戦國ストレイズ

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戦國ストレイズ
ジャンル 歴史漫画タイムトラベル
漫画
作者 七海慎吾
出版社 スクウェア・エニックス
掲載誌 月刊ガンガンWING
月刊ガンガンJOKER
レーベル ガンガンウイングコミックス
ガンガンコミックスJOKER
発表号 WING2008年2月号 - 連載中
巻数 既刊4巻
ドラマCD
原作 七海慎吾
発売元 フロンティアワークス
販売元 フロンティアワークス
発売日 2009年2月25日
販売価格 3150円(税込)
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戦國ストレイズ』(せんごくストレイズ)は、七海慎吾による日本漫画作品。『月刊ガンガンWING』 (スクウェア・エニックス刊)2008年2月号より連載されていたが、同誌の休刊に伴い後継誌の『月刊ガンガンJOKER』へ移籍して同誌5月号(創刊号)より連載を継続している。

2009年2月25日フロンティアワークスよりドラマCDが発売された。

目次

[編集] あらすじ

女子高生・草薙かさねが戦国の世を駆け巡る戦国青春浪漫活劇。

200X年、北海道に住むごく普通の高校一年生、草薙かさねは、ひょんなことから戦国時代真っ只中の天文21年尾張国に飛ばされてしまう。そこで彼女が遭遇したのは、戦国史上最大の異端児にして最凶の革命者、織田上総介信長であった…。

[編集] 登場人物

※声はドラマCD版

草薙かさね
- 斎藤千和
ひょんなことから戦国時代にタイムスリップしてきた、明るく前向きなセーラー服女子高生。剣城高校・女子剣道部に所属する一年生。彼女の発言からして両親はいない。現代から飛ばされて早々今川軍に捕まるが、持ち前の剣道の腕前で自力で脱出後、織田信長の家臣らと遭遇し、元の時代に戻るために、尾張国で生きていくことを誓う。今は信長の下に身を寄せ(拾われ?)ており、雑用係として炊事洗濯から要人警護までこなし、戦場にも駆り出される。実家は居合いの道場[1]であり、相伝の「草薙流抜刀術」[2]を引き継いでいる。実際中々の実力を持ち、意表を突けたとはいえ利家を倒し、織田家中の者との手合わせでも負けたことが無いらしい。尚、作者曰く「大幅に萌えの足りない主人公」[3]

[編集] 戦国時代

[編集] 織田家(織田弾正忠家

元々は清洲に仕える三奉行の内の一家だったが、先代織田信秀の代に勢力を拡大し、国主の地位を勝ち取った。しかし信秀の死後、家督を継いだ信長を嫌い離れていった古参の兵も少なくない。

織田上総介信長
声 - 鳥海浩輔
尾張当主。那古野城城主。年齢は19歳。尾張国統一を目指す若き君主。かさねの「この時代の人間じゃない」という話を信じた初めての人間。長髪を後ろで束ねており、若々しさがうかがえる格好となっている。"天狼"というを飼っている。武器は刀と火縄銃。特に、火縄銃を扱うセンスは凄まじく、片手で瞬時に構えて放ってみせた。倣岸不遜、剛殻果断な性格で恐れられ、「使えぬものは一切要らん」とまで言い切るが、一方で「おれに付いて来れぬ者を選んだつもりはない」とも言っており、彼なりに考えがあるようである。また、自らの直属軍を「この寄せ集めども[4]はよく動く。これがおれ自身の一部で家族だ」と評する一面も。
丹羽五郎左衛門長秀
声 - 立花慎之介
通称「五郎左」。18歳。茶髪で髪が長い格好。幼少期からの信長の家臣で、物腰柔らかい優等生。趣味は料理。女性っぽい仕草と、かなり女性っぽい容姿のために、初めて会った相手は「カワイイ」女の子と勘違いしてしまう。武器は大太刀。刀身もかなり太いのだが、長秀はこれを片手で軽々と扱っている。三馬鹿[5]の一人で、公私共にまとめ役。
佐々内蔵助成政
声 - 神谷浩史
通称「内蔵助」。17歳。三馬鹿の一人。銀髪の短い髪で小柄。根は好人物だが素直でない。武器は、二丁拳銃からトンファー状態へ変形可能な、専用の改造銃"ささら"。怒りっぽく、利家がはら減ったなどと愚痴を言うと、たびたび怒りっぽく叱る。小豆坂の勇にも数えられた兄達を「佐々家の"誇り"」と言いつつ、複雑な思いを抱いている。戦う目的は、出世して"成政"の名を残すこと。かさねとは喧嘩仲間[6]。出世志向が強く、性格や口の悪さもあってか、友達が少ないらしい。
前田又左衛門利家
声 - 小野大輔
通称「犬千代」(稀に「又左」とも)。16歳。三馬鹿の一人。前田家の当主である前田利昌の四男。かなりの大柄。子供っぽい性格で大飯喰らいだが槍の名手。武器はもちろん槍。「野生児」「野生動物」などとも称される。いつもお腹が空いていて、愚痴をこぼしたりするとすぐに成政と喧嘩になる。「くろちよ」という柴犬を飼っている。戦う理由は飯、そして「戦うことが自分そのもの」だから。「かね」「かね」「かね」など、かさねの名前をほぼ毎回間違えている。史実での利家は傾奇者の風潮を好み、派手な格好をしていたとされるが、本作品ではその傾向は薄く、長髪で胸元を露出している程度である。
池田勝三郎恒興
通称「勝三郎」。信長の家臣。バンダナをしている。17歳だが、かなりの老け顔のため、10歳以上年上に見られたりする。主に諜報活動を担当している。職務に忠実で寡黙な青年。そのためか、信長以外の人とは必要最小限のことしか喋らない。
藤吉郎
声 - 遊佐浩二
後の豊臣秀吉[7]。信長の情報屋だが、立場上、信長の家臣団には加わっていない。"さる"というあだ名にふさわしい顔と格好をしており、表向きは武器商人として行動している。かさねの「もう少し先の時代から来た」と言う話を信じてくれた2人目の人間。武器が飛び出す自作のカラクリ行李を背負っている。女の子が大好き。長秀を完全に女の子と思い込んでいる。相性の問題か、利家には好感を持たれたのだが、成政には一発で嫌われた。
毛利新助
声 - 柿原徹也
信長の家臣。稽古試合では利家相手に奮戦するものの、完敗。その後、かさねの戦いぶりに感動し、一緒に鍛錬したいと申し出る。ただしまだ一本も取れていないらしい。
服部小平太
声 - 鈴木達央
信長の家臣。新助同様、稽古試合でのかさねの戦いぶりに感動し、毎朝のように手合わせを申し出ている。やはりまだ一本も取れていないらしい。
河尻与兵衛秀隆
声 - 内田夕夜
通称「与兵衛」。信長の家臣。穏やかな性格であるが中々の切れ者で、周囲からの信望は厚い。年長の家臣では珍しく、信長のやり方を理解しているようである。
森三左衛門可成
通称「三左」。織田家臣。以前は美濃の斎藤家に仕えていた。豪快な性格で、「美濃の勇"槍の三左"」と呼ばれる勇将。家臣団の中では新顔だが、那古野城での重臣会議にも出席するなど、その扱いは決して軽くない。
滝川一益
織田家臣。冷静な戦巧者。信長軍の鉄砲隊を率い、その力量は家中に鳴り響いている。
佐久間信盛
織田家臣。織田家臣団の中核を担う。
織田勘十郎信行
声 - 宮野真守
通称「勘十郎」。17歳。信長の実弟で末森城城主。優しく折り目正しい人物。顔立ち自体は兄である信長と似ているのだが、目つきや表情の違いからか、与える印象はかなり異なる。信長を慕っており、「尊敬する兄上」の役に立ちたいと思っているのだが、なかなかその機会に恵まれない。
林佐渡守秀貞
通称「佐渡」。織田家筆頭家老。織田家臣団の重鎮。古株で信長の行動に振り回されがち。現在は那古野ではなく、信行や勝家と共に末森に居るらしい。話す時に顔を近づけすぎて、しかも顔が濃くて暑苦しい。その所為かは定かではないが、信長に真剣に話をしても聞いてもらえない。
柴田権六勝家
通称「権六」。織田弾正忠家家老。織田家臣団の重鎮。現在は信行の家臣として織田家を支える。理性的な武人だがリアクションが大袈裟。武器は巨大な棘付き鎖鉄球。右の頬に深い大きな傷跡があるというインパクトの強い風貌なのだが、自身が落ち着いた性格であることに加えて、顔が濃い秀貞が傍にいるせいか、信長にその存在を気付いてもらえないことが多い。
濃姫
同盟の為に織田家に輿入れした美濃国主・斎藤道三の娘。信長の正室だが、関係は夫婦というより"同志"に近い。信長のことを「上総介殿」と呼ぶ。性格は「熱くてカッコイイ」が多少ざっくりしている。戦闘能力は高いが生まれつき心臓が弱いため長くは戦えない。因みに身体のことは一部の者しか知らず、城の者には寺で療養している間「修行に出ている」と誤解されている。

[編集] 清洲織田家(織田大和守家)

尾張下四群を治める。弾正忠家の主君筋だが、守護代としての尊厳を奪われてきた。

織田大和守信友
尾張守護代。清洲城城主。反信長連合軍の総大将となる。守護斯波義統をないがしろにしているらしい。
坂井大膳
大和守家家老。信長との一騎討ちで負傷した信友に代わり、清洲軍の大将を務める。

[編集] 岩倉織田家(織田伊勢守家)

尾張上四群を治める。元々は大和守家と争いを続けていた。

織田伊勢守信安
尾張守護代。岩倉城城主。清洲の信友や美濃の義龍と結託し、信長に対抗する。

[編集] 斎藤家

織田家とは古くから領土をめぐって争ってきた宿敵同士だが、3年前に織田家が美濃の姫(濃姫)を迎え入れることで一応は同盟が成立し、現在は休戦状態にある。

斎藤道三
通称「蝮の道三」。美濃国主。稲葉山城城主。元は美濃の油売りだった男だが、前の国主土岐頼芸に仕え、後にそれを追放し国主となった。信長以上の実力主義者で、息子の義龍を「おまえは上総介信長には到底及ばん」と言い切る。藤吉郎とはまた違ったタイプの女好き。
斎藤新九郎義龍
通称「新九郎」。斎藤道三の息子。父と折り合いが悪く、信長を敵視している。
日根野弘就
義龍の側近。気さくでノリは軽いが、武将としての能力は高い。鎧兜造形の匠であり、新作甲冑の開発にも余念が無いが、夢中になるあまり発明マニアと化す面がある。
斎藤利三
義龍の腹心の部下。生真面目な性格で、弘就からは「若いのに心配性」と言われる。命令には私情を挟まず冷徹に従う。
長井道利
義龍の懐刀。狡猾な知恵者。弘就や利三よりも格上の存在で、義龍とも単なる主従関係ではない。無断で密偵を動かしたり、義龍の命令をより過激な内容に変更するなど、逆らわないながらもやや含むところがある。

[編集] くの一軍団

織田信長の命を影から狙う、謎のくの一3人組。とある大名の密命を受けている。全員が覆面をしている。個々の戦闘力は長秀や利家に及ばないが、3人掛かりでは恒興を追い詰めている(しかし不意を付かれたとはいえ、かさねには3人まとめて一蹴されたことがある)。

葛葉(くずのは)
3人のリーダー格で、「班長」と呼ばれている。3人の中では一番の長身。冷静で任務に忠実な性格だが、稲目からは「神経質」とも言われ、彼女とのやり取りではムキになりやすい。様々な武器を使う万能型だが、利家の野生のカンの前に苦戦する。
稲目(いなめ)
関西弁を話す。武器はくない二刀流。3人の中で唯一素顔の場面がある。強い相手と戦うことが何よりの楽しみだが、長秀が「カワエエ」ことに嫉妬する一面も。長秀には強さと可愛さの両方で敗北した。
珠洲(すず)
無口で、言葉を短く淡々と話す。かなりの小柄だが、鉄砲や爆弾といった銃火器の使い手。劣勢だった他の2人に対して成政と互角に戦ったが、どちらかと言えば互いに攻めあぐねていた面が強い。

[編集] その他

前田利久
利家の長兄。
前田慶次郎
前田利久の養子。
山口教吉
鳴海城城主。鳴海領主として織田家に仕えていたが、当主(信秀から信長へ)の代替わりを機に、父の山口教継と共に隣国の今川家に通じ、領地を明け渡す。赤塚の地で信長の軍勢と相見えるが、その一糸乱れぬ兵の動きを目の当たりにし、信長の才に驚愕する。
小代(さよ)
声 - 喜多村英梨
鳴海領の領民。かさねよりやや年上の、淑やかな少女。弟の「小太郎(こたろう)」は、信長のもとで兵として働いている。
米(よね)
声 - 相田さやか
鳴海領の領民。女郎っぽい姐御系の女性。娘を持つ母親でもある。「うつけ」と評判の信長に対して、不信感を抱いていた。

[編集] 現代

草薙正宗
声 - 相田さやか
かさねの弟(双子の兄)で運動タイプ。世話好きでリーダーシップがある。かさねを「姉ちゃん」、虎徹を「虎徹」と呼ぶ。名前の由来は鎌倉時代の刀工正宗から。
草薙虎徹
声 - 喜多村英梨
かさねの弟(双子の弟)で勉強タイプ。甘えん坊だが賢い。事故に遭いそうになったが、かさねに助けられた。かさねを「かさねちゃん」、正宗を「正宗くん」と呼ぶ。名前の由来は江戸時代の刀工虎徹から。
部長
かさねの高校の女子剣道部部長。「~しとる」「~せんか」など、やや年寄りじみた口調で話す。今のところ本名は不明だが、部員からは「ハチや先輩」と呼ばれていた。高校剣道・春の地区大会にはケガの為に出場できず、新入生のかさねを大将に抜擢する(強豪・青葉学園を相手にしたその初戦で、かさねは怒濤の5人抜きを達成した)。かさね失踪後は弟たちの面倒を見ている。かさねはどこにいようと負けることはないと信じている。

[編集] 脚注

  1. ^ 師範代はかさねの祖父。物凄く強くて物凄く元気な「バリバリ現役」じーちゃんらしい。
  2. ^ 作中では、「一の型"横雲"」「三の型"稲妻"」などが登場している。
  3. ^ 当初の設定では、主人公は信長であった。その所為かは不明だが、単行本の表紙はかさねではなく信長が飾っている。
  4. ^ 信長の直参は、ほぼ武家の次男や三男ばかり。本来なら跡目も継げず家から用なしとされる者たちを、彼自ら拾って使ってきたため、彼らの信長への恩義は厚い。ちなみに、長秀←丹羽家「次男」。成政←佐々家「三男」。利家←前田家「四男」。
  5. ^ 丹羽長秀、佐々成政、前田利家の3人。幼い頃から信長に仕えており、信長直属の親衛隊でもある。最近ではかさねを加えて4バカになりつつある。ちなみに三馬鹿とは信長の弁だが、信行曰く「兄上が特に目をかけている者たち」。
  6. ^ 試合稽古で対戦した際も、どちらも一歩も引かず、結局決着は付かなかった。
  7. ^ ただし、作中では「秀吉」という名前も、「木下」などの姓も出てきていない。かさねが「"藤吉郎"で信長で"さる"って言ったら…この人、豊臣秀吉!!?」と勝手に判断した(とは言え、「尾張中村の百姓の生まれ」など、出自なども一般的な秀吉のそれと一致している)。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年9月16日 (水) 16:59 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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