急性散在性脳脊髄炎

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急性散在性脳髄炎(きゅうせいさんざいせいのうせきずいえん、acute disseminated encephalo myelitis; ADEM)とは、ウイルス感染後やワクチン接種後に生じるアレルギー性の脱髄疾患である。

目次

[編集] 原因

ADEMは原因から以下の3つに分けられる。

感染性ADEM
麻疹風疹水痘流行性耳下腺炎インフルエンザなどのウイルス感染や、百日咳猩紅熱マイコプラズマなどの感染後に発症する。感染から発症までの期間は2〜15日程度である。ウイルス細菌による神経感染ではなく、アレルギー性ではないかと考えられている。
ワクチン接種後ADEM
狂犬病痘瘡などの予防接種をうった時に、副反応として発症する。抗原に対するアレルギー反応であると考えられている。
特発性ADEM
特に上記のようなことがないにもかかわらず発症する。原因は不明である。

[編集] 症状

発症直後は発熱、全身倦怠感、頭痛、悪心、嘔吐などがみられ、後になって神経症状がみられるようになる。神経症状としては、髄膜刺激症状片麻痺失語運動失調、四肢麻痺などが起きる。重症例では昏睡などの意識障害に陥ることもあり、その場合は予後不良である。

[編集] 検査

血算
軽度の白血球増多がみられることがある程度であり、特有な異常は示さない。
髄液
髄液圧の軽度亢進や、蛋白量、髄液細胞の増加がみられる。
MRI
白質に広範な病変が見られる。左右対称であることが多い。

[編集] 治療

ステロイドパルスを行う。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年7月26日 (日) 01:38 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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