志摩半島
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志摩半島(しまはんとう)は、三重県の南部に位置する半島。南側を熊野灘、東側を遠州灘、北側を伊勢湾に囲まれている。古くは志摩国のうち、渥美半島の伊良子を除く地域と伊勢国の東側を指す。
また、英虞湾を囲む志摩市志摩町は先島半島(さきしまはんとう)とも呼ばれている。
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[編集] 地形
陸地の地形は、鳥羽市と志摩市の境を成す浅間山(標高199m)と志摩市の中央にある横山(標高203m)を結ぶ直線をはさんで、性格が異なる。
直線より北半分[1]は褶曲山地で平地が乏しいが、わずかな平地には水田が卓越する。
南半分[2]は奥志摩とも呼ばれ、波の作用を受けた台地となっている。台地面は海抜30~50m程度で畑作が卓越する。この地域から熊野市にかけてリアス式海岸が続いている。
南北を分ける直線は通称「志摩丘陵」と呼ばれる丘陵地帯で、かつての海食崖(かいしょくがい、波の作用によって削られた崖のこと)であった。周囲に比べ標高が高いため、横山に展望台が整備され、英虞湾のリアス式海岸を一望できる。
[編集] リアス式海岸
志摩半島は小さな島・岬・入り江(溺れ谷)の多いリアス式海岸が発達した地形で有名である。これは、隆起した台地[3]が河川の侵食によって削られて谷を作り、海に沈降したことで形成されたものである。
リアス式海岸の特徴を生かした水産業が盛んで、英虞湾・的矢湾・鳥羽湾・今浦湾などでは真珠貝や牡蠣、アオサの養殖が行われる。
- 海岸線が複雑なため、伊能忠敬が日本地図作成のための測量で苦労したという[4]。
- そのほとんどが伊勢志摩国立公園に指定されている。
- 志摩半島から伸びる海底地形はなだらかで、海底光ケーブルの陸揚げ地に適し、2002年現在世界最大の陸揚げ地となっている。
[編集] 志摩半島内の半島
志摩半島に含まれる区域のうち、地域の通称等として「半島」と呼ばれているところがある。
- 小浜半島(鳥羽市) - 鳥羽港の西縁。
- 安楽島(あらしま)半島(鳥羽市)- 鳥羽港の南縁。
- 大崎半島(志摩市) - 英虞湾に面し、大部分が合歓の郷の敷地になっている。
- 先志摩半島(志摩市) - 崎島半島、前島半島、先島半島とも表記する。(ただし読みはすべて「さきしま」である。)志摩市志摩町に属する。北は英虞湾、南は熊野灘に面する。深谷水道(ふかやすいどう)によって本土と切り離されている。
[編集] その他
- 『志摩半島』: 2001年8月22日に日本クラウン株式会社より発売、演歌歌手鳥羽一郎が歌うCDシングルの曲名、及びアルバム『紀伊半島』に収録されている楽曲。里村龍一作詞、美樹克彦作曲。2001年、志摩市志摩町の先志摩半島に同曲の歌碑が建立された。
- 活鮮旅館「志摩半島」 - 志摩市志摩町にある料理宿。
[編集] 脚注
[編集] 参考文献
- 菊地利夫『日本とその諸地域 中部・近畿・中国四国・九州地方編』(講座/社会科地誌学習の改造 第2巻、明治図書出版、1970年10月発行、458ページ)
[編集] 関連項目
最終更新 2009年10月26日 (月) 14:02 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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