性別違和症候群

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  • 性別違和症候群(gender dysphoria)とは元来、transsexualism性転換症)よりも、広範な概念を持つgender dysphoriaを日本語訳したものであるが、1980年のDSMgender identity disorder性同一性障害)が病名として採択され、以降公式文書ではその記述が少なくなったが、「ハリーベンジャミン国際性別違和協会(en:Harry Benjamin International Gender Dysphoria Association)」が2006年に「世界トランスジェンダー健康専門協会(World Professional Association for Transgender Health)en:WPATH」と改称されるまで「性同一性障害」と同意の内容を示すのもとしてアメリカ精神医学会を中心に使用されてきた。なお「gender dysphoria」の中の「dysphoria」は違和感を意味し、ギリシャ語の「δυσφορια」(「悪」や「苦痛」を意味するδυσと「耐える」ことを意味するφοροςとの合成語で「不快」の意味)に由来する。現在もオランダなどで米国の精神医学の紹介に関して性同一性障害の別称としてこの「性別違和症候群」という表現が用いられている。
  • 日本での初出は及川卓著『性別同一性障害、現代精神医学体系(8)』(中山書店、1981年)
  • 現代の日本においては、性同一性障害の中核群、周辺群いずれにも該当せず、治療も望まないが、自身の性別に対して多少の違和感を覚えている患者が、医師に対して診断書を要求した場合、記される病名である。

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最終更新 2009年11月21日 (土) 13:17 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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