志賀高原
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ファイル:ShigaYokote.jpg 志賀高原(しがこうげん)とは、長野県下高井郡山ノ内町にある上信越高原国立公園の中心部を占める高原のこと。高原一帯には志賀高原スキー場が開設されている。
なお、北志賀高原は、志賀高原に含まれない。
目次 |
[編集] 気候
- 標高が1000メートル以上と高いために、夏でも最高気温が30度を越える真夏日になる事は極めて稀であり、熱帯夜になる事はまず無い。
- 例年10月中旬から下旬頃に初雪を観測し、11月に入ると本格的な冬を迎える。日本海側気候に属するが、日本海に近い他の豪雪地帯に比べると若干内陸に位置しているため、平均積雪量は2メートルを超える程度である。しかし標高が高い事もあり、気温がマイナス20度以下になる事もしばしば見られ、暖冬の影響を受けにくい地域でもある。
[編集] 地理
[編集] 山
- 志賀山(標高2037メートル)
- 寺小屋山(標高2125メートル)
- 東館山(標高2030メートル)
- 西館山(標高1756メートル)
- 横手山(標高2305メートル)
- 山頂の横手山山頂ヒュッテには日本一高い所で営業しているパン屋がある。日本一高い場所のスキー場でもある。(渋峠フォーイースタースキー場)
- 岩菅山(標高2295メートル)
- 裏岩菅山(標高2341メートル)
- 焼額山(標高2009メートル)
- 笠ヶ岳(標高2075.7メートル)
- 鉢山(標高2041メートル)
- 旭山(標高1524メートル)
[編集] 湖沼・滝
今から20万年前ごろ、志賀山などの火山活動により周囲の川が堰き止められ、志賀湖と呼ばれる湖ができた。火山活動はなおも続き、湖がほぼ埋め尽くされた結果、現在の志賀高原の大部分が湿地帯になり、埋め残った所に沼や池がある。
池の水は農業用水として利用されるほか、中部電力の水力発電所(平穏第一・第二・第三発電所)に送水し、合計最大1万6,700キロワットの電力を発生する。
- 大沼池(おおぬまいけ)
- 一沼(いちぬま)
- 琵琶池(びわいけ)
- 丸池(まるいけ)
- 蓮池(はすいけ)
- 長池(ながいけ)
- 下の小池(したのこいけ)
- 上の小池(うえのこいけ)
- 三角池(みすまいけ)
- 木戸池(きどいけ)
- ひょうたん池(ひょうたんいけ)
- 渋池(しぶいけ)
- 鉢池(はちいけ)
- 逆池(さかさいけ)
- 稚児池(ちごいけ)
- 潤満滝(かんまんだき)
[編集] 湿原
- 四十八池湿原(しじゅうはちいけしつげん)
- 田ノ原湿原(たのはらしつげん)
- 前山湿原(まえやましつげん)
- 日影湿原(ひかげしつげん)
[編集] 生物
[編集] 動物
- ホンドオコジョ(準絶滅危惧(NT))
- ニホンカモシカ(国指定特別天然記念物)
- ニホンツキノワグマ
- ニホンザル(ホンドザル)
- ホンドギツネ
- ホンドタヌキ
- ホンドテン
- トウホクノウサギ
- ヤマネ(準絶滅危惧(NT))
- ホンドリス
[編集] 昆虫
[編集] 植物
志賀高原全体が1000メートル以上の高地に位置するため、高山植物も生息している。東館山山頂には東館山高山植物園が設けられている。
[編集] 観光
火山地帯ならではの豊富な湧出量を持つ多数の温泉は江戸時代から知られ、近傍の松代藩出身である幕末の洋学者・佐久間象山もこの地域の温泉を賞揚した。
標高が高く自然環境に恵まれ、積雪量も多い条件から、スキーや登山、避暑などを中心とした近代的なリゾート開発の歴史も古い。早くも1920年代から地元住民・自治体と、1927年に湯田中まで鉄道を開通させた長野電鉄グループとのタイアップで、戦前から観光地としての開発が進められた。
- 春には春スキー・ミズバショウの開花や新緑、夏は避暑・トレッキングや登山、秋は紅葉、冬は雪上のウィンタースポーツと一年中賑やかである。
- 大小21のスキー場から構成される志賀高原スキー場がある。1998年冬季の長野オリンピックでは、そのうちの焼額山スキー場、東館山スキー場が一部競技に使用され、高天ヶ原マンモススキー場が練習用に使用された。
- 奥志賀高原には、皇太子夫妻が滞在することがあるホテルがある。
- 志賀高原は温泉も湧き出ている。(後述)
- 焼額山には西武グループの志賀高原プリンスホテルがある。
[編集] スキー場
総称して志賀高原スキー場と呼ばれている。戦前から開発が進められており、白馬エリアと並んで、日本屈指の一大スキー場地帯である。
当初こそ小規模ではあったが戦前から著名なスキーリゾートであり、戦時中を除いて日本でのスキーブームに伴う開発が進められてきた。1947年には当時この地域を軍関係者のリゾート地としたGHQの意向により、日本で最初のスキーリフトが掛けられた。 ファイル:志賀高原西館山スキー場.jpg
- 奥志賀高原スキー場
- 焼額山スキー場
- 東館山スキー場
- 一の瀬ファミリースキー場
- 一の瀬ダイヤモンドスキー場
- 一の瀬山の神スキー場
- タンネの森オコジョスキー場
- 高天ヶ原マンモススキー場
- 西館山スキー場
- 発哺ブナ平スキー場
- ジャイアントスキー場
- 寺小屋スキー場
- 横手山スキー場
- 木戸池スキー場
- 熊の湯スキー場
- 笠岳スキー場
- 渋峠スキー場(長野県、群馬県にまたがる)
- 前山スキー場
- 丸池スキー場
- 蓮池スキー場
- サンバレースキー場
このうち、奥志賀、横手山(一部区域)、熊の湯(笠岳スキー場往復は除く)はスノーボード滑走禁止。
[編集] 温泉
[編集] その他
[編集] 交通機関
[編集] 索道
- 志賀高原ロープウェイ
- 東館山ゴンドラリフト
- 高天ヶ原ペアリフト
- 横手山スカイレーター
- 横手山リフト
- 前山リフト
- 奥志賀高原ゴンドラリフト(紅葉期・冬季のみ)
- 焼額山第一ゴンドラリフト(8月・冬季のみ)
[編集] バス
[編集] アクセス
長野オリンピック開催時に、道路や鉄道が整備されたため、以前よりアクセスは容易になった。
[編集] 道路
- 国道292号(志賀草津道路/志賀草津高原道路 もしくは志賀草津ルート、志賀草津高原ルートとも呼ばれる)
- 長野県道471号奥志賀公園線
- 蓮池から奥志賀高原を結ぶ、志賀高原内で完結する県道。蓮池で国道292号に、奥志賀高原で長野県道502号奥志賀公園栄線に接続している。
- 長野県道502号奥志賀公園栄線
- ゴールデンウィークなどの連休中は、しばしば渋滞を引き起こす。特に、スキーシーズンの連休期間などは、激しい渋滞とともに、急坂・急カーブをともなう山道のうえ、慣れない雪道を運転する者が多いためか、追突事故が多い。
[編集] 鉄道
- 最寄り駅は、長野電鉄長野線の湯田中駅である。湯田中駅から路線バスが運行されている。
- JRに限ると最寄り駅は飯山線の立ヶ花駅であるが、直通するバスはない。
- 長野新幹線の長野駅からの急行バスが運行されているので、一般交通機関利用であれば、長野駅からバスで行くこともできる。
- 冬を除けば、長野原草津口駅・軽井沢駅から白根火山で乗り継いで、バスで行くこともできる。
[編集] バス
- 長電バスが、湯田中駅から奥志賀高原までと、途中蓮池から分岐しほたる温泉の硯川を経て白根火山へ路線バスを運行している。さらに白根火山からJRバス関東・西武高原バス・草軽交通が、草津温泉または万座温泉を経て、長野原草津口駅、軽井沢駅まで路線バスを運行している。このうち、硯川~草津温泉・万座温泉の間は、渋峠付近が冬季は通行止めになるため、冬季は運休である。
- 長野駅から、長電バスが運行する急行バスがある。
- スキーシーズン中は長電バスが、各スキー場間にスキーシャトルバスを運行する。志賀高原スキー場共通リフト券(ICチケット)で乗車時点で有効のものであれば、そのリフト券で乗車することができる。
- 冬には、関東や関西などから、直行バス(いわゆるスキーバス)が運行される。
[編集] その他
- 地籍について、正式には山ノ内町平穏7148番地(国道292号沿い)および平穏7149番地(長野県道471号奥志賀公園線沿いの志賀高原プリンスホテル南館以南)で、志賀高原のほとんどのエリアを占める。焼額山および奥志賀高原地区は、山ノ内町夜間瀬になる。渋峠スキー場の一部は、群馬県吾妻郡六合村である。
- 志賀高原の焼額山および奥志賀高原地区以外にあたる山ノ内町平穏7148番地および平穏7149番地は、財団法人和合会の所有地である。
- 近年では皇太子夫妻がほぼ毎年スキーや静養に訪れている。
- 早稲田アカデミーや栄光ゼミナール等の首都圏を基盤とする学習塾が、夏季合宿を開催することでも知られている。
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年9月9日 (水) 00:28 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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