慢性膵炎

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慢性膵炎(まんせいすいえん)は慢性的に膵臓に炎症をきたす疾患であり、原因は多岐にわたる。 基本的に不可逆性の疾患である。原因としてはアルコールや胆石、膵管奇形などがある。

目次

[編集] 概念

[編集] 原因

アルコール 胆石 膵胆管合流異常症

[編集] 病態

酸化ストレス 線維化 炎症細胞浸潤

[編集] 症状

腹痛 下痢 脂肪便 体重減少、やせ

[編集] 分類

[編集] 診断基準

[編集] 治療

[編集] 食事療法

代償期 非代償期

[編集] 禁酒療法

[編集] 薬物療法

酵素に働きかけ膵臓を落ち着かせる

・フオイパン ・カモステート ・アーチメント ・その他

胃酸を抑え膵臓への負荷を減らす

[ファモチジン主成分] ガスター ・ガスポート ・ファモスタジン ・その他
[シメチジン主成分] ・シメチパール タガメット ・ストマチジン ・その他

胃酸を抑え膵臓への負荷を減らす

・タケプロン ・オメプラール ・その他

主に増悪期に用いる点滴剤

・FOY(エフオーワイ) ・フサン ・ミラクリッド

膵液の流れをよくする

・ビソルボン ・コフメジン ・その他

酵素の代わりをする

・ベリチーム ・タフマックE ・ポリトーゼ ・その他

痛み止め

・コスパノン ・ブスコパン ・その他

痛み止め(その2)

ロキソニン ボルタレン ・その他

[編集] 検査

[編集] US

[編集] EUS

[編集] CT

[編集] MRI(MRCP)

[編集] ERCP

[編集] 合併疾患

アルコール性肝障害 アルコール性肝硬変 食道静脈瘤 痔核 アルコール依存症 アルコール精神病 腹水 ※自己免疫性膵炎の膵外病変は除く

[編集] その他

[編集] 実験動物モデル

DBTC rat Wistar Bonn Kobori rat

[編集] 特殊な慢性膵炎

特殊な慢性膵炎に自己免疫性膵炎があるが、この疾患は可逆性であり、その点では慢性膵炎の定義から逸脱する。

[編集] 自己免疫性膵炎

自己免疫性膵炎(Autoimmune pancreatitis; AIP)の歴史であるが、1961年にフランスのSarlesらが高γグロブリン血症や黄疸を呈し、 飲酒歴がなく、石灰化や嚢胞が存在しない膵の硬化性変化を有する10症例を膵の慢性炎症性硬化症として報告したのが自己免疫性膵炎の始まりである。 その後、多数の報告例が集積されるようになり、AIPの疾患概念が提唱されるようになった。 AIPの本邦における診断基準は日本膵臓学会から2002年に提唱、2006年に改訂が行われた。現在では米国のMayo clinicや韓国においても診断基準が作成され、全世界的に診断基準を統一していこうとする動きがある。日本においてはステロイド投与による治療効果反応を診断に用いないことを原則としているのが特徴である。これは悪性疾患である膵癌にステロイドを投与することにより膵癌の診断が遅れてしまうことが危惧されるためである。 今日まで典型的なAIPの症例が報告される一方で、膵癌との鑑別が非常に困難で手術切除されてしまう症例、膵以外にも全身性に病変を認める症例、AIPの経過中に膵癌を併発する症例など、多彩な臨床像を呈する症例が報告されており、未知の部分が多い疾患である。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年9月1日 (火) 18:19 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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