必殺仕事人V・風雲竜虎編

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必殺仕事人V 「風雲竜虎編」
ジャンル 時代劇
放送時間 金曜22:00 - 22:54(47分)
放送期間 1987年3月13日 - 7月31日(19回)
放送国 日本
制作局 朝日放送
製作総指揮 山内久司(朝日放送)
監督 工藤栄一
原田雄一
松野宏軌 ほか
脚本 吉田剛
保利吉紀
篠崎好 ほか
プロデューサー 奥田哲雄・辰野悦央(朝日放送)
櫻井洋三(松竹
出演者 藤田まこと
村上弘明
かとうかずこ

桂朝丸
三浦友和 ほか
オープニング 作曲:平尾昌晃『我巷にて仕置せん』
エンディング 川中美幸『愛は別離』
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必殺仕事人V 「風雲竜虎編」』(ひっさつしごとにん ファイブ・ふううんりゅうこへん)は、必殺シリーズの第28弾として、朝日放送ABCテレビ)と京都映画撮影所(現・株式会社松竹京都撮影所)が制作し、1987年3月13日から7月31日にかけてテレビ朝日系列で放映された時代劇。全19回。

藤田まこと演じる中村主水シリーズの第14弾であり、『必殺仕事人』シリーズとしては8作目にあたる。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 作品内容

前作の最終回で、石川島の百軒長屋を大火災に追い込んだ悪党を始末した中村主水ら仕事人チーム。しかし、西順之助が携帯していた火薬が誤爆、銀平とともに行方不明となり、チームは崩壊してしまう。

それから1年後。主水は、長屋の詰所から富ガ丘八幡宮へ架かる橋の通行料の接収係へと再び左遷されていた。そんなある日、主水の目の前で、仕事人の元締・柳島の茂兵衛(加賀邦男)が刺殺され、主水は他の仲間たち―政、謎に包まれた大道芸人・影太郎を連れて旅先から戻ってきたお玉から容疑をかけられてしまう。しかし、影太郎は、主水の容疑を否定する。

その後、この事件は裏稼業を一手に握ろうとする松平葵の門の殿様(御木本伸介)と茂兵衛の妻・お絹(高橋ひとみ)の企みであることを知り、彼らを葬った主水たちは、新たな仲間・影太郎を迎え入れ、新生仕事人チームが誕生した。

[編集] 制作の背景

前作『必殺仕事人V・旋風編』が、中村主水シリーズとしては異例の全14話で打ち切られてしまい、最大の危機を迎えた必殺シリーズ。その第28作目を迎えた本作は、『旋風編』の世界観をそのまま継承している。

新加入の仕事人として、三浦友和演じる南京玉すだれを操る大道芸人・かげろうの影太郎が登場。飄々とした風貌の善人でありながら、表も裏も見抜いているという知的なイメージを持っており、同じ知的な殺し屋である暗闇仕留人糸井貢石坂浩二)と比べて暗さが感じられない部分が大きく共感を呼んだ。

三浦にとっては、当時出演していたNHK大河ドラマ独眼竜政宗』に続く時代劇の出演で、週末は時代劇尽くしとなった(金曜が必殺、土曜が政宗の再放送、日曜が政宗の本放送)。

特に三浦の出演については、その当時三浦の長男の幼稚園入園でマスコミの取材対象とされていたことや2年前の1985年にお玉役のかとうが「スーパーポリス」で共演していたので視聴率を向上させる狙いがあった。

さらに、夜叉堂を拠点とする絵馬坊主・蝶丸が登場。夜叉堂に掛けられた赤絵馬に、頼み人が殺す相手を書くという仕事の請負システムである。演ずる桂朝丸(現・2代目桂ざこば)は、かつてレポーターとして出演していた情報バラエティ番組テレビ3面記事 ウィークエンダー』(日テレ)ばりに、紙芝居風のパネルを用いて事件の説明をしていた。

この設定やキャラクターで、視聴率はやや持ち直したが、往時の勢いを取り戻すことはできず、さらに「必殺シリーズ」の影響で金曜日に限り23時スタートだった『ニュースステーション』が金曜日も22時スタートにすることが決定。本作の放映中に、第1作『必殺仕掛人』以来、15年間続いた必殺シリーズの(この時点での)週1回のレギュラー放送の終了を発表。以降は、中村主水を中心とした年2~3回のペースで、『必殺ワイド』と題した長時間のスペシャル番組として継続することとなった。ただし放送期間は短いながらもストーリーは佳作が多く、往時の勢いは取り戻せなかったものの当時から評価はされていたが、「三浦の登場がもう少し早ければレギュラー放送も長く出来たのでは…」という声が出るほど三浦の起用は成功であった。

[編集] 殺し技

中村主水
刀による不意討ちで主に悪人のわき腹を刺す。
鍛冶屋の政
特注の手槍で相手の首筋を刺す。
かげろうの影太郎
表稼業と同じ南京玉すだれだが、先端に刃を仕込んだものを使用。悪人の額を刺し貫く。この際、お玉が悪人の行く手を阻むため、金粉を撒いて影太郎のサポートをする。

[編集] キャスト



  • ナレーション
語り … 中村梅之助
作 … 山内久司

[編集] 主題歌

挿入歌
  • 「風花」(第3話のみ)
    • 作詞:中西冬樹 作曲:伊豆康臣 編曲:桜庭伸幸 唄:川中美幸
    • 発売:テイチクレコード(現・テイチクエンタテインメント)(「愛は別離」のB面)
  • 「ついて行きたい」(第4話~)
    • 作詞・作曲:たきのえいじ 編曲:桜庭伸幸 唄:テン・リー
    • 発売:リバスターレコード

※劇場映画必殺4 恨みはらします』、次作『必殺剣劇人』の主題歌としても使用された。

[編集] スタッフ

[編集] 放映リスト(サブタイトルリスト)

話数 サブタイトル 放映年月日
(1987年)
脚本 監督 ゲスト
1 謎の二枚目殺し屋登場! 3月13日 吉田剛 工藤栄一 高橋ひとみ御木本伸介加賀邦男
2 将軍の初恋騒動! 3月20日 原田雄一 津島恵子佐竹明夫小林勝彦橘ゆかり
3 返り討ち悲話 3月27日 保利吉紀 平泉成塩屋俊楠年明下元年世
4 政と女スリ、危機一髪 4月17日 吉田剛 松野宏軌 高部知子黒部進、須永克彦、谷口孝史
5 一夫多妻家族悲しき暴走 4月24日 保利吉紀 左時枝車だん吉高峰圭二五味龍太郎
6 替え玉お見合い騒動 5月1日 吉田剛 水川淳三 二宮さよ子[1]中井啓輔、水上功治
7 主水の刀を研ぐ男 5月8日 保利吉紀 村田正雄、篠塚勝、篁ゆう子
8 殺しの的は影太郎 5月15日 篠崎好 原田雄一 岡本舞唐沢民賢井上博一西山辰夫伊庭剛
9 八百人目の恋は悲恋! 5月22日 吉田剛 黒崎輝和崎俊哉、斉藤絵理、西園寺章雄紅萬子
10 子連れ女殺し旅 5月29日 松野宏軌 音無真喜子椎谷建治、吉原正皓
11 大江戸F.F.騒動! 6月5日 保利吉紀 水川淳三 寺島まゆみ石山律雄内田喜郎岩尾正隆
12 不倫妻、身投げからくり 6月12日 吉田剛 松野宏軌 八名信夫河西健司、人見ゆかり、田中弘史、濱島夏子
13 剣豪の妻、悲願の御前試合 6月19日 鶉野昭彦 本阿弥周子大葉健二亀石征一郎関根大学、南雲佑介、桂川京子
14 お化け縁切り哀話 6月26日 吉田剛 山根成之 赤座美代子粟津號、楠年明(2回目)、牧冬吉、須永克彦、浜田雄史、森華恵
15 江戸大仏からくり開眼 7月3日 中原朗 原田雄一 津村隆石橋雅史影山仁美野口貴史
16 白か黒か大商人誘拐騒動 7月10日 鶉野昭彦 山根成之 宗方勝巳上野山功一、江崎和代
17 恐怖の辻射ち! 7月17日 中原朗 松野宏軌 中田浩二小笠原良知大橋吾郎
18 身代り大名悪人討ち! 7月24日 保利吉紀 山根成之 朝比奈順子三笑亭夢之助内田勝正
19 主水ひとりぼっち 7月31日 中原朗 三ツ矢歌子島田順司井上ユカリ

[編集]

  1. ^ 二宮は次作『必殺剣劇人』にお歌役でレギュラー出演する。

[編集] 放映ネット局

※途中で打ち切られた局や、しばらくの間放送する他系列ネットの局がある。

[編集] 関連項目

テレビ朝日 金曜22時台(当時はABCの制作枠)
前番組 番組名 次番組
必殺仕事人V 「風雲竜虎編」

最終更新 2009年11月20日 (金) 17:57 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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