感嘆符

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日本の「その他の危険」の標識

感嘆符(かんたんふ)とは、約物のひとつで、「!」と書き表される。雨垂れ、または俗にビックリマークとも呼ばれる。強調を表し、強調を表す対象の後に置かれる。英語では「エクスクラメーション・マーク (exclamation mark)」もしくは「エクスクラメーション・ポイント(exclamation point)」といい、俗に「バン(bang)」や「スクリーマー (screamer)」などとも呼ばれる。

視覚的な表現として、注意危険であることを表現するために用いられる。道路標識では危険を表す標識として多くの国で用いられる。

目次

[編集] 起源

ラテン語のioの、2字を縦に重ねた合字である。

[編集] 自然言語

[編集] 句読点

一般には、感嘆や命令など、普通よりも大きな声で発音される文の最後に、終止符に換えて置かれる。このため、感嘆符は文の終わりをも示す。ただしまれには、文の途中の強調を表したい単語の直後に置かれる。

俗に、強調の度合いを増して表したいとき、!!、!!!と重ねて書くことがある。また、(!?)のように疑問符を右に書いた感嘆符疑問符や、(?!)のように感嘆符を左につけた疑問符感嘆符もある。なお、この用途には、?と!を重ねた という記号もある。

[編集] 英語・フランス語

英語では感嘆文の最後には必ず感嘆符を置く。

例:
  • What a beautiful flower! (きれいなお花!)
  • Quelle belle fleur! (同上)

[編集] ドイツ語

ドイツ語では、感嘆文の他、命令文でも最後に感嘆符を置く。

例:
  • Bitte schreiben Sie mal Ihren Namen hier hin! (ここにお名前をお書きください。)

[編集] スペイン語

スペイン語では、感嘆符で終わる文の最初に¡を置く。これは疑問文においても同様である。

例:
  • ¡Hola!(やあ!)

[編集] 日本語

 感嘆符は元来の日本語の正書法にはない。俗に、強調文の最後に置かれる。全角では「!」と表現される。

 現代における日本語の書法では、疑問符(?)・感嘆符は基本的に文章の終止を表すため、その後ろに句点は用いない。

JIS X 4051では、日本語中の感嘆符は全角幅とし、直後に始め括弧類(“(”、“「”など)がある場合は後ろに半角幅の間隔、直後に中点類(“・”、“:”など)がある場合は後ろに四分幅の空白をあけ、それ以外の文字が直後にある場合は間隔をあけない規定がある。また、行頭禁則文字であり改行時に行頭にきてはならない。

 また、小説脚本漫画などにある会話文で、前に書かれている事項について、言葉にならないが、驚いている様子を表現する為に、「!」または「!!」のように表記する場合もある。そこから個人の日記や親しい者との間で、方言をはじめとする話し言葉によって記述する場合に「。」より多用されるようになっていき、電子メールインターネットの普及によって話し言葉で記される場合で用いられないことがないほどにまで普及した。

[編集] 文字

[編集] 歯茎吸着音

「!」は、コイサン語ナミビアの言語であるǃKungなど)やIPAで、歯茎吸着音を表す文字として使われる。

Unicodeでは、文字としての「!」には句読点とは別のコードポイントU+01C3が用意されていて、パースが容易にできるようになっている。もし句読点の「!」を使うと、「!」を含む単語をパースするのは難しくなるからである。

[編集] iの変形

商品名などで、「i」の変形として「!」が使われることがある。たとえば、歌手「P!nk」など。

[編集] 数学

階乗を表す。

例:
  • 3!=3×2×1=6

感嘆符を2つ並べたもの (!!) は二重階乗と呼ばれる。これは、

  • nが奇数の場合1からnまでのすべての奇数の積
  • nが偶数の場合2からnまでのすべての偶数の積

をあらわす。

[編集] コンピュータ

  • C言語をはじめとするいくつかのプログラミング言語では、否定を意味する。
    • 単独で否定を表す。
    • !=で左辺と右辺が等しくないことを表す。
  • UNIXコマンドなどでシェルエスケープ(システムコマンド実行)。
  • SGMLでは、宣言に使用される。(<!-- これはコメント宣言 -->)
  • BASICでは、4バイト実数型の定義に使用される。

[編集] その他

[編集] 符号位置

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
! U+0021 1-1-10 &#x0021;
&#33;
感嘆符
¡ U+00A1 &#x00A1;
&#161;
Inverted Exclamation Mark
ǃ U+01C3 &#x01C3;
&#451;
Latin Letter Retroflex Click
U+203C 1-8-75 &#x203C;
&#8252;
感嘆符二つ

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年11月20日 (金) 14:15 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【感嘆符】変更履歴

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