必殺仕事人V
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| 必殺仕事人V | |
|---|---|
| ジャンル | 時代劇 |
| 放送時間 | 金曜22:00 - 22:54(47分) |
| 放送期間 | 1985年1月11日 - 7月26日(26回) |
| 放送国 | |
| 制作局 | 朝日放送 |
| 製作総指揮 | 山内久司(朝日放送) |
| 監督 | 広瀬襄 松野宏軌 田中徳三 ほか |
| 脚本 | 吉田剛 保利吉紀 篠崎好 ほか |
| プロデューサー | 辰野悦央(朝日放送) 櫻井洋三(松竹) |
| 出演者 | 藤田まこと 鮎川いずみ 京本政樹 ひかる一平 村上弘明 山田五十鈴 ほか |
| オープニング | 作曲:平尾昌晃 |
| エンディング | 藤田絵美子『さよならさざんか』 |
| ドラマ | |
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『必殺仕事人V』(ひっさつしごとにん ファイブ)は、必殺シリーズの第23弾として、朝日放送(ABCテレビ)と京都映画撮影所(現・株式会社松竹京都撮影所)が制作し、1985年1月11日から7月26日にかけてテレビ朝日系列で放映された時代劇。全26回。 藤田まこと演じる中村主水シリーズの11作目で、必殺仕事人シリーズの5作目でもある。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 作品内容
前作『必殺仕事人IV』最終回で、秀(三田村邦彦)の殺しの現場を一人の少女が目撃し、彼の手配書が江戸中に出回る事態が発生し、中村主水は仕事人チームの解散を決定。秀は養女のお民(林佳子)とともに夕日の海に漕ぎ出し、加代(鮎川いずみ)とおりく(山田五十鈴)も江戸を離れた。西順之助(ひかる一平)は本格的に蘭学を目指すため長崎へ。主水と勇次(中条きよし)は江戸に残り、勇次は新たな仲間と裏稼業(『必殺仕切人』)を継続。
それから1年たったある日。ある一家の恨みを晴らすため、主水、加代、順之助、おりくと、新たに加入した2人の青年―組紐屋を営む容姿端麗の竜(京本政樹)、血気盛んな花屋の政(村上弘明)による仕事人チームは舟で下総に向かうが、月夜の利根川に不思議な現象が起こり、西部開拓時代の米国へ時間移動してしまう。そして、現地の住民達の恨みを晴らすべく、次郎右衛門=ジェロニモ(西郷輝彦)が主水チームに協力し、カスター将軍率いる第七騎兵隊を倒した(この前週に放映された新春スペシャル『必殺仕事人意外伝 主水、第七騎兵隊と闘う 大利根ウエスタン月夜』)。
そして数カ月後。主水、加代、順之助、おりくのチームに竜、政が加入。新生「仕事人」チームが集結した。
[編集] 制作の背景
このシリーズより組紐屋の竜を演じる京本政樹、花屋の政(次作『必殺仕事人V・激闘編』以降の主水シリーズでは鍛冶屋の政)を演じる村上弘明が登場。ともに当時二十歳代で独身だった彼らは、前シリーズまでの飾り職人の秀を演じる三田村邦彦と三味線屋の勇次を演じる中条きよしのコンビ以上にアイドル的人気を得た。
京本政樹にとって初の必殺シリーズへの出演となり、彼の存在が世間に広く知られたことで今作品は特に有名ではあるが、前年の1984年に必殺シリーズと全く同じスタッフで作られたテレビドラマ「京都マル秘指令 ザ新選組」にもレギュラー出演している。当時時代劇付いていた京本は、現代劇への出演依頼に当初は躊躇しつつも、かねてから自らがファンであった必殺シリーズへの出演の約束をプロデューサーらから提示されて、それを条件に出演を果たした。
京本は当初、自分の役柄が秀と同じ「首筋刺し」の技を使う殺し屋と思い、技の型の研究などをして撮影に挑んだが、制作スタッフから勇次と同じ「絞殺型」の技を使う殺し屋役に決定したと聞き、非常に驚いたと言う。
またコメディリリーフとして、西順之助(ひかる一平)に迫って行くオカマの玉助(梅津栄)と、順之助の親が決めた許嫁のお新(灘陽子・現在の森口瑤子)が登場し、順之助を交えて、彼を巡って二人のいさかい場面が毎回挿入された。「順ちゃ~ん!」と叫びながら順之助を追いかける定番シーンは「中村家の食卓」と同じく毎回の定番コーナーになるまで有名になった。
第9話「主水、キン肉オトコに会う」には、当時大ブームだった漫画「キン肉マン」の作者、ゆでたまごの二人が出演。それも1シーンだけのカメオ出演ではなく、この回のメインゲストであり、仕事人たちにこの世で晴らせぬ恨みを託し、死ぬまでを演じている。
第26話「主水、下町の玉三郎と出会う」には、次作『必殺仕事人V・激闘編』で仕事人・弐を演じる梅沢富美男が、仕事人・早変わりの梅富(ただし、劇中では、梅富と呼ばれた描写は無い)役でゲスト出演した。
最終回で順之助は受験に合格し、一時シリーズを降板することになり、同時に玉助も姿を消す。おりくも番組途中から登場しなくなり、事実上、本作で降板ということになっている。
[編集] 殺し技
- 中村主水
- 悪人を油断させながら、相手の一瞬の隙を付いて、脇差を相手の急所に刺す。
- 本作では太刀の柄を抜き、現れた仕込み刃で悪人の急所を刺す変則技を使用した(第6話他)。
- 悪人に刀の柄を取らせ、現れた刃で相手の急所を突き刺す技も使用(第7、25話)。
- 組紐屋の竜
- 先に鈴の付いた赤と黒の二色の組紐を悪人の首筋目掛けて投げ、首に巻き付け、宙吊りにして吊り上げ、窒息死させる。
- 出張仕事の際は、例外的に独楽の紐を使用した(第6話)。
- 花屋の政
- 季節の花の枝で、悪人の首筋を突き刺す。
- 竜同様、出張仕事の際は、氷柱を使用した(第6話)。
- 西順之助
- 前作『必殺仕事人IV』同様、投石器を使用。
- 本作より電磁石機能を加え、パワーアップした。カートリッジ式からダイヤル式に変更。
- 出張仕事の際は、温泉宿の鹿威を使用した(第6話)。
- おりく
- 三味線の撥で、悪人の首筋を瞬時に斬り裂く。
[編集] キャスト
- 中村主水 … 藤田まこと
- 組紐屋の竜 … 京本政樹
- 花屋の政 … 村上弘明
- 何でも屋の加代 … 鮎川いずみ
- 西順之助 … ひかる一平
- 筆頭同心田中 … 山内としお
- 玉助 … 梅津栄
- お新 … 灘陽子(現・森口瑤子)
- 溝呂木頼母 … 妹尾友信
- 西順庵 … 溝田繁(第1、17話)
- 西巴 … 三浦徳子(第1、2話)
- おりく … 山田五十鈴(第1~3、9、11話)(クレジットは「起こし」(かつてのロート製薬のオープニングキャッチと同じ形))
- ナレーション
[編集] 主題歌
※次作『必殺橋掛人』でも引き続き使用された(歌詞は1番のまま変わらず)。
挿入歌
- 「哀しみ色の…」
- 作詞・作曲:京本政樹 編曲:大谷和夫 歌:京本政樹
- 発売:ビクターレコード・インビテーションレーベル(現・ビクターエンタテインメント)
[編集] スタッフ
- 制作:山内久司(ABC)
- プロデューサー:辰野悦央(ABC)、櫻井洋三(松竹)
- 脚本:吉田剛、篠崎好、保利吉紀、中原朗、林千代、鶉野昭彦、三田純市
- 監督:広瀬襄、八木美津雄、田中徳三、松野宏軌、黒田義之、津島勝、家喜俊彦
- 音楽:平尾昌晃
- 協力:エクラン演技集団、新演技座
- 製作協力:京都映画撮影所(現:松竹京都撮影所)
- 製作:ABC、松竹
[編集] 放映リスト(サブタイトルリスト)
| 話数 | サブタイトル | 放映年月日 (1985年) |
脚本 | 監督 | ゲスト |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 主水、脅迫される | 1月11日 | 吉田剛 | 広瀬襄 | 草川祐馬、井田弘樹 |
| 2 | 主水、混浴する | 1月18日 | 篠崎好 | 八木美津雄 | 上村香子、小野進也 |
| 3 | 加代、ゴリムリンを売る | 1月25日 | 保利吉紀 | 田中徳三 | 戸浦六宏、福本清三、西山辰夫 |
| 4 | 主水家をしめ出される | 2月1日 | 中原朗 | 広瀬襄 | 花紀京、石濱朗 |
| 5 | 主水、奉行所の人員整理にあわてる | 2月8日 | 篠崎好 | 松野宏軌 | 野際陽子[1]、山本紀彦、井上昭文、伊庭剛 |
| 6 | りつ、減量する | 2月15日 | 中原朗 | 田中徳三 | 森次晃嗣、高峰圭二、森永奈緒美、八名信夫、成瀬正、岩尾正隆 |
| 7 | 主水、生体解剖に腰を抜かす | 2月22日 | 林千代 | 黒田義之 | 草薙幸二郎、外山高士、川田あつ子 |
| 8 | 加代、モグラ男夫婦にあてつけられる | 3月8日[2] | 篠崎好 | 松野宏軌 | 斉藤清六、萬田久子[3]、黒部進、丹古母鬼馬二 |
| 9 | 主水、キン肉オトコに会う | 3月15日 | 中原朗 | 津島勝 | ゆでたまご(嶋田隆司・中井義則)、高石太、上野山功一、本阿弥周子 |
| 10 | 主水ヘソクリを盗まれる | 3月22日 | 篠崎好 | 黒田義之 | 塩沢とき[4]、川合伸旺、生田智子、石山律雄 |
| 11 | 主水、送別会費を全額盗まれる[5] | 3月29日 | 鶉野昭彦 | 田中徳三 | 有島一郎、藤木悠、草薙良一 |
| 12 | 組紐屋の竜忍者と闘う | 4月19日 | 保利吉紀 | 松野宏軌 | 河原崎建三、石橋雅史、野平ゆき |
| 13 | 主水、ヒヒ退治する | 4月26日 | 三田純市 | 浜田晃、森下哲夫 | |
| 14 | 主水、上役の田中と出張する | 5月3日 | 中原朗 | 家喜俊彦 | 山本昌平、内田勝正、伊吹徹 |
| 15 | 主水、いじめられっ子になる | 5月10日 | 林千代 | 松野宏軌 | 二宮さよ子、横山ノック、遠藤征慈、伊藤高 |
| 16 | 主水、入院する | 5月17日 | 中原朗 | 金田龍之介、千波丈太郎 | |
| 17 | 加代子守唄を歌う | 5月24日 | 林千代 | 家喜俊彦 | 本田博太郎、宗方勝巳 |
| 18 | 花屋の政ワル仕事人と闘う | 5月31日 | 保利吉紀 | 松野宏軌 | 賀来千香子[6]、藤堂新二、外山高士(2回目) |
| 19 | 加代、天才男と商売する | 6月7日 | 篠崎好 | 丹波義隆、田口計 | |
| 20 | 主水、田植えする | 6月14日 | 中原朗 | 家喜俊彦 | 大場順、増田再起、池田直人 |
| 21 | 組紐屋の竜右足を傷める[7] | 6月21日 | 保利吉紀 | 松野宏軌 | 仁和令子、高木二朗、原田高司 |
| 22 | 主水、イッキ飲みする | 6月28日 | 林千代 | 黒田義之 | 中井啓輔、有吉ひとみ、有田麻里 |
| 23 | 加代、五千両の金塊を拾う | 7月5日 | 篠崎好 | 松野宏軌 | 島田順司、石山雄大 |
| 24 | 花屋の政雷雨の中で闘う | 7月12日 | 大塚良重、近藤宏、氏家修、黒部進(2回目)、岩尾正隆(2回目) | ||
| 25 | 主水、源氏と平家に泣かされる | 7月19日 | 三田純市 | 黒田義之 | 香山まり子(現・遠藤真理子) |
| 26 | 主水、下町の玉三郎と出会う | 7月26日 | 保利吉紀 | 松野宏軌 | 梅沢富美男、遠藤憲一 |
[編集] 註
- ^ 野際は政の養母でもある仕事人役。後にスペシャル『必殺仕事人2007』、『同2009』でレギュラー出演を果たす。
- ^ 鮎川の34回目の誕生日。
- ^ 斉藤は劇場映画第1作『必殺! THE HISSATSU』の石亀役。斉藤と萬田は次作『必殺橋掛人』にレギュラー出演する。
- ^ 塩沢は後に劇場映画『必殺! ブラウン館の怪物たち』にも出演。
- ^ おりくがこの話を最後に退場。なお、必殺シリーズから完全に退場するのは『ブラウン館』。
- ^ 賀来は政の元恋人でもある被害者役。当時、村上と賀来は交際が噂されていた。のちに『必殺仕事人2009』第2話に被害者の母親役で出演する。
- ^ 竜が『ブラウン館』撮影中に怪我するアクシデントがあったため、急遽制作された。好評にもかかわらず本シリーズが短命に終わった理由は京本の全快を待った後で再開する為だと言われている。
[編集] 放映ネット局
※途中で打ち切られた局や、しばらくの間放送する他系列ネットの局がある。
- 近畿広域圏:ABC朝日放送
- 関東広域圏:ANB(現:EX)テレビ朝日
- 北海道:HTB北海道テレビ
- 青森県:RAB青森放送
- 岩手県:TVIテレビ岩手
- 宮城県:KHB東日本放送
- 秋田県:AKT秋田テレビ
- 山形県:YBC山形放送
- 福島県:KFB福島放送
- 新潟県:NT21(現:UX)新潟テレビ21
- 長野県:TSBテレビ信州
- 山梨県:UTYテレビ山梨
- 富山県:T34(現:BBT)富山テレビ
- 石川県:MRO北陸放送
- 福井県:ftb福井テレビ
- 静岡県:SKT静岡けんみんテレビ(現:SATV静岡朝日テレビ)
- 中京広域圏:NBN名古屋テレビ
- 鳥取県・島根県:BSS山陰放送
- 岡山県・香川県:KSB瀬戸内海放送
- 広島県:UHT(現:HOME)広島ホームテレビ
- 山口県:KRY山口放送
- 徳島県:JRT四国放送
- 愛媛県:RNB南海放送
- 高知県:KUTVテレビ高知
- 福岡県・佐賀県:KBC九州朝日放送
- 長崎県:NBC長崎放送
- 熊本県:TKUテレビ熊本
- 大分県:OBS大分放送
- 宮崎県:MRT宮崎放送
- 鹿児島県:KKB鹿児島放送
- 沖縄県:RBC琉球放送
[編集] 関連項目
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| テレビ朝日系 金曜22時台(当時はABCの制作枠) | ||
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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必殺仕事人V
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最終更新 2009年11月18日 (水) 01:34 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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