目次

[編集] ストーリー

昭和38年。当時の日本の人々はたった一人の男に恐怖していた。榎津巌(えのきづ いわお)。敬虔なクリスチャンでありながら「俺は千一屋だ。千に一つしか本当のことは言わない」と豪語する詐欺師にして、女性や老人を含む5人の人間を殺した連続殺人犯。延べ12万人に及ぶ警察の捜査網をかいくぐり、78日間もの間逃亡したが、昭和39年に熊本で逮捕され、43歳で処刑された。映画ではこの稀代の犯罪者の犯行の軌跡と人間像に迫る。

[編集] 映画

復讐するは我にあり
監督 今村昌平
製作 井上和男
脚本 馬場当
出演者 緒形拳
三國連太郎
ミヤコ蝶々
倍賞美津子
小川真由美
音楽 池辺晋一郎
撮影 姫田真佐久
編集 浦岡敬一
配給 松竹
公開 日本の旗1979年4月21日
上映時間 140分
製作国 日本
言語 日本語
allcinema
キネマ旬報
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IMDb
  

[編集] スタッフ

  • 製作 - 井上和夫
  • 脚本 - 馬場当、池端俊策
  • 監督 - 今村昌平
  • 助監督 - 新城卓、北西洋一、森安建雄、中田信一郎
  • 撮影 - 姫田真左久
  • 撮影助手 - 門倉祐一、丸池納、原一男、鈴木悟
  • 録音 - 吉田庄太郎
  • 美術 - 佐谷晃能
  • 音楽 - 池辺晋一郎
  • 編集 - 浦岡敬一
  • 記録 - 石黒健治

[編集] キャスト

[編集] 受賞

  • 第22回ブルーリボン賞
    • 作品賞/監督賞/助演男優賞(三國連太郎)/助演女優賞(倍賞美津子)
  • 第53回キネマ旬報ベスト・テン
    • 監督賞/助演男優賞(三國連太郎)/助演女優賞(小川真由美)
  • 第4回報知映画賞
    • 最優秀助演男優賞(三國連太郎)/最優秀助演女優賞(小川真由美)
  • 第3回日本アカデミー賞
    • 最優秀作品賞/最優秀監督賞/最優秀脚本賞/最優秀助演女優賞(小川真由美)/最優秀撮影賞


[編集] テレビドラマ(1984年)

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最初のテレビドラマ版は1984年4月7日土曜のザ・サスペンス枠でTBSにより制作、放送された。

[編集] テレビドラマ(2007年)

2007年3月28日水曜20:00よりテレビ東京により3時間枠のドラマスペシャルとして制作、放送された。主演は柳葉敏郎。同作品の映像化はTBS版から数えて約23年振り。

[編集] ストーリー

映画版では描写されなかった、榎津巌が逮捕されるまでの3日間を映像化。人を信じない殺人犯・榎津と、人を信じる事を説く教誨師・吉村の静かな戦いを描く。

[編集] スタッフ

[編集] キャスト

[編集]

  1. ^ DVDの「復讐するは我にあり」 映像特典「シネマ紀行」

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月22日 (日) 10:16 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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