愛人
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愛人(あいじん)は、一般的には異性間において、深い性愛関係にある相手を指す。
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[編集] 概説・用例
愛人という表現は、単に「愛する相手」であるばかりでなく、ある種の暗示を含んでいる。近年では、不倫相手や妾を指すことが多い。
- 正式な婚姻関係がない(側室は除く)。
- 関係の深さ(肉体関係が暗示される)。
- 場合によっては、関係の非対称性(相手に何らかの支配を及ぼしていることや金銭等を渡していること)が暗示される。
- したがって、ある程度の年齢の男女に対して(どちらかと言えば、年上の男性から見た年下の女性に対して)用いることが多い。
- また、第三者から見て侮蔑的な意味合いが込められる場合がある。
例えば、男子高校生が交際している女性を親に紹介する際に「恋人である」とは言っても、「愛人である」とは言わない。
男女の関係が、恋人かセックスフレンドか愛人か内縁かは必ずしも明確にはわからないが、妻のある男性の愛人は、以前(特に1960年代まで)は「二号(二号夫人)」「妾」「囲いもの」などと呼ばれた人々と重なる。
2005年には、川崎市内の小学校の漢字書き取りテストで「夫の愛人」という問題が出され、小学生に教える言葉としてふさわしくないのではないかと騒動になった。
[編集] その他の用例
マルサ用語では「特殊関係人」と呼ばれる。これは映画『マルサの女』で知れ渡るようになった。
中国語では「愛人」はそのまま「愛する人」の意で、日本語で言うところの「愛人」は「情人」と言う。韓国語では「愛人」(애인)は「恋人」の意である。西郷隆盛の座右の銘「敬天愛人」の「愛人」も、恋愛とは関係なく人間愛といったような意味である。
[編集] 愛人と芸術
文芸作品には、愛人及び愛人関係を扱ったものが多く見られる。演歌で「待つ女」として定型化して描かれるのも、多くはこの種の関係である。
- 与話情浮名横櫛 - 歌舞伎の名作。関連した春日八郎の歌「お富さん」でも大いに流行した。
- 肉体の悪魔 - ラディゲの小説。夫が出征している間、妻は若い男を愛人にしてしまう。やがて、妊娠が発覚し…。
- 愛人(L'amant) - マルグリット・デュラスの自伝小説。映画化もされた(愛人/ラマン)。
- ベルサイユのばら - フランス革命を舞台にした池田理代子の漫画作品。フランス王妃マリー・アントワネットとスウェーデン貴族フェルゼン伯爵の関係を描く。
[編集] 関連項目
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